シリア:アル・ハウレ虐殺事件 カトリック信者が報道と異なる証言

(アル・ハウレ虐殺事件の前段階からの情報を含む。)

5月4日。シリアのカトリック系全宗派が参加するシリア・カトリック司教会議が過去数日、アレッポで開かれていたが、参加資格がある17人のうち、7人が治安上の理由で出席できなかった。

ホムス市内は交戦状態にあり、司教らは周辺山岳地帯の小さな村々に避難しており、全員欠席を余儀なくされた。道路のあちこちで、武装ギャングが姿を現すため、移動は非常に危険である。

会議終了後、Fides(カトリック系通信社)に送付されたメッセージは、次のように語る。我々は、真っ当な暮らし、国の統一、社会を構成する様々なグループとの連帯を求め、シリア人のそばに立つ。(中略)

我々は、アナン国連特使のミッション、特に市街地からの重火器の撤退という、人道的側面を支持する。

国外・国内避難民が自宅に戻り、被害者が補償され、法秩序が回復されるよう求める。
http://www.fides.org/aree/news/newsdet.php?idnews=31492&lan=eng
http://backupurl.com/vfpymb



5月12日。ハマー県Burj al-Qastalブルジュル・アスタル村で、キリスト教徒の家族全員が追放される事件が発生した。

Fidesが現地カトリック筋に確認したところによると、(反体制派の)自由シリア軍(FSA)の武装集団が村に侵入し、キリスト教徒の全10家族を追放し、自宅を没収し、教会を軍事拠点にした。
http://www.fides.org/aree/news/newsdet.php?idnews=31536&lan=eng
http://backupurl.com/xigqsv



5月12日。ホムス県カーラ村(ダマスカス・ホムス幹線道路に沿って、ダマスカスから90km。ホムスから60km)にあるギリシア・カトリック聖ミハイル教会のジョージ・ルイス神父が、武装集団に襲われ、重傷を負った。前の記事

Fidesの取材によると、5月11日明け方、2人の武装した男が、神父の自宅に侵入し、銃で脅し、ロープで縛り、教会の鍵を渡すよう要求した。神父が躊躇していると、男の1人が、ガラス瓶で神父の頭を殴った。神父は深い傷を負い、流血した。顔を殴り、歯を折った。

武装集団は聖杯とパソコンを盗み、神父の口をテープでふさいだ上、シャワールーム(またはトイレ)に閉じこめた。パイプで絞め殺そうとしたが、(パトカーの?)信号音がしたので、逃げた。神父は気を失っていたが、生存していた。2時間後、意識を取り戻した神父は、腕を縛られたまま、別の司祭に助けを求めた。

神父は、頭の傷の治療で5針縫った。

町(どの町か不明。)の宗教・市民指導者は、キリスト教徒、ムスリムの両方とも、事件を非難した。

反体制派指導者は明日5月13日、ギリシア・カトリックの修道院長と面会する。その目的は、宗派対立を避けることである。カーラ村には、スンニー派住民2500人と、キリスト教徒500人が生活している。

2012年2月末~3月初に行われたバーバー・アムルの戦い(ホムス市の市街地の南西部)の時は、多くの避難民をカーラ村が受け入れ、公民館、体育館、モスク、文化センター、個人宅などに宿泊させた。その中には、自由シリア軍の戦闘員も含まれていた。すぐに盗難、誘拐、強盗、無法状態が横行し、カーラ村は危険な場所と化した。この文脈で発生したのが、ジョージ・ルイス神父襲撃事件である。

ギリシア・カトリックのグレゴリウス3世ラッハーム総司教は、事件は再度、警鐘を鳴らした、とコメントした。強盗と治安の欠如、無差別の暴力は、全ての人にとって危険だが、特にキリスト教徒とその他の少数派にとっては。非常に深刻な心理的恐怖となる、と語った。
http://www.fides.org/aree/news/newsdet.php?idnews=31537&lan=eng
http://backupurl.com/mtwuyy



5月26日。アル・ハウレ虐殺事件その2)について、反体制派海外組の組織で、アル・ハウレ市(ホムス市から北西へ20km)において反体制派を統率しているシリア国民評議会(SNC)は、正規軍の砲撃によって多くの死者を出したと発表したが、Fidesは、地元のキリスト教徒社会から、別の情報を得ている。

アル・ハウレ市には、多くのサラフィスト(イスラム過激派)とテロリストが逃げ込んでおり、住民を人間の盾として使っている。正規軍は、彼らと戦っている。

地元民の話によると、武装勢力は統制が取れておらず、狼藉を働き、無実の住民を殴っている。

ホムス県al-Qusairアル・クサイル市(ホムス市から南南西へ20km、対レバノン国境の手前)南部のRablahラブレ地区では、テロリストがアラウィー派の家を爆破した。この爆発で、夫婦と息子、およびアル・クサイルからラブレに避難していたキリスト教徒の夫婦の計5人が死亡した。

ホムス市al-Hamidiyyahアル・ハミーディーイェ地区では、アルメニア・カトリック教会と学校が、自由シリア軍によって接収され、彼らのための住居兼(違法な無許可・野戦)病院として使われている。

ダマスカスの聖パウロ(教会?)で奉仕するフランシスコ会所属の神父は、次のように語る。人々は当惑し、方向を失っている。虐殺のニュースが続いているが、犯人は必ずしも定かでない。将来が見えないため悲観論がある。体制批判もあるが、反体制派ゲリラに対する批判もある。キリスト教徒として、我々は、人々の苦しみを分かち合う。特定の政治勢力に寄り添うことなく、平和と正義のために働く。
http://www.fides.org/aree/news/newsdet.php?idnews=31608&lan=eng
http://backupurl.com/6w8ggn



3月27日。アル・ハウレ虐殺事件について、ホムス司教区のVox Clamantis情報センターは、主流メディアが伝えている内容とは随分異なる実態を報告している。

アル・ハウレ(ホムス市から北西へ20km)市Kfar Lahaクファル・ラーハーの住民は、次のように語った。「大勢の武装勢力が、アル・ハウレ国立病院近くの軍・警察の検問所を襲撃し、装甲車と自動車が失われた。

戦闘は深夜まで続いた。政府軍は砲撃してゲリラを撃退しようとした。政府軍の35人、武装勢力の9人が、死傷した。

武装勢力は、病院の中に入り、中にいた全員を虐殺した。彼らは遺体を病院の毛布でくるみ、モスクと思われる場所に積み上げた。

それから、彼らは南部地区の住宅を荒らし回り、人々を殺し、積み上げ、国連監視団に見せた。そのあと、住宅に放火した。

アル・ハウレ(ホムス市から北西へ20km)市Taldauタルダウではスンニー派が、Shiphonyieh(al-Shoumuriyyahアル・シュームリーイェのことか??)ではアラウィー派が、al-Salamiyyahアッサラミーイェ(ハマーの東60km、イスマーイール派の町)ではイスマーイール派が、al-Qusairアル・クサイル(ホムス市から南南西へ20km)ではキリスト教徒が、24時間で合計100人も殺された」。

武装ギャングをシリアに送り込んだことで、宗派対立が炎上しているようである。シリアの宗派モザイクが壊れ、レバノン内戦のようになるかもしれない。

エコ活動家で、シリア問題についても取材を続けているイタリア人記者の報告。
http://www.sibialiria.org/wordpress/?p=306
http://backupurl.com/s6it9q



5月30日付け記事。シリア政府が、アル・ハウレ虐殺事件の犯人グループの、一部の氏名を公表(第3段落)。
(al-Baath Media) http://goo.gl/YirxE
http://megalodon.jp/2012-0531-2254-38/goo.gl/YirxE



5月30日。イエズス会のパウロ神父は、ホムス県アル・クサイル(ホムス市から南南西へ20km)市に残っている。彼は、紛争のただ中で、非暴力の生活とキリストの信仰を守り、潮流に逆行する一点の光になりたいと考えている。彼は、少なくとも8日間滞在する予定である。

アル・クサイルでは、誘拐事件、殺害と復讐の殺害が多発している。武装勢力は手に負えない状態で、キリスト教徒に対する暴力を実行している。

2012年1月には、キリスト教徒の男性(30歳)が誘拐され、殺害された。他の多くのキリスト教徒も、誘拐の犠牲者である。

アル・クサイル市に住むギリシア・カトリック信者数は約1万人で、シリアでも有数である。スンニー派住民は1万5千人である。しかし冒頭の神父によると、キリスト教徒のほぼ全員が、市から脱出してしまい、ほとんど残っていないという。

アル・クサイル市にある司祭専用住宅は危険であるため、あるキリスト教徒の家庭に、客として泊まっている。「私の祈りと存在が、希望のサインとなってほしい」。

http://www.fides.org/aree/news/newsdet.php?idnews=31626&lan=eng
http://backupurl.com/mwwb3m



5月30日。アル・ハウレ虐殺事件に復讐するため、スンニー派の武装勢力が、シリアのキリスト教徒を狙う可能性があるという恐怖が広がっている。

レバノンのカリタス(カトリックの人道援助部門)からFidesに入った報告によると、シリア人避難民の、陸路によるレバノンへの脱出が続いている。特に、公共部門に勤務するアラウィー派とキリスト教徒である。その多くは、アル・クサイルその他の、ホムス県郊外出身である。

キリスト教徒は、特に避難したがっている。なぜならば、彼らは体制に近く、体制によって守られているとみなされているからである。暴力が長引き、アル・ハウレ虐殺事件のような悲劇が発生したあとで、情報は一致しないものの、シリア軍が犯人であるという情報も流れている状況においては、武装勢力の間に、民間人に対する復讐の欲求が高まる。体制派であれば、なおさらである。

アル・クサイル(ホムス市から南南西へ20km)市からレバノンに到着した、あるギリシア・カトリックの家族は、Fidesに次のように語る。政府軍と武装勢力の間の戦闘が理由で、村を離れたが、一番の理由は、誘拐の横行である。多くのキリスト教徒が、覆面武装勢力に誘拐されている。現地なまりもあるが、よその方言を話す人もいる。多額の身代金を要求される。

ある避難民は、革命家と連帯しないことを理由に、親戚を殺害され、誘拐され、拷問されたと語った。

イサーム・カスーハー神父とその従兄弟は、誘拐されたが、運良く釈放された。

避難民らは、「我々は、誘拐犯が、復讐を望むスンニー武装勢力なのかか、混乱を利用した犯罪集団なのか、知らない。もし次に虐殺事件が起きたら、キリスト教徒を狙った事件になるだろう」と語った。

http://www.fides.org/aree/news/newsdet.php?idnews=31630&lan=eng
http://backupurl.com/bw94cy



国連関係者の話によると、シリアから隣国レバノン、ヨルダン、トルコ、イラクへ逃れた避難民は、50万人。シリア赤新月社から国連に報告された数字によると、停戦が始まった4月12日には20万人だった。(1ヶ月半で2.5倍!)

自宅を離れ、国内難民となっている人は、3割増えて7万3千人。

国連担当責任者によると、事件が発生すると、24~48時間以内に、避難民が増える。

5月29日付け記事。
http://www.todayszaman.com/news-281905-un-says-half-a-million-displaced-in-syria-refugee-numbers-rise.html
http://backupurl.com/rjybcd



【我が国が誇るNHKの報道】

アサド政権の虐殺か 遺体多数確認
5月27日 5時14分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120527/k10015402291000.html

シリアで活動を続けている国連の停戦監視団は、アサド政権側に虐殺されたとみられる女性や子供を中心に90人以上の遺体を確認しました。
今後、アサド政権への厳しい対応を求める声がいっそう高まるものとみられます。

シリアの人権団体によりますと、シリア中部ホムスのホウラ地区で、25日、アサド政権の部隊が砲撃をした後、政権を支持する民兵が街に入り、女性や子どもを次々に殺害したということです。

ホムスの住民はNHKの電話取材に対し、「大虐殺が起きた。女性や子どもが首を切られて100人近くが死亡した」と話し、政権側による虐殺が起きていると訴えています。

インターネット上に投稿された現地からのものとみられる映像には、殺害された幼い子どもたちが横たわっている凄惨(せいさん)な光景が写っています。

これを受けて国連の停戦監視団は、26日、ホムスのホウラ地区に入り、住民に聞き取りを行うなどの調査を行った結果、子ども32人を含む92人の遺体を確認したとして、「残忍で悲劇的な出来事が起きた」と虐殺を激しく非難しました。

シリアでは、監視団の目の届かないところで、アサド政権による市民への弾圧が続いていて、国連などの特使を務めるアナン前事務総長は、近くシリアを再び訪問し、事態打開の糸口を探るため、アサド大統領との会談を検討しています。

今回の虐殺の実態が明らかになったことで、アサド政権への厳しい対応を求める声がいっそう高まるものとみられます。

シリア:デールッズールで原油パイプライン爆破 油田労働者40人誘拐

デールッズール県で5月30日、al-Furatアル・フラート石油会社が採掘するal-Tankアル・タンク油田からT2地点に原油を運ぶパイプラインが、武装集団によって爆破された。

これにより原油の輸送は停止したが、油田の操業には影響は出ていない。現在、復旧工事をしている。
http://www.sana.sy/eng/337/2012/05/30/422433.htm
http://www.sana.sy/ara/2/2012/05/30/422399.htm
シリア国営テレビのニュース映像。00:18から。
http://www.youtube.com/watch?v=hPJF5qzfj6Q

al-Furat社の'Umarウマル油田で働いている従業員が、次々と誘拐されている。5月26日にその数は39人だったが、一昨日1人増え、40人に達した。誘拐現場は、Mu Hasanムー・ハサン村近く。バアス党支部書記が犯行グループと交渉している。誘拐犯は、身代金を要求しており、支部書記は、まもなく解決すると語った。
http://www.alwatan.sy/dindex.php?idn=123624
http://backupurl.com/sf7svv

シリア:イドリブ県、ホムス県でゲリラが一斉攻勢

時間がないので詳細は訳さないが、イドリブ県内の各地がぐちゃぐちゃになっているよう。
http://www.shukumaku.com/Content.php?id=47304

ホムス市内で衝突多数。武装勢力が、地区への潜入を図っている。バーバー・アムル地区では撃退したが、バーブッシバーア地区では潜入を許してしまった。地区住民が逃げ出した。
http://www.shukumaku.com/Content.php?id=47262
http://www.shukumaku.com/Content.php?id=47291
http://www.shukumaku.com/Content.php?id=47308

アレッポの西方で、バーブル・ハワーとの中間に位置するアル・アターリブの奪還作戦は、思ったより手こずっている印象。

アレッポの南方マアッラトゥン・ナアマーン(イドリブ県)では、武装集団が、国際幹線道路を寸断した。

アレッポ北方のタッル・リフアト近くで、バアス党アレッポ支部書記の親戚6人が殺された。

(アレッポ県内の事件は、土曜日にでもまとめて報告します。)

これまで事件が少なかったハサケ県、デールッズール県でも、ターゲットをよく見定めた発砲事件、誘拐事件が起きており、一斉攻撃に出た印象がある。特にホムス県とイドリブ県では複数箇所を同時に襲撃しており、応戦する側は大変。

シリアから周辺諸国へ逃れている避難民は7.3万人に増えた。国内難民は、安保理決議採択時には20万人だったのに、今は50万人。
http://www.todayszaman.com/news-281905-un-says-half-a-million-displaced-in-syria-refugee-numbers-rise.html
(アル・ハウレ虐殺事件が代表だが、ホムス周辺で、アラウィーとクリスチャンを狙った虐殺・誘拐・脅迫が急増したので、住民が逃げ出した。時間があれば、あとで別途報告する。)

自由シリア軍が、アサド大統領に対し、48時間以内に安保理決議を完全履行するよう要求。
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/586384/
(土曜日に、何か事件を起こすのでしょうか?)

トルコ軍がリビア民兵を訓練する

2011年に締結されたトルコ・リビアの政府間協定で、リビア軍を育成する目的で、トルコが訓練を施すことになっているが、(このたびリビアが)協定文の中に「民兵」という単語が含めるよう要求してきた。トルコ軍が教官をリビアに派遣し、民兵を訓練することになる。(そのことを、トルコ野党が問題視しているという記事。)
http://www.presstv.ir/detail/243760.html

・・・なるほど、トルコ領内で訓練すると問題になるから、リビアで訓練し、シリアに派遣する予定なわけだ。

それにしても、政府間協定に「民兵」という単語を書き込み、それをそのまま国会に提出するとは、トルコの品格がかなり低いことが示された。

カタール情報部長をカイロ空港で逮捕 大量の現金を持ち込み

5月26日(土)、エジプトのカイロ空港で、カタール大使が大きなバッグを検査なしで受け取ろうとしたが、エジプトの係官が検査を要求した。バッグを開けたところ、数百万ドルもの現金が発見された。バッグの持ち主は、カタール情報部長であることが判明した。

エジプト大統領選を前に、カタールが、軍人出身の候補者シャフィーク氏を当選させるために必要な工作資金を持ち込んだものと観測されている。
http://www.presstv.ir/detail/2012/05/30/243793/qatari-official-in-egypt-with-cash-bags/
http://backupurl.com/7mtn45

・・・出たぁ(笑)。つい数十年前まで土人だったカタールは、やること・なすこと全てが粗雑。どのように思考したら、こんな低レベルのヘマができるのか、私にはわかりません。

シリア:レバノン巡礼団の人質事件 5月26~29日

前回報告の範囲では、人質はすぐに釈放されることになっていたはずだが、実際には釈放されず、交渉が長引いている。取りあえずテキトーにまとめておいた.。



5月26日付けの記事。
フランスのシオニストBernard Henri Levyベルナール・アンリ・レヴィ(BHL)が、フランスとレバノンの情報部の支援を受け、シリア・ホムス県に潜入していた。BHLのシリア潜入と、アレッポ県で起きたレバノン誘拐事件は、無関係ではない。
(al-Baath Media) http://goo.gl/UkZJt
http://megalodon.jp/2012-0528-0017-59/goo.gl/UkZJt

レバノンのLBC(テレビ)は、レバノン公式筋の話として、(トルコに隠れていると先に報じられた)誘拐犯が、まだシリア領内にいると報じた。誘拐犯は、リビア船の積み荷である重火器の引き渡し、シリア政府に逮捕された自由シリア軍の戦闘員たちの釈放を要求している。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=94d897576c4ccbdcaaebcbd9f6f5aa98&ar=201304652

人質問題について協議するため、レバノン首相がトルコを訪問する。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=ed9b29c1fcfe46f6c71cf683a476f181&ar=735693618
レバノン首相のトルコ訪問が延期された。人質解放交渉を、今しばらく注視する。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=6cbda6749cc5efa7557ee5a7c5996ddd&ar=520224822

レバノンの退役軍人で、戦略家の肩書きで親シリアのコメントをしている評論家Amin Hutaitアミーン・フタイト氏が、Russia Todayに語る。レバノン人巡礼団は、トルコからシリアに入って数キロの地点で誘拐された。トルコ情報部の犯行で、人質はすぐにトルコ領内に連れて行かれた。トルコ外相が、公式ルートで人質釈放をレバノン政府に伝達したのに、土壇場で釈放しないことになった。一連の活動に資金提供をしているカタールと、労力を提供しているトルコ、その他の諸勢力の間で、コーディネートが取れておらず、めちゃくちゃ。・・・などと酷評。
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/586070/
(al-Baath Media) http://goo.gl/zauPv
http://megalodon.jp/2012-0528-0730-43/goo.gl/zauPv

5月27日付け記事。
取りあえずのお手軽まとめ記事。
http://www.dailystar.com.lb/News/Middle-East/2012/May-27/174746-little-known-syrian-opposition-party-denies-kidnapping-lebanese.ashx

見出しは「サアド・アル・ハリーリーが誘拐を命令」(しかし、文章にアル・ハリーリーは登場しない)。シリアの対トルコ国境近くで逮捕された誘拐犯の1人が、自白をした。レバノン国会議員Uqab Saqrが誘拐を計画し、犯行グループにお金を渡し、人質をトルコ領へ連れ去るよう命じた。また犯行の真実を隠すため、人質を殺害することを企てた。トルコ外相は、トルコ領内に誘拐犯と人質はいないと発言。
http://www.presstv.ir/detail/2012/05/27/243372/hariri-behind-syria-pilgrims-abduction/

人質釈放交渉の仲介役をしているシリア解放党事務局長が、レバノンのテレビ局に語った話。人質は、トルコ・シリア国境のトルコ側にいる。恐らく、ヒズボラのナスラッラー師の発言に、誘拐犯が態度を硬化させ、釈放が遅れた。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=5b56ab015085defd685ae436918d4130&ar=851871934

トルコ外務省スポークスマン。レバノン人人質は無事である。トルコ領内にはいない。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=9e80ab23291f48659fe2c60565cfd61a&ar=827824569

Russia Todayが、人質殺害の情報があると報じた。SNC議長は、本件について情報をあまり持っていない、人質釈放を求めると発言。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=a92351bffce56440a2b61fef904202a0&ar=262660194

5月28日付け記事。
レバノン外相は、アラブ連盟事務総長に電話をかけ、人質問題解決のためアラブ連盟が介入してほしいと要請。
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/586188/

人質は、シリア政府が逮捕している反政府活動家の釈放を要求。人質にヒズボラのメンバーが含まれるとの情報を、ヒズボラが否定。まとめ記事。
http://www.dailystar.com.lb/News/Politics/2012/May-28/174833-syrian-rebels-make-demands-for-hostages-release.ashx

ロンドン紙al-Quds al-Arabiからの転載。誘拐は、トルコ国境からシリア領に2km入った地点で発生した。シリア治安部隊と衝突が発生し、治安隊員1人が死亡、数人が負傷した。地域一帯には部隊が配置され、誘拐犯は、軍の検問所を恐れている。クルドのPKKも、人手を出して警戒に当たっている。人質は、密入国ルートを通じて直ちにトルコ領へ連れ去られ、シリア領にはいない。しかしトルコ外務省は、彼らはトルコ領にいないと発表している。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=6fa859f51cface5022a4b3dc0f2ccba8&ar=130276631

レバノン国会議長Barriバッリーが、レバノン紙に語った内容。人質は全員健康である。折衝が続いている。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=0af2ca3f00c18ea9bcd43cbc2c8a9b5e&ar=200871675

前日Russia Todayが伝えた「人質殺害」の報道は、嘘。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=384dfe9bc6962a35bcd272f2e4c79218&h=%CD%E1%C8&ar=903505073

5月29日付け記事。
人質釈放交渉は、2日前から止まっている。トルコ(にいるシリア?)反体制派筋によると、誘拐犯は、人質をアレッポ県から、イドリブ県Khurbah al-Jauzフルバトゥッジョーズ村(ジスルッシュグールから西方向か北方向かわからないが、トルコ国境手前の村)へ移動させたいと考えている。アル・ハウレ虐殺事件が、交渉に影響している。

ロンドン紙al-Sharq al-Awsatの情報筋は、誘拐犯は、シリア・トルコ国境地帯で活動する武装過激集団であり、自由シリア軍とは無関係であると語った。
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/586274/

サアド・アル・ハリーリーは、サウジから要請を受け、誘拐犯との接触を停止した。ナスラッラー発言と、シリアの軍事行動が、釈放の阻害要因であると説明されている。人質は無事である。

駐レバノン・イラン大使は、同じ日に誘拐されたイラン人トラック運転手3人の釈放について、トルコを含む地域の全ての関係者と接触をしていると語る。

レバノンの民間人権団体事務局長は、レバノン人人質はトルコ領内にいると語る。

ヒズボラ諮問評議員は、誘拐事件は、改革・自由なのか?釈放交渉に、なぜサウジとトルコが関与するのか。わからないことだらけだ、と語る。

レバノン首相は、陸路の巡礼を当面禁止と発表。

FSAのアル・アスアド、ムスリム同胞団、トルコ情報部の間を取り持っている人物が昨日、レバノンのal-Jadidアル・ジャディードTV語ったところによると、全人質は、誘拐された翌日以降トルコ領内にいる。まずアアザーズの西3kmにある村に連れて行かれ、そこから国境を越えてトルコ・キリス市の国境近くにあるトルコ情報部の事務所へ搬送された。人質は誘拐犯の管理下にある。ヒズボラと誘拐犯の間の交渉は現在、白熱しており、トルコ情報部は驚いている。
http://www.shukumaku.com/Content.php?id=47220
http://backupurl.com/lft2hb

誘拐犯と人質の仲介をしているシリア解放党によると、誘拐犯は、ヒズボラに対し、アル・ハウレ虐殺事件に関してシリア政府非難の声明を発表するよう求めている。声明を出すまで交渉は中断される、と語った。ヒズボラは事件を非難したが、シリア政府は非難しなかった
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=49605ba7198db94d0b0c026c3fab1956&h=%CD%E1%C8&ar=690150128



・・・最後の記事のような内容を要求してみたところで、シリアもヒズボラも基本姿勢を変えないから、誘拐犯は、疲れるだけで利益のないことをしているなぁという印象。

帰国する駐日シリア大使に、日本が国外退去を要求

アサド大統領から辞令が届いて、駐日大使がシリアに帰国することは、既に決まっているから、日本政府の決定は意味がないんだよ~ん(爆)。

米欧諸国は72時間以内に退去、と期限を明示しているのに、日本は「できるだけ早く」となっている。嫌がらせにもなっていない。良く言えば、米欧と一線を画した。



駐日シリア大使に国外退去要求 反体制派弾圧に抗議
共同2012.05.30

 玄葉光一郎外相は30日の記者会見で、シリアのアサド政権による反体制派への弾圧に抗議の意を示すため駐日シリア大使に国外退去を要求したと発表した。「主な責任はシリア政府にあるのは明らかだ。非人道的な暴力を断固非難する」と強調した。日本政府の国外退去要求は極めて異例。

 米国や英国などが自国に駐在するシリア大使に国外退去を求め、圧力を強めていることに歩調を合わせた措置。外務省の松富重夫中東アフリカ局長が30日午後、ハバシュ駐日大使を呼び、できる限り早く国外に退去するよう伝えた。

シリア:国連監視団が外国スパイを救出

シリアとレバノンの治安部隊は、レバノンで活動するイスラエルのスパイ・ネットワークを摘発し、除去した。

イスラエルの情報機関が構築したIvory(象牙)というコードネームのネットワークを調査する過程で、発覚した。メンバーたちは、シリアの治安を乱す活動をしていた。

別件で、国連監視団UNSMISの団員4人が5月始め、ホムス県で外国人スパイ1人を救出し、UNSMISの車で国外に密出国させたと報じられている。
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/586259/

・・・さすがスパイの巣窟・国連ですね。シリアで何やってるんだという話です。

ロシア製旅客機2機がまもなくシリア航空に納入

SyrianAir (Syrian Arab Airlines)専務の発言。ロシアとの契約手続きが完了次第、ロシア製旅客機Antonovアントノフ2機が、シリア側に引き渡される。

これとは別に、2015年までに大型機MS-214を3機調達する話が進められている。
http://www.syriandays.com/?page=show_det&select_page=52&id=31686
http://backupurl.com/o4fems

・・・機種が、いつの間にかアントノフに変わっていた。アントノフ社は、ロシアではなくウクライナの会社。前の記事

MS-214って何でしょうか?以前、ツポレフTU-204を買う話があり、調べたらTU-214なら存在する。

大きい買い物を次々としているので、外貨には困っていないようです。ロイター電などで流れている、外貨準備を使い果たしたという記述は、嘘。

シリア外務省がアナン特使を叱責

いずれも5月29日付け記事。
アサド大統領がアナン特使と会談。大統領は、テロリストに資金と武器を提供している国々が、アナン提案にコミットすべきだと語った。
http://www.sana.sy/eng/21/2012/05/29/422145.htm

アナン特使の記者会見。
http://www.sana.sy/eng/21/2012/05/30/422311.htm

シリア側、特に外務省は、アナン特使が、武装勢力によるテロ行為を批判せず、数多くの事件が発生しているのに黙りを決め込んでいる点を厳しく叱責した。国連監視団300人を受け入れたら、テロが蔓延し、虐殺事件が発生するのに、増員して3000人を受け入れられるわけがないだろう!(怒)
http://www.syriandays.com/?page=show_det&select_page=73&id=31696
http://backupurl.com/6livld

アル・バッガーラ部族の代表団が、アナン特使との面会を求めて、同じホテルに泊まっているが、特使は既にアポが一杯であり、多忙を理由に断られた。部族長は、面会できるまでホテルを出ないとがんばっている。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=8de47641db276dcbf0671df7b545e16e&ar=354277699

ハサケ県の部族長は、アナン特使はテロ停止を実現すべきだ。彼が仕事をしない場合は、部族はシリア政府と協力して、テロを根絶することができる、と発言。
(al-Baath Media) http://goo.gl/Z91em
http://megalodon.jp/2012-0530-0642-26/goo.gl/Z91em

アナン特使が宿泊しているホテルは、フランスMeridienとして始まり、のちに経営権がトルコのDedemanに移ったが、1月31日をもって契約破棄された(シリアの対トルコ制裁)。その後、観光省は、シリア人のホテル王に経営を委託し、ホテル名をDamasRoseと変更した。アナン氏は、DamasRoseとしては最初のVIPとなった。
http://www.syriandays.com/?page=show_det&select_page=52&id=31693
http://backupurl.com/f9ix6n

米国:アナン調停が失敗したら、シリア反体制派に直接軍事支援する。
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/586230/
イスラエル空軍参謀長:イスラエルは戦争の準備ができていない。
(al-Baath Media) http://goo.gl/LQ1iq
http://megalodon.jp/2012-0530-0641-08/goo.gl/LQ1iq

米欧の石油会社がシリア政府に接触

シリアに利権を獲得し、操業していた米欧の石油会社は、米国とEUによる経済制裁を受け、従業員を引き上げるなどの措置を取った。前の記事その234

しかし裏では、米欧の石油メジャーが、シリア政府に接触してきている。

例えばカナダ政府は、シリア産原油と石油製品の輸入、移送、海運を禁止しているが、操業すること自体は禁じていない。PetroCanadaは、ガス田の利権を与えられているが、シリア産ガスは国内用であり、輸出しない(ので、制裁の対象外であり、従来通り操業可能である)。

米欧の石油各社は、石油省に提出した書簡で、制裁を回避しながら関係を続ける最良の方法を見出したいとしている。

カナダ社の場合は、シリア国営SOC社と共同で、天然ガス田に1.2bilドルを投資している(が、投資を回収するには、操業することが大前提となる)。

他方、石油省筋は、原油探鉱の分野で新たに9つの鉱区を開放する新しい話が進んでいる。カナダ、中国、ノルウェー、クロアチア、米国、フランスの会社が最近、石油省に対しプレゼンを実施した。

このうちフランスのTotal社は、パルミラ鉱区の利権獲得競争で、イギリスShell社に負けた。

http://www.syriandays.com/?page=show_det&select_page=46&id=31687
http://backupurl.com/hgo3o1

・・・大使追放より、こちらのニュースのほうが重要。舞台裏で話している本当の話題は、「俺に利権をよこせ~」です。前の記事

米欧10ヶ国が、シリア大使等を国外追放

大使を国外追放:フランス、ドイツ、スペイン、イタリア、オランダ
代理大使を国外追放:米国、イギリス、オーストラリア、ブルガリア
外交官数人を国外追放:カナダ

5月29日付け記事。
http://www.sana.sy/eng/22/2012/05/29/422272.htm
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=3ce8134e25883925f4c8df2bfb14f8f9&ar=508439192

イギリスの航空会社bmiは、5月29日(火)をもって全てのシリア便を停止すると発表。詳細説明なし。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=ec1b294afd7579947f068d308d313273&ar=584704924

・・・どの国も大使を追放する理由を明確には発表していないようだが、アル・ハウレ虐殺事件と関係があるような報道のされ方をしている。シリア政府と国連監視団UNSMISのどちらも、報告書を国連に提出していないのだから、真相を把握した上で決定された措置ではない。事件は関係あるようで、関係ない。別のことを考えている。

シリア:2011年の観光収入は65%減

観光省の統計。

観光収入
2010年 84bilシリポン
2011年 29bilシリポン(65%減)

この減少額の76%は、国境を接するレバノン、ヨルダン、イラク、トルコからの観光客による買い物が消失した影響である。

伝統工芸の収入
2010年 7bilシリポン
2011年 4.5bilシリポン(36%減)

観光客1人あたりの支出額
2010年 45千シリポン
2011年 31.5千シリポン(30%減)

2011年の数字のうち、買い物26%、交通費7%、伝統工芸品2%、ホテル代と飲食65%

統計とは別の話で、観光省は、外国人観光客全員にアンケート用紙を配布することを決めた。

http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=ff3fabe8b38be053556b046320aeeb03&ar=698104172

シリア:ダマスカス郊外県でガスボンベを配給へ

ダマスカス郊外県で、家庭用ガスボンベを配給する制度について、関係する行政機関の間で協定が成立した。家族カード1枚につき月1本を配給する。前の記事

5月28日付け記事。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=f24a0bdae6e60b76cea75ccf2bbdaf8e&ar=981746074

・・・必要量を確保できる見通しが立ったのに、配給するんですね。

シリア:穀物をレバノン・トルコ経由で輸入

国連の統計を見ると、シリアは通常、年間700万~800万トンの穀物を輸入する。

シリア政府は全ての統計を明らかにしていないので、実態は不明だが、地方にある穀物倉庫は略奪されているので、政府は必要量を確保できていないはずである。

ウクライナの貿易商は、2011年10月から穀物62万トンをシリアに輸出したが、ここ数週間の取引量はめっきり減ったと語った。

ウクライナ、ロシア産穀物が、レバノンまたはトルコへ船で輸送され、そこから陸路トラックでシリアに運ばれている。あるレバノン商人は、レバノンの名前で発注し、シリア政府からドルまたはユーロの現金で支払いを受けている、と明かした。手続きにシリア政府の名称は現れない。このような仲介人が、レバノン、トルコ、インドその他にいる。

典型的な穀物貨物は6万トン単位だが、最近のシリアの海運データを見ると、トルコ、ウクライナ、エジプトからタルトゥース港へ入港している貨物は、小麦2.7万トン、大豆8千トン、家畜用飼料が2千トンと小型化しており、一般的な商取引が厳しくなっている状況がうかがえる。

SANAで報じられた今年の生産目標は、小麦(例年ならば?)4.6milトンのところ3.7milトン、大麦1.6milトンのところ0.843milトンと、それぞれ下方修正されていた。

フランスの穀物収穫量を予測する会社Strategie Grains社は、2011年に3.3milトンだった小麦(軟質、硬質)収穫量は、2012年には2.5milトンに減少すると予測している。

農業地帯と、混乱している地域が重なっているため、実態は不明であるものの、生産に支障を来していると推測される。

米国農業省は、2011年の小麦収穫量を3.85milトン、大麦0.7milトンと推定している。穀物消費量は、年間6.9milトンと推定。

5月28日付け記事。前の記事その2
http://www.dailystar.com.lb/Business/Middle-East/2012/May-28/174807-squeeze-on-syria-grain-trade-signals-alarm-for-assad.ashx

・・・レバノンとトルコから荷揚げされているという情報を掴んでいるのであれば、レバノンとトルコの貿易統計を引っ張ってくればいいのに。

シリア:ハマー製鉄所の拡張工事が停止

Hama Steel社は、インドApollo Metalex社の技術協力で、生産能力を年産6.5万トンから28.8万トンに拡張する工事を進めていたが、治安状態を理由にインド社が技術者を派遣しないため、やむなく工事を停止することとなった。

21.7milユーロの本プロジェクトの契約期間は、2010年7月7日から2011年7月7日で、本来ならば1年前に完了しているはずだった。

設備が未完成なので、同製鉄所では操業停止状態が続くが、会社の維持費と従業員の給与は、シリア工業省と財務省が保証する。

5月27日付け記事。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=8abd6e70f4e21d040e45a87fd59cb84f&ar=447490010

サウジ人実業家がシリアで精油所建設の許可申請

サウジのビジネスマンがシリア石油省に対し、精油所建設の許可申請を提出していたことが明らかになった。シリア産重質原油を原料とし、生産能力5万b/d。(特に詳しいことは書かれていない。)

5月29日付け記事。
http://www.syriandays.com/?page=show_det&select_page=46&id=31666
http://backupurl.com/l69zkl

・・・外交の表舞台で非常に関係が悪くなっており、サウジ航空当局がSyrianAirの旅客機を差し押さえしている時に、こうして接近する人もいる。本当のところ、裏でどのようなやりとりがなされているのか、検討がつきません。

イランで強力なコンピューター・ウィルスを発見 カスペルスキー

イランで、大量のコンピューター・データが消去される事件があり、国連のITUがカスペルスキー社とハンガリーの会社に調査を依頼した。

カスペルスキーによると、全容はまだ解明していないが、Flameと名付けられたこのウィルスは、ファイル収集、コンピューターの設定の遠隔操作、PC内臓マイクをONにし会話を録音する、スクリーン・ショットを撮る、instant messagingのログを取ることができる。

以前問題になったStuxnetの20倍のコード量がある。

Stuxnetを感染させるツールであるDuquと似た構造を持っており、同じWindowsのバグを利用して感染し、似たような拡散の仕方をするので、StuxnetおよびDuquと同じ制作者ではないかと疑っている。

このような精巧なツールを作成できるのは、国家であろう。

ハンガリーのLaboratory of Cryptography and Systems Security社は、Flameは少なくとも5年前、もしかしたら8年かそれ以上前から拡散していたことが、分析から示されていると語る。

5月28日付け記事。
http://www.dailystar.com.lb/News/Middle-East/2012/May-28/174890-powerful-flame-cyber-weapon-found-in-iran.ashx

元々の事件。4月23日付け記事。イラン国営石油会社(NIOC)のサーバーの一つで、データが削除された。バックアップがあるので、実害はなかった。
http://www.israelnationalnews.com/News/News.aspx/155041
http://backupurl.com/sh5huy

5月28日付け記事。イスラエルの新聞だが、Dubbed the “Flame,” the virus is one that has struck not only Iran, however, but a number of other enemies of Israel as well.とさりげなく書いてあり、イスラエルの犯行であることを認めているも同然。カスペルスキーによると、イラン、シリア、レバノン、エジプト、スーダン、サウジ、パレスチナ自治区において、少なくとも600のコンピューター・システムに感染しているという。
http://www.israelnationalnews.com/News/News.aspx/156275
http://backupurl.com/ixci3v

オバマが、イランを標的にしたウィルス開発推進を公言したので、米国政府が関与したプロジェクトだろう。今年は大統領選の年なので、野党・共和党からの批判をかわすため、わざわざ公言した。
http://www.guardian.co.uk/world/2012/jun/01/obama-sped-up-cyberattack-iran
http://backupurl.com/v82fwk

シリアに適用されているのは「エル・サルバドル方式」 虐殺多発

シリアにリビア方式、イエメン方式を当てはめるといった話がささやかれているが、適用されているのは「エル・サルバドル方式」である。これは、米国がターゲット国に虐殺団を送り込み、ところ構わず殺しまくり、社会を恐怖に陥れる。エル・サルバドルの場合は、約5万人の市民が殺害された。

その虐殺団を統括していたのが、米国の外交官John Negroponteジョン・ネグロポンテ日本語Wikipedia)である。

このネグロポンテは、のちにイラク大使となり、エル・サルバドル方式をイラクに適用した。当時の彼の右腕がRobert Fordロバート・フォードであるが、彼は2011年1月からシリア大使としてダマスカスに赴任した。

(シリア危機が始まったのは2011年3月15日とされているが、私の記録では、怪しい記録は1月21日から始まっている。その2345678910

フォード大使は、シリアで不信な大量虐殺事件を多発させるのに、最適の経歴の持ち主であり、作戦を実行するため選ばれた。
http://www.globalresearch.ca/index.php?context=viewArticle&code=CHO20120528&articleId=31096
http://backupurl.com/u9tkvf

関連情報:アル・ハウレ虐殺事件についてBBCが捏造報道

シリアのアル・ハウレ虐殺事件についてBBCが捏造報道

BBCは、シリアのホムス県で発生したアル・ハウレ虐殺事件を報じる記事の中で、イタリア人写真家Marco di Lauro氏が2003年にイラクで撮影したショッキングな写真を無断借用し、事件の残忍さを誇張した。

BBCを始めとする米欧の報道機関は、シリア軍の無差別砲撃で子供たちが死亡したかのように報じたが、遺体は明らかに至近距離から銃殺されており、ロシア国連代表が疑問を表明している。
http://www.infowars.com/bbc-caught-in-syria-massacre-propaganda-hoax/
http://backupurl.com/9g8ick

・・・BBCには、このタイミングでこのような事件が発生することが事前にわかっていたから、あらかじめ予定稿を用意し、資料映像から適当な写真を選んでおいた。



アル・ハウレ市選出の国会議員は、犯行グループがチュニジア人、リビア人、アフガン人であると報告した。
http://www.syriandays.com/?page=show_det&select_page=46&id=31666
http://backupurl.com/ouqs7b



ジャアファリー・シリア国連代表が記者会見。国連監視団UNSMISのモード団長その他の誰も、安保理非公式会合でシリア政府を非難しなかったのに、メンバーの数人が会議終了直後から間違った情報を流し、そこから嘘の津波が発生した。モード報告書は、シリア政府を批判しておらず、別の勢力の存在を示唆している。

小型トラックに乗った200~300人の武装集団が、一斉に市内各地を攻撃し始めた。攻撃は14時から23時まで続いた。検問所を攻撃し、民家に押し入り虐殺し、農地を焼き払った。計画された犯行である。民間人の死者は114人である。前の記事
http://www.sana.sy/eng/22/2012/05/28/421878.htm



安保理の非公式会合から出てきた外交官に本紙がインタビューがしたところ、BRICS代表は、首の切り落としを意味する「極端な肉体的虐待」があった、真相は謎が多く不明であると報告した、と語った。

シリア代表は、首の切り落としがあったと語り、シリア政府は、アル・ハウレ虐殺事件が1990年代のアルジェリアと似ているとみなしており、UNSMISの増員と武装化、ひいては犯人を国際刑事裁判所に引きずり出すことを狙った動きである、とその狙いを説明した。

UNSMISのモード団長が「真相は謎が多く不明である」と語ったかどうかについて、本紙が質問したところ、フランスとドイツの外交官は、不明なことはないと否定した。イギリスの外交官は、そのような発言があったことを確認しつつも、シリア軍の戦車が撤退しているはずだから、(謎が多いかどうかは)重要ではないと語った。
http://www.innercitypress.com/houla1mood052712.html
http://backupurl.com/mrbsm7



関連記事:シリアに適用されているのは「エル・サルバドル方式」 虐殺多発



ダマスカス郊外の多くのスークが、虐殺事件に抗議するゼネストを実施した。市内の有名なスークル・ハミーディーイェも参加した。

日曜の夜の間に、月曜にゼネストに参加するように、スト破りの店には放火するという脅迫文が、シャッターに張られた。しかし本紙の取材によると、全ての店が閉めたわけではない。また、必ずしも脅迫がスト参加の理由ではなく、自主的に閉めた店もある。

しばらくすると、全ての店が開いた。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=298163327885412b6557014705e894aa&ar=370515969

店は閉まっているが、通路は店主・店員らと思われる集団で賑わっている。00:20で開いている店は、アイスクリーム屋。
http://www.youtube.com/watch?v=Jnm4FfB7000

