シリア・ポンドの対ドル闇レートが100をヒット

2012年に入ってから今日(3月7日)までで、物価(食料品価格)が2倍になった、というアレッポ商人の曖昧な話。この商人は、為替変動もあるが、必要量がアレッポ市に届いていないと主張。役所の担当者は、要因は複数あると説明。記事に数字は出てこない。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=c177415522ccf4a4745a2f3c4607f294&ar=606763905

・・・物価を報じる記事をチェックしているが、品目により随分差があり、基礎食料品は2倍にはなっていないはず。マテ茶は、騒動前の4倍を超えた。

卵一皿が275シリポン。砂糖は85シリポン。前の記事その2
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=94a5ebc655e809d304486297ac5f6586&ar=78539092

3月7日の闇レートで、シリポンが一時100にタッチし、その後93まで買い戻された。前日90をヒットしたばかり。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=973e2d1c6e1b637ed5aa242675b4ae73&h=%D3%DA%D1%20%DB%D1%C7%E3%20%C7%E1%D0%E5%C8&ar=412608178

・・・金価格は3月6日3975シリポン、7日4100シリポンで始まり4400シリポンまで上昇。計算上の闇レートは87.42で始まり、93.82で終わった、それが実際には100シリポンまで跳ねたということは、ドルのパニック買いが発生した。ちなみに、7日の公定レートは59.72。

シリポンでの価格設定をどうしたらいいかわからないので、国内取引にドル決済を求める動きが発生している。
http://news.xinhuanet.com/english/world/2012-03/08/c_131453280.htm

民間銀行が、ドル預金の解約を顧客に求めている。為替レートの変動が大きく、また、優良な融資先が存在しないこの時期に、外貨預金の金利を意図的に高め誘導しており、銀行側の採算が取れないため。
http://www.alwatan.sy/dindex.php?idn=118934
http://backupurl.com/v5hpsz

・・・数日前に、銀行が新規のドル預金に手数料を要求し、事実上、新規口座開設を断っているという記事があったばかり。顧客に対し解約を要求するとは、攻撃的な対応だ。

資産をシリポンのまま放置すると、価値が短期間で下落してしまうため、手持ちの資産を外貨に換え、皆が大量に銀行に持ち込んでいるのでしょう。パニックが発生している。価格が高くなると更に買う人たちだから、金スークも賑わっていることでしょう(いわゆるflight-to-quality)。

外貨に換える資産を持っている人はまだいいが、末端の庶民は食費をどのように確保しているのだろうか。

ここで抗議デモを起こして世の中を騒がしくすると、もっと物価が上がる。最初にデモを起こした若い子たちは、どこかへ消えてしまい、何の責任も取らない。

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