シリアから持ち出したヘブライ語聖書をイスラエル国立図書館で保管する判決

シリア在住ユダヤ人をイスラエルに帰還させる交渉をしていた裏で、ダマスカスの首席ラビAbraham Hamra、カナダ人活動家Judi Feld Carr、モサドが、1990年代に数回に分けてヘブライ語聖書をイスラエルに持ち出した。

聖書は、もともと13~15世紀にヨーロッパで製作されたもので、宝石の装飾が施されているほか、本文に母音記号が振られているなど、いくつか特徴がある。

ラビが所有権を主張し、シリア系ユダヤ人のセンターで永久保存することを主張していたが、修復保存には特別な技術と膨大な予算を今後永久に投入する必要があるのと、将来シリアから返還要求が突きつけられた場合、イスラエル国立図書館がその聖書を保管する法的根拠を作っておいたほうがよいという判断から、国立図書館が反訴していた。このたび出された判決では、国立図書館での保管が言い渡された。



Israeli court: Damascus Bibles to stay in National Library
The ruling ends a protracted legal battle over the ownership of the illuminated Bibles that belonged to the Syrian capital's dwindling Jewish community before they were secreted to Israel in the 1990s by the Mossad
Associated Press |
Published: 08.18.20
https://www.ynetnews.com/article/B1jU9jKzP

(前略)
The library's appeal to the court reflects its concerns about the legal grounds for holding onto Jewish cultural heritage items smuggled out of other countries. Although Syria has not made a claim for the collection, many Western countries now face pressure to repatriate cultural property stolen from their countries of origin, such as Iraq.
(後略)

・・・シリアのユダヤ人が出国したのは、たしか1995年あたりだったか。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 1

なるほど(納得、参考になった、ヘー)

この記事へのコメント