・・・これでスーク全体が「シーン」としているゼネストなら、注意信号になるのだが、そういう話ではなさそう。アレッポ市からはゼネスト報告はない。

シリア:バアス党アレッポ支部書記を暗殺未遂

5月28日、バアス党アレッポ支部書記Hilal Hilalヒラール・ヒラール氏が乗った車が、市内Shaaria al-Nilシャーリアン・ニール(旧市街の城から北西へ3.5kmにある大通りで、商業・住宅街)のロータリーに差し掛かったところ、道路に仕掛けられた爆弾が、彼の車と搬送車の間で爆発した。

本紙が本人に確認したところ、無事である。

自由シリア軍は3月5日、同書記の出身村al-Naddahアン・ナッダを襲撃し、彼の親類1人を殺害した。前の記事(リンク先の3段落目)
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=d811297de1ab3cee657977c86ef75d52&ar=260580312

同日、その前には、アレッポの空港道路で、軍人らを乗せたバスを狙った爆弾が爆発し、士官3人が死亡、18人が負傷。Sultan Abd al-Hamid旅団が犯行声明。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=8cb9892d69674772e4fbfb59289757d9&h=%CD%E1%C8&ar=742558177

・・・旅団の名前が、トルコ・スパイを連想させる。

シリア:アレッポ県アターリブで、軍が反撃開始

5月22日までに、自由シリア軍からの攻撃に敗退し、撤退していたアレッポ県al-Ataaribアル・アターリブ(アレッポ市から西へ30km、やや南。イドリブ県に近い)に対し、シリア軍が5月27日夜から反撃を開始した。前の記事

5月27日。シリア軍が反撃開始。着弾後の煙を、遠くから撮影。
http://www.youtube.com/watch?v=EK4V3I53x8c
Ataarib。軍用ヘリが上空を飛行している。ぼやけた映像。
http://www.youtube.com/watch?v=GpP1jtGiG54
説明文には、ヘリがロケット攻撃しているように書かれているが、映像を見ると、ヘリはただ上空を飛んでいるだけで、地上の攻撃音はヘリとは関係ないと思う。
http://www.youtube.com/watch?v=Zr_tRSbTxOI
床に穴が開いたと怒っている。
http://www.youtube.com/watch?v=Pq_i7kPbHBo
ヘリから発射されたロケットの破片。
http://www.youtube.com/watch?v=wWe2rbsLi18
夜なので画面が真っ暗だが、砲撃の音が響いている。
http://www.youtube.com/watch?v=2ieH78ow4T0
着弾した砲弾の破片を撮影。
http://www.youtube.com/watch?v=QYedOKM40Lo

・・・田舎町だが、アレッポと国境検問所の中間に位置している国際幹線道路上の拠点を奪われているようではしょうもないので、さっさと片付けてください。

イスラエル戦略家がアサド大統領を絶賛

イスラエルの戦略問題評論家ルーベン・ビード・ツール氏が、Channel 10(テレビ)で語った内容。

シリアのアサド大統領は、これまで彼に対して示された、誘惑をそそる全てのオファーを断った。これは、戦略レベルで恐ろしい意味を持つ。なぜならば、彼はこの瞬間においてなお、世界の大国と対峙しているからだ。まるで、更なるエスカレーションにも対応できると言っているかのようである。

軍事的には、ロシア軍事指導部は、過去にどの国に対しても供与しなかった、非常に近代的な防空システムを、シリア軍に対し供与した。この近代的電子システムは、上空4500km以上を探知し、2平方キロ以内に存在するいかなるを飛行物体をも破壊することができる。前の記事その2

政治レベルにおいて、これは、多くのことを意味する。ロシア指導部は、シリア指導部を、外交・政治行動において大国とみなしている。恐らくロシアは、シリアから学び、感銘を受けている。

戦略的には、アサドの勝利は、地域と世界にとり新しい段階である。

私(ツール氏)は、賢く、老獪で、全ての衝撃を吸収することができるシリアという敵を相手に仕事をしていることを、誇りに思う。

ヨルダン紙al-Diyar (Ad-Deyar)5月28日付け記事。
http://www.aldeyarjo.net/page/detail.aspx?id=57847
http://backupurl.com/br5r4f
(注:backupurlは、小さい枠の中にある文章。)

シリアからトルコに入国したクルド人が、自動車爆弾を爆発

トルコのカイセリ県Pınarbaşıプナルバシュ(シリアのイドリブ市から北へ300km)で5月26日、PKKのテロリスト2人が自動車爆弾を爆発させ、警官1人を殺害、6人を負傷させた。この2人は、シリアからトルコへ入国した。

トルコ人専門家は、これはアサド政権の新たな動きであると指摘。トルコ・シリアのどちらも、軍事行動には及ばないだろうとしつつ、警戒を強めている。前の記事
http://www.todayszaman.com/news-281675-.html
http://backupurl.com/5czyxz

・・・トルコ政府から問い合わせを受けたら、「政府は軍事支援していません。クルド人はゲストです」とオウム返ししておけばいいんですよ(笑)。

(5月29日9時追記
トルコ全土で、PKKとKCKに所属するクルド人28人を一斉逮捕。
5月28日付け記事。
http://www.todayszaman.com/news-281697-28-detained-in-kck-operation-in-border-province.html
http://backupurl.com/2qi1zm
(追記終了)

シリア:LPGタンカー3隻が向かっている 経済制裁回避

関係筋によると、家庭用LPGガスを積んだタンカーが、アルジェリア、ロシア、イランの3ヶ国からシリアに向かっている。この3隻で、今年と来年の需要を賄うことができる。誰もが断ったタンカー手配を、あるシリア人ビジネスマンが引き受けた。

ガスボンベの品薄は深刻で、1本あたりの価格は2000シリポンに達した。

5月27日付け記事。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=af4ec2b41563e241405bc09d98851ca5&ar=491730365

・・・ガス危機はあと10~15日もすれば解決するという石油相発言の背景は、これだった(リンク先を「家庭用ガス」で検索)。ロシア・中国社のオファーを断った理由も、なんとか調達できたから、わざわざ割高な契約を結ぶ必要はないという判断だった。

今日の別記事によると、工業用エチレン・ガスについては、在庫切れが目前に迫っているため、政府が量を確保できるようになるまでの短期間に限定して、各業者が独自に、周辺諸国から小口に分けて輸入する方向で、具体的に動いているそうだ。前の記事

シリア:全ての外国人に入国ビザを義務づけ

ハイレベルの政府筋によると、目的の如何を問わず、全ての外国人に対し、ビザ事前取得を義務づける方向に向かっている。まもなく決定が発表される。二国間協定でビザ免除が規定されている国を除く。シリア危機が始まってすぐに実施するつもりでいたが、今日まで遅れた。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=7e3c25fb35524bfe7d722a23903d3864&ar=25018972

・・・現行制度では、アラブ国籍はビザ免除なので、アラブ人の入国に規制をかける措置だと思う。

シリア軍はアル・ハウレ虐殺事件と無関係 外務省報道官

マクディスィー外務省スポークスマンが5月27日、アル・ハウレ虐殺事件その2)について記者会見。前の記事

シリア軍が犯人であるかのように報道されているが、そうではない(事件の経緯、シリア軍の任務等を長めに説明)。真相を究明する軍事司法委員会を立ち上げ、3日以内に報告書を提出する。

シリア国には、憲法に基づき国民を守る責任があり、自国民を守る権利を保持する。

国連事務総長のシリア報告書を読んだが、我々は態度を保留する。我々は既に、潘基文とアナンが外交的・政治的産物であり、シリアと敵対的な安保理メンバー15ヶ国とやりとりしていることを知っている。

報告書が指摘するような、武装反体制派というものは存在しない。あるのは、我々が対話を歓迎し、決して扉を閉ざさない知的反体制派か、テロリストだ。国家に対し武器を持って立ち上がることは、いかなる政治的釈明をしようとも筋が通らないことである。

潘基文報告書は、いくつかのシリアの都市は、政府の支配から外れたと報告する一方で、戦車と重火器が(市街地から)除去されていないとし、矛盾した内容を含んでいる。

武装勢力が存在するため、シリア政府の支配が及ばない地区があるかもしれないが、報告書が言うように都市全体がそうなっているわけではない。次回報告書がもっと専門的になることを希望する。

知的反体制派と、反体制派が黙認するテロリストがいる。従って、両者の間に暗黙の連携がある。さらに第3の勢力があり、それはアル・カーイダやタクフィーリーである。彼らが何をしようとも、シリアに活動環境は見つからないだろう。

http://www.sana.sy/eng/21/2012/05/27/421700.htm
http://www.sana.sy/ara/2/2012/05/27/421701.htm

・・・以前はオブラートがかかったような表現を使っていたのに、最近は非難すべき相手を明確に名指しするようになった。

シリア・ロシア経済協議が終了 協定に調印

第8回シリア・ロシア科学・技術・通商・経済協力合同会議が5月26日、終了した。前の記事その2

経済分野をカバーする、多くの協定、議定書、覚書が、二国間で調印された。議定書には、シリア財務相とロシア副首相が調印した。

シリア外務次官と、CIS問題担当ロシア大統領特別代表兼ロシア科学文化問題対外協力機関総裁が、相手国に文化センターを設立する協定に調印した。

シリア財務相は、いくつかの経済プロジェクト実施で合意したと語った。ロシア副首相は、科学協力推進の重要性を強調した。また協力分野が、エネルギー、石油、電気、先進技術、人道面であることを明らかにした。
http://www.sana.sy/eng/22/2012/05/26/421465.htm
http://www.sana.sy/ara/4/2012/05/26/421459.htm

シリア組閣人事:駐日大使が新経済大臣になるとの下馬評

アサド大統領は、5月26日付けで、Dr Muhammad Ghassan Raslan al-Habashムハンマド・ガッサーン・ラスラーン・アル・ハバシュ駐日大使を、彼の出身である経済省に戻す人事を発表した。これは、彼が新しい経済大臣に任命される布石であるという下馬評が流れている。

現経済相のシャアール氏は、中銀総裁に任命されると見られている。
http://www.syriandays.com/?page=show_det&select_page=73&id=31641
http://backupurl.com/wjrgsf
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=3e246f13d626be5586689c6054767329&ar=45500078

シリア:アレッポ県北部で、政府軍が掃討作戦

アレッポ県北部のアアザーズ(アレッポの北40km、トルコ国境すぐ)とタッル・リフアト(アレッポの北30km)で5月26日、軍が掃討作戦を実施した。市街地に容赦なく砲弾の雨を振らせた。

アアザーズでは、2012年2月以降、反体制派が組織化され、問題を起こしていた。軍が何度が市内に入ったが、それでも収まらず、散発的な衝突が続いていた。前の記事

安保理決議が採択されたあと、過去1ヶ月ほどの間に、(イドリブ県・ホムス県の郊外に加えて)アレッポ県の北方と西方の郊外の町が、相次いで自由シリア軍(FSA)の影響下に入り、いくつかの町では、政府軍が無様に敗退する事態も発生していた。

このようなタイミングで、5月22日にヒズボラ巡礼団誘拐事件が発生し、国際問題にまで発展したので、シリア軍が本気を出して抑え込みにかかったものと思われる。



いずれも5月26日の映像。
A'zaazアアザーズ(アレッポの北40km、トルコ国境すぐ)。
市街地を取り囲む道路に、数十メートルごとに自動車が駐車している。もちろん監視するため。
http://www.youtube.com/watch?v=j0cXMs2yOrc
声「町を無差別砲撃している」。黒煙が上がっている。遠くから撮影。
http://www.youtube.com/watch?v=po-qU4pfbuw
町から煙が何本か上がっている。空にはヘリコプター。
http://www.youtube.com/watch?v=3fNdzZ_t-d4
冒頭で着弾。迫力ある映像。
http://www.youtube.com/watch?v=aNwn54ihJ9A
映像としては迫力はないが、白煙が横方向に町全体を覆っている。
http://www.youtube.com/watch?v=YE979hMSpKw
砲撃の映像だが、声「バッシャールが学校を壊した」と枯れた声で叫んでいる。
http://www.youtube.com/watch?v=z8n1qyUglQo
前方に発射した戦車砲の煙が、風に乗って、手前に写っている戦車に戻っている。戦車が出す排気ガスと混じり、一面に煙が立ちこめる。
http://www.youtube.com/watch?v=3BRFY1IBWTo
砲撃を受けた住宅地の、道路の様子。路上駐車の自動車が、粉砕されている。
http://www.youtube.com/watch?v=3BRFY1IBWTo
同じ道路を、逆方向に歩いて撮影している。
http://www.youtube.com/watch?v=hXeMp8j5M-A
壁に大きな穴。
http://www.youtube.com/watch?v=MSVh49KuWm0
砲撃が続いているのに、壊れた建物を撮影している。
http://www.youtube.com/watch?v=PB92Z2CtisU



Tall Rif'atタッル・リフアト(アレッポの北30km)。
激しい砲撃を受けた跡を撮影。家屋が崩壊している。最近のアレッポ北郊外の反政府デモでは、一番盛り上がる町だった。
http://www.youtube.com/watch?v=mjTNkenO480
http://www.youtube.com/watch?v=AfHoo8Tbh4I
声によると、FSAの拠点を軍が砲撃した。死んだのはFSAの2人。
http://www.youtube.com/watch?v=TnDPpAfadD4

(3月27日正午追記
ちなみにSANAでは、タッル・リフアトで、テロリストが養鶏場の中で、大量の爆弾を製造していたが、そのうちの一つが間違って爆発したため、大勢が死亡し、物的被害が発生した、と報じている。(最後の段落)
http://www.sana.sy/eng/337/2012/05/26/421559.htm
http://www.sana.sy/ara/336/2012/05/27/421552.htm
(追記終了)



(比較のため、その他の郊外の町の様子をいくつか。)

Hayyaanハイヤーン(アレッポ市の外環道路北西から幹線道路に沿って北へ10km、道路の東側。アナダーンの北北東2km)は、すぐ北がこんな目に遭っている↑ことにも、アレッポ中心部の大規模抗議デモにも関心がなく、独自にホムス県al-Haulahアル・ハウレ(アル・フーレ)の子供虐殺事件その2)に対する哀悼集会を開いている。
http://www.youtube.com/watch?v=9WkjNFczXLQ
'Ain al-'Arabアイヌル・アラブ(アレッポから北東へ110km、トルコ国境の市、クルド語の地名Kobani)も。
http://www.youtube.com/watch?v=i9QH-27tSx4

(注:虐殺事件が発生したTaldauタルダウ町は、アル・ハウレ市の一部。)
(注:この虐殺事件について、米欧湾岸アラブのメディアは、シリア政府軍の仕業と報じており、ここで引用したシリア政府系メディアは、アル・カーイダの仕業であると報じている。)

(5月27日正午追記
政府寄り民間ニュース・サイト26日付け記事。
前日から世界に配信されている虐殺写真は、今年3月12日にKaram al-Zaitounカラムッザイトゥーンで発生した虐殺事件の時の写真である。昨日の事件については、武装集団200人がアル・ハウレ近郊の治安部隊の検問所を襲撃し、(部隊の側に?)死傷者を出したあと、体制派の村に向かい、虐殺を行った。その後、アル・ハウレ国立病院、町役場、民間の住居に放火した。
http://www.shukumaku.com/Content.php?id=47072
http://backupurl.com/f3yxtq
シリア国営テレビのニュース映像。
http://www.youtube.com/watch?v=TGbYPzvfimY
(追記終了)



Maari'マーリア(アレッポ城から北へ直線距離で30km、トルコ国境から南へ20km弱)。国連監視団が来たので、彼らの前で、日頃練習してきた抗議集会を披露。
http://www.youtube.com/watch?v=VeZBVwPqBXE
監視団に、4月初頭の掃討作戦で破壊された建物を見せる。前の記事その2
http://www.youtube.com/watch?v=BrhCOf8xkRY



Manbijマンビジュ(アレッポから北東へ70km)。地元の部族が、軍の駐屯地を攻撃し、占拠。武器弾薬を押収したと報告している。映像だけからは、オフィスの場所・部族名はわからない。
http://www.youtube.com/watch?v=_9NJbEMz-us
アル・ハウレ(ホムス市から北西へ20km)の虐殺事件について哀悼している。
http://www.youtube.com/watch?v=p_WoA9oiZvY
マンビジュ中心部のスークで、デモ。ぞろぞろ歩いているが、積極的な参加者は、数十人か?100人はいなさそう。
http://www.youtube.com/watch?v=DCBPAT9uD-0

シリア:アレッポ中心部で大規模な抗議デモ

アレッポ市内Salah al-Dinサラーフッディーン(Bab Antakyaから西へ2km)で、前日死亡したLabaabeediラバービーディー氏の葬儀が執り行われたが、それが大規模な反政府デモに発展した。

Saif al-Daulahサイフッダウラ(旧市街の南西角から西南西へ2km弱)では、SSNP(バアス党と協力関係にある政党)の看板が剥がされた。

ラバービーディー氏は、昨日(金曜礼拝後の反政府デモで)、Bustan al-Qasrで死亡した子供の葬儀に対する発砲で死亡した。
http://www.aksalser.com/?page=view_articles&id=b74663fea2d06292cff31975f6ee4a45&ar=646911908

・・・とあっさり書いてあるのだが、実際には、アレッポ旧市街の外側から南西~西方向を中心に多くの人が集まり、北上して中央広場近くまで行進する、非常に大規模な抗議行動に発展した。詳しくは以下を参照。



5月26日。
死者発生に抗議するデモ隊が、Bustan al-Qasrブスターヌル・アスル(Bab Antakyaの西にある広場の西、旧市街の外壁から800m)から中央広場を目指す。広い幹線道路を、皆でぞろぞろ歩く。説明文によると、一歩手前の市庁舎(中央広場・郵便局から南へ300m)前で、治安部隊に阻止される(動画の範囲には、阻止される場面はない)。動員多い。
http://www.youtube.com/watch?v=YZDZOrX4l_E
Bab Janinバーブ・ジャニーン。
http://www.youtube.com/watch?v=8gIDivliOUA
説明文によると、中央広場の手前で盛り上がっているところ。画質・音質悪い。
http://www.youtube.com/watch?v=tJDk7Go1zM4
市庁舎前で建造物によじ登り、独立旗を振って盛り上がる。画質・音質悪い。
http://www.youtube.com/watch?v=s9x6E4o3GtY

al-Jamiliyyahアル・ジャミーリーイェ(中央公園の南西すぐ、中央郵便局裏)とMashaariqahムシャールケ(城の上半分から真西へ1.4km。中央広場から南へ400m、そこから西へ広がる地区←82年の同胞団事件で一部が潰された地区でもある)の高校生が、スローガンを叫びながら通りを練り歩く。人数は、すごく多いわけではない。
http://www.youtube.com/watch?v=qjwHr1PeIco

al-A'zamiyyahアル・アアザミーイェ(城から西へ4km、南へ500m)。葬列が、この地域も練り歩く。10ヶ月前のホムスの熱気。
http://www.youtube.com/watch?v=-a8mCEa3XXg
http://www.youtube.com/watch?v=L8zCMMAQlrM

Saif al-Daulahサイフッダウラ(旧市街の南西角から西南西へ2km弱)。モスク内でテンションを上げる。画質・音質悪い。
http://www.youtube.com/watch?v=5m_hIQ-v1eI
デモ隊が、SSNP事務所の看板を引きはがす
http://www.youtube.com/watch?v=5HGT0o03BIU
最初は盛り上がっている。00:55で「オー」という声と口笛(警戒の合図)が鳴り響くと、画面右から黒服の治安部隊が集団で入ってくる。01:09で銃声が始まり、皆逃げる。画面の主要部分(顔)にボカシが入っているのと、音質が悪いので、今ひとつ面白くない映像。
http://www.youtube.com/watch?v=Gf_EZS9cCAI

Salah al-Dinサラーフッディーン(Bab Antakyaから西へ2km)。ロータリーの照明灯によじ登り、独立旗を付けようとする。
http://www.youtube.com/watch?v=9G1TSSwpR44
葬列が、この地区に到着。
http://www.youtube.com/watch?v=C3fH9fjnDE0
向こうにいる治安部隊を前に、大勢のデモ隊がスローガンを叫ぶ。活動家の何人かが横に手を広げ、あまり接近しないよう調整している。
http://www.youtube.com/watch?v=91DTtg4Y7BY
葬列。音質は悪いが、映像は良い。
http://www.youtube.com/watch?v=wAeF8txqxSI
治安部隊が催涙弾等を発砲して、解散させる。画質は悪い。
http://www.youtube.com/watch?v=yJ4rYVn9PR4
裏道に追いやられ、デモとしては解散した状態だが、まだ不満な子たちが、治安部隊に向かって投石する。
http://www.youtube.com/watch?v=v7Wt9VYHc0o



それで、肝心の中央広場なのだが、バアス党員が急遽集められ、祭りをした(笑)。
http://www.youtube.com/watch?v=mU5rXTtOXTM
一応、記事。
http://www.sana.sy/eng/21/2012/05/26/421651.htm
http://www.sana.sy/ara/345/2012/05/26/421650.htm

・・・アレッポのその他の地区からは、少なくとも現時点では、26日分の動画がアップされていない。市街地北端のクルド地区や、北部郊外(次の記事)、西郊外、東郊外、イドリブ県も呼応していない。

もちろん市内は治安部隊が押さえているという側面はあるものの、ブスターヌル・アスルでの死亡事件は、必ずしも同情を集めていなさそうに感じる。あるいは単にコーディネートが悪いため、関心が地区ごとに分散してしまっているのか。

これが、今日だけの単発の事件として終わるのか、これが種になって徐々に膨らんでいくのか注視する必要があります。インフレ率2桁で調理用ガスがないという経済状態は、政権にとって追い風にはならない。

シリア:アレッポ市内、県内の事件 5月19~25日

5月19日、市内の複数箇所と、北西方向の郊外al-Balleermounアル・バッリールムーン(市街地の北西端、一番外側の外環道路と交差するロータリーの東側)、Kafr Hamrahカフル・ハムラ(アル・バッリールムーンから街道に沿って北西へ2.5km、道の西側の町)で爆音と、それに続く銃声が聞こえた。爆発現場の具体的な場所は不明。(注:読者書き込み欄に、その場所に住んでいるが、何も聞こえなかったという報告あり。)
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=35baae62a4cba22c251b4e153b9f8b02&ar=163933338



5月19日夜8時15分、アレッポ大学学生寮第1号棟(ということは女子寮?)で、爆弾が爆発した。第一報では、第1号棟の塀に集結していたパトロール隊を狙ったもので、隊員2人が負傷。

今朝、al-Balleermounアル・バッリールムーン・ロータリー(市街地の北西端、一番外側の外環道路と交差するロータリー)で、武装集団が検問所を襲撃した。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=0dfcae49cee979b68703776068b5c772&ar=123157029



5月19日。市内al-Hamdaniyyahアル・ハムダーニーイェ(アレッポ旧市街の西壁から西南西へ3~4km。市街地の一番外縁)を走る幹線道路で、実業家(陶器工場経営者)の家族が乗った自動車が銃の乱射を受け、母と息子2人の計3人が死亡。父と娘の2人が負傷。
http://www.sana.sy/eng/337/2012/05/20/419991.htm
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=943274255f1f525c224250f326827771&ar=645981263



5月19日、市内al-Sukn al-Shabaabiアッスクヌッシャバービー(旧市街の城から真東へ4.5km。ナイラブ国際空港の北西端から北へ1.2km、市街地の南東端)のクリニックに武装集団が押し入り、医師を暗殺した。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=16b8a4129e6160cce6b5b0b3beaebb14&h=%CD%E1%C8&ar=856693108



5月20日、郊外Manbijマンビジュ(アレッポから北東へ70km)の警察検察合同庁舎前で、先の総選挙で選出された新議員の息子が、昔の不正事件で逮捕され、自動車に乗せられていた。それを所属部族が見つけ、武力で彼を救出しようとしたが、失敗した。部族の2人が負傷した。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=4eea424fee4a4e47b72aa484281cc5bf&h=%CD%E1%C8&ar=799781728



5月20日、郊外Manbijマンビジュ(アレッポから北東へ70km)市al-Batoushiyyahアル・バトゥーシーイェ村で、政治治安部の2人が誘拐され、うち1人の遺体が路上で発見された。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=42aae14026a6d7b4d5cf0e300bae70bd&h=%CD%E1%C8&ar=766796201



5月20日、郊外A'zaazアアザーズ(アレッポの北40km、トルコ国境すぐ)の警察検察合同庁舎前を歩いていた郵便局員が、車から降りてきた武装集団から発砲され、死亡。前日も同じ手口で、男性が殺害された。地元民の間では「処刑広場」と呼ばれている。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=232be97ae008863be4abeed1579a3f01&h=%CD%E1%C8&ar=110523735



5月20日夜9時50分頃、市内Suriyaanスリヤーン(城から北西へ2km、バグダード駅のすぐ北にある丘の上。シリア正教・カトリック・プロテスタントが集結している地区)で爆音が聞こえた。街灯の下に仕掛けられた爆発物が爆発した模様。本紙情報筋によると、刑事警察の巡回パトロール隊を狙った。運転手が頭に負傷。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=9bf5c7d1d442049cd84807a6dbb56228&ar=14355402



5月20日深夜、市内al-Ashrafiyyahアル・アシュラフィーイェ(城から北西へ4km、やや東。クルド人が多い)で、元大佐とその息子が暗殺された。別の男性1人も負傷。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=4fdae046fe4c2c88e394e0b388293461&h=%CD%E1%C8&ar=711756137



5月20日深夜、市内Bab Antakyaバーブ・アンターキヤー(旧市街の西壁の中間地点)で、交通警察署の近くに仕掛けられた爆発物を処理した。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=4b489a474c30d34dab4a0e54041c9f71&ar=781431604



5月21日夜、郊外A'zaazアアザーズ(アレッポの北40km、トルコ国境すぐ)で、武装集団が警察検察合同庁舎を焼き討ちした。19日には同じ場所で、弁護士が誘拐され、犯行グループは、身代金300万シリポンと引き替えに、同弁護士を釈放した。事件の多発に、地元民の間にパニックが広がっている。本紙がコンタクトした住民によると、武装集団は、司直とつながっているとみなす人物は誰でも殺すと表明しているという。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=e96f3689f6704594a982a19355dee8a1&h=%CD%E1%C8&ar=826246193



5月22日、アレッポ大学キャンパス内で、久しぶりに体制派が政府支持集会を開いた。(原文に写真あり。)
http://www.sana.sy/eng/21/2012/05/22/420791.htm
http://www.sana.sy/ara/345/2012/05/22/420790.htm
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=cd53561224aec387506665cfb56398e2&h=%CD%E1%C8&ar=204797065
動画。
http://www.youtube.com/watch?v=ij1DbA8m4bk



5月23日正午、市内の裁判所ホールで、逮捕された反体制派活動家の釈放を求める弁護士の集会が開かれた。しかし、体制派の弁護士集団が乱入し、殴り合いになった。ホールを追い出された反体制派弁護士らは、建物の外で座り込みを続けた。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=697032e92c911048565f2d5ac9941460&h=%CD%E1%C8&ar=36011635

5月23日。アレッポの裁判所で、反体制派を支援する弁護士が、決起集会。
http://www.youtube.com/watch?v=3WDUe33ZFA4
反体制派を追い出したあと、体制派の弁護士が決起集会。最近では珍しく、盛り上がっている。
http://www.youtube.com/watch?v=vyszoG7zgP8
http://www.youtube.com/watch?v=fx18ISIchXw

・・・どちらも進歩がないのは、なぜだろうか(苦笑)。



5月23日夜、郊外al-Taadifアッターディフ町で、誰がバイクを運転するかをめぐり、若者2人の間でケンカが発生し、それが家族間の争いに発展した。一方の家族集団が、他方の家を襲撃し、放火した。現在、消防が現場に向かっている。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=44a865fb2632281f9c4ff35aeed69593&h=%CD%E1%C8&ar=461846942



5月23日夜、Tareeq al-Bab(城から東北東へ3km。市街地から真東へ抜け、その後、北東へ向かう幹線道路)のガスボンベ貯蔵庫で爆発が発生し、2人死亡、3人負傷。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=175f9d1f0474ecb2ed69642f050b5f0a&h=%CD%E1%C8&ar=880415871



5月24日、郊外Maari'マーリア(アレッポ城から北へ直線距離で30km、トルコ国境から南へ20km弱)で、武装集団が、種子公社の倉庫から大量の肥料を盗んだ。(注:肥料として転売するかもしれないが、火薬の原料にもなる。)

他県の事件。
http://www.sana.sy/eng/337/2012/05/24/421151.htm



5月25日朝、al-Hamdaniyyahアル・ハムダーニーイェ(アレッポ旧市街の西壁から西南西へ3~4km。市街地の一番外縁)の警察署に、RPGが撃ち込まれ、貯水タンクが破壊された。
(↓この動画にて、FSA所属の旅団が犯行声明を発表。現場映像は00:22から。00:38で着弾音。)
http://www.youtube.com/watch?v=IWrQmux0lKQ

al-A'zamiyyahアル・アアザミーイェ(城から西へ4km、南へ500m)で、自動車の下に仕掛けられた爆弾が爆発し、自動車が大破。

al-Khalidiyyahアル・ハーリディーイェ(旧市街の城から北西へ4km、クルド人が多い)公園で、3人の武装集団が交通警官を射殺。
http://www.shukumaku.com/Content.php?id=47057
http://backupurl.com/q211wh



5月25日、金曜礼拝後の反政府デモ。(↓文末に動画あり)

市内Shaaria al-Nilシャーリアン・ニール(旧市街の城から北西へ3.5kmにある大通りで、商業・住宅街)では、観光バスに乗った武装集団が交通警察に発砲し、射殺。

市内Bustan al-Qasrブスターヌル・アスル(Bab Antakyaの西にある広場の西、旧市街の外壁から800m)のデモ隊がal-Tarbiyahアッタルビイェ住宅地区に到達したところ、武装集団が乱射し、子供2人が死亡、3人が負傷、うち1人は警官。(注:文末の動画を見ると、治安部隊が発砲したと思われる。)

市内Salah al-Dinサラーフッディーン(Bab Antakyaから西へ2km)では、市内最大のデモが発生した。銃声がし、1人負傷という報道が流れた。(注:動画から想像すると、治安部隊が発砲したものと思われる。)

市内Halab al-Jadeedahハラブル・ジュディーデ(市街地の北西端)のモスク前では衝突が発生し、多数が負傷。逮捕者も出した。

他に、市内al-Miyassarアル・ミヤッサル(旧市街の東壁から東へ1.5km、東端の手前)、al-Sukkariアッスッカリー(城から南西へ2km、川を渡ったところ)、Jam'iyyah al-Zahraa'ジャムイーヤトゥッザフラー(al-Shahbaの西にある外環道路の外側の区画。市街地の北西端。旧市街の城から北西へ7km)、al-Hamdaniyyahアル・ハムダーニーイェ(アレッポ旧市街の西壁から西南西へ3~4km。市街地の一番外縁)で反政府デモが発生したが、トラブルはなかった。

市内Masaakin Hananuマサーキン・ハナーヌー(旧市街の城から北東へ4km、市街地の北東端)近くを走るアレッポ国際空港道路の橋の下で、25kgの爆発物が発見され、処理した。

al-Halwaaniyyahアル・ハルワーニーイェ(中央公園から真東に5km、幹線道路のカーブのすぐ内側。城から東北東へ3km)で、2kgの爆弾を処理した。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=08cdbe50e817b4eeb5927a8c4cbb688a&ar=227454850
シリア全土の、金曜礼拝後の反政府デモroundup。アレッポ部分は上記と全く同じ。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=2b57e71adffb104cfb0c4e59f45e5784&h=%CD%E1%C8&ar=629945511
ブスターヌル・アスルの子供2人射殺事件。他県の事件。
http://www.sana.sy/eng/337/2012/05/25/421413.htm



【アアザーズの動画】
報道では、政府と反体制派が互いに、「相手が攻撃している」と主張し合っている。動画を探してみたら、5月17日のアレッポ大学のデモに、アアザーズが積極的に加勢していることがわかった。平行して、ヒズボラ巡礼団の誘拐事件も発生した。妙な分子が入り込み、少し調子に乗ったため、政府に睨まれたというのが真相ではなかろうか。

5月17日。アレッポ大学の学生デモに、アアザーズ調整委員会(Tanseeqiyyaat)も参加。(自分たちがここにいる、と自己主張している。)
http://www.youtube.com/watch?v=KJ2L2_4wTls
5月18日。金曜礼拝後の反政府デモ「アレッポ大学の英雄たち」で盛り上がる。
http://www.youtube.com/watch?v=XMTn7W98BPE
子供が桶にアヒル(バッシャールのあだ名)を入れ、泳がしている。
http://www.youtube.com/watch?v=ejzu5PEcT_o
子供が付けひげを付けて(描いて?)、武装集団に変身している(笑)。
http://www.youtube.com/watch?v=KZt9nNRIpG8

5月19日。説明によると、軍の無差別砲撃を受け、町から黒煙が上がっている。銃声も聞こえる。
http://www.youtube.com/watch?v=eZwP3S2zEd4
声によると、農場が燃えている。アサド軍のせい。
http://www.youtube.com/watch?v=rZIM6j5IBPI

5月23日。焼けた家屋が写る。声「政府軍が、ある農家を襲撃し、羊、牛、鶏を殺した」。
http://www.youtube.com/watch?v=6225LbUZAgw



【ブスターヌル・アスルの子供2人死亡事件の動画】
動画の様子からすると、盛り上がったデモ隊に対し、治安部隊が発砲して強制解散させたのだと思う。ただ、不思議なことに、発砲する前のデモの様子を写した動画が、1本もアップされていない。

5月25日。治安部隊が発砲し、負傷者が続出。
http://www.youtube.com/watch?v=KPejMzgJfmY
右足太ももの表面を銃弾が通り抜け、肉がえぐれた。
http://www.youtube.com/watch?v=S9oTX8TUIiI
1人死亡。
http://www.youtube.com/watch?v=EzH5VbrTHR8
怒れる葬列。
http://www.youtube.com/watch?v=afNYHYjtHKU
葬列がal-Kallaasahアル・カッラーセ(城から南西へ1km)に到着。画質・音質悪い。
http://www.youtube.com/watch?v=_mWNPI_Yf18
al-Kallaasahアル・カッラーセ(城から南西へ1km)で子供の葬儀。広い道が一杯。
http://www.youtube.com/watch?v=0OeW1qQ6pN0
http://www.youtube.com/watch?v=Dqkrp9GButA



【アレッポ市内の気になった動画】
(動員が多いか、変わったことをしているものを集めた。ここに記載していない地区では、デモの規模が数十人と非常に小さく、かつ、まとまりがない状態であるか、もしくはデモが発生していない。)

5月19日。Salah al-Dinサラーフッディーン(Bab Antakyaから西へ2km)。夜間にモスク前でタイヤを燃やす。他の地域のデモが収まっているのに、1年遅れでこんなことをしている。低質な人間が潜り込んだ。
http://www.youtube.com/watch?v=8Wi_xk9tngw
5月20日。夜間デモ。動員多い。声「自由(シリア)軍よ永遠に」「アレッポ万歳」。
http://www.youtube.com/watch?v=1euDxQ6OEOE
5月21日。大勢のデモ隊が盛り上がる。
http://www.youtube.com/watch?v=4aS029t8Zws

5月21日。Bustan al-Qasrブスターヌル・アスル(Bab Antakyaの西にある広場の西、旧市街の外壁から800m)からal-Kallaasahアル・カッラーセ(城から南西へ1km)に向けてデモ行進。
http://www.youtube.com/watch?v=sN-nE0L_k9s

5月21日。al-Miyassarアル・ミヤッサル(旧市街の東壁から東へ1.5km、東端の手前)。画面は真っ暗で何も見えないが、盛り上がっていることだけはわかる。
http://www.youtube.com/watch?v=6GRropL7Me4

5月21日。al-Marjahアル・マルジェ。何人かが「たいまつ」を明かり代わりに持っている。
http://www.youtube.com/watch?v=ml5HoTliFW8



5月23日夜。al-Marjah。道路でタイヤを燃やし、交通を遮断する。
http://www.youtube.com/watch?v=G3Gidiu0HNY

5月23日。Salah al-Dinサラーフッディーン(Bab Antakyaから西へ2km)。この地区は、勢いづいている。
http://www.youtube.com/watch?v=Coa3hNvbXhQ
夜間に子供たちが道路に油を撒き、火を付ける。
http://www.youtube.com/watch?v=DzwbKeN6as8
5月24日。小学生がスローガンを叫びながら通学。こういうのは全国的に半年前の現象で、今となっては時代遅れなのだが、この地区では今頃やっている。
http://www.youtube.com/watch?v=-IPJlfRcgEc
学生のデモ。
http://www.youtube.com/watch?v=XElxGsQ9ZUM

5月23日。郊外al-Safeerahアッサフィーラ(アレッポ中心部から南東へ22km)。赤白緑で真ん中に黄色のマークがあるのはクルドの旗で、デモにクルドが混じっていることがわかる。この町の周辺にある村は、クルドだそうだ。
http://www.youtube.com/watch?v=tzJONc1SdwU



5月24日。市内
Bab al-Nairab。人数は少ない。(この地区からはほとんどアップされないが、この日はアップされていた。)
http://www.youtube.com/watch?v=0gUOleVxdC8



5月25日。
al-Marjah。夜間デモ。子供たちが、道路で油を燃やす。
http://www.youtube.com/watch?v=4Sas5i39llw
al-Miyassar。大勢の子供が前進するが、動画末尾で治安部隊が1発かますと、皆逃げる。10ヶ月前のホムスの情景。流行に乗り遅れている。
http://www.youtube.com/watch?v=prHeDumGxVc

al-Ashrafiyyah。
http://www.youtube.com/watch?v=tNpN7oxCyko
夜間デモ。
http://www.youtube.com/watch?v=hMwB42loQ8c

al-Sukkari。
http://www.youtube.com/watch?v=zca_GiR3c-4
http://www.youtube.com/watch?v=AZJAP-jsgKw

Salah al-Din。動員多い。
http://www.youtube.com/watch?v=xDQsa1BK1CE
http://www.youtube.com/watch?v=yTpiF90QZ6o
治安部隊が激しく発砲。走って逃げる。
http://www.youtube.com/watch?v=ba_jLd9UK1A
治安部隊が前進してきたので、デモ隊が徐々に撤退しながら撮影。映像としては、面白くない。
http://www.youtube.com/watch?v=b-D8nws7UqE
猿どもは居なくなった。住民が、何事もなかったかのような顔をして、歩道を歩いている(苦笑)。遠くから発砲音が聞こえる。
http://www.youtube.com/watch?v=cbXQgweNJtM



【他県の動画】

5月25日。ハサケ県Amuda(クルド人の町)。バアス党支部の屋上に、反体制派の独立旗を掲げる。
http://www.youtube.com/watch?v=-ui2yY6OLrQ

イドリブ県Binnishの子供たちが、1週間練習したお遊戯の成果を見せてくれる。こんな田舎の子たちが、シャレたことをするようになった。このエネルギーを別の方向に使えば、豊かになれるのにねぇ。
http://www.youtube.com/watch?v=-0wh6506Ri4

シリア:アレッポ県でヒズボラ巡礼団を誘拐、すぐ釈放 イラン人3人も誘拐

5月22日、トルコからシリアに入国したイラン人トラック運転手3人が、何者かによって誘拐された。この3人は、在ダマスカス・イラン大使館に、事前に連絡を入れていなかった。(注:第1報にはAnadaanアナダーン(アレッポ旧市街の城から北西へ12km。市街地北西端の外環道路から北西へ6km地点から、東側にある町)で、と書いてあったが、今チェックしたら削除されていた。)
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=f02ac1d96ccc375d5e8d949a8cb4647d&ar=299775487
http://www.presstv.ir/detail/2012/05/22/242551/iranian-truck-drivers-kidnapped-in-syria/

5月22日、イランへの巡礼を終えてレバノンに帰国途中のレバノン人巡礼団が乗ったバス2台が、トルコからシリアに入国し、アレッポ県アアザーズ市(アレッポの北40km、トルコ国境すぐ手前の市)を走行中に、何者かによって襲撃された。犯人グループは、乗客乗員52人のうち、レバノン人男性11人とシリア人運転手1人の計12人を誘拐した。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=130b52f453fb088fa5b6e040fb695ee2&h=%CD%E1%C8&ar=923799102

以上2つの事件を合わせたSANA記事。
http://www.sana.sy/eng/337/2012/05/22/420828.htm
http://www.sana.sy/ara/2/2012/05/22/420824.htm
ロイター電。
http://www.dailystar.com.lb/News/Local-News/2012/May-22/174279-12-lebanese-kidnapped-by-free-syrian-army-local-media.ashx

5月22日夜、ヒズボラのナスラッラー師は、平静を保つようメンバーに呼びかけた。事件報道後、レバノン国内のヒズボラが優勢な地区では、道路を封鎖するなど抗議運動が起きていた。
http://www.dailystar.com.lb/News/Politics/2012/May-22/174283-nasrallah-urges-cabinet-to-help-secure-release-of-lebanese-kidnapped-in-syria.ashx
シリア軍が、犯人が立てこもっているアアザーズ市の地区を、徹底捜索している。
http://www.dailystar.com.lb/News/Middle-East/2012/May-22/174284-syria-mounts-raid-near-where-lebanese-taken--group.ashx
レバノン・スンニー派(サウジ寄り)のアル・ハリーリー議員が、即時釈放を呼びかけた。
http://www.dailystar.com.lb/News/Politics/2012/May-22/174285-hariri-calls-for-release-of-lebanese-kidnapped-in-syria.ashx

5月23日(日付が変わった時刻)、レバノン南部ナバティーイェ選出の議員は、まもなく釈放されるとの見通しを明らかにした。
http://www.dailystar.com.lb/News/Politics/2012/May-23/174339-high-hopes-for-release-of-lebanese-hostages.ashx
ヒズボラ系の議員は昼前、地域レベルと国際レベルの両方から、必ず釈放されるとの確約を得たと語った。
http://www.dailystar.com.lb/News/Politics/2012/May-23/174378-hezbollah-wins-pledge-that-lebanese-hostages-will-be-released.ashx
5月23日、SNCが犯人グループに対し、レバノン人の即時釈放を呼びかけた。FSA軍事委員会アッシャイフ委員長は、事件との関係を否定。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=3749ee2340d38a055bdd99642c1fb339&ar=413917225
FSAのアル・アスアドは、この件についてトルコ政府から接触を受けていない。犯人グループの身元を調べるのがFSAの責務であると語った。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=d55a8ca0240faead52f2633eff9fc39c&ar=437423812

5月23日付け記事。レバノン・シーア派のバッリー国会議長(アマル議長)とナスラッラー・ヒズボラ指導者は、「24時間以内に釈放しなければ、トルコ政府による対ヒズボラ宣戦布告とみなす。なぜならば、被害者はヒズボラの一行であり、犯人グループはトルコ情報部の指揮下にあるからだ」という警告を伝えた。米国シカゴを訪問中のダヴトォル外相は、レバノン外相経由で同じメッセージを伝達された。

