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zoom RSS 決裂したアサド・ブラヒミ会談の重要性

<<   作成日時 : 2012/12/31 04:42   >>

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バアス党筋から面白い情報が回ってきたので、紹介する。一部“はったり”という感じがする情報が含まれている気もするが、事実と確認できる情報と付合している話も含まれており、頭ごなしに否定できない気がしている。

少なくとも、対米交渉、ブラヒミとの会談に臨むシリア政府の姿勢について、公式に報道されているスタンスと、以下の情報に書かれている内容は一致しているので、シリア政府の思考回路を知る一助にはなる。

また、米欧の主要メディアが、「ロシアがスタンスを変えた」という捏造情報を執拗に流す背景も、外交の裏舞台でこのような交渉をしているのであれば、理解できる。

ほかにも、体制内部にいる人たちの間では、「苦しいからと言って屈服するようでは、日本になる(=敗戦国の辱めを受ける)ぞ。苦しいときこそ、踏ん張り時だ。本当の戦いは、今から始まる。スターリニングラードの戦いだ」という、士気を鼓舞するメッセージが回覧されたりしている。

アレッポが、スターリニングラードに例えられている。妙なところで、悪い意味で、日本が引用されている。



決裂したアサド・ブラヒミ会談の重要性は、ジュネーブ合意を変更せよ、アサドは退陣せよという米国陣営の要求を、シリアという小さな国が拒否し、逆にシリアが米国に要求を突きつけた点にある。

国際政治のレベルでは、ソ連崩壊以降、長らく米国の言いなりになってきたロシアが復活し、米国に遠慮せず、独自の利益を主張し始めた。米欧の凋落と、中露の台頭が示された。

ロシアは、対シリア軍事介入阻止を決意した。ラブロフ外相は、米欧に対し、シリア軍は強く、NATOは軍事介入の準備ができていないと指摘した。仮に介入するならば、シリア軍は、彼らを打ち負かすことができると伝えた。

ロシアがシリア軍にてこ入れ
最新の防空システム、イスカンダル・ミサイルヨーロッパの大半が射程に入る中距離ミサイルを供与した。

(↑3番目は初めて見る情報で、これが本当なら、知らぬ間に軍事バランスが大きく変わっていたことになる。イスラエルが騒いでいないので、はったりという感じもしなくはないが。)

ロシア艦隊は、地中海で、武器と戦闘員のトルコへの流入を阻止し始めた

ロシアが提示する条件
プーチン大統領は、欧州指導者に対し、次のように伝えた。シリア危機は地域全体に影響を及ぼすため、ロシアの利益に反する。従って、シリア危機が解決するまで、欧州と戦略的な協定に調印することはできない。

ロシアは、EUの金融危機救済のため、4000億ドルの投資を約束している。中国は、8000億ドルの約束をしている。ロシアは、トルコに対し、貿易額を1000億ドルまで拡大すると約束している。しかし、これらは全て、ロシアの要求が受け入れられた場合に限られる

(注:平たく言えば、1兆2000億円が欲しかったら、EUはロシアの言うことを聞け、ということか?)

米欧は今、経済危機に直面している。ホワイトハウスでは、新年早々、職員への給与支払いが困難になる。欧州も、債務問題にあえいでいる。

シリア軍指導部は、最終決戦に備えている。12万の兵力とあらゆる兵器を動員し、3月までにテロリストを一掃する予定である。

シリアが提示する条件
シリアは、殺人犯とは交渉しない。(注:過去と現在のムスリム同胞団を排除。)
シリアは、離反者とは交渉しない。(注:リヤード・ヒジャーブ、マナーフ・タラースなどを排除。)
正規軍と武装集団を対等の要素として扱った議論は、相手にしない。

ロシアは現在、シリアが提示した条件について、米国と交渉している。ロシアが条件を提示し、米国がそれに従うことが求められている

シリア、イラク、イランの姿勢は堅固で、外国介入を許さない。

中国が提示する条件
ロシアが提示する条件に加え、
中国は、東アフリカと南アジアで利権を獲得する。

米国が提示する条件
ロシアがヨーロッパの安保に関与することは、許されない。
イスラエルの安保は、米国の安保の一部である。
湾岸アラブの体制を、力で変革しない。

解決の方向性
大シリアが復活する。総選挙が行われる。アサド大統領が再選される。

イランとエジプトの、地域政治における地位に変化なし。

トルコは、シリアへの内政干渉を禁止され、以前のトルコに戻る。

湾岸アラブ諸国は、シリアと同じ方法で、議会を作る。
湾岸アラブ諸国は、テロリスト派遣と、シリア内政への干渉が禁じられる。
(注:バハレーンで選挙するという意味なのか、GCC諸国全てで選挙するという意味なのか?現状の力関係で、ここまで話が進むのかどうか、怪しく思わないわけではない。)

イランは、平和的な原子力開発をする権利を認められる。
中東におけるイスラエルの核優位は、中和される。

(シリアと湾岸アラブの両方の?)選挙に、国際監視団が配置される。
どこで発生したテロについても、平等に取り締まる。テロ支援した国は、責任追及される。

プーチン・オバマ会談では、以上の線に沿って合意が成立しており、安保理決議となって、全関係国を拘束する。

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シリア問題で米ロ合意は間近か
カタールのハマド首相兼外相が12月9日、語った内容。(2年間も殺戮が続いていることは受け入れられない、といつものように語ったあと、)米ロの間で合意が成立することを希望する。 http://arabic.rt.com/news_all_news/news/602048/ ...続きを見る
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