これを受け、サウジ、カタール、フランスが、直ちにSNCの議長と副議長に対し、即時釈放するよう圧力を掛けた。レバノン外相は、まもなく釈放されるとの見通しを明らかにした。
(al-Baath Media) http://goo.gl/GQBbj
http://megalodon.jp/2012-0524-0522-32/goo.gl/GQBbj

5月24日付け記事。犯人は、FSAに属する逃亡兵Husaam al-'Auwaakフサーム・アル・アウワークの一団。
http://www.syriandays.com/?page=show_det&select_page=43&id=31629
http://backupurl.com/hmny9v

5月24日午前、在ベイルート米国大使館が、即時釈放を呼びかけ。誘拐は受け入れないと。
http://www.dailystar.com.lb/News/Politics/2012/May-24/174503-us-embassy-calls-for-immediate-release-of-kidnapped-lebanese.ashx
誘拐された被害者の家族にインタビューしたロイター記事。
http://www.dailystar.com.lb/News/Politics/2012/May-24/174469-relatives-of-hostages-hopeful-trust-in-hezbollah-promises.ashx

5月25日(日付が変わった時刻)、FSAは、11人の釈放に全力を尽くしていると語った。
http://www.dailystar.com.lb/News/Politics/2012/May-25/174632-free-syrian-army-says-its-doing-everything-to-free--hostages.ashx
5月25日、釈放されたレバノン人11人は、トルコ領へ移動した。その後、レバノンへ帰国する。トルコ外相からレバノン外相に電話連絡が入った。
http://www.sana.sy/eng/22/2012/05/26/421441.htm
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=7be32ef8f789ce8227a5568bc733e009&ar=707120791
ヒズボラのナスラッラー師は5月25日、誘拐事件を起こしても、ヒズボラとシリアの関係に影響を及ぼさないと演説。
http://www.sana.sy/eng/22/2012/05/26/421451.htm

・・・武装集団の末端が誘拐事件を起こしてみたものの、ヒズボラの恫喝に米欧がひるみ、あっけなく譲歩した。米欧イスラエルの覚悟もたいしたことないことが明らかになった。レバノンが政情不穏になると、作戦遂行上、困った事態に陥るのだろう。

レバノン人は釈放されたが、イラン人のトラック運転手3人は誘拐されたままのようだ。

(5月27日12時20分追記
ロジ面で問題があり、帰国が遅れているという情報が入っている。カタールが釈放に反対したから遅れているとか、フランスのBHLがホムスに潜入したとか、ごちゃごちゃ書いてある。何か重要性があれば、あとで報告します。
(追記終了)

シリア:医療機関に対する破壊行為まとめ

シリア厚生大臣が5月23日、ICRCに報告した内容。

医療関係者の死者22人、負傷者42人、破壊された病院24ヶ所、医療センター84ヶ所、破壊された救急車199台。
http://www.sana.sy/eng/36/2012/05/23/421080.htm
http://www.sana.sy/ara/2/2012/05/23/421050.htm

・・・1月17日付け記事(恐らく2011年末の数字)から、かなり増えている。

シリア:ダマスカス・ローズの生産

バラの栽培は、農業で一番利益率が高い。香水の原料となるローズ・オイル1リットルは、200万シリポン(235万円)もする。油を1キロ絞るのに、花が3~5トン必要である。ほかにも飲料、ジャムなど様々な用途がある。

国内ではダマスカス県(栽培面積253ha)、アレッポ県(65ha)、ホムス県、ハマー県、スワイダー県(以上3県で13ha)で栽培されている。栽培農家は439軒で、86%がダマスカス県である。

花びらの年間生産高は951トン。1haあたりの生産コストは5万シリポン(約6万円)。

世界全体のローズ・オイル生産量は4.5トンで、主要産地はトルコとブルガリアで、他にイランとサウジでも栽培されている。

2010年におけるシリア産ローズ・オイルの主な輸出先は、イラクとアルジェリアで、金額にして608千ドルだった。輸入額は92千ドル。

2011年末の栽培本数は951千本で、2005年より50%増えた。農業省販売局は、2021年までに、さらに400%増加すると見込んでいる。

輸出拡大の障害となっている要因は、農家同士の協力の欠如、栽培面積の狭さ、製造・販売に必要な環境の欠如

栽培の中心地はal-Maraahアル・マラーフ村(ダマスカスの東60km)で、栽培面積2000dunum、農民200人。農業省は、この村に、共同で利用するための深さ600mの井戸を掘った。農業省は、毎年500dunumの農地開墾をする。また農民団体が毎年250dunumの開墾をする。

5月25日付けTishreen紙の記事の転載。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=334dc77ace20e3eac5164d91e7f43f50&ar=855600225
6月19日付けSANA記事。写真が多数。
http://www.sana.sy/ara/373/2012/06/19/426466.htm

シリアとイランを光ケーブルで結ぶ構想

シリアを訪問中のイラン通信大臣が5月25日、シリア通信大臣と、二国間の協力関係について協議した。多くの戦略的協力プロジェクトを協議した。

そのうちの一つは、両国を、イラク経由の光ケーブルで接続するというもの。さらには、ロシア、中央アジア、レバノンにネットワークを広げていく。

もう一つは、無線通信、光ケーブル、スマートカードを製造する合弁会社を設立する可能性についてである。

イラン大臣は、有線・無線通信の機器を、シリアに提供する用意があると語った。

http://www.sana.sy/eng/21/2012/05/25/421370.htm

・・・現在のインターネット回線は、たしかヨーロッパとサウジにぶる下がった状態なので、太い回線で直接つながるのは良い話。しかし、イラクで米軍に盗聴される(笑)。

ロシア・中国による石油・ガス販売オファーを、シリア石油大臣が断る

経済制裁を回避して、シリアと石油・ガスを取り引きするスキームを、ロシア・中国共同出資の会社が提案していたが、シリアの石油大臣がそれを断った。

ガスボンベの価格が、1本2000シリポンに達した。前の記事

5月25日付け記事。
http://www.syriasteps.com/?d=136&id=87559&in_main_page=1
http://backupurl.com/9sx4tl

・・・きちんとした書き方をした記事ではなく、「シリア国民の苦難は続く・・・」みたいな書き方をした文章の中で、「大臣が断った」とサラっと書いてあるだけ。提示価格が悪すぎるのと、政府はそれほど差し迫っていないということなのでしょうか。国民は困っているのですが。

シリア:Tishreen紙とal-Thawrah紙を合併する理由

政府系の新聞Tishreenとal-Thawrahが合併する件について、従業員の間に不満があることを紹介した上で、合併する理由を説明する記事。

al-Thawrah紙の母体の赤字が、2010年718milシリポン(1,332mil円)、2011年709milシリポン(1,097mil円)と大きいこと。

ネットで調べる時代に、紙の媒体は時代遅れであること。シリアのネット人口400万人に対し、Tishreen紙の発行部数はわずか5万部。

情報大臣は、大卒でない人がジャーナリストの仕事をしているのはおかしいと指摘しながらも、解雇するつもりはないと語る。
(al-Baath Media) http://goo.gl/rVV3H
http://megalodon.jp/2012-0526-0559-03/goo.gl/rVV3H

・・・最初から黒字にするつもりがない組織について、赤字を指摘されても、反省しようがない。従業員を一人も解雇せず、逆に全員にパソコンを買い与えたら、これまで以上に経費がかかる(苦笑)。

サウジとカタールがシリア武装勢力にロシア製の対戦車砲を供与

ヘブライ語のDebka Fileサイトによると、オバマ大統領の要請を受け、サウジとカタールの情報部は、シリア国内の武装集団に対し、ロシア製の高性能な対戦車砲Metis MKornet Eを供与した。

同様に、トルコ情報部は、シリアの武装集団に対し、トルコの基地内にて、爆発物の取り扱いを訓練し始めた。

(al-Baath Media) http://goo.gl/lAs7g
http://megalodon.jp/2012-0526-0555-02/goo.gl/lAs7g

シリア財務大臣:どこからも金融支援を受けていない

Russia Today Arabicがシリア財務相にインタビュー。財務相は、5月25~26日にモスクワで開催される、シリア・ロシア貿易・経済協力・技術・科学合同会議(シリア・ロシア経済協議)のシリア側団長として、モスクワを訪問している。

(非常に長いインタビューだが、過去に何度か報告した内容と重複する部分も多いので、以下は目新しい発言のみ。)

過去に締結した協定のフォローアップ。シリアにおいてロシア企業が参加するエネルギーと灌漑分野の新プロジェクトの設立。参加形態は、直接投資または合弁または民間同士の直接契約。科学分野の協力、ロシアでのシリア人研修。定例会で通常取り上げる議題について協議する。

実質経済成長率は6~7%が望ましいが、2011年には1%だった。2012年には、さらに低下するだろう。成長低下は、国家レベルのみならず、個人レベルにも影響する。

EUと米国が課した経済制裁は、シリア経済のみならず、市民の所得にも影響している。基礎物資が不足し、物価が上がる。政府は対策を取っているが、危機が長引けば、さらに悪化する。

ほとんどの物資の自給率は90%であり、必要物資の確保も何とかなっているため、経済崩壊という事態には陥っていない。例えば、医薬品自給率は90%(注:93%)である。残りは、友好国から輸入することができる。

我々は農産物も自給している。例えば小麦は内需を満たしており、輸入していない。逆に大量に貯蔵している。農産物の種類も多様で、過去には近隣アラブ諸国に輸出していた。

海外から投資を呼び込むため、BOT方式を積極的に採用するなどの方策を講じた。しかし、治安が回復しないことには投資は増えないので、治安回復が重要だ。

外国為替市場でシリポンを買い支える(=ドルを売る)のに、外貨準備を使っていない。外貨準備とは別に、過去に余剰外貨を積み上げた為替調整基金があり、それを使っている。

一時、シリア人が一斉に資産をドルに変えて送金したので、対ドル・レートが跳ね上がったが、その後は落ち着き、過去1ヶ月は対ドル闇レートは68~70の間で安定している。シリアは近隣諸国と比べ、GDPに占める対外債務の比率が低いことも、幸いしている。

金準備売却のニュースは、真実ではない。シリアの外貨準備の全額が、いくつかの友好国に置いてあり、(金を)1gも売っていない。シリアの外貨準備は、15ヶ月以上(注:原文のすぐ次の文で「2年以上」と発言している)の輸入を賄うことができる。労働者送金が減っているのは、シリア危機の影響というよりも、世界的な金融危機の影響だ。

イラン、ベネズエラ、その他からの援助が報道されているが、我々は、友好国・非友好国を問わず、金融支援を依頼していないことを強調したい。前の記事

家庭用ガスについては危機(品薄)が発生している。貯蔵施設に十分な量が確保されている。どの国でも、国民一人ひとりが2本、3本と余分に買えば、危機が発生する。ディーゼル燃料とガスの危機は、あと10~15日もすれば解決するだろう。

心理戦・情報戦でシリア国民の間に不安を掻き立て、それに外為市場参加者の思惑が拍車を掛け、24時間で対ドル闇レートが80から105になるまでシリポンを売り込んだが、(中銀は)そのような対策に外準を注ぎ込まない。中銀は、日々の需給に対して外貨を融通するが、まとまった金額を市場で売ることはない。現在では、資産を外貨に換えて持ち出した人たちが、再びシリポンに換金して国内に戻している。

国家予算その2)については、歳入は減ったが、経済効果を考慮して開発予算は確保した。その他の要因も含め、為替レートは68~69を上限に安定すると見込んでいる。公定レートについては、近隣諸国における交換レートの範囲に収めている。現在の公定レートは、63~64で、経済の現状を反映している。

(シリポンが弱いと、小麦の輸入その2)に影響するのでは?との質問に対し、)我々は、小麦を輸入していない。生産量は内需を満たしている。シリアでは高品質のデュラム小麦を生産しており、その一部を輸出し、代わりにパン製造用の軟質小麦を輸入している(注:差額をシリアの外貨収入にしているのであって、足りなくて輸入しているのではないと言いたいらしい)。小麦輸入の問題に直面していない。

貿易決済には様々な手法があり、米国が全てを禁止することはできない。既存の金融システムを使った決済方法、友好国を介してバーター取り引きをしたり、別の手法で決済する方法などがある。

トルコ・レバノンから、密輸ルートでシリアに持ち込まれるテロ支援資金の実態は、掴めていない。先日も、大量の外国(57万ドル相当の湾岸アラブ)紙幣を押収したばかりだが、それが全てではない。

政権政党とは異なる政策を掲げる反体制派は、世界中のどの国にもいる。問題なのは、外国から支援され、破壊活動を行う集団がいることだ。残念なことに、いくつかのアラブ諸国が、彼らに資金・武器を援助している。そのような国が、シリア政府との間で仲介役を果たすことに反対する。

こうした動きで一番メリットを受ける国はどこかと探してみると、イスラエルである。イスラエルは、どのアラブの国に対しても戦争を仕掛ける必要性がなくなった。どの国も内政で手一杯だからだ。

シリアは安保理決議にコミットしており、良い結果がもたらされることを期待している。我々は、アナン特使と安保理に対し、愛国的でない反体制派に対し武器・資金支援をしている国々に、圧力をかけるよう要請する。

シリアのロシア製兵器購入の金額は、前年度を超えない範囲だ。

5月25日付け記事。
http://arabic.rt.com/prg/telecast/657354/
http://www.sana.sy/eng/22/2012/05/24/421267.htm

・・・ガス危機はあと15日続くのかぁ。

イランがシリア大統領を非同盟諸国会議に招待

イラン大統領の特使(通信IT大臣)が5月24日、シリアを訪問し、アサド大統領と会談した。特使は、アサド大統領に対し、9月にテヘランで開催される非同盟諸国会議への公式招待状を渡した。シリア情勢については、シリア人民に対するイランの断固たる支持を確認した。

アサド大統領は、シリア国民が、国の統一と独立に固執したおかげで、長年直面してきた圧力と脅迫を克服することにシリアが成功したと確認した。
http://www.sana.sy/eng/21/2012/05/24/421185.htm
http://www.sana.sy/ara/2/2012/05/25/421177.htm

・・・問題が既に終わったかのような大統領発言が気になるのだが。

シリアがベネズエラにナフサを輸出

ディーゼル燃料を積んでシリアに到着した、3隻目のベネズエラのタンカーの帰路に、シリア産ナフサを積み、ベネズエラに輸出する。前の記事

シリアのナフサ輸出は、2011年9月以来止まっていた

また、ベネズエラからは、4隻目となるディーゼル燃料支援のタンカーが到着する予定。

5月24日付け記事。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=bdbf255585d26126c5b5be482b253f88&ar=961891594

反体制派「シリアの友人」会議が戦後復興部会を開く 於アブダビ

5月24日、アブダビで開催。UAEとドイツが共同議長国。60ヶ国以上とSNCが参加。
http://www.wam.ae/servlet/Satellite?c=WamLocEnews&cid=1289999297173&pagename=WAM%2FWAM_E_Layout&parent=Query&parentid=1135099399852
http://backupurl.com/bh1tdp
最終声明。
http://www.wam.ae/servlet/Satellite?c=WamLocEnews&cid=1289999297285&pagename=WAM%2FWAM_E_Layout&parent=Query&parentid=1135099399852
http://backupurl.com/c5s1t9

SNCは、アサド政権崩壊後の最初の6ヶ月のため、11.5bilドルが必要だとして、支援を求めた。
http://www.globalpost.com/dispatch/news/regions/middle-east/syria/120524/syria-rebels-ask-115-billion-six-months-reconstruction-snc
http://backupurl.com/64opql

・・・果たしてこれが、フランスの対シリア賠償金支払いなのかどうか。

リビア政府がヨルダンのホテル代55.8億円を滞納 対シリア工作

ヨルダン・ホテル協会は、治療目的でヨルダンを訪れたリビア人のホテル代5千万JD(55億8214万円)を、リビア政府が精算せず、問い合わせの電話にも出ないことを明らかにした。

2011年9月から現在までに訪れたリビア人は5万人で、現在ヨルダン国内に8千人いる。彼らは、ホテルか、ホテル・アパートメントに宿泊している。

在ヨルダンのリビア医療委員会の責任者は、以前は請求されるままに支払っていたが、過大請求が見つかったので、監査が入った。そのために精算が遅れているが、必ず支払う、と語った。

5月初頭にリビア副首相がヨルダンを訪れたときには、本国から4千万JDが送金されたので、速やかに振り返る、と語っていた。
http://jordantimes.com/hotels-still-awaiting-promised-payment-from-libya
http://backupurl.com/d4wt8l

・・・昨年9月からというのが、怪しい。過去にピックアップしておいた情報とも、つながった。皆で対シリア工作の業務分担をしているのでしょう。前の記事その23

米国が、シリア国連代表部の銀行口座を2度も強制閉鎖

シリア国連代表の話。在ニューヨークのJP Morgan Chaseが銀行口座を閉めろというから閉めて、在ワシントンDCのWashington First Bankに開けというから開いたのに、それが強制閉鎖された。国連内のホスト国関係委員会は対応しない。前の記事
http://www.innercitypress.com/un1bank052412.html
http://backupurl.com/b2gz27
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=0ab44975858b32305eb4a06cbd479953&ar=346421743

・・・これは、民間企業の都合に見せかけた、嫌がらせだね。

シリア:新しい人民議会議長と役員を選出

5月24日、総選挙後初の本会議が開かれ、新しい議長とその他の役員を選出した。議長はMuhammad Jihaad al-Lahhaamムハンマド・ジハード・アッラッハーム弁護士(全250票のうち225票獲得)。副議長はDr Fahmi Hasanファフミー・ハサン博士(202票獲得)。
http://www.sana.sy/eng/21/2012/05/24/421043.htm
http://www.sana.sy/ara/2/2012/05/24/421225.htm
議場の様子(写真)。
http://www.sana.sy/ara/2/2012/05/24/421318.htm

5月24日。シリア国営テレビのニュース映像。人民議会の議長、その他の役員の顔ぶれ。03:34から。議長はバアス党員。副議長は無所属。
http://www.youtube.com/watch?v=sPZJ2cU33uU
議長の経歴。生粋のダマスカスっ子で、ダマスカス弁護士会の会長さん。
http://www.damascusbar.org/arabic/dbar/jihad.htm
http://backupurl.com/eqp59d
議長が経営する法律事務所。
http://www.lahham.info/jhome.htm
http://megalodon.jp/2012-0525-0848-41/www.lahham.info/jhome.htm

事前に彼が選ばれることがわかっていたようで、彼は選出後に読む原稿をポケットに用意していた(笑)。最後の段落に、他の役員の氏名あり。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=654df3d1f559c4cd235fe0bce49beebf&ar=699127580

副議長の経歴。1955年生まれ。アレッポ県郊外Dair Haafirダイル・ハーフィル地区(アレッポの西45km)'Ateerahアティーラ村出身。アレッポ大卒業の外科医。現在はダイル・ハーフィル病院の病院長。再選。
http://www.dp-news.com/aswatsouria/detail.aspx?articleid=121442
http://backupurl.com/kv26ij

ちなみに、シリア人民議会の公式HP。
http://parliament.sy/

米国がシリア総選挙の結果を暗に承認 ロシア外交筋

本日(5月24日)、新しい人民会議が開催され、政治改革は、組閣と、ムスリム同胞団を除く反体制派海外組も参加可能な国民対話を始める、第2段階に入った。新憲法の修正と、国民対話の進展によっては早期に総選挙をやり直す道も開かれている。(リンク先の文末)

ロシアの外交官は、ワシントンは総選挙直後に、シリアの選挙は茶番だと酷評したものの、暗に選挙結果を承認したと語り、第2段階の目標に向けてモスクワが努力してきたことが、実を結びつつあると表明した。米国の姿勢の変化は、アサド退陣要求と、シリアの国家・憲政・特に軍隊を維持することの重要性との間で、線引きをする必要性を確信したことと、軍事介入に反対するロシアと中国の強硬な反対が、主な要因である。また、ワシントンは、リビアと同じ状態がシリアで発生した場合の深刻さに気付いた。政治的空白を埋めるのは、イスラム過激派だけである。

ロシア筋が説明する国際環境のこの変化の中、シリア人民議会は、総選挙後初の本会議を開催した。国内の反体制派は、国民の意思が正しく反映されていない、あるいはバアス党から排除されたと批判している。反体制派国内組の代表格である「変革と解放のための人民戦線」(カドゥリー・ジャミールの組織)は、全250議席の3分の2を獲得できると豪語していたが、実際には10議席ほどしか獲得できなかった。

他方、シリア政府高官は、反体制派国内組に残された議席が、そもそも少なかったと説明する。選挙前に、大統領は、反体制派と新政党を合わせた議席数が、バアス党の議席数と同等か、やや少ないぐらいにし、新たな政治連立を模索するとしていたが、守旧派が支配するバアス党指導部が、選挙協力を各選挙区の自由に任せた(ため、バアス党とNPF諸政党との関係が崩れず、新勢力が割り込む余地が生まれなかった・・・とまでは書かれていない)。(リンク先の2番目、3番目の記事)、その2

ある責任者によると、バアス党守旧派は、選挙を通じて反体制派を排除し、バアス党こそがシリア政界を代表する最大勢力であることを示そうとした。バアス党の党員カード所持者は600万人(2012年初の総人口2500万人の24%)おり、騒動の過程で脱退したり、姿を見せなくなったりしたが、それでも現在活動中の党員は360万人(同14.4%)いる。バアス党には、他の政党にはない組織力があり、そのため、野党勢力は、わずかな議席しか獲得することができなかった。前の記事

他方、政党別の議席配分(政治的側面)を犠牲にして、社会勢力別の議席配分(社会的側面)に配慮が加えられた、と同責任者は指摘する。政府は、現在の騒動の背景について、徹底的に検討した。バッシャール・アル・アサド大統領の施政下で犯した間違いを洗い出した。父アサドは、社会勢力間のバランスに神経を配っていたことに気付いた。先の総選挙では、無所属に都市スンニー、部族代表、由緒ある家系を含めるよう、可能な限り配慮した。

その結果、議会では、バアス党が最大勢力、次に無所属と部族、次に女性(30人)と続き、反体制派国内組は数を大きく引き離された。

反体制派(カドゥリー・ジャミール)は辞任をちらつかせているが、水面下でアサド大統領からオファーが差し出されている。もしジャミール氏が辞任を取り下げ、ハイサム・マンナーアが現状では首相職を受け入れないと固辞し、また、反体制派海外組にインパクトを与えるようなスンニー派の人物を登用する考えも排除された場合、ジャミール氏を首相に指名するという情報が流れている。

No. 1715 Thursday, 24 May 2012
http://www.al-akhbar.com/node/93934
http://backupurl.com/jhtlg5



カドゥリー・ジャミールが、選挙結果の無効と選挙法改正を訴え。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=0eddcd6f95306a0db08adb37be36b375&ar=73565806
ジャミール氏の公式ページに掲示された、その主張。「投票所の係官は公務員ばかりで、投票日は休日になっているとはいえ、職場の上下関係がそのまま反映されるので、公正さが保証されていなかった。・・・だから選挙結果をキャンセルすべきだ」と書いてある。深刻な不正行為が列挙されていれば、もう少しインパクトがあるが、この程度の主張では、裁判しても勝てそうにない。
5月17日付け。
http://www.kassioun.org/index.php?mode=article&id=19963
http://megalodon.jp/2012-0525-0514-02/www.kassioun.org/index.php?mode=article&id=19963



5月24日のシリア国営テレビによると、今回当選した議員のうち、新人が84%、再選が14%。人は入れ替わった。

シリア:ベネズエラからディーゼル燃料が到着

アッラーウ石油大臣が5月23日、記者会見で語った内容。

ベネズエラ産ディーゼル燃料3万5千トンを積んだタンカーが20日(月)、到着した。同国が次のタンカーも準備中である。前の記事

家庭用ガス(LPG)については、現在イラン、アルジェリアと交渉中である。前の記事

EUと米国による経済制裁のため、シリアのエネルギー部門は40億ドルの損失を被った(原油を販売できない逸失利益を指す)。前の記事

昨日(22日)からモスクワで始まったロシア・シリア経済協議で、燃料とガスをロシアから輸入する長期契約について協議している。前の記事その2

シリア政府にはカネがあり、新しい契約を結んで、2012年末の分まで支払い済みなのに、経済制裁があるために輸入ができない。ガス不足の原因は経済制裁である。当面、調理には別のエネルギー源を使って欲しい。

発電所で使う燃料は、国内に十分にある(ので、停電時間の延長を心配しなくていいと言いたいらしい)。
http://www.sana.sy/eng/24/2012/05/23/420944.htm
http://www.sana.sy/ara/4/2012/05/23/420910.htm

・・・ガスの手配はまだ。

5月23日。アレッポのどこか。集まっている群衆が、ガスボンベ1本が1100、1200、1500シリポン(1275~1740円)だと不平を口にする。(公定価格は400。)
http://www.youtube.com/watch?v=pofntZxrKNo
ダマスカス郊外Kanaakirカナーキル(ダマスカスの南西30km)。長~い行列。
http://www.youtube.com/watch?v=JArZuPoGX94

シリア:アル・バアス紙で労働争議が発生 史上初

ダマスカスのアル・マッザ地区にあるバアス党の機関誌アル・バアス紙で、史上初めて労働争議が発生した。

編集部の8人を含む数十人が5月23日、社長室の前に押しかけ抗議し、次に場所をホールに移して抗議集会を開いた。国会議員でもあるダマスカス労組連合会会長と、ダマスカス労組も集まった。

政治的な意図を持った動きではなく、他の組織または役所への転籍について、処遇に不満があるという。前の記事

バアス紙では、直ちに委員会を発足させ、学歴に応じた処遇をするなどの対応を決議し、社長に実行するよう求めた。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=a8e412b1745549dda1e5b191f8b97a88&ar=17148610

レバノンの輸出額が20.8%増 2012年1Q

Bank Audiアウディ銀行の四半期報告(2012年1Q)から。

入国観光客は、前年同期比で8%減。しかし、在外レバノン人のベイルート国際空港からの入国は、同21.5%増。

シリア経由(で湾岸アラブ、イラク、トルコ等に向かう)輸出額は11%減。特にシリアを経由する商品(数量のことか?)は16%減。レバノンの全輸出に占めるシリアの割合は、2011年1Qに24%、2012年1Qは18%。

レバノンの輸出総額は20.8%増。

(注:2012年1Qのシリアの割合は120.8 x 0.18 = 21.74だから、2011年1Qの24%という数字から、ごく僅かしか減少していない。)

輸出増の要因は、ヨーロッパ向け宝飾品で、輸出総額のほぼ半分を占める。数量も金額も増えた。

シリア国内で不足する物資(砂糖などの食料品)を、レバノンで調達する動きがある。

シリアの短期・中期の不動産投資家が、レバノンに目を向けており、レバノンの不動産市場をいくらか下支えしている。

シリア・レバノンの経済は相互に結びついているが、レバノンは、先行き不透明ななかで、景気後退の状態に陥らず、穏やかな成長をしている。IMFは2012年のGDP成長率を3%と見込んでいる。

対内投資額は、投資家が様子見の姿勢を取っているため、ややマイナス。

3月23日付け記事。
http://www.dailystar.com.lb/Business/Lebanon/2012/May-23/174322-audi-syrias-impact-on-lebanese-economy-offset-by-other-gains.ashx

・・・シリア危機に慌てて新たな輸出先を開拓したら、とても大きな成果があった。レバノンも、やればできる子だった(笑)。前の記事

アル・カーイダなど300~400人がシリアに潜入 ル・フィガロ紙

アル・カーイダやTakfiri(イスラム過激派)に属する戦闘員300~400人が、シリアに潜入した。国籍は様々である。

ジハーディストを自称するフランス人5人が先日、ベイルート空港に降り立ち、レバノン北部へ向かったが、レバノン軍情報部に逮捕され、フランス大使館に引き渡され、本国へ送り返された。

シリア軍は(2月末~3月初めの)バーバー・アムルの戦いで、チュニジア人、エジプト人、ヨルダン人、フランス人、ベルギー人、イギリス人の戦闘員を殺した。

トルコとシリアの間を行き来している戦闘員は、次のように語る。「シリア軍との戦闘に参加しているリビア人戦闘員たちは、カタールから保護を受けており、カダフィーとの戦闘に参加した者たちである。彼らは、シリア軍との戦闘に参加する『ボランティア』の最大勢力を構成する。彼らとともに、レバノン人、サウジ人、クウェート人、パキスタン人、若干のアルジェリア人がおり、トルコ国境に近いイドリブ県Jurjnaazジュルジュナーズ村に集結している」。

(注:ジュルジュナーズ村は、Maarrah al-Naamanマアッラトゥン・ナアマーン(イドリブから南30km、アレッポから南西へ70km。ダマスカスとアレッポを結ぶ幹線道路沿いにある交通の要所)から東へ7km、やや南に位置する村だとずっと信じていたが、原文には「トルコ国境近く」と書いてある。

同じ地名が別の場所に存在すること自体は別に珍しいことではない。マアッラ近くにテロリストが集結しているならば、明らかにアレッポを狙った作戦だが、国境を越えたすぐの山岳地帯に集結しているとしたら、危険度はまだ低い。)

イラク人戦闘員多数がシリアに潜入しようとしたが、シリアの部族が阻止した。

カタール人Abd al-Rahman al-Nu'aimiアブドゥッラフマーン・アン・ヌアイミーを含む湾岸アラブのビジネスマンが、人道援助の名目で、トリポリに本部を置く諸団体に資金を提供している。自爆攻撃の遺族に、多額のカネが注ぎ込まれている。月200ドルが支払われるという証言を得た。

フランスLe Figaroル・フィガロ紙が、レバノン北部トリポリ市を取材した記事からの転載。
(al-Baath Media) http://goo.gl/MsJfv
http://megalodon.jp/2012-0523-2323-47/goo.gl/MsJfv
原文は恐らくこれ。
La Syrie, nouvelle terre d'élection des djihadistes
2012.05.22
http://www.lefigaro.fr/mon-figaro/2012/05/21/10001-20120521ARTFIG00648-la-syrie-nouvelle-terre-d-election-des-djihadistes.php

シリア:ダマスカス空港道路で爆弾 3人死亡

5月23日、空港道路沿いにある電子戦本部の建物近くで、バスが爆発物(地雷)にやられ、3人死亡、19人が負傷。

ダマスカス市内のal-Baraamikahアル・バラームケで、軍用バスを狙った爆弾が爆発し、軍人4人が負傷。

早朝には、ダマスカス郊外県の複数箇所で爆音が聞こえ、またドゥーマー(北西)、ハラスター(東)では衝突があった。死傷者の発生は不明。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=89c8daa934bcd836c224d1af47332066&ar=402680815

こちらの記事には「電子戦のadministration」ではなく、「第3橋と第4橋の間にある電子戦学部」と書いてある。
http://www.syriandays.com/?page=show_det&select_page=43&id=31605
http://backupurl.com/tktdp5

・・・電子戦本部(単に管理部門が置いてあるだけかもしれない)が狙われたことも問題だが、空港道路に地雷が仕掛けられるということも問題。空港道路のような場所は、倒れる直前まで事件に無縁な地帯にしてもらわないと。人手が足りていないのか、配置されている人たちの気が緩んでいるのか。

シリア:団体観光客向けの新しい入国ビザ規則

シリア内務省は数日前、団体観光客に対する入国ビザの新規則を発表した。al-Iqtisadi紙が報じたその内容は、以下の通りである。

第1条 認可旅行会社を通じた団体観光客の受け入れに、以下の条件を適用する。

第1項 外国人(注:非アラブという意味)の団体観光客
以下の諸国の団体観光客に対し、国境で無料で入国許可を与える。出発国の旅行会社が名簿を作成し、シリアで認可されたシリアの旅行会社が受け入れること。シリアの認可旅行会社は、名簿の全ページに有効印を押すこと。

(1)ヨーロッパ諸国の国民で構成される団体観光客。
(2)アジア諸国(日本、シンガポール、韓国、中国、台湾、タイ)の国民。
(3)南北アメリカの国民(米国を除く)。
(4)南アフリカの国民。
(5)旧ソ連の国民(芸術家を除く。チェチェン共和国が発行した旅券所持者を除く)。

第2項 トルコ、イラン、マレーシア、ベネズエラからの団体観光客

二国間協定に基づき、取り扱う。

第3項 アフガニスタンからの団体観光客

(1)最低8人以上の団体であること。

(2)8人に満たない団体の場合は、旅行会社が責任を持つこと。

(3)受け入れる旅行会社は、シリアのパスポート・オフィスから同意を得ること。

(4)受け入れ旅行会社の所有者は、当該団体の出入国に責任を負い、違反があった場合には、2009年第2号法の規定に従い、制裁を科される旨の誓約書を提出すること。

(5)観光客の1人またはそれ以上の個人が出国しなかった場合は、当該人物たちの出国費用を旅行会社が支払うこと。

(6)緊急事態が理由で、観光客の1人またはそれ以上の個人が出国できなかった場合は、旅行会社がパスポート・オフィスに対し、出国できる人たちの出国許可申請を、文書で提出すること。

第4項 インドネシア、インド、パキスタンからの団体観光客

(A)インドネシアからは、実業家、貿易商、工場経営者、大卒の団体観光客の入国を許可する。

(B)インドネシア女性については、家族の一員としての入国のみを許可する。

(C)インドネシア、インド、パキスタンの団体観光客については、以下の条件を課す。
(1)(第3項(3)と同じ)
(2)(第3項(4)と同じ)
(3)(第3項(5)と同じ)
(4)(第3項(6)と同じ)

第5項 国籍混成または規制対象国籍を含む団体観光客

規制対象国の有効な居住証明を提出し、その規制対象国に、6ヶ月以内に帰国することが保証されている場合に、入国を許可する。

第2条 本決定を適用する団体観光客のシリア滞在日数は、最低2日以上とする。

第3条 本決定と矛盾する規則、特に2005年4月24日第29号決定QN(←記号)を無効とする。

http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=9e29aa59008535f70762149bf8a6f3d7&ar=105862881

・・・この規則は、団体で2日以上滞在すればビザ無料ですよ、というだけの話で、カネを払ってビザを取れば、これまで通りの規則で入国できる。

観光業界から泣き付かれた政府が、政府ができることとして示した精一杯の景気対策なのだろう。せめてダマスカスとアレッポだけでも、事件と無縁に保ってもらえればいいのだが、ダマスカスの空港道路で爆弾事件が起きるようでは、この措置の効果は望むことができない。

関係が悪い国のうち、ヨーロッパとトルコはOKで、米国は適用外とした。イスラム過激派が疑われるチェチェンは不可で、アフガンには多少の規制を加えたが不可ではない。

イランの対シリア医療支援の内容

シリア厚生大臣は5月22日、自身のイラン訪問の成果を明らかにした。イラン政府又はイラン赤新月社が、以下をシリアに供与する。(注:無償供与なのか、国際価格で販売するという意味なのかまでは明記されていない。)前の記事

救急車50台の供与。うち15台は直ちに提供される。

テロリストが国立病院で破壊した、腎臓透析など高価な医療器具約100万ドル相当分の供与。

シリア国内で生産できず、経済制裁のためヨーロッパからの調達が困難になっている、慢性病用のジェネリック医薬品5000万シリポン相当の供与。

イラン製の地中海貧血(thalassemia)用の医薬品の、シリアでの認可を急ぐこと。

イラン医療機材輸出業者連合が、合意された機材提供とは別に、シリアの病院にソフトローンを提供する。これは、経済制裁でEIB、イタリア・オーストリアの諸銀行が凍結した130milドルの補填である。

医療スタッフの研修。特に角膜手術、肝臓移植。
http://www.sana.sy/eng/36/2012/05/22/420780.htm
http://www.sana.sy/ara/2/2012/05/22/420778.htm

シリア:al-Thawrah紙がTishreen紙と合併 存続紙はTishreen

全国紙al-Thawrahアッサウラと県別の地方紙を発行するal-Wahda Foundationと、Tishreenティシュリーン紙を合併し、今後は、非上場の共同持ち株会社The Syrian Company for Media and Distribution(الشركة السورية للإعلام و النشر)のもとで、Tishreenの名称で世界水準の新聞を発行していく、という情報省の提案が、5月22日の閣議で了承された。前の記事

新たに6新聞、13雑誌を刊行することを承認した。

その他の閣議の議題。
http://www.sana.sy/eng/21/2012/05/22/420702.htm
http://www.sana.sy/ara/2/2012/05/22/420693.htm

・・・al-Thawrahが1990年代後半風のウェブ・デザインのまま放置されているのに対し、Tishreenは最近デザインを一新した。



al-Thawrah紙の全職員500人の間では、合併の決定は否定的に受け止められている。特に各セクションの部長クラスからは、Tishreen紙のカウンターパートより悪く扱われるとして、怒りが大きい。昨日(22日)、情報相とal-Thawrah職員代表との間で会議が開かれたが、雰囲気は悪かった。

一方で、記者職の間では、合併すると今より環境が良くなるという期待が大きい。
5月23日付け記事。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=37d0fa90a813c1c63a66e8abe4ba1ee9&ar=246874156

シリア:Aks al-Serサイトがハッカーにやられる

シリア反体制派のネット活動家が、シリア政府系の民間紙Aks al-Serのサイトを乗っ取った。
http://backupurl.com/56j5vu

・・・数日前に、Syrian Electronic Armyが世界中の数十のサイトを乗っ取った(これまでにも時々してきた)が、直後にTwitterのアカウントが消滅していた。今チェックしたら、ウェブページhttp://syrian-es.com/も、中身がきれいに消去されている(落書きはない)。

トルコ政府がシリア武装勢力に武器と訓練を提供

イギリスThe Daily Telegraphの記者が5月12~13日にトルコのハタイ県でシリア反体制派ゲリラを取材したところ、誰もが外国からの支援が届いていないと不満を述べた。オバマ政権が約束した「非殺傷性の支援」すら届いていない様子だった。

しかし昨晩(5月21日)夜、ゲリラ筋は、トルコ政府が彼らに軽火器を提供し、イスタンブールでは訓練を施していることを明らかにした。武器は、ダマスカス、その北郊外ザバダーニー、イドリブ県に貯蔵されている。

湾岸アラブが定期的に送金しているという記事が流れたあと、1週間で状況は変わった。以前よりも武器の入手が楽になった。・・・などなど。

・・・このところ、イドリブ県内の事件の内容がかなり悪化している。アレッポに通じる検問所周辺での衝突も、同じ文脈の話。



Syrian rebels say Turkey is arming and training them
By Michael Weiss World Last updated: May 22nd, 2012
http://blogs.telegraph.co.uk/news/michaelweiss/100159613/syrian-rebels-say-turkey-is-arming-and-training-them/
http://backupurl.com/43ye8n

The weekend before last I was in Hatay province, in southern Turkey, interviewing Syrian rebels and activists, who all complained of the lack of foreign assistance in toppling the Assad regime. Even the "non-lethal" aid that the Obama administration had promised hadn't seemed to make it through to these fighters, many of whom had spent as much as $6,000 of their own money to buy black-market Kalashnikovs.

A lot's changed in a week.

Rebel sources in Hatay told me last night that not only is Turkey supplying light arms to select battalion commanders, it is also training Syrians in Istanbul. Men from the unit I was embedded with were vetted and called up by Turkish intelligence in the last few days and large consignments of AK-47s are being delivered by the Turkish military to the Syrian-Turkish border. No one knows where the guns came from originally, but no one much cares.

This news, which has provided a much-needed morale boost to Syria's embattled opposition, does appear to corroborate a recent report by the Washington Post that the United States has been facilitating the transfer of Gulf-purchased weapons to the rebels:

The U.S. contacts with the rebel military and the information-sharing with gulf nations mark a shift in Obama administration policy as hopes dim for a political solution to the Syrian crisis. Many officials now consider an expanding military confrontation to be inevitable.

Material is being stockpiled in Damascus, in Idlib near the Turkish border and in Zabadani on the Lebanese border. Opposition activists who two months ago said the rebels were running out of ammunition said this week that the flow of weapons ― most still bought on the black market in neighboring countries or from elements of the Syrian military ― has significantly increased after a decision by Saudi Arabia, Qatar and other gulf states to provide millions of dollars in funding each month.

White House spokesman Jay Carney said this about the Post's scoop: "We continue to provide non-lethal support to the opposition. And while I can only speak for the United States, we know that others are pursuing different types of support, and I'd refer you to them to characterise the nature of their actions."

Turkey wouldn't take such a course of action without express American consent or encouragement. Nor do I think that US Senator Joseph Lieberman, who has called for surgical airstrikes and the creation of buffer zones in Syria, would indicate that the administration was inching toward a military response to the humanitarian crisis that Kofi Annan's farcical "cease-fire" has done nothing to quell unless he was fairly sure it was indeed doing so.

NATO's once-more-with-feeling claim that it has no plans to intervene in Syria might still be true. Ditto the extraordinarily uninspired G8 statement to the effect that a "political transition" in Syria was still the favoured course of action by the West. Though here it is worth noting that the storming of Assad's presidential palace by tenacious and well-armed revolutionaries, long after the three-month Annan plan has expired, is technically a form of political transition, albeit one that will leave the Kremlin disgruntled.

My guess is, it's time for Bashar to download more maudlin country music from iTunes as his regime is showing signs of wear and tear. There have been rumours that at least some members of his "crisis management cell" – the intelligence directorate heads and other key regime personnel that decide each day's atrocities – have been poisoned to death by the Free Syrian Army. (Two of the supposedly assassinated have appeared on Syrian state media to deny having been killed, but the fate of Assef Shawkat, Assad's brother-in-law and the current deputy defence minister, is still unknown; neither he nor the regime have verified that he's still alive.) Now comes this article by al-Ayyam revealing the further atrophying of totalitarian sinews: Syrian army soldiers are releasing detainees in exchange for confiscated tanks:

The two detainees, Dr. Salaheddine AlSaleh and Walid Ma’amoun, were seized by security forces during the chaos that ensued the attack on the UN vehicles on May 16. The residents have been pressuring the UNSMIS delegation to secure their release ever since. The activists say they were contacted by Col. Ahmed Himiche who detailed the parameters of the exchange. “They wanted us to return a tank the FSA captured in the fight that day.” Abou Houmam, a local activist said. “We care about our detained brothers more than anything so we accepted immediately.”

If the FSA can afford to surrender captured vehicles, but the army can't afford to lose them, what does that say about either?

シリア:セラミック産業が独自のガス輸入を模索中

ダマスカス工業会議所のセラミック産業(窯業)委員会副議長(Muhammad Urfaliムハンマド・ウルファリー)の話。

石油省筋は、民間のセラミック業界が、政府ルートを通さず独自に、必要な工業用ガスを、周辺諸国から輸入することを認めた。

経済制裁の影響で、政府ルートの輸入は止まっており、燃料不足から、セラミック業界は大手から町工場まで全て操業停止に追い込まれ、そのまま廃業してしまう所も多い。そうなると、5千人分の雇用が失われる。

業界では、1日あたり輸入量150トン、キロあたり単価1ドルという条件(注:日本より若干安いくらいの水準)で、レバノン、ヨルダンの業者にオファーを求めている。しかし、彼らは、取引情報が欧州企業に漏れ、自分たちが制裁を受けてしまうことを恐れており、成約の見通しは立っていない。

さらに業界は、ガス輸入を担うCeramica Gasセラミカ・ガスという会社を立ち上げることも検討している。とにかく今は量の確保が最優先課題であり、価格は二の次という姿勢である。

別の経営者は、燃料を輸入すること自体は、民間で何でもできるとした上で、問題解決には、戦略備蓄をし、特定の業者が価格を釣り上げないよう、政府がしっかり監視するしかないと指摘する。

本紙調査によると、ダマスカス郊外県における(家庭用LPG)ガスボンベ価格は、半分しか充填されていないものが750シリポン、満タンがal-Muhaajireenアル・ムハージリーン地区で1500シリポン、Sha'laanシャアラーン地区で900シリポン。いくつかの地区では、満タンが6時間待ちで2500シリポンで売られている。前の記事その2

5月22日付け記事。
http://www.alwatan.sy/dindex.php?idn=123159
http://backupurl.com/nspnjs

・・・予期せぬ場所で民営化が始まった。素晴らしい補助金削減効果を、喜んで受け入れていいのかどうか(苦笑)。しかし、ガス輸入の権限を、民間商人に無償譲渡するはずがないので、どこかのプロセスで天下りが絡むのだろう。



(5月23日4時45分追記
石油省は、民間の工場等が、自己資金、独自ルートにて、ヨルダン、レバノン、イラク、エジプトから工業用ガスを輸入することを認めた。民間Med Steel製鉄所が、操業目的ではなく、炉を冷やさない目的で、ガス2トンの確保を要請したが、国営の燃料配給公社が断るといった問題が発生している。
http://www.syriandays.com/?page=show_det&select_page=46&id=31591
http://backupurl.com/hu9nlm

・・・日本でこんな問題が発生したら即、内閣退陣になるのだろうが、シリア人はよく我慢する。
(追記終了)

シリア:バーブル・ハワー検問所近くで戦闘

アレッポ県al-Ataaribアル・アターリブ(アレッポ市から西へ30km、やや南。イドリブ県に近い)町Kafr Karmeenカフル・カルミーン村では5月21日を通じて、政府軍と武装集団の間で激しい戦闘が繰り広げられた。

本紙情報筋によると、様々な武器を用いた衝突が発生し、政府軍の側で少なくとも9人が死亡、数十人が負傷。自由シリア軍の側も被害を出したが、数は不明。

ネット上の動画を見ると、政府軍の兵士6人が死亡したようである。

ロンドンにある反政府系の人権団体は、この日の戦闘で20人が死亡し、うち18人が政府軍兵士であると発表した。前の記事
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=098d1d089fac2addb0ee4120d2955e7f&h=%CD%E1%C8&ar=612581416

5月19日。Bab al-Hawaa。炎の映像。夜なので輪郭が見えないが、声によると戦車をRPGで攻撃し、炎上させた。
http://www.youtube.com/watch?v=tNL9k7Z2HVU
5月21日。al-Ataarib, Kafr Karmeen。シリア軍に損害を与え、歓喜する自由シリア軍。路上に複数の死体が転がっている。
http://www.youtube.com/watch?v=8FILvVyA9ao
炎上している戦車の前で、男が戦果を説明。
http://www.youtube.com/watch?v=nrhR5IUhpSk
その前で記念撮影。
http://www.youtube.com/watch?v=676XyecBH1U

5月21日。政府軍が戦車の増援部隊を派遣。
http://www.youtube.com/watch?v=y4YUoDW7KXU



・・・Bab al-Hawaaバーブル・ハワー(アレッポから真西へ35km)は、アル・アターリブの北西7kmにある。国境=検問所は、町の5km先にあり、シリア・トルコ間で一番交通量が多く、重要な検問所。

要はアレッポを狙っている。ここに対戦車砲が出回っているようではいけない。空軍禁止のルールがあるらしいのだが、ヘリくらい派遣してさっさと掃除してもらわないと。



(5月22日23時50分追記
【戦闘関連の動画】

5月21日。イドリブ県Sarmadaaサルマダー(バーブル・ハワー近くの村)。谷に道路があり、そこを政府軍の戦車が走っている。山に自由シリア軍が陣取っている。動画は、山から谷に砲撃をし、一面に白煙が舞い上がっている様子。説明がなければ、谷に戦車があることはわからない。
http://www.youtube.com/watch?v=pEBTiQ3xKfQ

山中の道路脇に陣取る自由シリア軍が警戒中。画面左方向がイドリブ県Sarmadaaサルマダー。ここで政府軍の進軍を阻止する役割。カメラマンが兵士にインタビュー。00:14で、はっきり見えないが、大きな木の下に20人くらいの兵士が座っているかもしれない。00:40あたりからパンパンと高い音の銃声。

00:20で画面が切り替わり、複数の兵士が銃を構えている光景が写る。01:58からエンジン音が近づいてくるのがわかり、02:00で戦車が1台、右から左へ走る。一斉に射撃する。1人だけRPGを抱えた男がいるが、発射するタイミングを逸した。03:25で声「戦車が撤退」(カメラは別方向を写しており、確認できない)。03:33で「アッラーフ・アクバル」と叫び、喜ぶ。

03:48で画面が切り替わり、一仕事が終わり、皆で帰宅する場面。一人が軽傷を負い、両脇を抱えられている。04:03が隊長。
http://www.youtube.com/watch?v=jMRkL6DBiqg

5月22日。国連監視団UNSMISが、アル・アターリブ(アレッポ市から西へ30km、やや南。イドリブ県に近い)に到着。それだけの映像。
http://www.youtube.com/watch?v=scKwJz3F4Rk
自由シリア軍が、アル・アターリブ町の入り口に立つ建物を押さえ、屋上に独立旗を掲揚した。00:15でズームした最上階の壁に「アサドの兵士」とペンキで書いてあり、少し前まで政府軍が陣取っていた場所であることが示される。00:47でカメラが180度向きを変えると、のどかな畑が広がっている。
http://www.youtube.com/watch?v=fPpw97HLhOo
炎上する戦車の前で戦果報告。
http://www.youtube.com/watch?v=1CG0DnJdV6o
政府軍が放置した戦車にのぼって喜ぶ反政府ゲリラたち。
http://www.youtube.com/watch?v=4kRTleJlX3E
上空をシリア軍のヘリが飛行。
http://www.youtube.com/watch?v=Gu2pL0CxH8Q



【その他の動画】(アレッポ県北部でデモ動員が多かった町)

5月20日。Tall Rif'atタッル・リフアト(アレッポの北30km)。地元民が、国連監視団に対し、町の周囲にシリア軍が陣取っており、この町は包囲されていると訴えている。沢山しゃべっているが、地名を出して、そこにシリア軍がいると説明しているだけ。
http://www.youtube.com/watch?v=drWuoMBQ4VQ

5月20日。Maari'マーリア(アレッポ城から北へ直線距離で30km、トルコ国境から南へ20km弱)。春の掃討作戦のあと、人口が激減したが、戻ってきた。夜間デモに多数が参加。
http://www.youtube.com/watch?v=qPBtj_iz5X

5月21日。'Ain al-'Arabアイヌル・アラブ(アレッポから北東へ110km、トルコ国境の市、クルド語の地名Kobani)。いつものクルドのデモ集会。
http://www.youtube.com/watch?v=4XlKyVW4woE
(追記終了)

(5月23日7時20分追記
アレッポ・ラタキア幹線道路が5月22日、武装集団によってイドリブ県Arihaアリーハー(イドリブ市から南へ10km)で寸断された。

イドリブ県内のその他の事件。
http://www.shukumaku.com/Content.php?id=46915
http://backupurl.com/5rbk9w

・・・アレッポに通じる幹線道路が、執拗に狙われている。

一方、SANAの農業ニュースを見ると、イドリブ県で2012年の耕作面積が広がったとか書いてあるのだが、にわかに信じることができない。肥料も燃料も足りていないはずで、頼みの農業もきちんとできているとは言い難い。
(追記終了)

イラク北部にいるシリア人避難民3284人

UNHCRが21日発表したところによると、イラク北部クルド人自治区にいるシリア人避難民は、5月13日現在3284人。書類審査中は220人。その大半はクルド人。流入は増加しており、公式筋によると、1日あたり10家族=40人のペース。前の記事
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=249560c3a7b410efc9ac840bc868b9b5&h=%CD%E1%C8&ar=697724038

ロシア・中国が、対シリア制裁回避の石油・ガス取引を提案

ロシア・中国合弁の石油会社Asia Union Oil Systemが、シリア石油省に対し、シリア産重質・軽質原油を購入、輸送し、またシリアに石油精製品やLPGを販売する件について、協力の可能性を提案した。

本紙が入手した文書によると、Asia Union Oil Systemは、国営Sytrol社の原油販売事務所に対し、多くの提案をした。その一つは、2012年5月中に、1万トンの(LPG)ガスを、トンあたり1097ドル(注:日本の輸入単価810ドルより35.4%割高)でベイルート港へ輸送するというもの。ベイルート港を選ぶ理由は、輸送費と保険料が、シリアのバーンヤース港へ輸送する場合より安いから。

別の提案では、2012年5月からガス2000トンを、単価1210ドル(日本の輸入単価より49.4%割高)で、バーンヤース港へ届ける。これは、長期契約の初回引き渡しという位置づけ。

Asia Union Oil System社は、支払いの問題で協議が止まっていることを明らかにした。Sytrol社は、単価1150ドルでの信用状を拒否している。シリア側が善処することを期待している。

5月21日付け記事。
http://www.syriandays.com/?page=show_det&select_page=46&id=31574
http://backupurl.com/s1nbbf

・・・制裁回避は嬉しいが、ちょっと価格が(汗)。国内のガス危機が続いているところを見ると、キプロスからのLPG船はまだ到着していないのか。

シリア:あるクルド指導者 シリアからの分離に断固反対

クルド系組織の一つである「民主的変革のための勢力の民族連合」議長が5月7日、ネット上のチャット「西クルディスタンからの抵抗」(Resistance from Western Kurdistan)で語った内容。

シリアにはクルド人はいるが、シリア・クルディスタン(と呼ぶことが可能な広い領域)も、クルド人が多数派を占める地域も存在しない。クルド人が多いハサケ県でさえ、全県人口の33~35%を占めるに過ぎない。アラブ人が多数派である。

あらゆる形式の政治的な地方分権(分離自治または独立?)を拒絶する。PYD(PKKのシリア支部)と共に、また他のクルド系10政党と相談しながら、現在の地方自治制度に基づく行政上の地方自治の権利(シリアへの明確な帰属を大前提にした、市町村単位の民族自治権?)を支持する。

もし大多数のシリア人が民主的な選挙で受け入れるならば、さらに広範なクルドの要求を掲げることに反対しない(大多数のシリア人が反対するならば、敢えて主張しない?)。

この見解に対し、PYD議長はプレス・リリースを発表し、PYDが西クルディスタンと言ったとき、(当該地域が)シリアに属さない、あるいは属すべきでないことを伝える意図はないことを明らかにした。

http://www.kurdwatch.org/index.php?aid=2532&z=en&cure=245
http://megalodon.jp/2012-0521-2115-07/www.kurdwatch.org/index.php?aid=2532&z=en&cure=245

・・・米国・シオニストのシナリオに「はい待ってました」と乗っかる人が、なかなか見つかりません(苦笑)。

シリア:ハサケ県クルド人のデモの様子

ハサケ県アル・カーミシュリーで行われた5月11日金曜礼拝後の反政府デモに関するレポート。

クルド地域におけるデモは、再び統一スローガンの下で行われなかった。今週の全シリアの統一テーマである「神の支持と迅速な勝利」(Nasr min Allah wa Fatf Qareeb)デモの動員は少なかった。ある活動家は次のように説明する。「我々の革命は、自由と尊厳にこだわっている。我々は最早、イスラム色が強い、主流のスローガンに同調しない」。

(注:クルドとムスリム同胞団は、ずっと以前から仲が悪い。)

大部分の(クルドの)デモ参加者は、独自のスローガンを掲げた。例えば民主統一党は「アレッポのクルド人を支持する」。

前週にPYD(PKKのシリア支部)が、他派のデモを襲撃した後、アル・カーミシュリーの雰囲気は緊張していた。11日には、3系統のデモが執り行われた。PYD主催デモには、様々な地域から支持者が参加した。クルド民族評議会主催のデモは、数百人しか動員できなかった。「民主勢力の民族連合」主催デモは、やはり数百人を動員した。

al-Antariyyahアル・アンターリーイェ、Qudurbakクドゥルバク、Qanat Suwaisuカナート・スワイス地区においても、デモが発生した。クドゥルバクのデモには、治安部隊が出動して、直ちに解散させた。

Amudaアームーダー(カミシリから国境沿いに東へ28km)市では、PYD、クルド民族評議会、青年グループの3系統によって、デモが行われた。

アル・ハサケ市では、4系統のデモが行われた。

さらに、al-Malikiyyahアル・マリキーヤ(クルド名Derikデーリク)、al-Qahtaniyyahアル・カフターニーイェ(クルド名Tirbesipiティルベシピー)、al-Ma'badaアル・マアバダ(クルド名Girke Legeギルケー・レゲー)、al-Jawadiyyahアル・ジャワディーイェ(Cil Axaチル・アーガー)、Ra's al-'Ainラァスル・アイン(クルド名(Sere Kaniyeセレー・カニイェー)、al-Durbasiyyahアッドゥルバースィーイェ、'Ain al-'Arabアイヌル・アラブ(クルド名Kobaniコバニー)(以上いずれも郊外の小さな町)でデモが行われた。

ほかに、アレッポ県アレッポ市北部のShaikh Maqsoudシャイフ・マクスード、ダマスカス市北部のRukn al-Dinルクヌッディーン、Wadi al-Mashari'ワーディー・アル・マシャーリア(クルド名Zoravaゾラヴァ)でも、クルド系のデモが発生した。

現在、クルド地域のデモ参加者は減少傾向にある。(注:シリア全土で、デモは流行っていない。)
http://www.kurdwatch.org/index.php?aid=2533&z=en&cure=245
http://megalodon.jp/2012-0521-2132-03/www.kurdwatch.org/index.php?aid=2533&z=en&cure=245

シリア:ホムス市で体制派が危機対応を協議

ホムス市al-'Abbaasiyyahアル・アッバースィーイェ地区で5月19日、シャイフ2人と神父1人が指導部(大統領)代表として参加する、愛国の会議が開かれた。市内および郊外(要するにホムス県内)の各界から指導者多数が参加した。危機に加担している面々(←この表現・笑)はボイコットし、参加しなかった。

参加者は、包括的な国益を考えた危機の解決方法について話し合った。多くの参加者が、改革の必要性と、団結の必要性を発言した。米国、イスラエル、およびこの2ヶ国に追随する国以外は、シリアの敵でないと表明し、キリスト教式とイスラム式の礼拝を行った。(じゃ日本は敵だ・苦笑)

指導者らがモスクから出ると、外で待っていた群衆が、アサド大統領を支持するスローガンを合唱した。

この会議は20日午後3時からal-Safirアッサフィール・ホテルで2回目の会合を開く。

不参加の勢力に対しては、「参加しない者が責任を負う」とのメッセージを向けた。
http://www.shukumaku.com/Content.php?id=46744
http://backupurl.com/7tjr17

・・・切った張ったというニュースばかりだが、現地では、このような会合を常に繰り返している。

シリア:ガソリン、ディーゼル燃料を値上げ

石油省は、自動車・動力機・工場向けのガソリン、ディーゼル燃料販売価格を改定した。自動車用燃料は10%の値上げ。工場用燃料は35~45%の値上げ。(↓原文に製品別の卸売り価格と消費者価格が書かれている。)前の記事その23
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=fce25cd08e5dc279ba2f2c18e4afb6f8&ar=868679302

トルコが対シリア外交姿勢を転換 傍観へ

トルコは、シリアに敵対的な姿勢を取る最前線に立ってこれまでやってきたが、目的を達成することはできなかった。政治・経済のあらゆる手を出し尽くしてしまい、次に打つ手がない。

安保理決議後に、米国・EUは腰が引けた状態になったので、トルコが取り残されてしまった。しばらく傍観することにした。前の記事
http://www.todayszaman.com/news-280874-turkey-to-change-harsh-stance-on-syrian-regime-to-wait-and-see-approach.html
http://backupurl.com/d4e5q9

トルコ・シリア国境で小競り合いが発生しても、NATO第5条(集団安全保障)を発動する理由としては十分でない。発動するには、地域の全ての国が賛同する必要がある。シリアで問題が発生しても、トルコ軍が単独で国境を守ることができる。
http://www.todayszaman.com/news-280873-invoking-nato-article-5--to-protect-turkey-unlikely.html
http://backupurl.com/1n9td7

米国は、「シリアの失敗待ち」の作戦
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=53a7dd932d2db2fedd3c59f014f0990d&ar=33334590



・・・カタールが、レベルの低い捏造ニュースを再び流したのも、彼らが描いたシナリオ通りに物事が進んでいないことを示す良い証拠。

URLを忘れてしまったが、米国は、シリア東部全体が平穏なことをけしからんと思っており、イラク北部のクルドを使って何かできないか検討している、とする記事があった。

イランのレバノン向け電力輸出は提案段階

先の閣僚会議で、イラン側大臣が口頭で提案しただけで、何も決まっていない。経由地のシリアが現在は不安定なので、電力の安定供給を想定することは無理。
http://www.dailystar.com.lb/Business/Lebanon/2012/May-19/173933-irans-electricity-offer-bogged-down.ashx

・・・前の記事では「合意した」と明記してあったが、前のめりだったか(苦笑)。その2

PFLP-GC議長がアイヌル・ハルワ・キャンプを訪問 29年ぶり

シリア在住のアフマド・ジブリールPFLP-GC議長が5月19日、レバノン南部のアイヌル・ハルワ・キャンプを29年ぶりに訪問した。その前に、ヒズボラのナスラッラー師と会談した。アラブ・イスラエル紛争が解決しない限り、キャンプ外にある武器の禁止は協議できないと発言。
http://www.dailystar.com.lb/News/Politics/2012/May-19/173925-jibril-arms-outside-camps-are-part-of-resistance.ashx

・・・丸々と太っている。

シリア報道官「アラブ連盟は問題の一部」

国連DPKO局長とアナン特使代理人の2人がシリアを訪問し、ムアッリム外相と会談。その後開かれた記者会見で、シリア外務省報道官は、「アラブ連盟は問題を解決することはできない。アラブ連盟は問題の一部である」と発言。(長い記事の前半が会談内容、後半が報道官の話。)
http://www.sana.sy/eng/21/2012/05/20/420300.htm

米国がシリアに望むこと「暴力停止のない体制転換」 G8サミット最終声明

G8サミット最終声明(5月19日)(シリア部分のみ)
31. We remain appalled by the loss of life, humanitarian crisis, and serious and widespread human rights abuses in Syria.

The Syrian government and all parties must immediately and fully adhere to commitments to implement the six-point plan of UN and Arab League Joint Special Envoy (JSE) Kofi Annan, including immediately ceasing all violence so as to enable a Syrian-led, inclusive political transition leading to a democratic, plural political system.

We support the efforts of JSE Annan and look forward to seeing his evaluation, during his forthcoming report to the UN Security Council, of the prospects for beginning this political transition process in the near-term.

Use of force endangering the lives of civilians must cease.

We call on the Syrian government to grant safe and unhindered access of humanitarian personnel to populations in need of assistance in accordance with international law.

We welcome the deployment of the UN Supervision Mission in Syria, and urge all parties, in particular the Syrian government, to fully cooperate with the mission.

We strongly condemn recent terrorist attacks in Syria.

We remain deeply concerned about the threat to regional peace and security and humanitarian despair caused by the crisis and remain resolved to consider further UN measures as appropriate.

http://www.whitehouse.gov/the-press-office/2012/05/19/camp-david-declaration


日本語訳
http://www.mofa.go.jp/MOFAJ/gaiko/summit/camp_david12/cds_ks.html



ホワイトハウス報道官による解説。
http://www.whitehouse.gov/the-press-office/2012/05/19/press-briefing-press-secretary-jay-carney-mike-froman-deputy-national-se



ロシア専門家の発言。武器を送り込みつつ、アサド退陣要求を取り下げないということは、シリアにイエメン方式を適用するということだ。米国がシリアに望んでいることは、暴力停止のない体制転換である。
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/585684/

G8に関するロシア外務次官のコメント
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/585719/
同じ人物の発言。流血がなければ、シリアの急激な体制転換を受け入れる。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=207fe951416eb2f7af84951b2509a63a

シリア:農民の罰金免除、違法建築を取り壊し

アサド大統領は、農民が抱えている2011年分の罰金を、本来の料金を支払うならば免除するという法令を発した。罰金は、灌漑・農地改良の料金滞納した場合に科されている。

また、違法建築に罰金を科し、かつ取り壊すとする法令も発した。
http://www.sana.sy/ara/2/2012/05/20/420173.htm

・・・実際に取り壊すのは、難しいと思いますけど、そうでなくても軍警察は手一杯なのに、どうやって実行するんでしょうか。

シリア:バーブル・ハワー検問所を一時閉鎖 すぐ近くで交戦

アレッポとアンタクヤの中間地点にあるバーブル・ハワー検問所(シリア側)が5月19日、一時閉鎖された。すぐ近くで、シリア軍と武装集団が激しく交戦していたことが影響していると見られる。
http://www.todayszaman.com/news-280956-syria-briefly-shuts-down-border-gate-with-turkey-over-clashes.html
http://backupurl.com/oyivnf
5月18日、自由シリア軍側が撮影した映像。
http://www.youtube.com/watch?v=Np7S_9Yme2w

その戦闘を伝える5月20日付け記事。軍はテロリスト30人を殺害した。残りはトルコ領へ逃亡した。
http://www.shukumaku.com/Content.php?id=46736
http://backupurl.com/serpl5
5月21日付け記事(第1段落)。武装集団が、検問所に砲弾を撃ち込み、物損。
http://www.shukumaku.com/Content.php?id=46806

シリア外務省:制裁国がテロ支援している 国連に抗議書簡を送付

米国、EUなど対シリア制裁実施国が、テロ支援をしている。経済制裁はシリアに対する経済テロであり、シリア人に対する人権侵害である・・・などという内容の抗議書簡を、シリア外務省が国連人権理と事務総長に送付した。

・・・半年前から言い続ければいいことを、やっと言った。随分我慢していた。



Foreign Ministry's Report: Sanctions on Syria Violate Human Rights Principles, Constitute Terrorism against the Syrians
http://www.sana.sy/eng/21/2012/05/20/420067.htm
May 20, 2012

DAMASCUS, (SANA)- The Foreign and Expatriates Ministry on Saturday said the sanctions imposed on Syria, which have exceeded 58 packages, violate the basic principles of the human rights system in the world, describing the stances of countries which have imposed the sanctions as characterized by hypocrisy using human rights as a cover to interfere in other countries' affairs and impose their control over them.

"How else could human rights violation in Syria be in support of the Syrian people," wondered the Foreign Ministry in a report addressed to the UN Human Rights Council and the UN Secretary General.

It said that the Syrian people have been twice the victim of the armed terrorist groups; "once through the direct killing operations and again through the sanctions imposed by the countries which are funding, backing and hosting these groups."

The report, in which the Ministry revealed the impact of the sanctions on human rights in Syria, said the sanctions, that have exceeded 58 packages of sanctions imposed by the US, the EU, the Arab League, Turkey, Switzerland, Japan, Canada and Australia, "violate the basic principles which every human rights system in the world was based on; mainly that of not letting any person be subject to need or fear."

The Ministry added that these sanctions also violate the right to freedom of opinion and expression and the right to development, work, food, health, freedom of movement as well as the right to not being exposed to penury and the right to housing.

The report described the positions of the countries which imposed the sanctions on Syria as characterized by hypocrisy, accusing them of using human rights as a cover to interfere in other countries' affairs and impose their control over them.

The Foreign and Expatriates Ministry refuted in its report the claims of the countries which call for 'protecting and defending the Syrian people', citing these countries' frantic move 'in defense of what they claim to be freedom of opinion and expression in Syria', "while at the same time they impose sanctions and freeze the assets of the main Syrian print, audio and visual media and even those of Syrian websites and bloggers that work to reveal the reality of what is happening in Syria."

"While those countries call for the 'right to access to the internet', they banned the supply of all software to Syria and all that is related to computer and telecommunications industry and electricity sector that enable access to internet services," the report added.

The Ministry wondered "how can preventing all forms of cooperation with the Syrian Specifications and Criteria Commission be considered 'protection of human rights'? when this commission aims at serving the consumers, authors and inventors and protecting their rights."

It also wondered at the reasons behind freezing the assets of the Popular Credit Bank, the Post Saving Fund, the Real Estate Bank, the Industrial Bank, the Agricultural Bank, that are all for the service of the Syrian people as they attract the low and middle income people and small investors and are considered important tools to activate the economy.

The report reviewed the details of the role the sanctions played in the fuel and electricity crises suffered by the Syrian people last winter, underscoring how the US, the EU and Canada banned exporting oil derivatives to Syria, including domestic gas and diesel, depriving the people of heating fuel and the farmers of heating fuel for winter farms.

It also explained how this ban on supply of fuel caused large number of public and private factories to halt, leaving the workers and their families victims to unemployment.

The report continued how the EU completed the series of collective sanctions on the Syrian people with the European Investment Bank halting funding of electricity generating projects to block efforts of the citizens to resort to electric power to fill the shortage of fuel.

The report added that the armed terrorist groups have crowned their supporters' efforts towards imposing collective sanctions on the Syrian people through detonating and looting gas oil tanks and using domestic gas containers as bombs to kill the Syrians.

"The other countries which imposed the sanctions took control of tightening the blockade on the Syrian people through banning oil transfer to Syria onboard any tanker carrying their flags," the report continued, noting that this gives only "a simple example of these countries' connivance to impose their will on the millions of Syrian citizens not minding the extent of damage they have caused."

The Ministry described the latest U.S. and European sanctions on Syria as 'economic terrorism', referring to the U.S. president's decision on May 1st, 2012 in which sanctions were imposed on citizens and establishments in countries which do not abide by the U.S. sanctions on Syria.

It said that the collective sanctions against the Syrian people are illegal and aimed at punishing the Syrian people for rejecting to implement foreign agendas on the Syrian ground.

The report added that those countries' practices against the Syrian people are quite similar to those of the armed terrorist groups which are killing and terrorizing the Syrians to prevent them from expressing their views on protecting their country against chaos and terrorism.

Syria called on the international community to condemn these other sanctions against the developing countries, and called for complete and unconditional implementation of the UN General Assembly resolutions which consider sanctions imposed by countries without authorization from the UN as violations of human rights.

シリア:デールッズールで自爆テロ 9人死亡、100人負傷

デールッズールのMasaakin Ghazi Ayyashマサーキン・ガーズィー・アイヤーシュ地区で5月19日午前9時ごろ、自動車に積んだ爆弾が爆発し、9人が死亡、100人が負傷した。自爆テロ。近隣の建物にも大きな被害が出た。爆心には直径5m、深さ2.5mの穴が開いた。火薬は1000kg(1トン)と推定される。(↓記事原文に写真あり。)
http://www.sana.sy/eng/337/2012/05/19/419962.htm
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=6113c99e25d1321e4ba3fbb2c1145191&h=%CD%E1%C8&ar=517892745

外電によると、陸軍情報部、空軍情報部、軍病院が近くにある。

シリア国営テレビの映像。5分間の中で、同じ映像を繰り返す。
http://www.youtube.com/watch?v=KuRgT7r76ss
こちらのほうが、あちこち撮影していて様子がわかる。
http://www.youtube.com/watch?v=Tl95Elqc19M



爆破の規模はトップクラスなのに、シリア国営テレビでの取り扱いは小さく、放送はある程度で切り上げ、通常番組を続けた。ダマスカス・アレッポの事件の時は、御用コメンテーターを24時間配置して、同じ議論を違う表現で延々と流し続けたのとは対照的。SANAも英語版記事はできているが、アラビア語記事は日本時間5月20日午前6時になってもまだ、用意されていない。

24時間以上経過しても、これしか出てこない。
http://www.sana.sy/ara/2/2012/05/20/420061.htm

Nabuccoガス・パイプラインのトルコ部分が終了

Nabuccoのトルコ部分を除いたNabucco Westとして新たな展開を求めることになったので、トルコが直接関与するNabuccoの話は無くなった。全てが仕切り直し。(話が長いので省略。)
http://www.todayszaman.com/news-280677-.html
http://backupurl.com/2wntsm
http://abc.az/eng/news/main/64946.html
http://backupurl.com/teh9mz
http://www.spiegel.de/international/business/gazprom-eyeing-second-pipeline-as-nabucco-faces-failure-a-833501.html
http://backupurl.com/ob1ehi
http://www.spiegel.de/international/business/gazprom-eyeing-second-pipeline-as-nabucco-faces-failure-a-833501-2.html
http://backupurl.com/pg1y3r

シリア政府はクルドの町の支配を失った トルコ内相

トルコ内相の5月16日発言。
(1)PKKの都市担当部門であるとトルコ政府が認識しているKurdistan Communities Union (KCK)に、シリア政府が支援を差し伸べている。シリアがテロ支援国家に走っていると思いたくない。

(2)シリア政府は、トルコ国境に近い地域のいくつかの町で、コントロールを失った。こうした地域は、違法な分離主義テロ組織の武装集団が押さえている。トルコ政府は、あらゆる可能性に備え、諜報活動を強化している。前の記事その2

5月17日付け記事。
http://www.todayszaman.com/news-280702-turkey-says-unveiled-syrias-support-of-pkks-urban-branch.html
http://backupurl.com/1k7uz5

・・・希望がかなって嬉しいんじゃないでしょうか。

レバノン:アラウィー派有力者がシリア軍介入の希望表明

アラブ民主党Arab Democratic Partyの党首リフアト・イードは5月16日、トリポリに平和を取り戻すには、シリア軍に戻ってきてもらうしかないと語った。

レバノン内相は、レバノン軍だけで治安維持できると一蹴した。

トリポリのスンニー派地区('Ain al-Tabbaanah)とアラウィー派地区(Jabal Muhsin)の間では、5月12日から軍事衝突が始まり、18日までに12人負傷、11人死亡。

5月18日付け記事。
http://www.dailystar.com.lb/News/Politics/2012/May-18/173801-qortbawi-rejects-call-for-return-of-syrian-army.ashx
http://arabic.rt.com/news_all_news/analytics/68895/

シリア:国連事務総長がアル・カーイダの存在を認める

米国の意向に沿って、「シリア政府による暴力」だけずっと非難し続けてきた国連事務総長が5月18日、初めてアル・カーイダの存在を認めた。シリア外務省は、同氏に対し、5月10日ダマスカス爆破事件は誰の犯行か、非難するのか・しないのか、と迫っていて、ようやくこの日の見解表明となった。
http://www.sana.sy/eng/337/2012/05/18/419808.htm

シリアが国連に提出したアラブ人テロリスト26人のリストを受け、チュニジア内務大臣が5月18日、事実関係を大筋で認めた。革命後のチュニジアは、シリアに敵対的な姿勢を取り続けており、問題人物のシリア渡航を認めたのは初めて。しかし、何か対策を取るという表明はなされなかった。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=9189f9ddc7e6eb6c995bec6fe8e11779&ar=440513824

在ワシントンのチュニジア筋は、これらチュニジア人テロリストはもともと受刑者だったが、革命後に第1党となったアン・ナフダ党党首の命令で釈放され、チュニジア、リビア、カタールの組織によってシリアに送り込まれたと語った。
http://www.sana.sy/eng/22/2012/05/20/420213.htm

シリア沖に軍艦を配置し続けるロシア

当初3月15日に黒海のセヴァストポルへ戻る予定だったカシン型駆逐艦Smetlivyスメトリーヴイが、まだシリア沖に残っている。残るメリットがあると判断された。軍筋によると、5月末にはスラヴァ級ミサイル巡洋艦Moskvaモスクワと交代する予定。現在地中海には米国、フランス、イギリス、ドイツも軍艦を集結させている。
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/585525/

シリアの燃料輸入を助けるイラン・タンカー

イランのタンカーが、ボリビア、リベリア、マーシャル諸島などに船籍を変えながら、シリアとの間を行き来しているというFT記事。内容的には、過去に報じられた範囲で、特に新味はないと思う。前の記事その2
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=b348f929c42a1b39b7995936d3ed02a2&ar=898668899

シリア:ダマスカス郊外県 町単位での灯油、ガスを配給を検討

ダマスカス郊外県知事は、品不足で長い行列を作らなければ(作っても)買うことができない灯油・家庭用ガスについて、地域の家族名簿を持っている町長や、農村ならば農協を通じて配給する方法を検討していることを明らかにした。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=f2d40086da20c75196e8eccecf51e65b&ar=29562239

・・・だいたい、この種のニュースは報道だけで、実行されないのではないか。ガスが到着したというニュースが、なかなか入りません。

トルコの対イラン金(ゴールド)輸出が9トンに急増 原油代金の支払い

トルコの対イラン金輸出(トルコの統計研究所の発表)
2011年3月 286kg
2012年2月 30kg
2012年3月 9トン(前年同月比31.5倍)(480milドル相当)(輸出総量は11.1トン)

匿名希望のトルコの金商人によると、イランは銀行を通じた決済が難しくなったため、原油決済の一部に金(ゴールド)を使っているかもしれない、と語った。前の記事その2

トルコは12年前から、金輸出国として重要性を増している。2011年は、25トンを国内生産しつつ、80トンを輸入したが、ある金業者幹部によると、輸入分はシリア、イラクを含む不安定な隣国へ再輸出された。

2012年2月のIRNA記事に登場したイラン金宝飾品協会会長によると、イランの(個人?)金消費量は年間300トン。
http://www.dailystar.com.lb/Business/Middle-East/2012/May-18/173777-turkish-sales-of-gold-to-iran-soar-as-sanctions-bite.ashx

・・・日本も、東京三菱UFJ銀行を使うのを止めて、どこかの金取り扱い業者に金(ゴールド)口座を設け、ゴールドのまま口座間決済ができるようなスキームを作ればいいのではないでしょうか?がんばってください。(笑)

レバノン:ベイルート港の輸入量が2010年並みに回復

レバノンの海運業者協会会長によると、ベイルート港の2012年1~4月期の輸入コンテナ数が、前年同期の8万9千個から6000増え、9万5千個(6.7%増)に達した。2010年の水準が9万3千個だったことから、危機前の水準を回復した。

シリアのラタキア港、タルトゥース港は通常通り稼働していることから、この数字は、レバノンを経由したシリア・その他諸国のトランジット貿易は無関係であるとした。

また同会長は、ベイルート港拡張工事の第1フェイーズが3ヶ月以内に完了するので、業務混雑の解消に貢献するとの見通しを明らかにした。
http://www.dailystar.com.lb/Business/Lebanon/2012/May-18/173783-shipping-through-beirut-port-up-67-percent.ashx

シリア:教育分野に対する破壊活動まとめ(追加)

以下は県別の情報。学校がいくつ壊され、被害金額はいくらと書いてある。前の記事

デールッズール県
http://tishreen.news.sy/tishreen/public/read/257795
http://backupurl.com/dkifd7
ホムス県
http://tishreen.news.sy/tishreen/public/read/257793
http://backupurl.com/7xr5jv
ハマー県
http://tishreen.news.sy/tishreen/public/read/257784
http://backupurl.com/znptdt
イドリブ県
http://tishreen.news.sy/tishreen/public/read/257789
http://backupurl.com/tpnvey
ダルアー県
http://tishreen.news.sy/tishreen/public/read/257787
http://backupurl.com/p18c39

シリア外為市場の取引高が89%減少

外為市場の1日あたり取引高は、危機前は42milドルだったが、現在は5milドル程度(89%減)。

5月17日現在のシリポン対ドル・レートは、闇が69.00で、公定が64.11。

マーケットはドル売り優勢で、闇は64に収束するものと見られている。
http://www.syriandays.com/?page=show_det&select_page=67&id=31520
http://backupurl.com/e97t94

・・・URLを忘れてしまった記事によると、高級車の輸入激減その2)が、ドル買い需要の激減に大きく貢献しているという。

シリア:アレッポ市内、県内の事件 5月12~18日

警察は5月12日、アレッポ市内Masaakin Hananuマサーキン・ハナーヌー(旧市街の城から北東へ4km、市街地の北東端)地区で武装テロ集団2人を逮捕し、爆発物50点のほか、ロシア製ライフル、ピストル、自動小銃、ナイト・ビジョン、サイレンサーなど大量の武器弾薬を押収した。

別件で、市内al-Sha'aarアッシャアール(城から北東へ1.5km)でテロリストの隠れ家を捜索。爆発物、ライフル12丁、弾薬を押収した。

他県の事件。
http://www.sana.sy/eng/337/2012/05/12/418480.htm
http://www.sana.sy/eng/337/2012/05/13/418625.htm
http://www.sana.sy/ara/336/2012/05/13/418623.htm



5月13日、アレッポ在住の工場経営者Umar Shihaabiウマル・シハービー(50歳)が、Madinah al-Babマディーナトゥル・バーブ(アレッポから北東へ30km)にある鉄工所へ向かう途中で、4人の武装集団から銃撃を受け、暗殺された。以前から、脅迫を受けたり、鋼材を運搬する自動車多数をぬすまれていた。

別件で、アレッポ変電所に勤務する技師Abd al-Razzaaq Boulaad(52歳)が、市内Halab al-Jadidahハラブッジュディーデ(市街地の西端)にある自宅前で暗殺された。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=144a16d553287c7e6802957ec6007917&h=%CD%E1%C8&ar=467419974



市内Salah al-Dinサラーフッディーン(Bab Antakyaから西へ2km)で5月13日、数日前に死亡した人の葬儀のあと、大きなデモが発生した。(治安部隊から?)発砲され、4人負傷したと伝えられたが、本紙は情報の真偽を確認していない。負傷者の氏名も明らかでない。

市内al-Miyassarアル・ミヤッサル(旧市街の東壁から東へ1.5km、東端の手前)で、al-Raashideenアッラーシディーン・モスクから夜間デモが発生した。

治安当局は、隠しカメラを積んでいた自動車を押収した。数日前にバアス党アレッポ支部(リンク先を「5月11日20時45分」で検索)前で発生した爆発を撮影していた。

市内Halab al-Jadidahハラブッジュディーデ(市街地の西端)のal-Mautアル・マウト・ロータリー近くで、盗まれた警察車両に仕掛けられた爆弾を処理した。

http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=6922c633b02eae58803df9c20ae61351&h=%CD%E1%C8&ar=275345942



アレッポ大学キャンパスの強制閉鎖が解かれた初日にあたる5月13日、機械工学科の学生約200人が、朝からデモを行った。要求は、(1)(ちょうど後期試験月間にあたるが、学生寮が修理中で封鎖されているため、)試験期間中の住居確保、(2)実習試験を免除し、筆記試験のみで進級を決めること。

(注:かなり古い情報だが、今でも制度が変わっていなければ、シリアの大学では、点数が悪い学生は容赦なく振り落とされるので、1学年上がるごとに学生数が半減する。)

学部長は、学生に対し、筆記試験に臨むよう回答した。学長室としては、学生の要求に反対ではないが、実習試験を免除するには、高等教育省の許可が必要であり、現在問い合わせをしている。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=f384752f3d8a38c4ff728d855239f203&h=%CD%E1%C8&ar=384345357



5月15日朝、市内al-Miyassarアル・ミヤッサル(旧市街の東壁から東へ1.5km、東端の手前)で、総選挙の結果が発表され、当選を確認できた人が「歓喜の発砲」をしたところ、武装集団がやってきたと勘違いした住民が次々に発砲し、地域全体がパニックに陥った。この記事を執筆中(午前11時過ぎ)になっても、まだ銃声が続いている。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=0131b9b0334627f1989b0ce671715f80&h=%CD%E1%C8&ar=535222547



5月16日、市内al-Ashrafiyyahアル・アシュラフィーイェ(城から北西へ4km、やや東。クルド人が多い)でのアル・アシュラフィーイェ病院近くで、同地区に住む警官が所有するジープに仕掛けられた爆発物を処理。

al-Saaliheenアッサーリヒーン(城の南1.5km、やや西)でも、別の爆弾を発見し、処理。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=c04e585d184aed0259b8277315836613&ar=907546895



5月16日、市内Halab al-Jadidahハラブッジュディーデ(市街地の西端)で、幼稚園へ通う途中の5歳の子供が誘拐された。犯人が父親に連絡をとり、身代金100万シリポン(約116万円)を要求した。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=fd1d3c8301aac2d11529f97ec8f6b326&h=%CD%E1%C8&ar=727928061



5月16日、(市内から?)郊外Dair Haafirダイル・ハーフィル(アレッポの西45km)にある農地改革公団の職場へ出勤途中の農学技師が、武装集団4人に襲われ、暗殺された。同じ自動車に同乗していた技術監督官1人は負傷。

al-Firdousアル・フィルドゥース(城から南西へ1.5km、川の手前)で爆弾処理。

アレッポ、イドリブ、ダマスカスから合計72人が、恩赦の適用を受けるため投降。

他県の事件
http://www.sana.sy/eng/337/2012/05/16/419535.htm
http://www.sana.sy/ara/336/2012/05/17/419646.htm



5月17日朝8時、市内al-Jamiliyyahアル・ジャミーリーイェ(中央公園の南西すぐ、中央郵便局裏)とal-Furqanアル・フルカーン(アレッポ大学の南隣)で爆弾が爆発した。アル・フルカーンの爆弾は、治安部隊のバスが、大学前の公園を通行中に、公園の塀の前で爆発した。近隣の住宅が壊れ、自動車1台が炎上した。2人負傷。アル・ジャミーリーイエの爆発については、詳細が入っていない。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=10ece3dff984563eb5632a41588a003a&h=%CD%E1%C8&ar=620368989
http://www.sana.sy/eng/337/2012/05/17/419535.htm



アレッポ大学は5月16日、学生寮を強制退去させられ、そのまま後期試験に臨む学生に対し、実家から通う交通費の名目で1人あたり2000シリポンを支給することを決めた。首相、高等教育大臣の2人から了承を得ることができた。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=dcf8589e851aed7e72bffb305350e18e&h=%CD%E1%C8&ar=378855940



5月16日朝、理学部、工学部(電気、機械、建築)の学生が、逮捕された学生の釈放と、学生寮の再開を求めてデモを行った。デモは、各学部へ拡大した。

電気工学科では、抗議集会が建物内で始まり、学生らは独立旗を掲げ、監視カメラを壊し、ロシア国旗を焼いた。治安部隊が建物を包囲し、学生が外に出るのを阻止した。

理学部では、逮捕学生の釈放を求めるデモが発生した。逮捕者が出たとの情報が流れたが、本紙は確認していない。上記学部の近くで救急車が目撃された。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=68fcfbd3fec4ba07b3e576649f466278&h=%CD%E1%C8&ar=511623067



日付が5月17日に切り替わってまもなく、市内al-Sukkariアッスッカリー(城から南西へ2km、川を渡ったところ)、Bab al-Nairabバーブン・ナイラブ(旧市街の南東端)、al-Kallaasahアル・カッラーセ(城から南西へ1km)、al-Sab' Bahraatサブウ・バハラート(シェラトンホテル南方の交差点、繁華街)の4ヶ所で、爆音とそれに伴う発砲音が聞かれた。

市内al-Sha'aarアッシャアール(城から北東へ1.5km)で、爆弾処理班が別の爆弾(約20kg)を処理している時、現場近くで別の自動車爆弾が爆発。死傷者なし。また、何者かが発砲。

市内al-Kallaasahアル・カッラーセ(城から南西へ1km)の警察署で音爆弾が爆発し、何者かが署に向けて発砲するのが目撃された。負傷者なし。

市内Bustan al-Qasrブスターヌル・アスル(Bab Antakyaの西にある広場の西、旧市街の外壁から800m)で、自動車爆弾が爆発。詳細は不明。

市内al-Muhaafazahアル・ムハーファザ(アレッポ大学の東隣)で、大勢の治安部隊が展開した。

市内Masaakin Hananuマサーキン・ハナーヌー(旧市街の城から北東へ4km、市街地の北東端)で爆音。

al-Jamiliyyahアル・ジャミーリーイェ(中央公園の南西すぐ、中央郵便局裏)の軍事法廷近くで、アザーンのあと、発砲音。詳細不明。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=3e06e8c8a42d5ba956f473b114547449&ar=791110698



5月17日、県公式筋によると、市内al-Kallaasahアル・カッラーセ(城から南西へ1km)で自動車の下に仕掛けられた20kg爆弾が爆発し、警官3人と市民1人が負傷。

その現場近くで、小型ガスボンベを使った爆弾が発見され、処理。

同日夜、市内Shaaria al-Nilシャーリアン・ニール(ナイル通り)(旧市街の城から北西へ3.5kmにある大通りで、商業・住宅街)の起点で3kg爆弾が爆発し、警官2人が負傷。

郊外al-Maskanaアル・マスカナ(=メスケネ。アレッポの東65km、さらに南へ2km。アサド湖の西岸)市al-Hamraaアル・ハムラー村で、テロリストの隠れ家が発見され、3人逮捕。火薬原料となる肥料、電線、導管、ダイナマイト、および製造した15kg爆弾約20個を押収した。

他県の事件
http://www.sana.sy/eng/337/2012/05/17/419535.htm
http://www.sana.sy/ara/336/2012/05/17/419646.htm



5月17日、警官3人が負傷した市内al-Kallaasahアル・カッラーセ(城から南西へ1km)の爆破事件について、كتيبة الفتحに属するسرية الشهيد عبد الغني كعكةが、Facebook上で犯行声明を発表。爆弾を2個仕掛け、まず弱い爆破で爆弾処理班をおびき寄せ、集まったところで強い爆弾を爆発させたと説明。同事件について、SANAは、最初に音爆弾が爆発し、次に20kg爆弾が爆発したと報じた。

目撃者によると、爆心には大きな穴が開き、自動車3台が破壊された。また爆発後、銃声が聞かれた。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=88e19427292d204aedc93378d64fa4ca&h=%CD%E1%C8&ar=230543797

現場の映像。自動車が大破し、ひっくり返っている。
http://www.youtube.com/watch?v=YpE_4s8FiEE



5月2~3日にアレッポ大学に治安部隊が突入したとき、学生複数が死亡したと伝えられたが、本紙が確認したところ、実際には死者1人であることが確認された(注:前回報告分で、学長が「死者は1人」と語っている)。

死亡:Yazn 'Abboudヤズン・アッブード(ハマー県郊外出身)。

(ネット上に流れた氏名は7人分あり、以下は調査結果。)
寮生、生存、元気 2人
市内出身=寮生でない、生存、元気 2人
市内出身=寮生でない(飛び地にある工業研究所の学生)、騒動で怪我してアレッポ大に入院、取調中 1人
学籍なし 2人(もし死亡が確認されれば、侵入者である可能性がある。アレッポ大扇動のため海外から送金したことが確認されている別の2名との関係が疑われる。)

5月17日付け記事。
http://www.syriandays.com/?page=show_det&select_page=55&id=31515
http://backupurl.com/qbsubj



5月17日21時半頃、市内al-Sabeelアッサビール(旧市街の城から北西へ3km)から、Shaaria al-Nilシャーリアン・ニール(旧市街の城から北西へ3.5kmにある大通りで、商業・住宅街)へ向かうロータリーで爆弾が爆発。物損のみ。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=a755e3b981e97197554cda210ed08ff0&ar=542532494



5月17日(後期の最終講義の日)、アレッポ大学機械工学科、IT学部、理学部の学生たちが、逮捕学生の釈放を求めるデモを行っていたところ、国連監視団UNSMISが医学部に到着した。数百人の学生がUNSMISの周囲に群がり、反政府のスローガンを叫び始めた。

バアス党アレッポ大学支部前に集まり、反政府のスローガンを叫んだ。

UNSMISが到着すると、治安部隊は所定の場所から撤退した。体制派と反体制派の間で小競り合いが発生したが、双方から賢者が割って入り、大事には至らなかった。

午後2時、正面広場に集合している学生数は数千人規模に膨れあがった。UNSMISは(建物から?)去った。デモ隊は数を増し、正門へ向かった。そこで、ポールから国旗を降ろし、独立旗を掲揚した。正門広場では、体制派と反体制派がスローガンを叫び合った。

デモ隊は、UNSMISの自動車に落書きをした。また、UNSMISの出発を阻もうとした。UNSMISの前で、双方が投石し、双方に多数の負傷者が発生した。シリア赤新月社の救急車が到着した。

デモが3時間続いたあと、デモ隊が正面広場で投石し始めたため、治安部隊が介入し、催涙弾を多数発射した。デモ隊は抵抗した。治安部隊が来たら、UNSMISは帰った。治安部隊は、キャンパスの外に逃げた学生たちを、発砲しながら追跡した。(治安部隊は??)学生たちが看板に書いた落書きを消した。

本紙通信員は、デモ隊がアレッポ市の中央広場まで達したとのアラブ・メディアの報道を、否定した。

今回のデモは、全体で3時間ほど続き、昨年3月以来で最長の抗議行動となった。

午後3時になり、理学部建物から学生デモが外に出ようとしたところ、治安部隊に阻まれた。学生たちは学生寮16号棟へ追いやられ、多数が逮捕された。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=f7b36e81ed0c5c35a163d26743b83766&h=%CD%E1%C8&ar=158207801
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=4e7c123b88077681dd4e5c5a3825b841&h=%CD%E1%C8&ar=455037073
(↓文末に動画集あり)



日付が5月18日に変わってまもなく、市内al-Sha'aarアッシャアール(城から北東へ1.5km)で爆弾処理に失敗し、中尉1人が死亡、治安隊員と警官の5人が負傷。爆発後、町に銃声が響いたが、発生源は不明。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=0ad5c41bb5f3e017dea4ccda7568c437&ar=204389143
上記事件と、他県の事件。
http://www.sana.sy/eng/337/2012/05/18/419846.htm



5月18日午後1時45分、市内al-Sakhourアッサーフール(旧市街の城から北東へ2km)で爆弾が爆発した。本紙筋の第一報によると、Abu Bakr al-Sadeeqアブー・バクル・アッサディーク・モスク近辺に集結した治安部隊のバスを狙った。住民によると、爆音は公園の方向から聞こえた。隊員4人が負傷、うち1人は重傷。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=472dc2ffb3da57294526e8a93e9a1dd3&h=%CD%E1%C8&ar=807240987



5月18日金曜礼拝後の反政府デモroundup

Salah al-Dinサラーフッディーン(Bab Antakyaから西へ2km)のデモは、本日最大だった。銃声が聞こえ、地区在住の女性が軽傷を負ったという情報が流れている。
(注:興奮する群衆に、激しい威嚇射撃で対応している。音は激しいが、一発も当たらないので、子供たちが喜んで投石する。これでは、下手な取り締まりの見本ではないか。)
http://www.youtube.com/watch?v=kd4O1bCyVoM

Bustan al-Qasrブスターヌル・アスル(Bab Antakyaの西にある広場の西、旧市街の外壁から800m)では、Badrバドゥル・モスク前で、朝昼2回デモが行われた。
http://www.youtube.com/watch?v=58s3sogz9KI
http://www.youtube.com/watch?v=m9xhbZt9OTo

al-Sha'aarアッシャアール(城から北東へ1.5km)では、デモの間、銃声が聞こえ、逮捕者を出したと伝えられている。
http://www.youtube.com/watch?v=6bfPl41kmvw

ほかにal-Marjah, al-Miyassarアル・ミヤッサル(旧市街の東壁から東へ1.5km、東端の手前)(以上は旧市街の南方), al-Firdousアル・フィルドゥース(城から南西へ1.5km、川の手前), al-Sukkariアッスッカリー(城から南西へ2km、川を渡ったところ)(以上は旧市街の西南方向), 市内Halab al-Jadidahハラブッジュディーデ(市街地の西端)(以上は旧市街の西方向), al-Ashrafiyyahアル・アシュラフィーイェ(城から北西へ4km、やや東。クルド人が多い), al-Hullakアル・フッラク(市街地の北の外れ、川の東岸), Tareeq al-Bab(城から東北東へ3km。市街地から真東へ抜け、その後、北東へ向かう幹線道路)でデモが発生したが、負傷者は発生しなかった。(注:これらの地区では、参加者は数十人と少なかった。)
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=08df1344e29c6d0b2f037a11661f95e8&ar=533268522



5月18日、自由シリア軍(FSA)のAbu 'Ammaarahアブー・アンマーラ旅団を名乗るグループは、al-Tawheedアッタウヒード旅団と協力し、al-Sukkariアッスッカリー(城から南西へ2km、川を渡ったところ)にて、体制への資金協力者であるMuhammad Ahmad al-Sa'bムハンマド・アフマド・アッサアブとその協力者を始末した、とする犯行声明を発表した。動画には、RPGを発射する光景が撮影されている。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=01375c718fe612d969f0e838bd7a1485&h=%CD%E1%C8&ar=853812167
問題の動画。この映像だけで、現場がアル・スッカーリーだと断言できるのかどうかは不明。
http://www.youtube.com/watch?v=6Lhsmp5z3bk

・・・もしこの動画が本物ならば、アレッポでRGPが発射された最初の事例となる。



5月19日、アレッポ大学で、体制派の学生が久々に大きな集会を開いた。(記事原文に写真あり)
http://www.sana.sy/ara/345/2012/05/19/420007.htm
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=77b39434b2243410ad5320b6304cd055&h=%CD%E1%C8&ar=202088976
理学部「アルウールの犬はどこにいる?」。以前より個人崇拝が弱まった感じ。
http://www.youtube.com/watch?v=aYGC0B2NBIQ
バアス党の祭り担当者。
http://www.youtube.com/watch?v=MMDJMhorrYg
少し画質が悪いが、カメラが360度回る。
http://www.youtube.com/watch?v=ZEpXzfPU0BQ
シリア国営テレビのニュース映像。00:33から。
http://www.youtube.com/watch?v=HLlKr8l1Mvs



【アレッポ大学の学生デモ動画集】
5月16日。
廊下で独立旗を広げる。(パレスチナ、ナクバの日)
http://www.youtube.com/watch?v=fGyAupjYJDo
電気工学科。
http://www.youtube.com/watch?v=UrQXR7H8QcM
建築学科。
http://www.youtube.com/watch?v=T6PsJeulaOk

5月17日。
国連監視団が大学に来て、熱狂する学生たち。(正門広場?)
http://www.youtube.com/watch?v=ZxIR-9_dNEA
http://www.youtube.com/watch?v=6oQdLBNj3Qs
向かいの建物上階から撮影。全体像がわかる。
http://www.youtube.com/watch?v=uTIrkBi9J5o
正門の上によじ登る猿たち。
http://www.youtube.com/watch?v=qTVn6HM4Ljk

学生が、監視団の自動車にひどい落書き。はい刑法違反。外国から指示されて動く学生は、やはりレベルが低いな。
http://www.youtube.com/watch?v=AdWrjf3gLm4
クルド人学生も落書き。
http://www.youtube.com/watch?v=ZOHlOI6HK_Q
大学から出て、南へ向かった自動車の落書き。
http://www.youtube.com/watch?v=Fzuw42kdR_g

バアス党アレッポ大学支部前でデモ。「体制打倒」と合唱する。
http://www.youtube.com/watch?v=YeuM7mzqopA
正面広場。最初の10秒は、バアス党員30人くらいが「バッシャールだけ」と叫んでいる。カメラが180度方向転換すると、大勢の学生が盛り上がっていて、差は歴然。以前はミンヘンバクジー(体制派)はもっと大きな集団だったが、随分減りましたねぇ。ただし、周囲を取り囲んでいる集団は、様子を見たりしていて、必ずしも中心部にいる集団に呼応していない。
http://www.youtube.com/watch?v=xGFlst9NHNA
前半は盛り上がっており、声「平和的に」の部分で、恐らく治安部隊が近づき、後半は学生たちが逃げ出す。映像としては良くない。
http://www.youtube.com/watch?v=x9EmrYVdfFk

父アサドの肖像画に物を投げている様子。ペンキも塗ってあるかも。はい、刑法違反。
http://www.youtube.com/watch?v=GpYAgMOCRgw
タイルを組み合わせて作った父アサドのモザイク画を、石で叩いて破壊している。はい、刑法違反。
http://www.youtube.com/watch?v=jJZOU1Lb4dA
父アサドの顔型を剥がし、皆で足で踏みつける。はい、刑法違反。
http://www.youtube.com/watch?v=OtH3Nse6mbk

監視団がいる前で(←説明によると)、治安部隊が催涙弾を使い、デモを強制解散。
http://www.youtube.com/watch?v=RA6Cy6fJbfU
http://www.youtube.com/watch?v=zX4TNmGe_kg

シリアのアレッポで過去最大のデモ ←数字を10倍に誇張

アレッポで5月18日に行われた金曜礼拝後の反政府デモは、Salah al-Dinサラーフッディーン(街の西南)とal-Sha'aarアッシャアール(北東)だけで、それぞれ1万人が参加し、過去最大となった。前日木曜には、大学正門前で1万5千人がデモをした。
http://www.dailystar.com.lb/News/Middle-East/2012/May-18/173828-un-observers-chief-calls-for-end-to-syria-violence-northern-town-shelled.ashx

・・・参加者が多かったことは確かで、記事に登場する2地区では、500人規模を遙かに超えていたが、2千人には達していないと思う。1千人前後。大学も同程度。米欧の報道は数字を10倍に誇張している。

公式統計ですら、3月のインフレ率は年率30%(3ヶ月連続で2桁)になっており、庶民の生活は苦しいので、アレッポに限らず、政府は気をつけないといけない。

詳細記事へ飛ぶ(リンク先を「アレッポ大学」で検索)

在日韓国・朝鮮人の犯罪率は本当に高いか?

本当に高いです(笑)。300人につき、犯罪者が2人いる計算になります。

長い記事なので、急ぎの人は文末だけ読めばいい。
http://www.best-worst.net/news_3NJVVSMhi.html
http://backupurl.com/93xbuc

・・・人権侵害とか主張するんじゃねーよ(爆)。この民族集団が、人権救済委員の指定席を獲得するなんて、政策の選択肢としてあり得ない。外国人の意見を採用するときは、日本民族より優れている民族から学ぶという基本に立ち返って欲しい。

バハレーンのシーア派が「売国反対」キャンペーン

サウジとバハレーンの政府レベルで統合の動きが出ていることについて、バハレーンの反体制派が反対を表明した。スローガンは「No to the Sale of the Homeland」(売国反対)。
http://www.sana.sy/ara/3/2012/05/17/419770.htm

サウジ外相が、GCCは協力から統合へと発言。
http://arabnews.com/saudiarabia/article620939.ece
サウジが、バハレーンとの統合を検討。
http://jordantimes.com/gulf-leaders-to-discuss-bahrain-saudi-arabia-union
http://backupurl.com/k9m1bq

・・・シリアに向かって「国民の声を聞け」と説教しておきながら、自分たちは国民の意見を聞くことなく、権力者の間だけで主権委譲の協議を始める、この高慢さ。

シリア:2011年の輸出は10%増

輸出振興公社総裁の5月17日発言。2011年度の対イラク輸出は35~40%増、対ヨルダンは15%増、対レバノンは5~6%増。輸出全体では10%増。

対ヨーロッパでは石油製品の輸出に大きな影響があり(停止し)、対トルコでもある程度の影響があったとしたが、数字は明らかにしなかった。その他の地域については平常通りだった。
http://www.sana.sy/ara/82/2012/05/17/419452.htm

・・・2011年の年初の為替レートは47で、年末は63だったので、34%切り下がったが、輸出増は10%に留まった。

シリアが遺伝子組み換え作物を研究へ

閣議の議題。一連の騒動で自宅を破壊された人、自宅から追い出された人に対し、金銭補償を検討。遺伝子組み換え作物規制法案が了承された。灌漑計画、労働法について。
http://www.syriandays.com/?page=show_det&select_page=66&id=31486
http://backupurl.com/hfjfre

・・・前の記事では排除していたのに、研究することになった。短い記事なので詳細は不明だが、商品として栽培するとまでは書かれていないように思う。取りあえず研究開発ということか。背後にモンサントの圧力があるのかどうか。

シリア固有の農産物の種子は、ノルウェーの冷凍庫に保管されているそうだ。イラクの種子は、ノルウェーに保管される前に米軍が破壊したそうだ。
http://www.greenprophet.com/2012/03/syria-seed-bank-norway-biodiversity/
http://backupurl.com/h795k6

Russia Today Arabicがアサド大統領にインタビュー(その2)

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15. If this were not a war for gas, why Syria, and why at that time in particular?

Mr. President: because they are always looking for toys for them and I mean Western countries. Syria did not allow to become their doll in any matter which was ... They tried it again and here they continue to try.

16. What does Saudi Arabia want? Do they have the same ambitions?

Mr. President: We did not talk with them at all, because they gave us tips about ways to build democracy in Syria, and how they should work only. But this thing is funny.

17. We were in Homs with the police detachments. And we are eyewitnesses to the exposure to attacks by armed groups. Has the situation in the country become quiet after the arrival of observers gentiles?

Mr. President: Yes, but on one side, a direct confrontation. We changed our areas of concentration, but the number of terrorist attacks has increased a lot, than it was at the beginning of the crisis. I think you are in the form of recent suicide bombing in Damascus, in which dozens of peaceful people died, and injured hundreds of others. Situation does not improve in this respect.

18. But from any improvement in the situation?

Mr. President: I think that the fall of peaceful people, is the most horrible thing to happen. Now started to kill larger numbers of civilians ... Teachers, professors and leaders of the tribes, those who do not have any relation to politics, as trying to promote an atmosphere of chaos.

But the Annan plan is not just to stop this violence only, but it should help people to return to their homes, which forced the terrorists to leave. As the plan to put an end to arms smuggling and money for terrorists. It have to exert pressure on other countries and accounting, when you state openly that they would support the tense situation in Syria.

This is the role of this plan, which does not touch on one element ... Does not address only to terrorism, and for the daily confrontations.

19. Are there results of the work of this mission?

Mr. President: They are talking about violence only,,, but for the violence by the government, not a single word utterance about the terrorists. We are waiting for Mr. Annan to come to Syria this month, and ask him about this.

20. The European Union took a new economic sanctions against Syria. To be affected by more ... Administrative officials or ordinary people?

Mr. President: It influenced simple people, not the government. Of course, it impacted on the economy of the country, where, as Syria had too many difficulties.

But when they talk about the application of a boycott on Syria, traveled to the province on the western countries. We have great relationships with most countries of the world, except the West. For this we can find alternatives. This world is not confined to the United States and Europe. We find alternative solutions, help us to overcome these difficulties.

We can support small business and medium enterprises, which are the fulcrum of our economy. Difficult to impact on agriculture by the sanctions.

21. Did you commit errors during the past year? If you are given an opportunity to change, what would you want to change?

Mr. President: We all fall into errors because we are all human beings. We worked hard to come over our mistakes.

But there is a difference between mistakes and failure. When you work in the social sector issues you face millions of people, and the problems of community life. It is impossible to comply with the interests of all your decisions, and sometimes you have to change the decisions.

But if talking about the errors I say it is impossible to search for them during the crisis. Will not be able to remain objective no matter if you speak you about yourself or someone else speak for you. Of course when you talk about yourself will never be objective.

Second, public opinion will help you later find a place your error when they were not on the right. Then you will be able to discuss your steps. Now, our crisis reached a peak. This situation has not finished. So for this mistakes, let's talk later.

22. Do you think that such support for the Baath Party in Parliament shows that you missed a bit?

Mr. President: This ratio is the highest percentage since the establishment of Parliament in 1973. We have achieved this victory, without any constitutional support. This indicates that our popularity in the real Syria. Judge 50 years ago. Baath is not a new party, it was founded in 1947. It is natural that we are still strong. This essense will not diminish with some errors.

23. There are one hand, and Syria is losing it. Information Minister, admitted to us that Syria lost the media war. Why did this happen and what you work on this subject?

Mr. President: We cannot win this war. More important for us to win in real life. Media can be a fictional images, but it dissipated after a short period of time. The reality is what remains after. They beat us in the beginning of the crisis when the fabricated stories and lies promoted. But with the passage of time, everything changed because the reality is different from what you are talking about these media. The media cannot in reality, if we take the matter to the long time span. We rely on reality. This is first.

On the other hand, we tried to communicate our point of view to journalists from different countries, although we did not succeed in this matter because they are always boycotting Syria and sent to reporters that they can transfer lies in the content itself. As well as things were at the beginning of the crisis. We have done everything in our power. But I want to point out again that we must focus on reality and not on what transmitted by the media.

24. Have you not be affected by your capacity as an ordinary human being with all these lies promoted about you and Ms. Lady (First Lady)?

Mr. President: All the lies and fabrications and accusations, false. Possible to call them any name. Soap bubbles are all short of life .. If you live in the real world you do not notice it all .. The goal is to run your attention mediated by these accusations, although I do not respond to them, the benefit is twofold:

Instead of bothering you bother themselves and their friends. Over time they begin to believe their lies and their vision of reality changed. And so they make their decisions based on the subsequent lies, without losing with that .. Remind you that we are not trying to refute these accusations, but we keep silent. Many people ask us: Why do not you respond to the accusations? Why do not you say it is all lies? We say: It is a good thing .. Let them think so. One day, people will know that all lies. Now, take advantage of our more current. As for me personally, I do not care at all what they say .. But I'm talking about how to take advantage of the accusations politically.

25. What is your vision for the future of Syria and the nature of the next steps?

Mr. President: We will have a new parliament, and we plan to launch a direct dialogue with various parties and political leaders in Syria. We will continue reforms. Within the framework of the dialogue that can be called a national dialogue and we will discuss each law issued during the crisis, and perhaps we will discuss the Constitution itself. These are our plans. The most important is the government that will be administered within the dialogue between different political currents.

26. Russian Foreign Ministry has repeatedly said that reforms in Syria are going very slow pace. What explains the amount of difficulty?

Mr. President: When your foreign minister visited Syria did not tell me this. But when we talk about what is appropriate or early, we must determine what is the right time. Now the problem of terrorism is the most important problems in Syria. Some think that if we reforms by the situation was better than it is now. But this is not true, and this for one reason is that the terrorists do not care reforms.

They do not fight for it, but fighting for terrorism. Lived your country is the other terrorist acts were not the other is for reform. So whether we do or early reforms recently or in good time .. All of this position is not objective. Who determines the frame. Many are the Syrians, who consider it a snap. We have developed a new constitution and we have taken in just four months. It is a very short time is not sufficient to re-consider all the judgments and discussed. Usually this process requires between six months and full year. More important is the distinction between the issue of terrorism and political life of the country. Political approach will not save us from terrorism. To that date, no role. There are terrorists and must be fought.

27. What do you think the cause of the support of Russia and China to you?

Mr. President: I do not support me as a Syrian president, does not support the existing system, I do not like this phrase, because we are a constitutional state. These two countries but also supports stability in our region, and they realize a good geo-strategic role of Syria. Without support in the region will fall by the state of chaos could spread to other areas after Syria. Therefore is not Syria alone, but it is going to talk about international stability.

28. Thank you very much for this interesting interview. I can only wish you luck and peace in Syria.

Mr. President: Thank you for visiting our country.

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Russia Todayがアサド大統領にインタビュー 5月17日

前回は敵国メディアに身を委ねて大失敗したので、今回は友好国のメディアを使い、話したいことを話した。

よく読むと面白いことが書いてある。例えば、

国連監視団UNSMISが来てから、シリア軍と武装勢力の直接的な接触は減ったが、住民の被害は悪化した。

テロリストはテロをすることが目的で、選挙には関心がない。

シリア国民評議会(SNC)は総選挙ボイコットを呼びかけた。選挙をボイコットするような人々が、シリア人を代表している、と言うことはできない。彼らは国内に求心力がない。

湾岸アラブの石油・ガスを、シリア経由のパイプラインを建設して欧州方面に売る話について、シリアは、トルコ、アゼルバイジャン、イラク、ヨルダンとは協議したが、カタールとは話していない。危機前も話していない。

サウジはシリアに民主主義を教えてきたので、(その後)同国とは何も話していない。笑ってしまう。

石油・ガスのルートはもちろん重要だが、シリアの重要性は、全ての物流が東西南北に交差する点にある。

西側は常に、もてあそぶ人形を探している。シリアは、シリアを人形のようにもてあそぶことを許さない。

(何か過ちを犯したか?もう一度、2011年をやり直せるとしたら、何を変えたいか?との質問に対し、)人間なので過ちを犯すことはある。しかし、過ちと失敗は違う。数百万人の人全員を満足させることはできない。一旦下した決定を、あとで修正することもある。

過ちについては、現在進行中の時は判断できない。シリア危機は今、ピークにある。問題が過ぎたときに話しましょう。

総選挙で示された(バアス党の)支持率は、1973年以来で最高だった。憲法からバアス党の指導性を削除した状態で、これが示された。バアス党は1947年に結党された歴史ある政党で、我々が強いのは自然なことだ。いくつか間違えたからといって、衰えたりしない。

シリアは、メディア戦で勝つことはできない。我々にとり大切なことは、現実社会で勝つことだ。メディアで広めた嘘の寿命は短い。

・・・などなど。

http://www.youtube.com/watch?v=O9L6RZ9apL0
Addounya TVの映像。
http://www.youtube.com/watch?v=iPa7wRwMDA8

ごく一部だけ訳してある。
http://japanese.ruvr.ru/2012_05_17/shiria-seiji-kaikaku-tsuzuku/



(インタビュー全文)
Assad: You cannot win the war on Syria in the media .. The full text of the interview conducted by the Russian channel "24" with Assad
From Russia Today
Thursday 17/05/2012
13:22:53
http://www.syriandays.com/?page=show_det&select_page=53&id=31511
http://backupurl.com/z3k8s6

President Bashar al-Assad said that the parliamentary elections, which took place in Syria, and the results were announced on Tuesday, constituted an important step and part of the reforms implemented by the authorities, and Assad stressed, in an interview with the channel "Russia 24", that the Syrian people "not frightened from the threats of terrorists, "who tried to thwart the elections or force the authorities to cancel, and considered the President al-Assad that the voting results show that the Syrian people still supports the approach to reform, which Damascus announced a year ago and below the full text of the interview, conducted by Russian Channel 24:

Thank you Mr. President for this interview .. Let's start with most importantly, a parliamentary election ... What is behind the mind is an important step in the political process, and what your assessment of the results?

Mr. President, of course, is an important step because it is part of the reforms that we made a year ago .. The polls reflect the opinion of the people, a serious message for everyone in our country and abroad alike, that the Syrian people did not hide from the threats of terrorists who tried to thwart the elections or force us to abandon their conduct .. The results indicate that the Syrian people still support the policy reforms we announced almost a year ago, and supports most of the existing political system. Hence the importance of the parliamentary elections.

2. Some opponents, including Qadri Jamil, says the elections were not transparent, and they promise a get out of Parliament. What do you think the reason for that?

Mr. President: It is normal that everyone has his point of view about how to conduct the election. More likely they are not satisfied with the election law itself. But we can discuss this with them later.

3. The Syrian National Council abroad called on to boycott the elections. Who are these people? Is it permissible to mind the opponents?

Mr. President, that calls for a boycott of the elections to a call for a boycott of the people. How can you let a boycott of the people who you consider yourselves their representatives? So I do not think that these people have weight inside Syria.

4. But they have the Free Syrian Army, which holds its members weapons, and fighting here in Syria .. Are all of them foreign or Syrian citizens?

Mr. President: First of all, they are not the army .. And they are not free, arms and funding to them come from abroad and from different countries. Therefore are not free at all. A handful of these offenders were sentenced on various charges against them. Religious extremists, including the mud of al-Qaeda.

I do not mean this organization here, but the pattern of thinking,,, say that they share his thinking pattern of extreme terrorist himself. There is also a foreign mercenaries whom he was arrested, and we plan to display to the world. Some of them were killed. We did not talk about them before, because we don't have documents to prove the foreign nationality. It was easy to say that (to say that they are foreigners) from the appearance, but this is not enough to announce. Those who were arrested, they are mercenaries from different countries, and particularly the Arab ones.

5. Information is available to the Russian intelligence, indicate that the heat of the Free Syrian Army training centers in Kosovo, and that negotiations are underway, on the militants to recognize the independence of Kosovo, after seizing the power, compared with support coming from Kosovo now.

Mr. President: I do not know whether they are armed or other people, but we have the information, indicating that a group of Syrian dissidents or rather who claim to be from the opposition visited Kosovo for the benefit of their experience in the organization of outside interference, and how to call the NATO forces to Syria . Yes, we have this information and we are confident of their credibility.

6. Turkey has said it wants to always create a buffer zone in Syria on the border between the two countries are under the control of Turkish troops and has a similar training centers. Erdogan believes that the collapse of the Syrian regime soon. But why? What are the interests of Turkey, in the light of these statements?

Mr. President do not have any interests. According to the information we get from other people with weight in the Turkish political circles, and those who are still a close relationship with them, no Turks have such intentions. For some political leaders of the Turks, the power of imagination too. But most of those we met during the crisis, are fully aware of the fact that the situation in Syria with pros and cons.

They realize that any crisis situation in the region will affect directly or indirectly, the situation in Turkey itself. Chaos and terrorism .. All of this will be shared with Turkey and any other country, because we are all neighbors. They know it. But I come back and say that some politicians imagine a lot, and considers himself smart. You can be smart, and you have the best computers, and the most advanced chip. But if in this device, the operating system is bad, it is futile to wait for a good job of it.

7. Regarding the role of France .. Is it possible to change the policy of this State after the coming of a new president to power there?

Mr. President: I think that the role of any head of state is to work for the good of his country and its interests. The question is what is gained by France of politics practiced by over one year towards Syria, Libya or any other country? With respect to France, as you know, it participated in a military attack on Libya which is responsible for killing hundreds or even thousands of Libyans.

In any case, what the region is currently witnessing is chaos and terror, which will negatively impact on Europe to its proximity to our region. It can account for the southern neighbors of Europe. I hope the new French president will think of his country's interests, as I believe, it is not in their interest to continue to fuel the fire of chaos and crisis in the Middle East, and the entire Arab world.

8. What does France want? What is behind their insistence on regime change in Syria?

Mr. President: Maybe the reason is the difference in the position of Syria in many cases for their positions. And including, for example, the Iranian nuclear program file, or the Palestinian cause and the resistance movement in our region. We have an independent position on all these issues.

9. With respect to the smuggling of arms, it is said to have entered into Syria through the borders with Iraq, Lebanon and Jordan. Did these countries change the positions since the beginning of the crisis, though it was initially condone smuggling of weapons?

Mr. President: Let us start with Lebanon .. It is known that the Lebanese authorities recently seized a ship carrying weapons confiscated. Was a large part of it, including anti-aircraft missiles, comes from Libya. According to our information, the Lebanese government aware of the smuggling. But in fact no one here can controll the borders of his country and Syria, like any other country. You cannot close the border to stop smuggling, though you can reduce its size.

Until now, the major share of the weapons come to us from Lebanon and Turkey. But we have no evidence that the authorities of those states in the past helped to smuggling. Recently Jordanian and Lebanese authorities are trying to combat this phenomenon. I do not want to say that the position of these countries has changed what, if we take into account the developments in Syria, Libya and other countries.

But the authorities of this country clearly see that this is not spring, but rather it is a mess. I have already said: If you sow chaos in Syria, a mess will infect you ... They know that.

10. So Turkey supports the opposition?

Mr. President: Yes, political support is present. There are politicians and political institutions are so specific, the others we have no evidence to show that they support the opposition. But we are well aware that they would condone the activities and smuggling.

11. Do you mean by weapons and money?

Mr. Chairman: Anything.

12. It is said that large numbers of Libyans accumulation on the border with Jordan, but there is a risk to launch a missile strike against the city shield it from there ..

Mr. President: There is no specific information about those things. Rumors and all of which amplifies the problem. It is also published some rumors deliberately in order to intimidation. But some of them represent the wishes of inflated for some people.

13. Let us move to Qatar. It is known that it wants to expand its influence in European markets, and they have plans to build a gas pipeline. Is this the problem between Qatar and Syria?

Mr. President: I have no idea about this subject. I have never talked with Qatar about gas. Even at the stage of good relations between our two countries, we have not discussed this issue at all. Syria always offer its territory to transport oil and gas from Iran and Iraq to the Mediterranean countries. Or from the Gulf to Turkey and European countries. About transfer of oil and gas, we have discussed with all of Turkey, Azerbaijan, Iraq, and Jordan, but we did not discuss it with Qatar.

14. In the past, there is talk of oil wars, and now are talking about wars for gas. Can it be said that Syria has become the scene of a new kind of war is a war for natural resources?

Mr. President: When you occupy your country an important position from the standpoint of strategy and you have access to the shores of the Mediterranean Sea and pass all the roads from north to south and from east to west across the territory, in this case a war for resources if you get affect you inevitably. Because it is not limited to gas, but there is another important thing is our position and our role in the region. It is the role of historical constantly trying to minimize its importance and reducing the weight to the size of Syria's borders.

But this is impossible, our role will be broader than that always. Wars for oil and gas anything is possible, they have started the wars in Central Asia, and on the southern border of Russia and elsewhere. As for Syria, there is another factor that must be taken into account.

カタール反体制派65人が、政府の方針を批判

カタール反体制派(カナダ拠点)の65人が、現政権がイスラエル寄りでアラブに敵対的であるとする批判文書を発した。末尾に65人の氏名がある。
http://megalodon.jp/2012-0516-1830-59/goo.gl/a6dAz
http://www.sana.sy/ara/3/2012/05/17/419548.htm

・・・何も影響しないと思うが、首長家と同じ名前の人が沢山含まれており、こんな集団もいるんだと思った。

シリア:ダマスカス県警が警官の増員を要望

ダマスカス県議会は5月16日、警官の増員を要請した。ダマスカス県警本部長補佐によると、首都の治安維持、デモ警備、夜間パトロール、ガスボンベ購入の順番を待つ行列で発生するいざこざの仲介など業務量が多く、人手が足りない。

http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=3465df810298a89ef7482699b41ac217&ar=918072093

シリア総選挙:会派別議席数 与党連合が73.2%を獲得

祖国統一リスト(バアス党+NPFの10政党+無所属) 183人(73.2%)
独立愛国的アレッポ・リスト 7
変化と解放のための人民戦線 5
独立アッシャーム・リスト 3
独立アル・ファイハー・リスト 3
無所属 49

合計 250議席
前の記事の出所SANAによると、女性議員は30人。)

シリア国営テレビの5月15日付けニュース。07:30から。
http://www.youtube.com/watch?v=b_lFRu2k7wo

・・・米国は面白くないはずだ。



ダマスカス選挙区の政党別当選者数。
http://www.alwatan.sy/dindex.php?idn=122882
http://www.alwatan.sy/dindex.php?idn=122874



議会内の勢力図は、改選前とほとんど変わらない。違う点は、野党勢力に、共産系のQadri amilカドゥリー・ジャミールと、クルド系のUmar Ossiウマル・オスィーが当選したことだけ。
http://news.xinhuanet.com/english/world/2012-05/17/c_131592439.htm



選挙違反。
アレッポ郊外の選挙区では、異議申し立てが相次いでいる。1人で10回投票したなどの訴えがある。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=9a3a80fae3f860460e75c7e4dbd7536e&h=%CD%E1%C8&ar=245993856

シリア:武装集団がキリスト教徒を追放 社会は混乱

ギリシア・カトリック総司教が5月15日、ローマで開かれたイタリア人の司教会議のあと、記者会見で語った内容。

シリア社会は、泥棒、犯罪者、反体制派に紛れ込んだ外国人潜入者が横行し、混乱状態にある。キリスト教徒を標的にした誘拐、盗難、度重なる脅迫が行われており、キリスト教徒が居住地から追放されている。この光景は、残念ながら以前イラクで発生した光景と同じである。

先週末に発生したダマスカス爆破事件は、前代未聞の規模で、多くの無実の人が犠牲になった。外国からの潜入者が起こした。

社会が混乱したから少数派がパニックに陥った、というだけの問題ではない。(安保理決議に沿って)シリア軍が撤退したキリスト教徒地区に、暴力集団が入り込み、そこを拠点とした。次に、彼らはキリスト教徒の追放にかかった。ダマスカス郊外県のal-Qaarahアル・カーラ村(ダマスカス・ホムス幹線道路に沿って、ダマスカスから90km。ホムスから60km)では、短期間(約1ヶ月)の間に、600家族がホムスへの避難を余儀なくされた。

全ての暴力を止める必要がある。このような状況を長く続けることはできない。シリア政府が暴力行為を行っていると批判するだけでは不十分だ。

もし泥棒でなければ、(武装)反政府勢力と外国人潜入者が支配している地区が沢山ある。キリスト教徒は政府追随者ではないが、政府は本来の仕事をしなければならない(注:武装勢力一掃の意味か?)。多くの暴力が発生しているのに、世界が無関心で沈黙しているのはおかしい。

もし本当に中東で平和が達成し、生き生きとしたキリスト教徒の存在を維持したいと望むなら、イスラエル・パレスチナ紛争を解決することが必須である。まずヨーロッパが、他の諸国に先んじて、この分野にコミットする必要がある。

5月15日付け記事。
http://www.adnkronos.com/AKI/Arabic/Religion/?id=3.1.3304716317
http://backupurl.com/kx3z9c



この記事に、もっと詳しく書いてある(5月11日付け)。フランス語だが、Google翻訳のフランス語→英語で理解可能。アル・カーラ村のみならず、その周辺も同じ状況に陥っている。イスラム教徒が誘拐された場合の身代金は数十万シリポン(5千ドル程度まで)だが、キリスト教徒の身代金は数百万シリポン(4万ドル程度まで)である。・・・などなど。
http://www.mondialisation.ca/index.php?context=va&aid=30818#.T6-blEW-
http://backupurl.com/zpdgrc

「syria damascus قارة」←アル・カーラ村をGoogle Mapで検索するための文字列。

カーラ・ネット(アル・カーラ村のページのよう)
http://qaara.net/modules/xcgal/displayimage.php?com_mode=thread&com_order=1&pid=957
アル・カーラ村に関する記述があるページいくつか。
http://www.derekalmhbe.com/vb/archive/index.php/t-5953.html
http://www.derekalmhbe.com/vb/showthread.php?t=5953
http://www.qenshrin.com/details.php?id=227



・・・米国とイスラエルは、この発言を聞いて、今頃大喜びしているはず。中東にキリスト教徒が存在しなくていいし、中東和平は達成されなくていいから、今の事態はこのまま進行するのです。安保理の動きともぴったり連動している。

教会の責任者が、キリスト教徒の強制追放を認めたのは、恐らく初めてだと思う。つい最近まで、事件はあっても、特にキリスト教徒を標的にはしていないと説明されていた。ホムス市からのキリスト教徒追放も、そのような事態が実際に発生してから随分経過したあとに報道された。前の記事その234567

断固とした秩序回復を求める声が、バアス党内とキリスト教の大きな宗派から出てきた。何もせず放置するわけにもいかない。アサド大統領はどのように対応するだろうか。

密入国を犯罪視せず、逆に可哀相な話にすげかえ、道の真ん中を歩かせ、好き放題に主張させているとこうなるという、非常によい事例だ。密入国者と仲良くすることが多文化共生じゃない。多くの日本人には、シリアに関心を持たなくていいが、この「からくり」「構造」に関心を持って欲しい。

シリア総選挙:当選者を発表 投票率51.26%

選挙管理の高等司法委員会が5月15日、当選者リストを発表した。県別に氏名がズラズラと並べてある。記者団から、政党別の当選者数を質問されると、個々の議員の所属政党を発表することが私の仕事ではなく、誰か他の人の仕事であると返答(笑)。
http://www.sana.sy/eng/21/2012/05/15/419139.htm
http://www.sana.sy/ara/2/2012/05/15/419128.htm

・・・当選者リストは、開票直後から漏洩している(リンク先を「開票結果」で検索)(今日の公式発表とは照らし合わせていない)のだが、判明している範囲ではバアス党が圧勝しているようだ。



ロンドンで発行されているal-Quds al-Arabi紙は、政府と海外反体制派との政治対話の話がまとまれば、新議会は数ヶ月で解散し、海外組を含む総選挙を改めて実施する可能性があると報じた。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=768235e2c0efef223563199aa5fba3a3&h=%CD%E1%C8&ar=453203011

シリア:イドリブ県で国連監視団の自動車が爆弾で大破(動画)

5月15日、イドリブ県Khan Shaikhounハーン・シャイフーン(イドリブ市から南へ50km、アリーハーから南へ40km)で駐車していた国連監視団UNSMISの自動車4台の近くで爆弾が爆発し、破損した。
http://www.sana.sy/eng/21/2012/05/15/419243.htm
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=73d06919d0ffd96289cec1845503e480&h=%CD%E1%C8&ar=377333630
http://news.xinhuanet.com/english/world/2012-05/16/c_131590104.htm

↓映像を見たほうが早い。

爆発の瞬間。臨場感あふれる映像。冒頭からカメラマンを含む外野が、「この監視団はハーン・シャイフーンを見ない」と騒いでいる。爆破の直後、カメラマンは、「アサドの軍が砲撃した」と大声を上げるが、この動画だけでは誰がやったか断定できない。
http://www.youtube.com/watch?v=AXlqafcasow
(注:住民が「こっちに来て現場を見て欲しい」と頼んでも、監視団がその場に行かないので、住民ともみ合いになるトラブルが、しばしば発生する。住民が見せたい場所に行くことが、監視団の仕事ではない。)

壊れた自動車の回りに住民が群がっており、そこにシリア軍の兵士自由シリア軍の戦闘員が割り込む。
http://www.youtube.com/watch?v=RX9OXDSP1GM
割り込んだ人は、この人っぽく見える。
http://www.youtube.com/watch?v=PuKTPWeURKE

イラン産原油を積んだタンカーが海を放浪

米国の政策担当者は、イラン原油禁輸制裁が効果を上げていると捉えている。トルコと南アフリカが、制裁が発動される7月を前に、駆け込みで買い増したが、大口の日本、韓国、インド等が輸入を削減しており、この2ヶ国も追随すると見ている。

イラン産原油を積んだタンカーが、買い手を探して世界の海を放浪している。価格を下げれば最終的には売りさばけるが、イランの手取りはかなり減少する。

海にはいろんな監視機構が設置済みで、タンカーの足取りを捕捉されないようにすることは不可能である。

イギリスのロイズと、ノルウェーの会社が、イラン向けにタンカーの保証書(certificate)を発行することを中止した。世界の大半の港は、保証書なしに入港することはできない。

http://www.mysanantonio.com/news/article/Iran-Unable-To-Sell-Oil-Stores-It-On-Tankers-3555667.php
http://backupurl.com/cmefjz

EUが対シリア経済制裁を追加

EUの対シリア経済制裁(2012年5月14日)(PDF)

新規追加:3個人、2組織
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新規に追加された3個人は、中銀総裁と、シリア・ベネズエラ二重国籍のビジネスマンとその部下(シリアへの燃料輸出をした)。前の記事その2

2組織は、たばこ公社と、上記シリア・ベネズエラ人の会社。

過去に制裁対象にした情報部幹部1人を、対象から外した。(←こういうのが時々あるが、裏でどのようなやりとりがあったのか不明。)

http://www.syriandays.com/?page=show_det&select_page=43&id=31481
http://backupurl.com/381l98

5月28日付け記事。アルトゥーン氏が、シリア国営石油会社・石油販売会社とは取引しておらず、従って自分はEU制裁に牴触しないと語った。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=acff4038c0f9988b89a997b4560831c7&ar=199842268

トルコ:アンタクヤでアサド支持の反米コンサート

トルコ・ハタイ県アンタクヤで5月13日、シリア人と連帯し、アサド大統領を支持するコンサートが開かれた。トルコ当局は過去3日間、イベント関係者を逮捕して、開催を妨害しようとした。
http://tishreen.news.sy/tishreen/public/read/258269
http://backupurl.com/xk6n5r

「シリア人とバッシャール・アル・アサドを支持する集会にいらしてください」。
http://www.youtube.com/watch?v=JbTfaDFNuzA
この音楽、私の好みではない。演奏しているバンドの頭上に大きな赤い布があり、「殺人鬼アメリカとその同盟者は、シリアから出て行け」と露骨に書いてある。
http://www.youtube.com/watch?v=PwEA_vPTmiw
寸劇をしていて、00:43で「ヒロシマ、ナガサキ・・・」というセリフがある。最後は、悪魔に見立てた米国を除き、全員が死ぬ。
http://www.youtube.com/watch?v=x-T3szpR9cg

・・・わざわざ記録に取るほどの価値は無さそうだが、時間を費やしたので記念カキコ(苦笑)。前の記事

カタール、サウジ、クウェートが半月ごとに240万ドル以上の資金提供 対シリア武装勢力

イギリスThe Sunday Timesからの転載。カタール、サウジ、クウェートが、シリア人避難民を支援するという名目で、半月に一度、240万ドル以上をレバノンに送金しているが、この資金が、武装勢力による武器購入に使われている。その他。
http://tishreen.news.sy/tishreen/public/read/258270
http://backupurl.com/qtg7n5

シリア:広告収入減少に苦しむ民間報道機関

民間メディアが、景気悪化→広告収入減少に苦しんでいる。まず出版数が大幅に減少した。継続しているところでも、週刊誌が隔週になり、月刊誌が隔月になったり、サイズを小さくしたり、ページ数を減らすなどの影響が現れている。

企業が出す広告は、幹線道路沿いの看板か、聴取率の高いSham FM(シャームFM)くらいのものである。その他のラジオ局では、広告費の減少が激しい。

制作費、スタジオ維持費などがかさむテレビ業界では、アッドゥンヤーTVが、フリー・ゾーン公社に大きな負債を抱えており、その穴埋めをするため、創業者と大株主(原文に2人の固有名詞)が、株を売ったと噂されている。

低コストで済む電子メディアの状況は、マシである。起業コストが限定的で、しばしば一人の情報源に頼って事業を始めた。しかしその後、体制を整え、専門の報道部と広報部を備え、シリアのニュースに特化し、地位を築いた。そうした例が、Syriandays, al-Iqtisadi (The Ecnomy), SyriaSteps, Die Press, Aks al-Ser, Shukumakuなどである。

http://www.syriandays.com/?page=show_det&select_page=53&id=31460
http://backupurl.com/86f8d7



(関連記事)
建設業界が苦境、給与が支払えない。
http://www.syriandays.com/?page=show_det&select_page=49&id=31413
http://backupurl.com/omztrp

シリア:ディーゼル燃料の公定価格を値上げ

15→20シリポンへ。前の記事
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=e2e4e763e2ea2063db017ac430d63f6b&ar=167742885

平行して、政府は電気代の値上げを検討している。値上げの噂が広まり、蜂の巣をつついたようになったので、電力大臣が5月10日に説明。値上げの対象は、公共部門と、大規模な民間事業者。対象外は、一般家庭、町工場、商店、事務所、農家。
http://www.sana.sy/ara/2/2012/05/10/418209.htm
しかし、財界は、電気代を上げたらストをすると表明した。
(al-Iqtisadi) http://goo.gl/DH9Uo
http://backupurl.com/414pig

・・・学生デモなんてちっとも恐くない。こういうのが恐いんだ。

政府は、電気の盗難(無断使用)に罰金刑を検討。5月7日付け記事。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=5449f1fcedcb8c76334a76f4ba61caaa&ar=143048211

サウジ外相:国連監視団報告書が国連の信頼を低下させることを期待する

出所がSANAなので明記されていないが、恐らくGCC外相会議後の記者会見での発言ではないか。
http://www.sana.sy/eng/21/2012/05/14/419084.htm

10:31から。頭はボケていなさそうだが、舌が回っていないし、声はガラガラ。失礼ながら、この人はそろそろお終いだろう。
http://www.youtube.com/watch?v=K-nWAZOyfjE

イラン系アゼリ人が民族評議会をトルコに設立

武装闘争は行わず、民主的な手法を使う。米国は、イラン国内のアゼルバイジャン人の問題を扱うとき、トルコとアゼルバイジャンだけではなく、自分たちにも相談するように。
http://www.todayszaman.com/news-280353-.html
http://backupurl.com/g3wdyn

・・・民族問題をこのように利用する。本当に我が国に参考になる事例が次から次へと出てくる。密入国者で大阪府庁占拠事件・警察署焼き討ち事件の犯人の子孫でありながら韓国系日本人と主張している連中、アイヌ民族、沖縄民族とか主張している連中を、好き放題にさせておくと、日本もそのうち足下をすくわれますよ。

シリア:アル・ウガイダート部族のシャイフと息子を暗殺 デール県

5月14日、アル・ウガイダート部族のシャイフと息子が、デールッゾール県の道路を自動車で走行中に暗殺された。
http://www.sana.sy/eng/21/2012/05/14/418876.htm
http://www.sana.sy/ara/336/2012/05/14/418842.htm
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=911d7a3fcf7c6c00bc7650343722ea86&ar=925429632
シリア国営テレビのニュース。01:12から。
http://www.youtube.com/watch?v=-UE2AZ20mSk

部族の公式ページは、喪に服した。
http://www.ugaidaat.com/vb/showthread.php?t=10212
http://backupurl.com/vhlpdh

・・・写真を見ると、自動車が黒こげなので、銃殺したあと焼いたという印象。

シリアとロシアが経済協議開催 5月25~26日

シリア・ロシア両国は、5月25~26日にモスクワで経済協議を行うことで合意した。シリアからは財務相のほか、各省から代表が参加する。

議題は、ロシア企業のシリア市場参入、通商関係の拡大と強化、関税同盟へのシリア参加問題、シリアの石油・ガス・地下資源・電源開発へのロシア企業参加、障壁の撤廃など。

5月13日付け記事。
http://www.syriandays.com/?page=show_det&select_page=66&id=31454
http://backupurl.com/rr1hkr

シリア中銀:外貨準備は減っていない

中央銀行筋がalwatan.syに語った内容。

シリポンの価値が、短期間で半分まで下落したあと、すぐに半値戻ししたため、資産を失い、アレッポで体調を崩す人が続出しているドル症候群に対する中銀の責任について、外為市場は、誰か個人が操作しているのではなく、様々な思惑の結果である。中銀は、前々から為替操作の危険性を注意喚起してきた。責任を言うならば、個人の責任である。

シリアの外貨準備高について、現在のドル資産は、シリポン資産よりも多い。現在の水準は、危機が始まってからほとんど影響を受けていない(数字は示さず)。日々の市場介入には、外準を使っていない。

危機が始まった当初、国民は資金を銀行から引き出したが、すぐにシリアの銀行に戻した。国民の自国通貨に対する信頼が維持されている。エジプトで革命後、外準と預金の7割が海外に流出したのとは対照的である。

紙幣を交換(一新)するという情報は根拠がない。交換する予定はない。

5月13日付け記事。
http://www.alwatan.sy/dindex.php?idn=122606
http://backupurl.com/9ugdnj



マイヤーレ中銀総裁はBloombergに対し、シリポンの対ドルレートは68前後で安定している。市場で不足している商品はない。しかし、今年の成長率はかなり弱いだろう、2012年1月のインフレ率は15%その2)である・・・と語った。

外貨準備高については、彼が就任した2005年以降、1ドル、1ユーロも減少していないと語った。1年前の外準は180億ドルだった。

EIUは、外準を100億ドル、今年の経済成長率をマイナス5.9%と推定している。
http://www.dailystar.com.lb/Business/Middle-East/2012/May-12/173140-syria-central-bank-chief-says-reserves-steady.ashx

・・・嘘っぽいけど(苦笑)、株価も為替も安定しているから、外貨繰りが安定していることは事実だ。どのようなからくりになっているのか興味がある。

イラクに避難しているシリア系クルド人は約150人

イラク北部クルド人自治区のペシュメルガ(クルドの軍隊)は5月12日、シリアからイラクに密入国し、イラク国境警備隊に逮捕されたクルド人1人を、力ずくで奪還したと発表した。シリアで弾圧を受けたクルド人を救済するという名目。

過去3ヶ月でシリアからイラクに逃れたクルド人避難民は、約150人いる。

http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=3b184b07f5f4817edd7351cf5aada878&h=%CD%E1%C8&ar=562585361

シリア:医療支援をEUからイランに乗り換え

シリア厚生大臣とイラン大使が5月13日会談。シリア大臣は、EUの対シリア経済制裁で、EIBからの新規融資が止まったため、32の病院に影響が出たことを明らかにした。医療分野の人材育成、疾病対策など、EIBが賄っていた協力分野を、イランが肩代わりする覚書に調印した。
http://www.sana.sy/ara/2/2012/05/13/418542.htm

インド社がシリアの火力発電所増強について協議

インドのBharat for Electric Power Generation社の訪問団が5月12日、シリア電力大臣と会談。ティシュリーン火力発電所(ダマスカスの南東50km)の200MW増強計画の設計・工事について協議した。

2010年に総工費277milユーロで始まったプロジェクトは、同発電所の最大出力を1,400MWまで拡大することを目指す。
http://www.sana.sy/eng/21/2012/05/12/418504.htm
http://www.sana.sy/ara/4/2012/05/12/418481.htm

シリア投資庁:トルコとの合弁精油所を認可

シリアとトルコの投資家が、天然アスファルトを原料とする精油所をラッカ県に設立することを、シリア投資庁が認可した。燃料、舗装用アスファルトなどを生産する。

トルコ側出資者は、Deniz Turkan、Muhammad Faaiq al-Humaidi。シリア側はMuhammad Radwaan al-Juhaa bin Muhammad SubhiとMuhammad 'Adnaan al-Mirzaa。双方とも2人ずつ。

原文に製品別生産能力の数字。(規模は小さい)

5月12日付け記事。関連記事
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=d7a86e52d7658d18e9f77f73118aef22&ar=989494023

シリア:イランとベネズエラから燃料輸入

アッラーウ石油相が5月12日、国営テレビで家庭用ガス不足について説明。

原因は、EUの対シリア経済制裁である。政府は新たな契約締結に力を注いでおり、既に10の新契約を結んだ。

イランからは、6月以降4ヶ月連続で毎月供給を受ける。ベネズエラからは、ベネズエラ船に積んだディーゼル燃料が、数日後に到着する。アルジェリアに接触したところ、前向きな回答を得た。前の記事

2011年9月に経済制裁が強化されて以降、政府は、ディーゼル燃料220万トンと家庭用ガス50万トンを輸入するため、30億ドルを支出した。タンカーが到着しなくなったのは、2012年4月以降である。

量は不足しているが、全くないわけではないので、国民はパニックに陥らないように。

政府に資金はあり、支払い済みであるのに、タンカーがシリアに到着することが阻害されている。シリア人に対し、倫理に反する損害を与える制裁について争うため、法律事務所と契約した。

ガスの自給率は60%で、残りは輸入で賄う。その量は、毎月4万トンである。ガスボンベは、以前は毎日18万本生産していたところ、現在の生産量は14万本である。ダマスカスのアドラー工場の生産量は、以前は5~6万本、現在は3万本。

シリアの石油・ガス部門が制裁対象になっていることに加え、輸送路である道路、鉄道、パイプラインが攻撃対象になっていることも、影響している。
http://www.sana.sy/eng/24/2012/05/12/418578.htm
http://www.sana.sy/ara/4/2012/05/13/418576.htm

アレッポで5月12日、ガスボンベの価格が1200シリポンに跳ね上がった。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=50a1f2dad8860b6a19fc9358d5c71775&h=%CD%E1%C8&ar=127850575

イランとトルコが、誘拐被害者2人ずつを相互に交換

シリアで誘拐されていたトルコ人記者2人が、イランで釈放された。
http://www.todayszaman.com/news-280192-turkish-journalists-in-syria-released-set-to-return-home.html
http://backupurl.com/cq3r2b
(5月14日5時半追記
トルコに帰国した2人が、拘束中の様子を詳しく語る。シャッビーハに逮捕された。
http://www.todayszaman.com/news-280196-.html
http://backupurl.com/4z8p96
(追記終了)

シリアで誘拐されていたイラン人2人が、トルコのハタイで釈放された。
http://www.presstv.ir/detail/240741.html?utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter
(5月16日10時追記
釈放された2人がテヘランに到着した。
http://www.presstv.ir/detail/2012/05/15/241252/two-released-iranians-arrive-in-turkey/
(追記終了)

・・・どちらも、誘拐犯は不明ととぼけているところが、何とも(苦笑)。前の記事

シリア武装集団による脅迫の例

ダマスカス県とダマスカス郊外県の一部で武装勢力が巣くっている、いわゆるホット・スポットで、公務員(特に軍警察というわけではない)が脅迫され、本来の出先機関勤務から、本庁勤務に緊急配置換えされる事例が増えている。自宅の玄関に「出て行け」などの張り紙がされ、家族ごと安全な場所へ避難している。
http://www.syriandays.com/?page=show_det&select_page=73&id=31439
http://backupurl.com/nqnsf4

ハマー県Qastal al-Burjアスタルル・ブルジュ村で、キリスト教徒の10家族がイスラム過激派(タクフィーリー)に脅迫され、村から追放された。自宅と教会が、彼らに占領された。
http://www.alwatan.sy/dindex.php?idn=122646
http://backupurl.com/8wiri3

デールッズール県の学校の女性教員が、反体制派のFacebookで暗殺対象リストに挙げられ、その後実際に暗殺された。動画前半は、Facebookの該当ページを写し、00:37から流血死体。
http://www.youtube.com/watch?v=IB01XcvpxSs

シリアが逮捕した外国人テロリスト26人の経歴

シリア政府が国連に提出した、外国人テロリスト逮捕者26人のリストが、レバノン紙al-Nashrahアン・ナシュラに掲載された。前の記事

チュニジア人19人、レバノン人3人、リビア人2人、エジプト人1人、ヨルダン人1人、パレスチナ人(レバノン)1人の計26人(↓原文に一人ひとりの経歴あり)。大半は、トルコから密入国した。チュニジア人には、過激イスラムの活動を理由に過去に逮捕歴がある人が多い。去年のチュニジア革命で釈放された人も含まれる。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=e094f26e49b2a13d0aa82756d8722d06&ar=436398548

・・・シリアは、欧米人、湾岸アラブも多数逮捕したという情報をしきりに流していたが、このリストには含まれていなかった。

シリア:イドリブ県で鉄道爆破

イドリブ県を走る鉄道が5月12日朝、Muhanbil - Bishmaarounムハンビル・ビシュマールーン間で爆破され、約50m破壊された。前の記事同じ場所の前の記事

その他イドリブ県内の事件。

5月12日付け記事。
http://www.shukumaku.com/Content.php?id=46379
http://backupurl.com/lb1w1s
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=0a2f71455e6202bac931913bc618ec8b&h=%CD%E1%C8&ar=984707131
http://www.sana.sy/eng/337/2012/05/12/418480.htm
http://www.sana.sy/ara/336/2012/05/13/418443.htm

シリア:国連監視団UNSMISの自動車が投石される

5月11日(金)、ダマスカス郊外のal-Dumairに向けて走行中に、何者かから投石され、自動車の窓ガラスが割れた。
http://news.xinhuanet.com/english/world/2012-05/12/c_123116536.htm

(5月14日5時55分追記
5月13日、ホムス県al-Qusairアル・クサイル(ホムス市から南南西へ20km、対レバノン国境の手前)を走行中、発砲され、自動車に傷が付いた。監視団は視察せずにホムスへ戻った。
http://news.xinhuanet.com/english/world/2012-05/14/c_131585386.htm
(追記終了)

・・・金曜礼拝後の反政府デモの動画(イドリブ県)に、「国連監視団は出て行け」という紙があった。誰が指示を出しているか、わかりやすい。

シリア:アレッポの事件 5月4~11日 クルドとアラブが銃撃戦

前の記事
表題の、クルドとアラブの対立は5月9日から(クリックで該当箇所へ飛ぶ)。(このページを「Maqsoud」で検索してもよい)。



5月4日、市内では、金曜礼拝後の反政府デモが、al-Marjah, al-Miyassar(以上、旧市街の南方), al-Sha'aar, Tareeq al-Bab, Masaakin Hananu(以上、旧市街の北東方向), Bustaan al-Qasr, al-Kallaasah, al-Sukkari, Jam'iyyah al-Zahraa', Salah al-Din, Saif al-Daulah, al-Hamdaaniyyah(以上、旧市街の西~西南側からその先へずっと、特に川沿い), al-Shaikh Maqsoud, al-Ashrafiyyah(以上、市街地の北縁でクルド人地区)で発生。

うち最大規模はSalah al-Dinサラーフッディーン(Bab Antakyaから西へ2km)で、16歳の青年が銃で撃たれて死亡。また、Saif al-Daulahのデモは、治安部隊によって強制解散させられた。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=56791c03aa03548ac7fe9a8039bfd3b3&h=%CD%E1%C8&ar=261279868



5月5日、市内al-Sukkariアッスッカリー(城から南西へ2km、川を渡ったところ)地区で、爆弾を積んだ自動車が爆発し、1人が死亡、21人が負傷。

市内al-Ansaariアル・アンサーリー(城から西南西へ2.5~3km、al-Sukkariの左上)地区で、武装集団が、警察病院レントゲン科に勤務する医師をクリニック前で暗殺。
http://www.sana.sy/eng/337/2012/05/05/416955.htm
http://www.aksalser.com/?page=view_articles&id=e604ebafba18ec90de893a4defb8c02f&ar=428785047
http://www.shukumaku.com/Content.php?id=46073
http://backupurl.com/npwlfm

al-Sukkariの爆弾事件について、自由シリア軍(FSA)の一員を名乗る人物が犯行声明。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=eaa82d10820eb9d401ad7b951a9d58a3&h=%CD%E1%C8&ar=698551846



5月5日、市内al-Ashrafiyyahアル・アシュラフィーイェ(城から北西へ4km、やや東。クルド人が多い)で、レストランから出火。原因は不明。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=3191a9024d575d13376a6d1e5e81a673&h=%CD%E1%C8&ar=76712636



5月6日、アレッポ大学学長が、声明を発表。5月2~3日のデモ取り締まりで学生複数が死亡した件については、真相解明を求める。拘束された学生の釈放を働きかける。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=e6dfb3a44cf7d9df8d2eaa2d02a8edf5&ar=117174350



5月6日朝、市内al-Shaikh Maqsoudアッシャイフ・マクスード(城から北へ4~5km、市街地の北端かつ川の西岸、クルド人が多い)東部で、パンを買う行列に割り込んだ有力部族の子が、たしなめた年長者の頭をナイフで刺した。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=379946ce1eb332e29b76656ebf3a2586&h=%CD%E1%C8&ar=194743910



5月6日、市内Masaakin Hananuマサーキン・ハナーヌー(旧市街の城から北東へ4km、市街地の北東端)の違法デモで前日逮捕されたアレッポ大学建築学科の青年2人と教育学部の女性1人、計3人の釈放を求め、刑事治安部前で抗議集会。県庁へ向けて行進。3人を夜に釈放するとの約束を取り付けたので、解散した。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=69b407a0af5255b628cf53a19e96173c&ar=353687897



5月6日夜、市内al-Ashrafiyyahのガスボンベ売り場前で小型ガスボンベが爆発し、少年が死亡。在庫のガスボンベには引火しなかった。(治安事件ではなさそうな書きぶり)
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=bacea102e45f44dd7907dda59d13e3fa&ar=212697906



総選挙の投票締め切り時刻である5月7日夜10時の数分前、Hayy al-Sabeelハイイッサビール(旧市街の城から北西へ3km)地区ティシュリーン幼稚園前の屋台に仕掛けられた爆弾が爆発。物損のみ。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=bcd503840551e97d6d5b94c44477dc5b&ar=743363307



5月7日夜10時、市内al-Sha'aarアッシャアール(城から北東へ1.5km)で、小型トラックに仕掛けられた爆弾を処理した。

同地区で行われた夜間デモは、総選挙立候補者を「非合法である」と非難した。そのあと銃撃があり、多数が負傷したとの情報が入っているが、本紙は情報の真偽を確認していない。

投票日のアレッポは、投票締め切り直前に爆弾事件が1件発生しただけ(↑上記)で、静かだった。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=c8d9a37b0fa58d980945108e56580505&ar=632151958



5月9日朝、市内al-Ashrafiyyahアル・アシュラフィーイェ(城から北西へ4km、やや東。クルド人が多い)の公園で、投資家が武装集団5人と20分間言い争いをしたあと、殺害された。公園にいた大学生1人も怪我。武装集団の1人も負傷。自由シリア軍(FSA)がFacebookで、シャッビーハを始末したと犯行声明。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=d19c93af05068005addb6cb16a1431b1&h=%CD%E1%C8&ar=520987952



5月9日、アレッポ市内と県内で反政府活動をしていた165人が、恩赦の適用を求めて投降した。
http://www.sana.sy/eng/337/2012/05/09/417939.htm



5月9日、市内al-Shaikh Maqsoudアッシャイフ・マクスード(城から北へ4~5km、市街地の北端かつ川の西岸、クルド人が多い)の野菜市場で激しい衝突が発生し、多くの死傷者が発生した。警察が割って入り、発砲した人物複数を逮捕した。
http://www.sana.sy/eng/21/2012/05/09/418030.htm

5月9日、同地区の有力2家族が野菜市場で抗争を繰り広げている。衝突の原因は、市場で売人から徴収するシャバ代。血まみれの遺体2体が地上に放置されているという。

17時45分、まだ撃ち合いが続いている。

18時、市場全体が火に包まれている。激しい銃撃戦。13歳の男児が重傷。武装集団が、ある家に押し入り、中にいた女性2人が負傷(あとに続く記事では、女性とその息子と変更されている)。

19時45分、同地区へ通ずる全ての道路が封鎖された。銃撃戦が続いている。

同地区西部とal-Ashrafiyyahアル・アシュラフィーイェ(城から北西へ4km、やや東。クルド人が多い)でも衝突が続いている。今日の事件は、1ヶ月前に同地区で発生したアラブ系バッッガーラ部族とクルドの部族との衝突とは無関係(リンク先を「al-Shaikh Maqsoud」で検索)。

23時30分、銃撃戦はまだ続いている。当事者の一方が、幹線道路にバリケードを築いた。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=5ecaf92ce0d9d57d979fa99d2dc2cb39&ar=149160892

5月9日の夜、al-Shaikh Maqsoudアッシャイフ・マクスード(城から北へ4~5km、市街地の北端かつ川の西岸、クルド人が多い)東部の野菜市場で激しい銃撃戦が6時間以上続いた。銃撃戦は同地区西部、さらにはal-Ashrafiyyahアル・アシュラフィーイェ(城から北西へ4km、やや東。クルド人が多い)にまで拡大した。6人が死亡、多数が負傷。

この野菜市場は長年、地元で有名なAbu 'Aarifアブー・アーリフ家が、法律の外で、シャバ代を徴収して運営している。

事件は、若者集団が午後5時にアブー・アーリフ家の2人を殺したことから始まった。30分も経たないうちに、アブー・アーリフ家を構成するアブー・ファイヤード家が加勢し、銃撃戦が始まった。2人の遺体を回収したのは、2時間以上経過したあとだった。銃撃戦の最初の30分間で4人が死亡。死亡した6人は、アレッポ県アフリーン市出身か、イドリブ県アリーハー市のクルド人地区出身だった。

18時45分に、クルドの「人民保護委員会」が介入した。他方、アル・バッガーラ部族は、アブー・アーリフ家に加勢した(アル・バッガーラとアブー・アーリフは、最近アレッポで新しく結成された人民委員会(バアス党の民兵組織)の主力)。このあと衝突が激化し、3時間以上も続いた。混乱は、同地区西部からal-Ashrafiyyahアル・アシュラフィーイェ(城から北西へ4km、やや東。クルド人が多い)まで拡大した。

3時間後、クルドの人民保護委員会が、al-Shaikh Maqsoudアッシャイフ・マクスードの全域を押さえた。地区入り口で警備を固めて交通を遮断し、地区内でも検問を始めた。関連記事

アブー・アーリフ家のいくつかの家は包囲され、同家の11人が、クルド人民保護委員会に捕まった。アブー・アーリフ家のいくつかの家から火の手が上がっているのが、目撃された。

銃声が収まった現在(10日午前3時前)も、地区には緊張感が漂っており、デモ隊が「シリア人は一つ」というスローガンを叫んでいる。

病院筋によると、死者6人、負傷者27人。
(注:クルド人とアル・バッガーラ部族が衝突し、アル・バッガーラが負けたという話に読める。この地区に限定すれば、クルド人が多数派だが、アル・バッガーラは非常に大きな有力部族なので、これで安心することはできない。)
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=b0d57b518d999323932604a753d4f3a7&h=%CD%E1%C8&ar=850379539

クルド系の民主連合党PYD(PKKのシリア支部)は5月9日、事件は、体制と結びついた個人・家族、および体制の一部の機関が起こしたものであり、体制が全責任を負うべきであるとする声明を発表。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=707b58c774c88535b00bf7c2381fe516&ar=352718748



5月9日、市内al-Hamdaniyyahアル・ハムダーニーイェ(アレッポ旧市街の西壁から西南西へ3~4km。市街地の一番外縁)の606番ロータリーにある不動産屋近くに集結していた軍事治安部のパトロールに、武装集団が発砲し、逃走。隊員1人が死亡、5人が負傷、うち1人は重傷。現場近くでは爆音も聞こえたが、別の地区である可能性もある。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=7ac2c48ab14870978c189476802f446e&h=%CD%E1%C8&ar=814828328



5月10日午前2時55分、アレッポ市内と、北西方向の郊外(Kafr Hamrah, Hareetaan, Bayaanoun, Hayyaan)で、爆音が聞かれた。

1回目は、市内al-Balleermounアル・バッリールムーン・ロータリー(市街地の北西端、一番外側の外環道路と交差するロータリー)の検問所近くで、自動車を使った自爆攻撃。国家治安部の隊員多数が負傷。

2回目は、その10分後で、市内al-Sheehaanアッシーハーン(城から北西へ4.5km。al-Sabeel, al-Ashrafiyyah, al
-Khalidiyyahに囲まれた地区。外環道路の内側)・ロータリー近くで爆発。1回目の爆発現場へ向かおうとしていた治安部隊を狙ったが、怪我人は出ず、部隊と武装集団の間で銃撃戦が発生。

住民によると、現場上空には軍用ヘリが目撃された。

3回目は、市内のあちこちで爆音が報告されたが、詳細は不明。

午前4時10分、市内al-Zahraa'アッザフラー(al-Shahbaa'の西にある外環道路の外側の区画。市街地の北西端。旧市街の城から北西へ7km)とal-Balleermounで発砲音。政府系情報筋によると、武装集団が空軍情報部を襲撃した。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=4d0bf3c5d6fd0e99ce04fd548b8c8c38&ar=532271574

al-Zahraa'空軍情報部の銃撃戦は、午前5時まで続いた。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=b350aaecbe6a46b01d8c40aa3bb2d904&h=%CD%E1%C8&ar=870586097



5月10日昼過ぎ、市内Bustan al-Qasrブスターヌル・アスル(Bab Antakyaの西にある広場の西、旧市街の外壁から800m)の駐車場で爆発。キオスク店主1人が死亡。9人負傷。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=d4b15552d4f518b64a0d1c4b9d201029&ar=611360559

国連監視団UNSMISが現場を視察。(↓原文に現場写真あり)
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=b350aaecbe6a46b01d8c40aa3bb2d904&h=%CD%E1%C8&ar=870586097



5月10日、反政府デモが市内al-Shahbaa', 城の周辺、al-A'zamiyyah, Karam al-Jabalで発生した。

市内al-Judaidahアル・ジュダイデ(四角い旧市街の上にある三角形の旧市街の左下角)地区から出てきた自動車から、葬列に向けて発砲した。怪我人なし。(←さりげなく書いてあるが、危ない。)
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=b350aaecbe6a46b01d8c40aa3bb2d904&h=%CD%E1%C8&ar=870586097



市内al-Shaikh Maqsoudアッシャイフ・マクスード(城から北へ4~5km、市街地の北端かつ川の西岸、クルド人が多い)では5月10日、地元の長老や部族指導者らが調停を行い、17時、関係者の間で、相互に誘拐した人物の交換が行われた。

22時、激しい武力衝突が再発した。イドリブ県から自由シリア軍(FSA)がやってきたという噂が流れたが、本紙筋はこれを否定。同地区に通じる道路は閉鎖されている。

5月11日午前2時50分、激しい発砲が再開。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=053f3c37fdf4d357617288b1064dd3d1&ar=580618791

5月10日。アッシャイフ・マクスード。クルド人の死者の棺を運んでいる様子。
http://www.youtube.com/watch?v=3NBhtJQm-Bc

5月11日。ハサケ県Ra's al-Ainラァスル・アイン(ハサケから北西へ60km、トルコ国境の町。クルド語の地名Sere Kaniyeセレ・カニイェ)。アレッポ市北部でのクルド人死傷に抗議し、連帯するデモ。紙に「人民保護委員会に感謝する」「クルド人の血は、アラブ兄弟の血より安いのか」と書いてある。
http://www.youtube.com/watch?v=7bmFJdI1uxE
http://www.youtube.com/watch?v=aKMMDosMVKQ
http://www.youtube.com/watch?v=wqOQWl2HiUk
http://www.youtube.com/watch?v=AxQbx4bjN5g



5月11日、市内Masaakin Hananuマサーキン・ハナーヌー(旧市街の城から北東へ4km、市街地の北東端)の2ヶ所で爆弾が爆発し、物損と3人負傷。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=841befaf2b177571e595e65df0957a62&ar=973577027



5月11日、金曜礼拝後の反政府デモは、al-Miyassar, al-Firdous, al-Ansaari, Bustan al-Qasr, al-Sukkari, Salah al-Din, Saif al-Daulah, Jam'iyyah al-Zahraa', al-Hullak, al-Sakhour, al-Sha'aar, Masaakin Hananu, Tareeq al-Babで発生。

al-Miyassarアル・ミヤッサル(旧市街の東壁から東へ1.5km。東端手前)ではデモ隊を逮捕。al-Sukkariアッスッカリー(城から南西へ2km、川を渡ったところ)では治安部隊が催涙弾を発射。al-Firdous(城から南西へ1.5km、川の手前)とal-Ansaariアル・アンサーリー(城から西南西へ2.5~3km、al-Sukkariの左上)では、デモ隊がスタン・グレネード(音爆弾)を使った。

Jisr al-Hajj(al-Sukkari地区の川にかかる橋)で爆弾が爆発、物損。Saif al-Daulahでは、通りで爆弾が爆発。al-Khalidiyyahアル・ハーリディーイェ(旧市街にある城から北へ2km、大通りの東側)ではスタン・グレネード(音爆弾)が爆発。

市内al-Azeeziyyahアル・アズィーズィーイェ(旧市街の城から北西へ4km、中央公園の北端から東へ400m)にあるローマ・カトリック教会前の大通りを通行止め。教会に対する直接的な脅迫は存在しないが、市内の警察署に対する攻撃が増えていることから、予防措置として。

アレッポ県郊外では、'Anjaarahアンジャーラ(アレッポ中心部から西へ18km、市街地西端から西へ10km), al-Sahhaarahアッサッハーラ(アレッポ中心部から西へ30km、アターリブの近く), Anadaan, Hareetaan, Kafr Hamrah, Bayaanounバヤーヌーン(アレッポ外環道路から幹線道路に沿って北西へ14km、道路の東側。ハイヤーンの2km北), Ihteemalaatイフティーマラート(アレッポから北へ35kmやや右。アアザーズの東15km、対トルコ国境から南へ10km), Madinah al-Bab, Jaraabulus, al-Sufairahで反政府デモが発生。

A'zaazアアザーズ(アレッポの北40km、トルコ国境すぐ手前の市)ではデモ隊がスローガンを叫んだとき、銃声が聞こえた。朝方、Hareetaan, Kafr Hamrahの上空で軍用ヘリが目撃された。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=0c75ef4fa1b02126955e781400cfec7e&h=%CD%E1%C8&ar=592213548
http://www.sana.sy/eng/337/2012/05/11/418321.htm

市内Salah al-Din。金曜礼拝後のデモで撃たれ、死亡した青年。冒頭から、頭から流血している。
http://www.youtube.com/watch?v=FljTRjdnNk4



5月11日の金曜礼拝後、市内al-Sha'aarアッシャアール(城から北東へ1.5km)で、武装集団が乗ったマイクロバスが警察署に近づき、署に向けて発砲。署員4人が負傷。攻撃を受けている間、署員は地下室に隠れていた。治安部隊が応援に駆けつけ、犯人の1人を射殺。他は逃走。

治安部隊は逃走車を追跡し、運転手を射殺した(映像をみると、フロントグラスの特に下部が蜂の巣になっている。正面から地面と平行に何十発も撃ち込んだ)。運転手は、ベルトに爆弾を巻き付けていた。マイクロバスの中からは、爆薬1200kgが発見され、処理。前日発生したダマスカス爆破事件で使われた1000kgより多かった。車は、ミリハウス(Military House Establishment)からの盗難車だった。

その後、国連監視団UNSMISが現場を視察。応対したシリア治安部隊の隊長は、もし爆発していたら、500人が死んでいただろうと語った。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=fc0aabaa1fd59e91a94cc4b22b84113a&h=%CD%E1%C8&ar=965085779
http://www.sana.sy/eng/337/2012/05/11/418321.htm
シリア国営テレビのニュース映像(冒頭)。
http://www.youtube.com/watch?v=krbjGWE-ONU



5月11日20時45分、中央公園の南西隣にあるバアス党アレッポ支部近くで爆音がした。金曜日ということもあり、付近の商店は閉まっていた。付近にいた人は一斉に党の方向へ向かったが、道路を封鎖され、接近を阻止された。煙が発生していないことから、音爆弾と思われる。

情報筋によると、爆音のあと、自動車が党支部に近づき、内部に向かって発砲したため、党の警備員1人が死亡。また4人が負傷、うち3人は治安隊員。しかし、別筋は、テロ攻撃説を否定し、死者は爆弾処理に失敗して発生したものと説明。

隣接地区で電話が不通。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=b1c050e44f8dbf250cdf35eff3e27c2c&h=%CD%E1%C8&ar=627037790

5月11日、郵便局前の中央広場付近で、爆弾処理班の1人が作業中に1人死亡。
http://www.sana.sy/eng/337/2012/05/11/418321.htm

(5月16日6時追記
死亡した爆弾処理の専門家。↑上記al-Sha'aarでの1200kgの処理に成功する大手柄を上げたが、こちらで失敗し、殉死した。
http://www.sana.sy/ara/2/2012/05/15/419272.htm

・・・爆弾処理で死亡する隊員は時々いるが、このように大きな記事で讃えられた人は初めて。この追加記事にも、現場は「中央広場近く」としか書かれておらず、バアス党支部ビルだったのかどうかわからない。
(追記終了)



5月11日、軍の爆弾処理班は18時以降、市内al-Azeeziyyahアル・アズィーズィーイェ(旧市街の城から北西へ4km、中央公園の北端から東へ400m)にあるローマ・カトリック教会周辺に仕掛けられた6つの爆弾を処理している。作業は22時を過ぎても続いている。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=99a366b6b486577096341ecdf38662dd&ar=498448598



5月11日夜、郊外Afrinアフリーン(アレッポから北北西へ直線距離で40km、クルド人の町)からアレッポに向かっていた自動車が、Bayaanounバヤーヌーン(アレッポ外環道路から幹線道路に沿って北西へ14km、道路の東側。ハイヤーンの2km北)交差点付近で発砲され、運転手が負傷。何者かから停止するよう求められたが、停止しなかった。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=9b4e94dfdd9ea44ec9568b8f71d9cac2&h=%CD%E1%C8&ar=930221605



4月下旬から5月3日にかけての騒動で逮捕されていたアレッポ大学の学生71人が釈放された。5月6日に25人、弁護士会の働きかけで3人。7日に保釈金1000シリポンで43人、合計71人。

受刑者福祉協会会長は、残り20人の釈放も要請することを明らかにした。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=a0288b301460d630722c08e369dd7179&h=%CD%E1%C8&ar=994794988



(私のコメント)
ダマスカスの事件はあまり見ていないが、クルドとアラブの武力衝突は発生していないのではないかと思う。アレッポのクルド人地区は、市街地北端の居住環境の悪い場所に位置しており、アレッポ・プロパーと直接接していないので、重要なアレッポ動向に直ちに影響するものではないが、このような事件が起きるのも、治安が緩んできているから。

反政府デモについては、いくつか動画を見てみると、裏通りでデモをしている。市内の西南地区のデモが割と統制が取れているのだが、表通りに出てくると、治安部隊が容赦なく発砲しているようだ。叩かれて、参加者が激減している地区もある。以前はかなり大規模だったイドリブ県サラーキブのデモも、裏通りでやっていた。

西南地区以外のデモは、地名は頻繁に登場するが、ほとんどの場合、規模は数十人と小さく、脅威にならない。アレッポが本当に方向転換するときには、このページに書かれていない地名と人名が登場する。今は大丈夫。

シリア国内にフランス、イギリス、ベルギー人の戦闘員がいた

ダマスカス爆破事件を受けて開催された国連安保理の会合で、シリア代表が演説した内容の一部。

拘束したテロリスト26人のリストを、国連事務総長と国連の反テロ下部組織に送付した。

シリアは、安保理と事務総長に、国内の戦闘で死亡した外国人テロリスト12人のリストを提出する。フランス人、イギリス人、ベルギー人が含まれる。・・・



Al-Jaafari: Smuggling Arms and Terrorists into Syria Contradicts any Political Solution to Crisis
http://www.sana.sy/eng/22/2012/05/11/418230.htm
http://www.sana.sy/ara/3/2012/05/11/418222.htm
May 11, 2012

(omitted)

Syria's representative said that he had a list of 26 terrorists some of them are affiliated to al-Qaeda, adding that he sent this list to the UN Secretary-General and heads of the UN Counter-Terrorism Subsidiary Bodies.

Al-Jaafari also said that a list of 12 foreign terrorists who were killed in Syria would be sent to the Security Council and the UN Secretary-General, pointing out that the list includes the names of French, British and Belgian terrorists.

(omitted)




・・・外国人を何十人も逮捕したかのような報道が複数あったが、26人だった。もっとも、明らかに外国人の顔でありながら、引き取り手のない遺体も沢山あるのだろうが。

エジプト中銀が、シリア銀行との取り引きを監視へ

エジプト中銀は、エジプトの各行がシリアの銀行と直接・間接の取引を行うことを禁止した。シリア国籍の名義リストを各行に提出させ、問題がないかどうか精査する。

エジプトの大手銀行の経営者によると、エジプト国内には、シリア人の金融資産はほとんど存在しない。シリア大使館とシリア国営企業の口座が目立つくらい。

アラブ連盟外相会議が決めた対シリア経済制裁があるが、二国間関係への配慮から、これまでエジプト政府は具体的な措置を取ることはなかった(注:ほかのアラブ諸国も、ほとんど履行していない)。今回の措置も、エジプト政府独自の制裁発動ではなく、FATF(金融活動作業部会)の(2月)勧告日本語訳)を根拠にした。(注:FATFは、マネロンや麻薬取引を監視する国際機関。)

5月10日付け記事。
http://shorouknews.com/news/view.aspx?cdate=10052012&id=f94a2e8d-7118-49a2-835b-134f7d604473
http://backupurl.com/bfmoqq

・・・原文は、エジプトがシリア金融界との取引を全面禁止したかのような大げさな書きぶりなのだが、実際のところは、監視を強める程度の意味だと思う。1回目の精査が終わるまでの間は、取引が一時中断されるのかもしれない。

FATFの勧告を読んだ範囲では、特にシリア向けに厳しいことは書かれていないので、勧告を言い訳にしてエジプト政府が小さな行動に出た(対米配慮した)程度の記事なのではないか。

シリアがイラクからの燃料250万b/d輸入で基本合意

シリア石油省筋が本紙に明らかにしたところによると、シリアとイラクは、石油パイプラインの再開と、シリアがイラクから燃料250万b/dを輸入することで、基本合意に達した。前の記事その2

両国はまた、次の段階として、シリアがイラク産天然ガスを輸入する件(前の記事)、イラクがシリアの天然ガス開発に参加する件についても検討している。

5月10日付け記事。
http://www.syriandays.com/?page=show_det&select_page=46&id=31410
http://backupurl.com/es4klz

レバノンで拿捕したリビア船に積まれていた武器リスト シリア武装勢力向け

155ミリ砲とか書いてある。フランスがリビア・ゲリラに供与した武器が含まれる。
al-Baath Mediaから。
http://megalodon.jp/2012-0515-1815-23/goo.gl/4zo88

5月11日、ロシア国連代表が、外国からシリアへの武器流入を安保理で取り上げるよう呼びかけ。
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/585028/

5月11日付けまとめ記事。文末に問題点がずらずらっと書いてある。(誰がやったのか。リビアからシリアに運ぶのに、なぜエジプトとトルコに立ち寄ったか?書類上の貨物は一体どこへ消えたのか?当然の権利としていつも臨検しているイスラエルとUNIFILが臨検しなかったのはなぜか?などなど)
http://www.shukumaku.com/Content.php?id=46354
http://backupurl.com/t4koop

前の記事
船員から事情聴取。
http://www.dailystar.com.lb/News/Politics/2012/Apr-30/171931-more-summoned-for-questioning-over-syria-arms-shipment.ashx
船員の国籍。
http://www.dailystar.com.lb/News/Politics/2012/Apr-30/171881-saqr-orders-arrest-of-crew-on-ship-carrying-weapons-to-syria.ashx
船は2日前からレバノン領海内にいた。
http://www.sana.sy/ara/3/2012/04/30/415992.htm
レバノンが21人を起訴、うち9人がシリア人。
http://www.sana.sy/eng/22/2012/05/04/416837.htm
リビア人研究員が、その船をリビアで見たと証言。
http://www.counterpunch.org/2012/05/04/the-lutfallah-ii-arms-smuggling-scandal/

ヨルダンにいるシリア人避難民は12万人

シリア大統領顧問のブサイナ・シャアバーン女史の発言。彼女の発言の大半は、トルコ政府の政策を批判する内容。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=ac6ce341bcc299825a963e844212b1c5&ar=409400215



レバノンにいるシリア人避難民に対し、シリア大統領が「帰国する時期である」というメッセージを伝えたと、5月10日付けのアル・ハヤート紙が報じたが、この日の朝にダマスカスで爆破事件が発生した。
http://news.xinhuanet.com/english/world/2012-05/10/c_131580598.htm

シリアで誘拐されているトルコ人記者の釈放は近い

シリアで誘拐され行方不明になっているトルコ人記者2人の安否について、先日犯人グループとのコンタクトに成功したトルコ人権団体は、仲介したのがイラン政府職員であったことを明らかにした。
http://www.todayszaman.com/news-279834-ihh-says-iranians-helped-locate-missing-turkish-journalists-in-syria.html
http://backupurl.com/z7tfs7

前の記事(リンク先を「4月18日」で検索)
誘拐されている記者が、トルコにいる家族に電話。
http://edition.cnn.com/2012/05/06/world/europe/syria-missing-journalists/
http://backupurl.com/cddkn9
誘拐記者の動画が、ネット上にアップされる。
http://edition.cnn.com/2012/05/07/world/meast/syria-missing-journalists/
http://backupurl.com/cg2cfo
記者釈放に、シリア政府が条件を付けている。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=a84d8be31b2bea192455065369bedfd0&ar=708571092

数日中に釈放される。
http://www.todayszaman.com/news-280027-iran-says-turkish-journalists-held-in-syria-to-be-released.html
http://backupurl.com/erxf1e

・・・シリアでイラン人を誘拐した犯人とコネがあるのが、トルコ政府。シリアでトルコ人を誘拐した犯人とコネがあるのが、イラン政府。裏でいろいろ交渉してますね(笑)。

シリア:SNC議長が訪日、外相を表敬訪問

プレスリリース
ガリユーン・シリア国民評議会議長による玄葉外務大臣表敬
平成24年5月10日
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/24/5/0510_01.html

 本10日(木曜日)10時30分より約30分間,玄葉光一郎外務大臣は,外務省の招へい(戦略的実務者招へい)にて訪日中のブルハン・ガリユーン・シリア国民評議会議長(Dr. Burhan Ghalioun, President of Syrian National Council)の表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。

1. 冒頭,玄葉外務大臣から,ガリユーン議長の訪日を歓迎するとともに,同議長の出身地であるシリア北西部ホムス(Homs)を始め,多くの市民の犠牲について哀悼の意を表しました。また,シリアにおいて13ヶ月以上にわたり反体制派に対する弾圧が続き,膨大な死傷者や市民生活への甚大な被害が発生している状況に対して深い懸念を表明するとともに,改革に向けたシリア市民の正当な希求が達成されることを望んでおり,日本としても国際社会と連携しながらシリア情勢の改善に努力したい旨述べました。

2. 玄葉外務大臣からは,これまで3度にわたる経済制裁措置や300万ドルの人道支援などの我が国のシリア情勢に対する取組につき説明し,現在,追加の人道支援を行うことを検討していることを伝えました。またアナン特使の提案などを始め国際社会の様々な努力にもかかわらず,弾圧や暴力の連鎖が止まず,その犠牲となっている無辜の市民の救済は国際社会として急務である旨述べました。更に,政府開発援助(ODA)は軍事支援に使えないので平和が訪れた後の復興支援を念頭において欲しい旨述べました。その上で,シリア人が一致団結して平和と安定を達成するため,ガリユーン議長のリーダーシップにより,反体制派の統合に向けた努力への期待を述べました。

3. ガリユーン議長からは,日本政府のシリア人に対する支援に感謝の意が述べられ,シリア情勢の現状及び反体制派の統合プロセスなどに関する説明がありました。また,日本を含む国際社会がシリア政府に対して一致した強いメッセージとアクションをとり続けることの重要性が強調され,シリアのみならず中東地域全体の平和と安定のために,努力を続ける意志が示されました。更に,国際社会による人道支援の必要性が一層高まっているとの説明がありました。



いかにも、日本は関心ないが、対米協力で面会したという感じ(苦笑)。「ガリユーン議長のリーダーシップ」は無理っぽい(爆)。

いつまでたっても仲間をまとめることができない駄目男に、増税して集めたお金でうまい飯を食わせてやった。



SNC議長が都内で記者会見「軍事介入を」
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120511/k10015058291000.html
http://backupurl.com/ij5i11
http://mainichi.jp/select/news/20120512k0000m030100000c.html
http://backupurl.com/gu9m51

青山先生のコメントが最高。
ガルユーン事務局長の講演は、誇張・事実誤認、具体性の欠如に彩られ、在外反体制活動家の一泡沫勢力になりさがったシリア国民評議会の無能さを再認識させた。

(中略)

アナン特使の和平案に関して、その失敗を前提に論を展開、シリア国民評議会もまた(アル=アサド政権と同様に)、アナン特使のイニシアチブに積極的に応じていないとの印象を与えただけだった。

(中略)

総じて、ガルユーン事務局長の姿勢は、シリア国民評議会には実現不可能なアル=アサド政権の打倒を外国の介入によって実現しようとする他力本願と、その後の政治プロセスについての具体的ビジョンの欠如という2点によって特徴づけられていた、と言える。
http://www.ac.auone-net.jp/~alsham/2012_05/11.html

・・・60歳すぎてこの程度の人物を、日本国政府のお客様として、税金で接待したんですよ。

シリア論客:アナン合意を破ってでもテロ一掃を

バアス党論客ナースィル・キンディール大先生の、ありがたい今日の一言。

爆発の大きさは、テロ集団の規模の大きさを示していない。農村部に逃げ込んだ集団が、治安の緩みに乗じて問題を起こしているだけである。

5月9日にダルアー訪問中の国連監視団(UNSMIS)近くで爆弾が爆発した事件、そして今日発生したダマスカスの大きな爆破事件は、テロリストが逃げ込んでいる小さなスポットを一掃する軍事作戦を行う正当な理由を、シリア政府に与えた。

テロリストが繰り広げる消耗戦が度を過ぎているため、誰も、アナン特使の任務を遂行する必要性を、シリア政府に要求することはできない。

5月10日付け記事。
http://topnews-nasserkandil.com/topnews/share.php?art_id=881



シリア外務省は、事件を非難したうえで、武装集団による治安部隊に対する攻撃が続いており、このような惨事が発生したにもかかわらず、シリア政府は監視団に必要な支援を提供し続けるとする声明を発表。
http://www.sana.sy/ara/2/2012/05/10/418188.htm



5月11日付けのお言葉。

総選挙の投票日に爆破を実行せず、10日に実行した理由は、投票日には軍警察が、ダマスカス、アレッポ、イドリブ周辺の問題地区(一部の農村)を封鎖していた。しかし永久に封鎖し続けることは不可能だから、投票が終わったら封鎖を解いた。

(シリア治安筋は、ずっと以前から、武装集団の位置把握には自信を持っていた。)

武装集団が、政府に武装集団殲滅の理由を与えるような行動を取る理由は、彼らの目的は必ずしも政権転覆ではなく、社会全体を不安に陥れ、イスラエルに資することだから。

http://topnews-nasserkandil.com/topnews/share.php?art_id=881

シリア:ダマスカスで大きな爆破事件 55人死亡、372人負傷

シリア内務省の発表。5月10日午前7時56分、ダマスカスal-Qazzaazアル・カッザーズ(アッザーズ)地区(旧市街から幹線道路に沿って南南東へ2.5km、ヒジャーズ駅から南東へ3km)を通る外環道路の南部分の交差点で、自動車2台を同時に爆破させる自爆攻撃があった。現場近くに軍事情報部がある。

火薬の量は1000kg以上。爆心の穴は、5.5m×3.3m×深さ1mと直径8.5m×深さ2.5m。

死者55人、身元不明のバラバラ遺体が15袋、負傷者372人。完全に破壊された自動車105台、バイク78台。壊れた家400軒。前の記事その23

シリアのテレビ、新聞は、日本時間15:22から一斉に情報を流した(それまで詳細を伏せていた)。

飛び散った胴体、手首や内臓などが、ボカシなしで写っているので注意。
http://www.sana.sy/eng/337/2012/05/10/418038.htm
http://www.sana.sy/ara/2/2012/05/10/418036.htm
http://www.sana.sy/ara/7/2012/05/10/418052.htm

爆破直後で煙が上がっているところ。
http://www.youtube.com/watch?v=HWLnCchv4Ao
シリア国営テレビの映像。
http://www.youtube.com/watch?v=WMrF45idIy8
住宅地の被害状況がわかる映像と、住民インタビュー。最後の3分の1は病院内。
http://www.youtube.com/watch?v=v1NPNmVX31c



ギリシア・カトリック総司教の話。ダマスカスの大聖堂で朝の礼拝をしていたところ、1つ目の爆音がし、2つ目の爆音が聞こえた。次の瞬間、大聖堂のガラスが全て割れた。皆で外に出ると、地獄絵が広がっていた。
http://www.adnkronos.com/AKI/Arabic/Religion/?id=3.1.3288850600
http://backupurl.com/s6cec9



国連安保理の議長声明。
http://www.un.org/News/Press/docs//2012/sc10643.doc.htm
シリア代表の演説。
http://www.sana.sy/eng/22/2012/05/11/418230.htm

カタール外務省が、爆破事件を非難。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=ac92c22d738134f67b241d0d5e961199&ar=623867010
トルコ外務省が非難声明。
http://www.todayszaman.com/news-280032-turkey-strongly-condemns-unacceptable-damascus-attacks.html
http://backupurl.com/swb4b1
米国も非難。
http://www.state.gov/r/pa/prs/ps/2012/05/189601.htm
http://www.state.gov/r/pa/prs/dpb/2012/05/189645.htm

・・・シリアで発生した数々の爆破事件について、カタールが非難声明を発表したのは、初めてではないか?EU諸国もj早々と非難した。サウジ(=アル・カーイダのご主人様)が非難していない。裏で仕掛けておいて、表で非難声明を出せばわからないのに。こういうのを「頭隠して尻隠さず」と言う。

シリア:ラッカの博物館からイシュタール神など17点が盗まれる

事件が発生したのは5月1日のメーデー。ジャアバル城の博物館から、5000年前の遺物が盗まれた。



The Radar: "Goddess Ishtar" and 16 artifacts stolen from Jaabar museum in Al Riqqa
2012.05.10
http://www.facebook.com/photo.php?pid=403577&l=6edb9550bd&id=110113882437314&_fb_noscript=1

Jaabar Castle museum was robbed on Tuesday the 1st of May 2012, as 17 artifacts going back to the third century BC were stolen. These pieces are considered some of the few last evidence remaining from Emar and Tal Al Salankjia.

Preliminary investigations carried out by competent authorities showed that 17 pieces going back to five thousand years were stolen, including pottery jugs and jars, seven puppets made from porcelain, three of which are of the goddess Ishtar. The thieves remain unknown to date. Radar's sources confirmed that the robbery took place on a holiday, as locks were broken in order to gain access to the showcases of these rare artifacts. The castle and museum's main doors remained intact.



http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=3671192afbb2ea6d9e0222ccf8c0e468&ar=433637259

シリア:低強度紛争が進行中

安保理決議が採択された4月12日から25日までの死傷者統計を示した上で、急増した事件が狙っているのは軍警察であると指摘。

安保理決議後、米欧は武装集団への資金提供を停止した。

カネは尽きたが武器は持っている集団が、ギャング化して暴れている。政治的要求は持ち合わせていない。爆弾事件の大半は、破壊力が弱い。

シリアは今、低強度紛争(low-intensity war)に直面している。

http://www.voltairenet.org/General-Mood-and-the-current
http://megalodon.jp/2012-0510-0801-12/www.voltairenet.org/General-Mood-and-the-current

低強度紛争に関する説明(池田光穂、加藤朗)。

シリアのLPG船をキプロス政府が差し止め ガス不足の原因

シリアが発注したLPGのタンカーは、5月5日(土)にキプロスに到着しており、シリア石油大臣の発言によれば7日(月)か8日にバーンヤース港に到着する予定だったが、土壇場で米欧の制裁を根拠に差し止められた。前の記事(リンク先を「次の2日」で検索)、その2

シリアの家庭用ガスの自給率は33%である。(前の記事には60%と書かれている。)

タルトゥースにあるガスボンベ工場の生産能力は日産1万4千本だが、現在は原料不足で4千本に留まっている。

5月9日付け記事。
(al-Iqtisadi) http://goo.gl/divK5
http://backupurl.com/gmmyks



アッラーウ石油大臣の話。

ガス危機に見舞われていることを認めた上で(←一番最近の閣議で、危機はないと発言していた)、キプロスでタンカーが制裁関連の手続きで足止めを食らったため、タンカーが予定通りにシリアに入港しなかった。石油省は問題解決に努め、数日中に十分な量のLPGが届くことになった。

シリアのガス自給率は53%である。(注:上の記事の33%はミスプリだと思う。)

5月9日付け記事。
http://www.syriandays.com/?page=show_det&select_page=46&id=31392
http://backupurl.com/yuc8d1



ダマスカス郊外県カナーキルでガスボンベ購入のため行列を作る住民。
http://www.youtube.com/watch?v=IrN1DYU5SLg
イドリブ県アリーハー。
http://www.youtube.com/watch?v=GhBXqKq6czE

ハサケで、ガスボンベを貯め込んでいた悪徳商人を逮捕したという別記事あり。

シリアの羊、山羊、牛がレバノンに密輸出されている

武装集団がシリアの農業試験場を襲撃し、試験所の財産である羊、山羊、牛を盗み、レバノン側で法外な安値で売りさばいている。

貴重な種羊、種山羊、種牛が含まれ、一部は湾岸アラブに持ち出されているようだ。

5月9日付け記事。
http://www.syriandays.com/?page=show_det&select_page=73&id=31404
http://backupurl.com/nxc9dn

・・・シリアの羊肉はサウジで人気だが、シリア側が輸出制限をしているので、サウジは喉から手が出るほど欲しい。

シリア:穀物をレバノン経由で発注 引き渡しはシリアの港

ヨーロッパの貿易筋がロイターに明らかにしたところによると、シリアは大量の穀物(食用小麦、家畜用大麦ととうもろこし)を、レバノン経由で発注した。レバノンが表向きの発注者になるので、EU制裁を回避できる。前の記事

レバノン社はペーパーワークだけこなし、貨物はシリアの港へ直接運ばれる。買い付け先はロシア、ウクライナと思われる。取引量は数十万トンに達する。

別途、ドバイ経由で小口の注文が入っている。

食料輸入自体は制裁対象ではないが、シリアの銀行が制裁対象になっており、取り引きする上で障害になっている。

ある貿易商は、レバノンのいくつかの会社は、EUから制裁を受ける覚悟ができていると語る。同じ人物によると、シリアとレバノンの国家間の取り決めのようである。

ウクライナは3月、政府間協定に基づき、シリアに食用小麦30万トンを売却することを明らかにしていた。

http://www.reuters.com/article/2012/05/09/us-grain-syria-lebanon-idUSBRE8480IW20120509
http://backupurl.com/hl3phl



米を配給カードで配る。
http://www.sana.sy/ara/4/2012/05/09/417953.htm

・・・なんとかやりくりしている様子。

アイヌ副読本、記述「修整」 発行元の財団

日本の子供たちには、限られた脳みその力を使って、世界のことを学んで欲しい。滅びた民族の知識は役に立たない。無駄な時間と知識。日本の子供がますます馬鹿になる。



アイヌ副読本、記述「修整」 発行元の財団
朝日2012.04.16
http://www.asahi.com/edu/news/HOK201204160005.html
http://backupurl.com/ql8f6y

 財団法人「アイヌ文化振興・研究推進機構」(理事長・中村睦男北大名誉教授、札幌市)が、アイヌ民族の歴史や文化を理解してもらうため小中学生向けに発行している副読本の記述を「修整」したことが分かった。「誤解を招く恐れのある表現」があったためといい、財団は新たに編集委員を選考するなどして、副読本を作り直す方針。今年度用の発行は大幅に遅れる見通しだ。

■今春発行せず作り直し

 財団は1997年、アイヌ文化振興法の施行を受け、同法に指定されたアイヌ研究や文化振興、理解促進などを行う唯一の財団として設立された。所管は国土交通省と文部科学省で、国と道の補助金で運営されている。

 事業の一つとして毎年春、新年度の小学4年生と中学2年生向けに、副読本「アイヌ民族:歴史と現在」を約15万部発行、道内の小中学校や全国の市町村教委などに送っている。

 ところが、今春は発行を見送り、3月27日付で各市町村教委などにあてて通知を送った。通知では「誤解をまねく恐れのある表現を改め(中略)修整する」として記述の一部を変更し、小中学校への周知を依頼した。

 通知された変更箇所は小学4年用で6カ所、中学2年用で5カ所。たとえば中学生用では、1869(明治2)年に日本政府が当時の呼称だった「蝦夷地」を北海道と改称、多くのアイヌ民族が住んでいた北海道を「一方的に日本の一部として本格的な統治と開拓に乗り出した」としていた記述から、「一方的に日本の一部として」の部分を削るなど、従来の記述の一部を削除したり表現を変えたりしている。

 理由について財団は、昨年12月に道議会質疑で内容に関する指摘があったことや、教育現場から「もっとわかりやすく、使いやすいものに」などの声があがったためとし、「できるだけ客観的な事実に基づき、誤解を生じない表現にしたい」と説明している。

 副読本は、財団が依頼したアイヌ民族の団体関係者や研究者らが編集委員となり、一部が執筆を担当。記述変更について財団は、委員を務めたメンバーに個別に説明したという。全員から「完全に理解していただいたわけではない」としながらも、「発行には、財団が最終的な責任を負っている」として記述変更を決めたという。

 編集委員会の関係者によると、メンバーの中には「出版することのほうが大事ではないか」と、容認する意見がある一方、「(今回の記述変更は)基本的に認められない。歴史の改ざんになる」などとして、反発する声もあがっている。

穀物の輸入で苦労するシリア

シリアは先週、150千MTの国際入札を発表した。2011年には飼料用大麦500千MTの輸入を計画したが、失敗した。大きな単位での取り引きは制裁に抵触するので、1回当たりの発注量を少なくした。

FAOは、シリアの2011/12年の穀物輸入量を4百万トンと見積もっている。前年度より1百万トン多い。

国際穀物評議会(IGC)は、2011/12年の小麦輸入必要量を900千トンと見積もっている。前年度は500千トンだった。

ロイターが入手したコンフィデンシャルな国連の援助文書によると、少なくとも100万人のシリア人が人道援助を必要としている。

反体制派のルアイ・フサインは、失業率は80%と推測している。「仕事はなく、何も動いていない。シリア人は今、必要最低限のものしか買っていない。カネが無くなった人は、他人からの支援で生きている」。前の記事その23

食糧は経済制裁の対象外だが、CBS銀行の信用状は、欧米の銀行が受け取らず、船は臨検される可能性が高いので、船主が嫌がる。一定額以上の取り引きは政府に報告しなければならないなど、対シリア取り引きには障害が多い。

似たような制裁が科されているイランは、最近2百万トンの小麦輸入に成功した。制裁を回避する方法を確保している。

シリアは今後、まとまった量を直接輸入するのではなく、周辺諸国で買い付けし、トラックで小分けして輸送することになるのではないか。

5月8日付け記事。
http://www.reuters.com/article/2012/05/08/us-syria-food-idUSBRE8470DL20120508
http://backupurl.com/sb8ef4

シリア:LPG、ディーゼル燃料不足が深刻

3月に発動されたEUの対シリア経済制裁が、シリア石油会社と燃料公社との取り引きを禁じたため、シリアの燃料輸入が止まっている。

シリアは、輸入したガスオイルをディーゼル燃料として流通させているが、それが品薄になっているため、農家が耕運機を動かせないでいる。

海運データによると、2012年には、ロシア、イラン、ベネズエラから、ガスオイルを毎月タンカー9隻で輸入している。1隻あたりの積載量は3万トン。最後の輸送は、ロシアから4月11日だった。この貨物を扱ったモナコのGalaxy社は、EU制裁に抵触するので、以後のシリアとの取り引きは断った。非EU企業は業務を引き受けることができるが、名乗りを上げる企業は現れていない。前の記事

家庭用ガスとして利用されるLPGの対シリア輸出を長年扱っていたギリシアのNaftomar社も、取り引きを中止した。最後の引き渡しは3月だった。前の記事その2

貿易筋は、シリアでLPG不足が発生しており、問題は拡大していて、麻痺していると語る。

イランのタンカーが、3月にガスオイルをシリアに引き渡し、帰路でシリア製ガソリンを積んでイランへ向かった。イランの対シリア支援が停止したかどうかは不明。

ベネズエラ政府は、2月に少なくともタンカー2隻をシリアに派遣したが、以後は送っていない。前の記事その23もうすぐ3万トン届くという情報あり。)

5月8日付け記事。
http://www.reuters.com/article/2012/05/08/syria-diesel-idUSL5E8G8DSW20120508
http://backupurl.com/btzxth

ガスボンベを買うのに行列をつくって待つ人たち。
ダマスカス、カファルスーサ地区。
http://www.youtube.com/watch?v=m-Hkd43Vb38
ダマスカス、東郊外サァバー。
http://www.youtube.com/watch?v=OXIxNfwKpdw
デールッズール県、アルブー・カマール。
http://www.youtube.com/watch?v=uCvhRNOCMJ4



al-Baathアル・バアス紙は、多くの人がガスボンベを探し歩いているが、ガス自体がないので、販売所も閉鎖されており、ボンベを探すことは無駄であると報じた。

また、レストランの閉店が広がり、失業者増加につながっている。

ダマスカス市内と周辺では、ガスボンベがない期間が7日間、15日間という地区も出現している。

ダマスカスでは、ガスボンベが1日当たり1万9千本必要で、標準的な配給水準は2万5千本に設定されているが、現在、国営倉庫に5千本、民間倉庫に4千本、工業用に1000本、合計1万5千本しかない。

5月8日付け記事。
(al-Iqtisadi) http://goo.gl/PKfNb
http://backupurl.com/7bhfh7

シリア外務次官は5月8日、訪問中のデンマーク難民委員会国際局長に対し、ヨーロッパの非人道的制裁が、シリア人の日々の生活を直撃している、と苦情を申し入れ。
http://www.sana.sy/eng/21/2012/05/09/417652.htm



・・・「だから、アサド退陣を求める」という声は出てこない。米欧イスラエルの狙いは外れている。中東研究のレベルが低い。

シリア:イドリブ県 送電網の復旧工事が完了 4月26日

イドリブ電力公社社長の発表。

県内の被害総額は、200milシリポン(2.28億円)だが、2012年4月分だけで57.5milシリポン(6570万円)。前の記事

既存のal-Nairabアン・ナイラブ発電所(250MW)に加え、今年度は新たに3つの発電所拡張計画がある。

今年度の投資計画は3億シリポン。

県内の電化率は97%。変電所は18ヶ所。

4月26日付け記事。
http://www.sana.sy/ara/350/2012/04/26/415232.htm

シリア総選挙:選挙違反の報道いくつか、投票率

選挙を監督する司法小委員会が、ある野党の候補者リストを受付拒否した。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=afebc6fd2a154e36a27abd9696e9cfd6&h=%CD%E1%C8&ar=743016962

野党候補者リストの受付拒否。バアス党を中心とする「国家統一リスト」への投票を強要された。投票所に軍人がいた。被害者のTadaamun党は、憲法裁判所に訴えると息巻いている。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=da1738337fd09e25521dc31b81521a81&h=%CD%E1%C8&ar=875412962

タルトゥースでは、候補者6人につき1人が苦情を申し立てている。(ダマスカスで?)多くのパレスチナ人が投票するのを見た。あちこちから不正が報告されている。投票数の5%以上が不正と判定されれば、翌日に再投票となる。5%未満ならば、比率で投票数を減じる。
http://www.alwatan.sy/dindex.php?idn=122447
http://backupurl.com/hvwyoq

国内反体制派の代表格で、大統領から新憲法起草委員会の委員長に抜擢されたQadri Jamilが、新憲法と新選挙法には問題が多く、修正が必要と述べる。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=becf8effc614a687eba363bb9be367b0&ar=856479187
http://www.sana.sy/eng/21/2012/05/09/417974.htm
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/584900/
同じジャミールさん。選挙妨害がひどい。当局が対策を取らないならば、選挙をボイコットすると記者会見で語る。(アサド大統領のお気に入りで、憲法起草者でもある人物の選挙運動を妨害するのだろうか?)
http://www.syriandays.com/?page=show_det&select_page=66&id=31332
http://backupurl.com/ni99q7

レストランで無料の食事を提供し、投票をお願いしている候補者がいた。
(2度目にアクセスしたときには、URLが消えていた。Aks al-Ser)

アレッポ市の開票で、電子開票と手作業の結果が合わない。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=cdaa771e1454792ac7486df8436e0337&h=%CD%E1%C8&ar=128631197

ダマスカスの一部で投票に問題があったため、5月8日は再投票となった。投票率は全国平均で60%。
http://news.xinhuanet.com/english/world/2012-05/08/c_131575705.htm

アレッポの開票委員会の委員1人が、特定の候補者を有利に数える不正をしたとして、刑事治安部に逮捕された。
http://www.aksalser.com/?page=view_articles&id=4f8a0d1d2787db77aa9df0b58231ff9e&ar=60842142
アレッポ県郊外の2万票を操作した。
http://www.syriandays.com/?page=show_det&select_page=66&id=31391
http://backupurl.com/6hbjnh

選挙結果は、全てが確定したあと、一斉に発表される段取りになっていたのに、実際には、開票作業が終わったところから、次々と当選者氏名が報道されている。
アレッポ
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=1fd43d8abf9476c7f4743a6a4970a7b9&ar=99389993
各県
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=992cccb327327d4c942f1373fc1bd0fb&ar=187241512
ダマスカス
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=0671218f811479d206854c5334cd7de1&ar=862703805
ラタキア、イドリブ、スワイダー
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=992cccb327327d4c942f1373fc1bd0fb&ar=715149683
アレッポ県郊外
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=4ad2c75252b2ff74df9a9b0112d4912d&ar=505469644
タルトゥース
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=6505e4d666f7aaaf7a4bfd722a2375fe&ar=20376664
(以上の報道の範囲では、バアス党が圧勝。)

クナイトラ県では、バアス党員5人は、それぞれ2、3、5、8、22票しか獲得できなかった(笑)。トップ当選者は46,441票獲得。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=839f8e318d01e99c2cff33eedc83624c&ar=923821710

デールッズール県では、バアス党が勝った(当選者氏名なしの記事)
http://www.shukumaku.com/Content.php?id=46308
http://backupurl.com/cndrwm

ハマー県では、バアス党系の国民統一リストが、地滑り的勝利。トップ当選はバアス党支部役員で26万票獲得。SSNPのアリー・ハイダルは10万票以上を獲得。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=90be5eaf0d3c892d02d45a6953c7b443&ar=648325767

タルトゥース県では、バアス党は全員当選、得票数は他を圧倒。商人も躍進。一方、旧NPFと、「新しい変革のための前線」(Qadri JamilとAli Haidarのグループ)は当選ゼロ。
http://www.aksalser.com/?page=view_articles&id=2367d2c3e7adc4ad5b558292eb1ac788&ar=911308367

選挙を統括する高等司法委員会(選挙管理委員会)は、選挙結果の事前漏洩はないと言い張る。
http://www.sana.sy/eng/21/2012/05/10/417955.htm

5月12日、選挙違反が認定されたダマスカス郊外県の14選挙区で、13日(日)に再投票を実施すると発表。
http://www.sana.sy/ara/2/2012/05/13/418421.htm



投票日(5月7日)の様子。
http://www.sana.sy/eng/21/2012/05/07/417320.htm
http://www.sana.sy/ara/2/2012/05/07/417319.htm
シリア国営テレビのニュース映像(その1)。04:11でアレッポから中継するが、なぜか場所がアレッポ国際空港。空港職員と出入国するシリア人向けの投票所なのだそうだ。
http://www.youtube.com/watch?v=Whvs56qfUX4
ニュース映像(その2)。
http://www.youtube.com/watch?v=ka1P5Re-yCA
(注:新憲法の国民投票の時のほうが盛り上がっていた。)

翌日の開票作業。
http://www.sana.sy/eng/21/2012/05/08/417703.htm
http://www.sana.sy/ara/2/2012/05/08/417699.htm

青年団が一斉に繰り出して、ポスター剥がしをする。
http://www.tartous2day.com/news/show_news.php?id=2642



ホムス県の投票率は61.5%。その他、選挙全般に関するまとめ記事。
http://www.syriandays.com/?page=show_det&select_page=43&id=31386
http://backupurl.com/yq38jw

イドリブ県の投票数。(有権者の6割ほど)
http://www.alwatan.sy/dindex.php?idn=122445
http://backupurl.com/9innlq

スワイダー県の投票率は58%。
http://www.alwatan.sy/dindex.php?idn=122443
http://backupurl.com/5j4pwi

デールッズール県の投票率は56.1%(原文に投票数あり)。
http://www.shukumaku.com/Content.php?id=46337
http://backupurl.com/vm4qrz

インターポールが、逃亡中のイラク副大統領を国際指名手配

インターポールは5月8日、シーア派のイラク副大統領を国際指名手配(red alert)した。同氏は出国制限されていたが、イラク北部クルド人自治区からカタールへ出国していた。Red alertは、加盟国に対し逮捕・送還を義務づけるものではなく、情報提供を求めているに過ぎないが、対象者の自由な外国旅行が制限される効果がある。前の記事
http://english.al-akhbar.com/content/interpol-issues-red-notice-wanted-iraqi-vp
http://backupurl.com/7h1hqu

早速検索してみたら、ヒットした。テロ容疑(笑)。
http://www.interpol.int/Wanted-Persons/%28wanted_id%29/2012-297774

・・・少し前のトルコ紙に、トルコとイラクの間には引き渡し協定があるが、「本人の宗教が原因で弾圧されている場合には例外とする」という項目があるので、それを適用するとする記事があった。

カタールの使者がシリア訪問、調停案を提示、シリアは拒否

しばらく前に(many days ago)、カタールの使者が突然ダマスカス空港に現れ、シリア指導部との面会を申し入れた。前の記事その2

使者は、レバノンのターイフ合意にならって、大統領をアラウィー、首相をムスリム同胞団のスンニー、国会議長をクルドかキリスト教徒にするという、宗派主義の和解案を提示した。

ダマスカスがこれに基本合意すれば、反体制派も含めた全体会議をドーハで開き、カタール政府はシリア反体制派を説得するという内容。

シリアは直ちに拒否した。

両国首脳が前回接触したのは、イードゥル・アドハー(2011年11月6日)の祝日で、カタールのハマド首長がアサド大統領に電話を入れ、祝日の挨拶を交わしたあと、ハマド首長が調停を提案したが、アサド大統領は「調停は要りませんから、謝罪をください」と返答した(笑)。

5月8日付け記事。
http://www.al-akhbar.com/node/63775
http://backupurl.com/rl2ylf

・・・これが創作なのか事実なのかは定かでないが、もし事実だとしたら、カタール人は相当オツムが弱いというしかない。

シリア:アレッポではキリスト教徒を標的にした事件は発生していない

シリア正教会アレッポ大司教区のアブラハム大司教の話。

国内で問題が発生しているが、全体として状況は平常である。アレッポ郊外の一部と市内の一部で、死傷者・誘拐・その他の事件が発生しているが、アレッポについては、特にキリスト教徒を標的にした事件は発生していない。

先日、大司教座の近くで爆破事件が発生したが、治安拠点(政治治安部)を狙ったものだった。前の記事(リンク先の後半)

政府は、特にキリスト教徒や教会を念頭に置いた警備はしていない。祝日の時だけ、重点警備になる。

総選挙については、キリスト教徒として統一的な立場は取っていない。様々な宗派の候補者がいる。選挙戦の動向や投票傾向については、情報を持っていない。明日結果が判明するだろう。

過去の総選挙では、教会から信者に対し指示を出していたが、今回はそのようなことをしていない。教会は、信者が(自らの意思で)立候補することを禁じていない。しかし、私は、我々がよく知っており、信頼している人物に投票するよう、勧める。

5月7日付け記事。
http://www.adnkronos.com/AKI/Arabic/Religion/?id=3.1.3277539540
http://backupurl.com/mmw7df

シリア:アレッポ大学での衝突事件に、リビアとアフガンの傭兵が関与

ローマ・カトリック、アレッポ司教区のナッザーロ司教(フランシスコ会)が語る。前の記事

何人かの人によると、アレッポ大学で発生した衝突に、リビアとアフガニスタンの傭兵が関与していたようだ。(リンク先を「大学」で検索。特に5月2~3日。)

修道院と司教区の施設が、他の町からアレッポに避難してきた女子学生を受け入れている。アレッポ大学学生寮から退去させられたキリスト教徒とイスラム教徒の女子学生約20人を、教会の宿泊施設で預かっている。他に40人の若い女性を、教会の奥の間に受け入れている。

トルコ、リビア、その他のイスラム諸国が、反アサド闘争を支援するため、シリアに戦闘員と武器を送り込んでおり、状況は悪化している。住民が対価を支払っている。暴力の蔓延と経済危機は、長くは続かないだろう。

西側報道の大部分は、正しくないか、操作されている。彼らは、カタールとサウジが資金提供しているアル・ジャジーラ、その他のアラブ・メディアだけを引用している。カタールとサウジは、反アサド勢力の主力で、体制打倒の目的のため、混乱を引き起こそうとしている。

5月7日付け記事。
http://www.fides.org/aree/news/newsdet.php?idnews=31493&lan=eng
http://backupurl.com/mxvflp
http://www.adnkronos.com/AKI/Arabic/Religion/?id=3.1.3277223150
http://backupurl.com/u7on83

・・・リビアとアフガニスタンの傭兵の話は、滅多なことは言わない立場の人の発言なので、気になる。シリアの情報部から聞いた話である可能性がある。同じリンク先に、リビア人アル・カーイダの話も記録してある。司教が、サウジ、カタール、トルコを名指しで批判している点も、非常に珍しい。たとえ事実がそうだとしても、普通はそのまま表現しない。

シリア:アレッポ北郊外の町村合併 住民は寝耳に水

アレッポ県が、3つの農村Yaaqid al-'Adasヤーキドゥル・アダス、Baabeesバービース、Kafr Baseenカフル・バスィーンを一つの町(バルダ)に再編した上で、アナダーン・ハリーターン市議会に編入しようとしている(=アレッポ市の北西すぐに、新たな市が誕生する)が、村の住民は何も知らされていなかったため、反対運動が起きている。

Anadaanアナダーン(アレッポ旧市街の城から北西へ12km。市街地北西端の外環道路から北西へ6km地点の東側にある町)
Hareetaanハリーターン(市街地北西端の外環道路から北西へ7kmの西側。道路の反対側がアナダーン)
3つの農村は、アナダーンの南西2~4km圏に位置している。

本紙に寄せられた苦情の要点は2点。
(1)村からアナダーンまたはハリーターンへ向かう公共の交通機関がなく、役場に用事があるときに、村からアレッポへ10km旅行をし、アレッポからアナダーンまたはハリーターンへ10km旅行をしなければならない。(注:Google Mapを見ると、問題の村と町を直結する細い道は一応あるが、舗装されているかどうかまではわからない。

(2)アナダーンとハリーターンは(反政府デモの拠点となっており)、治安が悪い。村とは別世界である。

統計によると、ヤーキドゥル・アダスの人口は5650人、バービースは5700人、カフル・バスィーンは4000人。

3村を、近くの既存の町に編入する手法もあるが、新地方自治法その2)では、5000人超を小規模町(baladiyyahバラディーヤ)、1万人超を町(baldahバルダ)、5万人超を市(madinahマディーナ)と定義しているので、2村をバラディーヤとするか、あるいは3村を併せてバルダとし、独自の役場を設置する方法もある。

村人らは、バアス党アレッポ支部に陳情したほか、2012年3月14日付けでアレッポ県庁に書簡を送付したが、現在まで返答はない。

5月6日付け記事。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=db8063bfb378f76689fe5b4077d01b8b&h=%CD%E1%C8&ar=568668171
http://backupurl.com/nypi82

・・・裏で不動産のデベロッパーがうごめいているのだろう。

関連記事(?)
県が、アレッポ市の都市計画を発表(4月21日)
http://www.aksalser.com/?page=view_news&id=7ac62357ef7d3a41f96e155bd691ffb5&ar=1929779
都市計画を突然撤回(4月26日)
http://www.aksalser.com/?page=view_news&id=c99494d03270edf183f59b989f883386&ar=712397410
新たな都市計画を発表(4月28日)。ハリーターンとKafr Hamrahカフル・ハムラを、アレッポ市の都市計画地域から除外し、また、ヤーキドゥル・アダスとMa'aarah al-Arteeqマアーラトゥル・アルティークの一部も除外する。
http://www.aksalser.com/?page=view_articles&id=6e371da34e577f0cf02256210c4dfcbd&ar=28294650

シリア:ダマスカスの有権者に総選挙直前アンケート

本紙(Syriandays)がThe Syrian Observatory for Media and Businessに依頼して実施した世論調査。場所はダマスカス市内で、様々な社会階層および病院でアンケートを取った。

選挙に行く 70%

「国家統一リスト」(バアス党主体)に投票する 36%
別の候補者に投票する 32%
まだ決めていない 34% (注:数字が合わない)

ダマスカス出身者でない人には投票しない 54%
ダマスカス出身者でない人に投票する 46%
(回答者の44%がダマスカス出身者)

現職議員には投票しない 72%
初めて立候補する人に投票する 28%

女性候補者に投票すると決めた 44%
女性には投票しない 56%

選挙ポスターは街の風景を乱す 36%
選挙ポスターは民主主義の風景である 38%
無回答 26%

選挙キャンペーンが投票相手の選択に影響した 14%
選挙キャンペーン以外の理由で投票相手を決めた 86%

シリアの報道は選挙に有益であった 44%
そうではなかった 24%
無回答 32%

5月6日付け記事。
http://www.syriandays.com/?page=show_det&select_page=55&id=31334
http://backupurl.com/i1uk8u

・・・投票は、日本時間5月7日午後1時開始。

シリア:農業大臣がディーゼル燃料の確保を政府に要請

今は冬作物と夏作物の両方に給水することが必要な時期だが、いくつかの県で深刻な燃料不足が発生し、公定価格を上回る1リットル40シリポンで取り引きされている。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=a91e3a4e42afa5a760fbe8d2de6d978a&ar=619780134

・・・ポンプの燃料がない、ということのようだ。流通の悪さは、昔から改善していない。

シリア:2012年1~2月期の観光客数が64%減 前年同期比

中央統計局の数字。入国観光客数(2011年1~2月期→2012年1~2月期)

全体 1,135千人→408.701千人(64%減)
うちアラブ 262.172千人→146.529千人(68%減)

 国別(2012年のみ)
 レバノン 121.300千人
 イラク 67.662千人
 ヨルダン 44.938千人
 サウジ 9.363千人
 バハレーン 5.215千人
 パレスチナ 3.253千人(46%増)

うち外国人 872.828千人→262.172千人(70%減)

 トルコ 77.048千人(外国人の範疇では最大)

減少率が高いアラブ国籍
カタール 98%(最高)
リビア 97%
UAE 96%
オマーン 94%
クウェート 91%
サウジ 81%
イラク 37%(最低)

5月6日付け記事。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=4f4cbc3170fde2a148b8e3970cfa4229&ar=21476573
関連記事その234

フランス大統領選でサルコジが敗北、アサドより先に消える(笑)

サルコジ敗北宣言の速報を受けた、シリア政府系民間紙の記事。

「サルコジ去って、アサドが残る。次はオバマ。サウジ国王もチェックメイト」。
http://www.syriandays.com/?page=show_det&select_page=53&id=31344
http://backupurl.com/jqrdi5

「サルコジ・ジュペのコンピは、歴史の藻くずとなった」。
http://www.alwatan.sy/dindex.php?idn=122322
http://backupurl.com/ebxg3l

「人民が帝王を倒した。フランス人は、帝国主義に道を開いた嘘に飽き、社会主義に道を開いた」。(注:シリアのバアス党も社会主義の系統。)
http://topnews-nasserkandil.com/topnews/share.php?art_id=881

・・・「アサド体制は終わりつつある」と語ったサルコジが、先に終わってしまいました(笑)。その2(リンク先を「サルコジ」で検索)

この日のアサド大統領の日程
殉教者の日(祝日)に、昨今の戦闘で親を
亡くした孤児を集めた施設を訪問する大統領夫妻。
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http://www.youtube.com/watch?v=CVDZTq1Rj5k



仏統領選、オランド氏当選へ サルコジ氏、敗北認める
朝日2012年5月7日3時42分

選挙で敗北し、渋い顔のサルコジ
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 フランス大統領選は6日決選投票があり、即日開票の結果、社会党のフランソワ・オランド氏(57)が、民衆運動連合(UMP)が推す現職ニコラ・サルコジ氏(57)を破り、初当選する見通しとなった。社会党の大統領は、ミッテラン氏が退いて以来となる17年ぶり。

 サルコジ氏は6日夜(日本時間7日未明)、パリで支持者を前に「(オランド氏に)この難局を乗り切るよう幸運を祈ると伝えた」と語り、敗北を認めた。投票が締め切られた直後に公表された仏テレビ・フランス2の出口調査では、オランド氏が51.90%と過半数の票を得ている。

 オランド氏は仏中部の地元チュルで勝利宣言した後、パリに戻り、バスチーユ広場で支持者の歓迎を受ける予定だ。

シリア:ガスボンベ不足 輸送途中で盗まれている

石油労連委員長の話。ごちゃごちゃ話している長い記事。

(石油労連の活動について)
年に1回、各職場を回り、会社幹部のいない場所で、労働者から問題について聴取する。問題点をまとめて、首相府に法改正を提案している。

(燃料不足について)
ガスボンベを運ぶ運転手が、運んだ先で帳簿を付けることになっているが、帳簿に運転手のサインがないので、輸送途中で盗んだか、周辺国に密輸出した。前の記事

(何年か前に燃料販売分野への民間企業参入を認めたが、)民間業者は4万リットル仕入れたら、店頭で販売するのは4分の1だけで、残りは闇で高く売る。政府は国営企業にもっと多く卸すべきだ。

(経済自由化の一環として、政府が燃料に対する補助率を下げ、その結果)ディーゼル価格が上がったら、多くの農民が(経営が成り立たず)農業を捨てた。政府は安い価格で燃料を供給すべき。(注:以上2点は、国営企業の労組委員長らしい発言。)

5月5日付け記事。
http://www.syriandays.com/?page=show_det&select_page=46&id=31330
http://backupurl.com/xgq22v

シリア:公務員早期退職制度の中身

勤続年数30年以上の人には、最終月の給与の75%を支給する。
勤続年数25~29年の人には、年間平均給与の75%を支給する。
辞める年は12ヶ月勤務したとして計算する。
辞めなければ受け取れたはずのボーナス、諸手当は、財務省が支給する。
(詳細は原文参照)

原文には、「法案」と書かれている(まだ成立していない)。

社会保険公団総裁は、この規則を同公団に適用すると、12万5千人が該当し、最初の5年間で850億シリポン(995億円)の負担が生じるが、公団では賄うことができないので、それを財務省が引き受けるならば、同法案を検討すると述べた。前の記事

5月5日付け記事。
http://www.syriandays.com/?page=show_det&select_page=66&id=31321
http://backupurl.com/125qmp

シリア:アレッポでもガスボンベ不足

この1週間で、アレッポでも家庭用ガスボンベの品薄が目立ってきた。価格は600シリポン、750シリポンと上がっていき、本紙に寄せられた情報では、1000ポンドを要求され、仕方なく購入して持ち帰ったところ、中身はガスではなく水だったという話もある。前の記事

ガス不足を感じ取ったレストランが、予備を多めに確保していることも、値上げに拍車をかけている。そのため、ファラーフェルやハンバーガーの価格まで値上げされている。

大臣は「シリアにガス不足はありません!」と言い切っているが、多くの人が、ガスボンベを求めて、あちこち尋ね歩いている。

本紙は関係者にコンタクトしようとしているが、いずれも捕まらない。

5月5日付け記事。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=faf5b0d29f05afcc5e44d5b3be5f4595&h=%CD%E1%C8&ar=364269362

第12回シリア・アラブ部族会議 アル・クサイルの武装集団が和解を申し出

ホムス県al-Hudaidahアル・フダイダ(ホムスから幹線道路に沿って西へ30km、対レバノン国境に近い山中にある)で、第12回シリア・アラブ部族会議を開催した。シリアのほか、イラク、ヨルダン、レバノンからも代表が参加し、総勢約2000人。主催は、al-Nu'aimiアン・ヌアイミー部族。テーマは「寛大と寛容で和解を達成する」。前の記事

(非常に長い記事から、個人的に気になった部分だけ抜粋。)

al-Qusairアル・クサイル市(ホムス市から南南西へ20km、対レバノン国境の手前)の武装集団が和解を求め、その目的のため、ホムス市内al-Khalidiyyahアル・ハーリディーイェ(旧市街にある城から北へ2km、大通りの東側)のメッセンジャーに書簡を託し、会議にやってきた。

(準備のため?関係者は15日前からこの地に入っており・・・と書いてあるので、村の女たちが総出で、腕まくりして料理を作っていることだろう。大変なことだ。)

別の部族長は、5月2日の大統領恩赦で全てのシリア人が祖国に戻ることを期待すると述べた。

18項目からなる声明文を読み上げる。18番目は、「バッシャール・アル・アサド大統領は、大部分の人民の選択であり、安全弁であり、目前と遠くにある陰謀を前にした祖国・人民・領土・希望の統一の保証であり、先進国の憲法と匹敵する新憲法で安全に新生シリアに導く」。

5月5日付け記事。/ara/が詳しい。
http://www.sana.sy/ara/2/2012/05/05/417024.htm
http://www.sana.sy/eng/21/2012/05/05/417048.htm
アル・クサイル市の話は08:52から。(発表している人が、武装集団のボスに見える・苦笑)
http://www.youtube.com/watch?v=UoAqYI9nan4
10:54から。
http://www.youtube.com/watch?v=zIjq6EFp7Wk

シリア危機は、最低でもあと3年は続く

レバノン紙al-Nashrahアン・ナシュラが、シリア指導部の見解を「レバノン筋」を主語にして語らせている。

安保理決議後に事件が増加していることから、シリア指導部は、シリア危機が収束する方向にあるという考えから、そうではなく、まだ初期段階にあり、少なくとも3年は続くという考えに改めた。従って警戒を続ける必要がある。前の記事
al-Baath Mediaから。
http://megalodon.jp/2012-0506-0021-08/www.albaathmedia.sy/index.php?option=com_content&view=article&id=55962:%D8%A7%D9%84%D9%86%D8%B4%D8%B1%D8%A9-%D8%A7%D9%84%D9%84%D8%A8%D9%86%D8%A

トルコ紙がダヴトォル外相を批判 対シリア政策は失敗

チュニジア、エジプトでのアラブの春におけるトルコ外交の失敗に触れたあと、シリアについては、「大失敗だった」と評した。ダヴトォルが大好きなフレーズは「予期する」「問題が発生する前に予期する」だが、「彼は、アサドがこんなに抵抗するとは予期できなかった」とこきおろした。

学者でもあるダヴトォルは、1980年代から外国研究所を作り、育てた弟子で自分の周囲を固め、エルドアン首相の後釜を狙ってきたが、それは簡単ではなくなった、と結んでいる。

Ahmet Davutoğlu’s light is dimming
04 May 2012, Friday
EMRE USLU, Columnist
http://www.todayszaman.com/columnistDetail_getNewsById.action?newsId=279444
http://backupurl.com/o2v6ih


同じ新聞の別のコラムニスト。現在のトルコ外交は、ケマリズム、新オスマン主義、ドゴール主義が柱になっている(ので、周辺のアラブ諸国からしたら鼻につき、嫌われやすい、とは書かれていない)。

対シリア外交政策は、トルコはシリアに影響力があるという幻想に基づき、構築されていた。トルコは、アサドの行動を変えさせる影響力を持たないことが、この1年でわかった。
Turkey’s strategic visions and Syria
29 April 2012, Sunday
ÖMER TAŞPINAR, Columnist
http://www.todayszaman.com/columnistDetail_getNewsById.action?newsId=278972
http://backupurl.com/e61m8t


・・・野党はしばらく前から、もう毎日のように批判している。5月7日のシリア総選挙では、トルコの意に反して、バアス党が勝ちそうなので、今のうちから少し方向転換しておこうという動きなのかもしれない。関連記事その2

シリア:公務員に早期退職制度を導入し、若年層の雇用を増やす

社会問題・労働相の話。公的部門で若年層の雇用を増やす案が承認されたので、来週から告知をする。2011年は告知が遅れたので、雇用実績は7070人に留まったが、今年は22~35歳の若年層を1万人を雇用し、計画全体では9万人を雇用する予定。

5月4日付け記事。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=12a41bcd7cdcbf560eeaadc74cd52059&ar=378997674

・・・早期退職制度の話は、見出しに書かれているだけで、制度設計を知る手がかりは何も書かれていない。2011年8月に前の記事があるのと、つい1~2週間前に「プランを考えることはできても実行は難しい」とする記事を見かけたばかりだが、舞台裏で進展があったようだ。

公式統計では2011年の失業者のうち対前年度増加分は10万人ということになっているので、それを役所で吸収する対策を打ち出したといえる。県別の失業者数と失業率

シリア領内にトルコ兵が常駐する場所がある

オスマン帝国初代皇帝の祖父の墓が、国境から25kmの地点にある村(トルコ語Karakozakカラコザク)(قرية قرة كوزاك)(アレッポから北西へ約100km、国境から25km)近くを流れるユーフラテス川沿いにある。1921年のトルコ・フランス協定で、トルコ兵の駐屯が認められ、その権利が独立後のシリアでも引き継がれた。9000m2(94m四方)の小さな霊廟だが、所有権はトルコにある。

5月2日付け記事。
http://www.dailystar.com.lb/News/Middle-East/2012/May-02/172096-turkish-soldiers-guard-sacred-tomb-in-syria.ashx
http://backupurl.com/sw74h2
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=4e98b57cd6bacca6dc7a68211d9eafee&h=%CD%E1%C8&ar=228302755
http://backupurl.com/5tfntm

シリア北部で自治を実現しているクルド人(PKK)

Russia Today4月30日付け報道(英語)。
http://www.youtube.com/watch?v=PGEebgTCvO0

前半は、イドリブ市の情報部2ヶ所爆破事件に関して、ヨルダン人教授のコメントを流す。

表題の件は01:50から。

02:04、1年前までは、クルド語で会話したり、クルド語の歌を歌ったりすることすら禁止されていたのに、政府から譲歩を勝ち取り、民間のクルド語学校が開校された。若い人たちに混じり、書き言葉を学びに通っている年寄りもいる。(オジャランの写真が掲げてあるので、PKK系統の学校・・・↓下記の英語記事参照)

(場所は不明だが、アレッポ市街地の北縁か、県北のどこかのクルド人の町・・・Ain al-Arabアイヌル・アラブ=クルド語名Kobaniコバニ(アレッポから北東へ120km、対トルコ国境沿い。Jaraabulusジャラーブルスから国境に沿って東へ25km・・・だろうか?)

04:11、アレッポで1ヶ月ほど前に、クルドの集会場(city hall)が設置された。(オジャランの写真が掲げてある。)

05:11、シリアの治安が緩み、政府が細かいことまで構っていられないので、国内に点在するクルド人の町では、自治と自衛が始まっている。シリア・トルコ国境近くに位置する町では、アラブ人居住地区とクルド人居住区を分ける分岐線で、クルド人の自警団が交通整理を行っている。前の記事

クルドの諺「我慢は苦いが、あとで甘い果実ができる」が実現した形だが、今の状態がいつまで続くかは不明である。

・・・平社員から駐在所長までアラビア語がぺらぺらのロシア、中国は、良いレポートが多い。英語がやっとの日本人記者では、このような取材は不可能。あと100年たっても駄目でしょう。先日、時事通信のレバシリ駆け足取材の記事があったが、初めて海外旅行した学生が書いた感想文レベルだった。



最近PYD(PKKのシリア支部)が暫定的に開設したクルド語学校について、非PKKのクルド人諸派は、2011年10月21日金曜礼拝後の反政府デモで、「我々は、クルド語学校ではなく、体制打倒を欲する」と書いたバナーを掲げた。

KURDWATCH, October 25, 2011
http://www.kurdwatch.org/index.php?aid=2128&z=en&cure=232
http://backupurl.com/5ebijh

In reaction to the Kurdish »language schools« that the Democratic Union Party (PYD) provisionally opened in several Kurdish cities, demonstrators displayed banners with the slogan: »We don´t want Kurdish language schools, but the fall of the regime.«




PYD議長が語る。シリアにクルド語学校と文化センターを複数開設した。これらは、民主的自治の具体的なステップである。我々は協会を設立し、会議を開き、語学学校、女性センター、文化センターを開設した。やや象徴的だとしても、シリアにはこれら施設を開く最善の機会がある。施設は無認可である。

KURDWATCH, November 8, 2011
http://www.kurdwatch.org/html/en/interview6.html
http://backupurl.com/r1n5zd

Salih Muslim Muhammad: We have opened language schools and cultural centers in Syria, not in Turkey. There is a reason that we apply Apo's [Abdullah Öcalan's] philosophy and ideology to Syria: It offers the best solution to the Kurdish problems in Syrian Kurdistan. But we do not take orders from anywhere.

(omitted)

KurdWatch: In some Kurdish cities, the PYD has opened Kurdish cultural centers and language schools. What are your aims with this?

Salih Muslim Muhammad: Those are concrete steps of democratic autonomy. We establish associations, hold conferences, and open language schools, women's centers, and cultural centers. We want the people to know what we want and to support our project. The people do not yet believe that they need organizations like language schools and cultural centers. In Syria we currently have the best opportunity to open such schools and centers, even if they are rather symbolic.

KurdWatch: Did you receive authorization from the Syrian state to open these schools and centers?

Salih Muslim Muhammad: We don't need any authorization from anyone for the things we do for our people. There is no legal basis for these projects.




PKK(PYD)とシリア北部に関するトルコ英字紙の記事いくつか。
http://www.todayszaman.com/news-274953-turkey-tightens-security-measures-on-syrian-border-to-prevent-pkk-entry.html
http://backupurl.com/wc53xp
http://www.todayszaman.com/news-275127-in-alleged-alliance-with-assad-pkk-threatens-turkey-against-syria-invasion.html
http://backupurl.com/yy9gjr
http://www.todayszaman.com/news-275219-turkey-enlists-northern-iraqs-help-in-countering-threat-of-syria-pkk-alliance.html
http://backupurl.com/3wrcwh
http://www.todayszaman.com/columnistDetail_getNewsById.action?newsId=278366
http://backupurl.com/4uz27k
http://www.todayszaman.com/news-278778-syrian-kurds-take-up-arms-against-assad-and-pkk.html
http://backupurl.com/dzfz6c
http://hibikan.at.webry.info/201205/article_12.html

イランがイラク向け天然ガス・パイプライン建設を計画

イランのガス・エンジニアリング開発会社専務の発表。

イランは、イラクにガス・パイプラインを建設し、さらに西の隣国へ輸出する計画を練っている。イランにとっては6番目のガス・パイプライン。パイプラインの直径48インチ、総延長220km。総工費450milドル。工事はイラン社が請け負う。

工事は、両国が合意し次第、開始する。イラクへの輸出量は、25mil m3。

5月4日付け記事。
http://edition.presstv.ir/TextOnly/detail.aspx?id=239521

イランがレバノンへ天然ガス輸出へ、発電所建設

イラン第1副大統領が、2日間のレバノン訪問を終了。両国が以下の諸点で合意したと発表。

イランからレバノンへ、陸路のパイプラインで、天然ガスを輸出する。前の記事

現在の貿易額150milドルを、14倍に引き上げる。

500MW×3基の発電所を1.5bilドルでレバノンに建設。25MW×6基の発電所を150milドルで建設。50MWを、イラク・シリア経由で送電する。

自由貿易協定の仕上げをする。相互に、商用ビザを即時無料で発給する。

両国はほかに、税関手続き、文化交流、犯罪人引き渡し、電子政府のノウハウ伝授、麻薬撲滅、イラン製医薬品の輸出についても合意した。

5月4日付け記事。
http://www.presstv.ir/detail/239487.html

トルコ:シリア人避難民にかかった費用は77億円以上

トルコのビュレント・アルンチュ副首相兼国務相の発言。

シリア人避難民2万5千人に(累計で?)170milトルコ・リラ(96milドル、77億4446万円)かかったが、(トルコ政府は?)これまで国際支援を求めなかった。(注:自腹を切っていると言いたいらしい。)

(このところ、野党勢力が、政府の対シリア外交について、欧米の手先になっている、内政干渉をしているとの批判を強めているが、)野党は、人道問題を無視して語っている。

・・・トルコ政府は、避難民という名の武装集団が、トルコから武器支援を受けていることを隠し、あたかも人道問題であるかのようにごまかして語っている。サウジ、カタールから支援金が出ているはずですけどねぇ。

5月4日付け記事。
http://www.todayszaman.com/news-279344-arinc-cost-of-sheltering-syrian-refugees-in-turkey-tl-170-million.html
http://backupurl.com/dcm2cu

シリアとベネズエラが、タンカー運用の合弁設立について協議

シリア石油省が、ベネズエラ国営石油会社PDVSA代表団と協議を行った。議題は、先にPDVSAが、在カラカス・シリア大使館に対し、タンカー輸送の合弁会社設立を提案した件。前の記事その23(リンク先を「ベネズエラ」で検索)

タンカー購入とリースの費用比較、船員の人件費、管理システム、メンテ費用など、細部について詰めることで合意した。

タンカーのサイズについても、4万トンから8万トン(MRからLR1)までの間で、最適値を求める。ベネズエラの港湾設備からすると、5.5万トン以上が望ましい。

もう一つの議題は、2010年10月12日に調印した、ベネズエラ産ディーゼル燃料100万トンをシリアに供給する覚書の実行加速である。

覚書の要点は、石油製品と原油の両方を運搬できるタンカー購入の可能性。船名はal-Ramadiyyahアッラマーディーヤ。使用期間5年以内の中古船の購入を模索する。ナフサをトンあたり6.80ドル値引きする。ナフサを、別のタンカーで輸送する可能性。

5月3日付け記事。
http://www.syriandays.com/?page=show_det&select_page=46&id=31300
http://backupurl.com/skcmwg

シリア反体制派にSAM-7、Stingerを供与、爆弾専門家を募集中

カラシニコフではアサド体制を倒せないので、資金提供している人たちは、反体制武装勢力に対し、SAM-7、Stinger、Kobra(対空、対戦車ミサイル)を供与し、周辺諸国からシリアに持ち込むことを決めた。これらの兵器は、カダフィー追放後のリビアで、武器庫から大量に無くなっていると伝えられている。関連記事

同記事は、レバノンで拿捕された武器を積んだリビア船との関連を考察。(別に結論めいたことは何も書かれていない。)

シリアで最近、発砲事件より爆破事件が増えている傾向。先日ホムスで、アル・カーイダの有名な爆発物専門家がミスして爆死した事件に触れ、武装勢力が爆発物専門家を大募集していると指摘。レバノンのパレスチナ・キャンプで働いていたような人が求められている。

レバノン紙al-Akhbarアル・アフバール5月4日付け記事。
http://www.al-akhbar.com/node/63617
http://backupurl.com/6mhyhd



新華社が、対シリア国境で武器密輸に従事しているレバノン人にインタビュー。
http://news.xinhuanet.com/english/indepth/2012-05/04/c_131568935.htm

シリア:教育分野に対する破壊活動まとめ

教育大臣が、スウェーデンからの訪問団に対し語った内容。前の記事その2

放火・盗難・破壊された学校 1550校
被害総額 830milシリポン(約970mil円)

殺害・誘拐・脅迫された教育関係者 80人
うち死亡 59人

5月4日付け記事。
http://www.sana.sy/eng/21/2012/05/02/416449.htm
http://www.sana.sy/ara/2/2012/05/02/416446.htm

・・・破壊された学校が、前回の数字より550校増えている。

シリア:交通事故が36.1%減少 2011年

(内務省)交通局長の話。

交通事故の発生件数
2010年 49,292件
2011年 31,492件(36.1%減)

負傷者数
2010年 15,236人
2011年 12,839人(15.7%減)

死者数
2010年 2,118人
2011年 1,797人(15.1%減)

5月4日付け記事。
http://www.sana.sy/ara/2/2012/05/04/416688.htm

・・・局長は、ラジオ・テレビで交通安全の広報を強化し、国民の間に交通規則の重要性が浸透した成果だと自画自賛している。治安悪化で全国の交通量が減少したせいではないかという気がするのだが・・・。

シリア:国内反体制派の新連立「平和的変革勢力連立」

Qadri Jamilカドゥリー・ジャミール、Ali Haidarアリー・ハイダルを中心とする国内反体制派の政党、政治家は5月3日、「平和的変革勢力連立」The Coalition of Peaceful Change Forces (CPCF) (I'tilaaf Quwaa al-Taghyeer al-Silmi)を発足させた。

http://www.sana.sy/eng/21/2012/05/03/416485.htm
http://www.sana.sy/ara/2/2012/05/02/416481.htm

あくまで「連立」であって、誰かがリーダーであるという書き方をしていない。

米国がレバノン総選挙に期待すること 親シリア勢力の排除

Feltmanのレバノン訪問
http://www.dailystar.com.lb/News/Politics/2012/May-01/172041-feltman-in-beirut-to-meet-officials.ashx
http://www.dailystar.com.lb/News/Politics/2012/May-03/172190-feltman-us-for-democracy-pluralism-in-arab-world.ashx
http://www.dailystar.com.lb/News/Politics/2012/May-03/172175-union-slams-us-securitys-attack-on-photojournalist.ashx
http://www.dailystar.com.lb/News/Politics/2012/May-03/172209-sleiman-feltman-discuss-lebanon-region.ashx
http://www.dailystar.com.lb/News/Politics/2012/May-03/172221-hezbollah-says-feltmans-visit-aims-at-sowing-strife.ashx

Liebermanのレバノン訪問
http://www.dailystar.com.lb/News/Politics/2012/May-02/172085-us-delegation-inspects-lebanon-syria-border.ashx
http://www.presstv.ir/detail/239299.html

FeltmanとLiebermanをレバノンに派遣した米国が、レバノンに期待していることは、来るレバノン総選挙で、反シリアのMarch 14グループが圧勝し、親シリア勢力を排除した内閣を組閣すること。その場合、大統領にはサミール・ジャアジャアを考えている。・・・

5月2日付けの後半。
http://www.dampress.net/?page=show_det&select_page=6&id=19855
http://backupurl.com/vqhq1k

・・・これはシリア紙が流した(作文した?)記事だが、悪い冗談を(笑)という感じがする。サミール・ジャアジャアが大統領になるくらいだったら、反シリアの有権者もMarch 8(親シリアのグループ)に投票するかも。米国の中東研究の読みの深さが、また問われることになりそう。

シリア:アレッポでリビア人アル・カーイダを逮捕、その他の事件

以下は、アレッポ市内、県内の事件 4月5日、4月28日~5月3日。
表題の件はここをクリック



4月5日。郊外al-Maalikiyyahアル・マーリキーイェ村(アレッポから北北西方向の山中にある)で、結婚式に出席するため留守にしていた家に侵入し、現金・宝石を盗んでいた窃盗グループ2人を、当局が逮捕した。このグループによる被害金額は100万シリポンに上る。Tishreen紙からの転載。
http://www.aksalser.com/?page=view_articles&id=7c6e644305eeaf78936dc398e906382f&ar=329781100



4月28日。郊外Afrinアフリーン(アレッポから北北西へ直線距離で40km、クルド人の町)市Tall Sallourタッル・サッルール村の検問所を武装集団が襲撃し、隊員3人死亡、2人負傷。武装集団の側も2人死亡。検問所襲撃は、アフリーン市では初めて。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=d69e69c08bf7551bb83a605db57361a0&ar=749463510



4月29日。アレッポ大学理学部で、朝8時に学生デモ。トラブルなし。電気工学科では、逮捕された仲間の学生の釈放を求めるデモが発生。機械工学科でも、小規模なデモが発生。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=813f9d408e60a73da01506f1aa7d4e4d&h=%CD%E1%C8&ar=978402222



4月29日。郊外Khan Taumaanハーン・タウマーン(アレッポから南へ20km)にある軍の武器庫で、弾薬の運搬中に爆発が発生し、兵士4人が死亡。このあと、市内で複数の爆音が発生した。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=1e48b274b22a23a48ca2d91d2062e22f&h=%CD%E1%C8&ar=678951950



4月30日。この日早朝、アレッポ市にある軍アカデミー兵器学部から武器弾薬を積み、郊外al-Ataaribアル・アターリブ(アレッポ市から西へ35km、イドリブ県に近い)に向かっていた軍の車列を爆発物(地雷)で爆破し、兵士と士官30人以上が死亡した事件について、自由シリア軍が犯行声明を発表した。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=a66aff8439260b7310d20bf5cdf9a262&h=%CD%E1%C8&ar=474524290



4月30日。市内Karam al-Qaaturjiカラムル・カートゥルジー(旧市街の城から東へ1.2km)で、シリア人とリビア人アル・カーイダの睡眠細胞(草)の摘発が行われた。住民からの通報を元に警察が捜査を進めていた。現場をアレッポ県警が包囲し、3時間の銃撃戦が行われた。追い詰められたリビア人は、腰に巻いた爆弾を爆発させ、2人が死亡。もう1人は重傷を負ったが、逮捕した。アレッポでリビア人アル・カーイダを逮捕したのは初めて。Dam Pressからの転載。
http://www.syriandays.com/?page=show_det&select_page=73&id=31247
http://backupurl.com/qfm61z

原文とされるDam Pressだが、なぜか5月1日付け。リビア人はミスラータ出身者のタクフィーリー。逮捕者の氏名はMuhammad Ali Sultan。(死んだ1人の身元は不明という記述あり。)

シリア人とグループを組んだこの集団は、同地区でアパートを1室借り、中に大量の武器弾薬、爆発物、通信機器、外国紙幣を隠し持っていた。

リビア人テロリストは、シリア人協力者からの支援を期待していたが、現場を警察が包囲しており、シリア人協力者は姿を現さなかった。警官に怪我はなかった。

5月1日付け記事。
http://www.arabi-press.com/?page=article&id=34275
http://backupurl.com/cxlfof



4月29~30日の深夜。市内al-Miyassarアル・ミヤッサル(旧市街の東壁から東へ1.5km。東端手前の貧しい地区)で発生源不明の爆音が聞かれ、直後に銃声がとどろいた。

市内al-Sha'aarアッシャアール(城から北東へ1.5km)で発砲音。

市内al-Ansaariアル・アンサーリー(城から西南西へ2.5~3km、al-Sukkariの左上)警察署前で、前日Saif al-Daulahサイフッダウラ(旧市街の南西角から西南西へ2km弱)で行われたデモで逮捕された若い女性2人の釈放を求めて座り込み。

Tareeq al-Babタリークル・バーブ道路(城から東北東へ3km。市街地から真東へ抜け、その後、北東へ向かう幹線道路)(の市内部分)で、夜間デモ。

郊外Jaraabulusジャラーブルス(アレッポから北東へ100km。対トルコ国境沿いの町)で、爆発音とそれに続く銃声が報告された。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=0b6ac3d4a1eaf47fb89d1354eb9042c5&ar=889041967



4月30日午前。市内al-Sheehaanアッシーハーン(城から北西へ4.5km。al-Sabeel, al-Ashrafiyyah, al-Khalidiyyahに囲まれた地区。外環道路の内側)で爆弾が爆発した。警察車両を狙った爆弾だったが、その後ろに駐車していた小型トラックが大破し、その運転手は負傷した。警察車両は無事だった。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=f5426593f34a51e1280a7d760cbb0e81&ar=184784817



4月30日。アレッポ大学教育学部と電気工学科で学生デモ。のちほど、それぞれの学部所属で逮捕されていた学生1人ずつが釈放された。歯科と理学科のデモが大規模だった。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=b2dd5f17dd076d7fe66673c1aba29f90&h=%CD%E1%C8&ar=327563737



4月30日夜9時。市内al-Ashrafiyyahの第1と第2ロータリーの間で、BMWに仕掛けられた爆弾が爆発し、1人死亡、数十人が負傷。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=a99786d3711ece8407b67ade7dccce42&h=%CD%E1%C8&ar=529533683



5月1日。ビジネスマンMahmoud al-Shihabiマフムード・アッシハービーとその息子を誘拐していた9人組を、当局が逮捕。アレッポ市の南東部al-Nairabu(アン・ナイラブ)から、南東方向22km(al-Safeerahアッサフィーラ)圏内の郊外の出身者。被害者およびその兄弟から奪った身代金を9人で分け、1人あたり60万シリポン受け取っていた。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=8d6bda87b2085c3bb9c0b35885372c97&ar=35311177



5月1日11時。市内al-Shaikh Maqsoudアッシャイフ・マクスード(城から北へ4~5km、市街地の北端かつ川の西岸、クルド人が多い)の歯科クリニックで、ハマー県郊外Salhabサルハブ出身の若い歯科医師が暗殺された。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=81bdfafa04fb6cb0e8e4bd959e4aed1e&h=%CD%E1%C8&ar=655278838



5月1日夜遅く。市内al-Firdousアル・フィルドゥース(城から南西へ1.5km、川の手前の貧しい地区)で爆発音と、それに続く銃声。5人負傷。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=e79279ed60fb3765e14e2fe7a160dca3&ar=36465794

5月1日夜9時。市内al-A'zamiyyahアル・アアザミーイェ(城から西へ4km、南へ500m)で、テロリストが治安部隊を攻撃しようと思って爆弾を爆発させたが、自分が気を失った(笑)。彼を逮捕し自宅を家宅捜索したら、武器と爆発物多数が発見された。



5月1日。郊外Jazraayaaジャズラーヤー(アレッポから南東方向の国際ハイウェー上の村らしい)のモスクで、100歳を超えるムアッズィンが、斧を持った青年に襲われ、頭や手などに重傷を負った。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=e614191d8a966ca77dc9634324b90bcb&h=%CD%E1%C8&ar=963533962



5月2日。アレッポ大学正面広場に数百人の学生が集まり反政府デモ。(大学前にロータリーがあるので)一時交通が麻痺した。学生らは、総選挙立候補者のポスターを剥がすなどした。治安部隊が催涙弾を発射し、30分ほどで解散させた。学生の側に負傷者は出なかったが、治安部隊3人と人民委員会(バアス党民兵)2人が負傷した(この部分??)。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=735647a4de7b6c64064e32a198f79796&h=%CD%E1%C8&ar=219909951

(アレッポ大学については、↓末尾に動画集あり。)



5月2日。郊外Manbijマンビジュ市(アレッポから北東へ70km)al-Raa'iアッラーイー町(アレッポから北北西へ50km、Madinah al-Babから北へ25km、国境沿いの町)で、150人の武装集団が、地方の検問所支援から戻る途中の治安部隊を襲い、軍治安部マンビジュ署の署長と部長の2人が死亡。隊員13人は無事。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=c1117f95721c375fb4f61960f9230f93&h=%CD%E1%C8&ar=153484127



5月2日夜9時45分ごろ、アレッポ大学学生寮で、学生約700人が反政府デモを起こし、敷地内は大混乱した。治安部隊が出動し、催涙弾を発射。何人かの学生は、敷地内にある商店を破壊した。学生が解散しなかったため、治安部隊は空中に威嚇発砲した。反体制派のFacebookによると、学生2人が死亡、負傷者複数。
http://www.aksalser.com/?page=view_articles&id=8f3bb204d69f7c079484ebbde0495853&ar=321728765

こちらの記事では、同日夜11時半に、テロ集団が、学生寮周辺に集結していた治安部隊を襲撃したことになっている(苦笑)。
http://www.shukumaku.com/Content.php?id=45960
http://backupurl.com/dit9ms



5月3日午前。アレッポ大学は、全学部と全研究所の活動を停止し、午後3時までに学生を寮から退去させるとの通達を発した。今期について、理論の講義は全てキャンセルされ、前期(後期の間違い?)の試験が始まるまで閉鎖。応用分野については、5月13日(日)の試験日初日まで閉鎖。学生寮では修繕作業を行う。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=e9297a94150ff0e87d7ad1ba29d5c9da&ar=133848750



5月3日。多くの学生が、荷物を持ってキャンパスの外に集まっている。さっさと帰省する人がいる一方で、道ばたに座り込む学生もいる。

親政府系Facebookによると、学生寮の9号棟と13号棟の前で衝突が発生し、学生が死亡した。17号棟の内部では発砲があったため、治安部隊が突入し、多くの学生を逮捕した。

本紙が確認した範囲では、学生4人が死亡、40人以上が負傷、数十人が逮捕。治安部隊の側は、士官1人と隊員3人が負傷。

大学周辺の住宅地では、発砲音が3時間聞こえた。

Murourムルール(ニュースサイト?)によると、国連監視団UNSMISの2人が、この日の昼前に大学を訪れ、正面広場を視察。その後、外へ出て周辺の住宅地を視察した後、アレッポ県警を訪問した。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=72aff4ac9a1f6fe5186c93d97a21b8c6&h=%CD%E1%C8&ar=614700802



5月3日午後。大学当局は、5月4~5日のOpen Education(社会人向けに特定分野の学位を授与するコース)はキャンセルするが、その先、数週間の講座は開くと発表。Open Education責任者は、試験の日程には変更なく、7月1~26日に実施すると確認。
http://www.aksalser.com/?page=view_articles&id=5c4831d920338704bd9baa8fe9e2e25d&ar=490251034



5月3日。学長が本紙に語る。日曜、月曜は総選挙投票日にあたり、大学は休みなので、今回の措置で休みになるのは、実質的に火水木の3日間だけ。興奮を静めるため、高等教育省と協議して決定した。

大学の公式筋は、死者は1人だけと発表。Yazn Abboudヤスン・アッブード(1993年生まれ)。電気工学科1年生で、胸を撃たれた。

大学周辺では、総選挙立候補者のポスターが剥がされるなどの被害があった。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=7e8efe3ab123083b15c45db5135b8a37&ar=381595247



5月3日夜。市内Suriyaanスリヤーン(城から北西へ2km、バグダード駅のすぐ北にある丘の上。シリア正教・カトリック・プロテスタントが集結している地区)のレストラン近くで爆弾が爆発し、1人死亡、5人負傷。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=58c613939b387e3607d18b0fde91d6c9&ar=727084236



5月3日夜。市内3ヶ所で、ほぼ同じ時刻に爆発事件が発生した。1つ目は、上記のスィリヤーン。2つ目は、al-Hullakアル・フッラク(市街地の北の外れ、川の東岸)。3つ目は、Tareeq al-Babタリークル・バーブ(アレッポから北東方向へ抜ける道)(の市内部分)。いずれも道路か自動車に仕掛けられた爆弾が爆発した。死傷者および目的については、現時点では判明していない。

4つ目にMasaakin Hananuマサーキン・ハナーヌー(旧市街の城から北東へ4km、市街地の北東端)で爆発したという情報も流れている。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=dd0c4ea66808b1e9cae01444708fcd89&ar=990270335



【アレッポ大学における反政府デモ動画】

5月2日。
正門前でデモ。結構人数が多い。
http://www.youtube.com/watch?v=03vaT92hcu8
道路で物を燃やす。はい、刑法違反。
http://www.youtube.com/watch?v=spdoPgUXMbE
投石する。はい、刑法違反。
http://www.youtube.com/watch?v=cjWZRpPIfzg
学生寮内の壁に落書き。はい、刑法違反。
http://www.youtube.com/watch?v=lQRUr87fwzs
キャンパスに治安部隊が入り、学生が逃げる。
http://www.youtube.com/watch?v=wjfgZHR82PU

5月3日。
闇夜に銃声が響く。画面は真っ暗で何も見えない。
http://www.youtube.com/watch?v=9z6DYRwLQUY
夜間に激しい銃声。
http://www.youtube.com/watch?v=Cy7Myy5f5bA
大勢の治安部隊が学生寮の敷地に入っていく。画面が暗いので、早朝か。
http://www.youtube.com/watch?v=Yl1_CNeLYB8
銃撃音が激しいので、学生が部屋から通路へ避難している。
http://www.youtube.com/watch?v=ODtAeXcAZZo
破壊された学生寮の内部。まだ燃えている部屋がある。
http://www.youtube.com/watch?v=UbpbaBZmqtg
学生寮の内部。シャッビーハに派手にやられた。人物ごとに体制派・反体制派に分かれていると思うが、そこまで考慮せずに壊した感じ。
http://www.youtube.com/watch?v=Jk3y4urCubA
逮捕しようとする治安部隊に、女子学生が黄色い声を上げている。特に乱暴な光景は写っていない。画面が横。
http://www.youtube.com/watch?v=LJ85fvRU_5s
学生が、総選挙立候補者のポスターを剥がす。はい、刑法違反。
http://www.youtube.com/watch?v=OTcV7tHIJMU
キャンパス内を建物上階から撮影。殺風景な感じ。遠くからシュプレヒコールが聞こえる。映像としては面白くない。
http://www.youtube.com/watch?v=SweEmSLbr54
殺風景。
http://www.youtube.com/watch?v=hy-miOfBPgQ
散らされた後、若干の残った学生がうろついている。女子学生がシュプレヒコールの音頭を取っている。人数少ない。これを、きちんとした政治活動に昇華させなければ、社会のゴミに終わる。
http://www.youtube.com/watch?v=n83PQnoxaYo
警官3人くらいが、青Tシャツの学生を逮捕している現場。
http://www.youtube.com/watch?v=D0u-F5R-lYc
右腹に銃弾を受けた男子学生という説明。反体制派の医学部生が摘出するのかなぁ?
http://www.youtube.com/watch?v=IdumFmg2Z3Y
学生が寮から強制的に締め出される。荷物を持った学生多数が敷地の外でたむろしている。朝10時にバスから撮影。今日は木曜だから、何もなくても、実家に帰るつもりで準備していた人が圧倒的に多いはずだが、出発時刻が少し速まった。帰るつもりのなかった人は、困っているだろう。
http://www.youtube.com/watch?v=Yp7oLd9gN_c
同じ風景を歩きながら撮影。
http://www.youtube.com/watch?v=gXFL2MH5hCg
http://www.youtube.com/watch?v=HBDLGk-IEM4
大学と学生寮を急遽閉鎖した後だろう。若干の学生が正門前で声を上げる。
http://www.youtube.com/watch?v=eKqnm8VLCjs
学生が、キャンパスの外の通りでデモを続ける。
http://www.youtube.com/watch?v=YKBRsboVd8A

シリア:通貨下落で体調を崩す人が続出

アレッポの民間病院2軒で、昨年末から短期間でシリア・ポンド(シリポン)の価値が約半分に下落したことをきっかけに、体調を崩す人が続出している。

ある病院の循環器科では、心臓発作を起こし、急患として運び込まれる人が急増。医師は、ドル相場の激変が影響していると見ている。別の病院の神経科では、1晩で全財産の1000万シリポンを失い、発狂した50代の男性がいた。

3日で患者が5人運び込まれたので、「ドル病」病棟として独立させることを検討している。

5月3日付け記事。
http://www.aksalser.com/?page=view_articles&id=1e7eec14d29171116f55bcdb91d9f4a1&ar=373043375

シリア:SSNP議長の息子が暗殺される

野党SSNPのアリー・ハイダル議長の息子イスマーイールと友人1人が5月2日、ホムス市とハマー県マスヤーフ(ホムスから北西へ40km、ハマーから西へ35kmやや下)を結ぶ道路上で暗殺された。薬学部2年生。

SSNPは、NPF(体制内野党連合)の一角を形成する。
http://www.shukumaku.com/Content.php?id=45943
http://backupurl.com/qs38v7



Terrorists Assassinate Son of Syrian Social Nationalist Party Leader and a Comrade, Three Warrant Officers Martyred
http://www.sana.sy/eng/337/2012/05/02/416317.htm
http://www.sana.sy/ara/336/2012/05/03/416304.htm
父親がシリア国営テレビに電話で語る(以下の英文)。
http://www.youtube.com/watch?v=AiOqBbM3Nao
追悼動画。SSNPの党歌がバックグラウンドで流れている。特に新しい情報はない。
http://www.youtube.com/watch?v=g09GgzFe7T8
May 02, 2012

PROVINCES, (SANA) – An armed terrorist group on Wednesday assassinated Ismael Haidar, son of Ali Haidar the Leader of the Syrian Social Nationalist Party, an opposition party, and his comrade Fadi Atawneh.

SANA's correspondent in Homs learned that terrorists opened fire from machineguns on Haidar and Atawneh on the al-Mahnaya junction on the road between Homs and Masyaf.

In response to this, Leader of the Syrian Social Nationalist Party Ali Haidar said "I don't need condolences over the deaths of my son and his comrade, because their blood is no more precious than the blood of any Syrian that was martyred before or will be martyred in the coming days."

Haidar said that the blood of his son Ismael and Atawneh are a "true offering" for the sake of achieving national reconciliation among all Syrians, voicing readiness to sacrifice his remaining children and all his family if this would achieve that end.

"Those who carry guns will not terrorize us and will not silence us nor stop is from working day and night to establish peace and security in Syria," he said, adding that defending Syria until the last breath is the least duty towards the country.

Haidar stressed that the crime is a direct assassination, and that he will leave the discussion of its details to the authorities as what is important is the scene as a whole, saying "Ismael and his comrade are the victims of terrorism that is afflicting Syria… they, like the rest of the martyrs, fell so that Syria may live, for Syria's interest is above all interests."

(separate incidents: omitted)

シリア:脱走兵(離反兵)に恩赦の大統領令 5月2日

英語記事。軍法に違反した人に対する恩赦としか書かれていない。前の記事
http://www.sana.sy/eng/21/2012/05/02/416332.htm
アラビア語。大統領令の本文。軍法が数字で書いてあるので、意味がわからない。
http://www.sana.sy/ara/2/2012/05/02/416329.htm

軍法解説。徴兵の呼び出しに、正当な理由なく応じなかった(逃げた)者。平時に軍を脱走し、国内に留まっている者。平時に軍服のまま武器を持って脱走し、反逆者と分類される者。平時に脱走し、不法に国外に逃れた者。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=96b0f9344a74f853d5f3c8bf430587f3&ar=805137656

・・・今は「平時」か(笑)。自由シリア軍に所属するシリア国籍の人たちは、許されるわけだ。アナン調停の裏で、ここまで譲歩していたとは、驚いた。

過去に何度か恩赦しているが、その後状況は少しも好転しないので、今回の恩赦も、かえって環境を悪くするのではないか。外交的な約束を果たしたというだけ。前の記事その234

シリア:家庭用ガスボンベを武装集団に盗まれ、イランから緊急輸入

燃料配給会社SADCOP筋は、家庭用ガスボンベが不足している理由は、武装集団が、ホムスからダマスカスへ向かっていたガスボンベ2000本を盗み、また別のグループが、ダマスカス郊外でガスボンベ1000本を盗んだためであると説明。前の記事(リンク先を「家庭用ガス」で検索)

同筋は、イランの石油副大臣の代表団がシリアを訪れ、イランがシリアに対し、ガスを緊急輸出する契約に調印したことを明らかにした。

5月2日付け記事。
http://www.syriandays.com/?page=show_det&select_page=46&id=31281
http://backupurl.com/3umidp

シリア:トルコへのガソリン密輸出対策を検討

石油大臣は、シリアからトルコへのガソリン密輸出対策(追加策)として、自動車に積まれた1リットルごとに100シリポン徴収することを提案した。前の記事

ラッカ県では、2011年半ば、個人で観光目的のトルコの自動車が、シリアに入国できる回数を、週に1度に制限したところ、トルコ車の入国は減少した。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=c95d2dc750f00c0a1ba2f5f786879a5b&ar=675307219

リビア:カダフィー時代の石油大臣がオーストリアで不審死

カダフィー時代に首相と石油大臣を務めたシュクリー・ガーニム氏が、オーストリアのウィーンで散歩中に心臓発作を起こし、川におぼれて死亡した。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=1af5abcf975b825fcf15682e43a6b17a&ar=464721402
http://www.gulf-times.com/site/topics/article.asp?cu_no=2&item_no=502951&version=1&template_id=37&parent_id=17
http://backupurl.com/jke5jg

シリア:不動産銀行の住宅ローン制度

不動産銀行総裁(頭取)が、4月29日から適用される、新しい住宅ローンの規則を発表した。

預金した期間に応じて、口座残高に以下の倍数を掛けた融資額上限が設定される。
6ヶ月200%、9ヶ月300%、12ヶ月400%、15ヶ月500%、18ヶ月600%、24ヶ月以上は800%。

取引実績が1年以上3年未満で融資を希望する顧客には、以下の条件で、個人ローン機能付きSyriaCardを発行する。
(1)当座預金口座を開き、給与振り込みをする。
(2)社会保険加入期間が4年以上で、月給が2万5千シリポン以上の人。
(3)社会保険加入期間が3年以上の人にSyriaCardを発行し、最大10万シリポン、または月収の5倍以内のローン枠を設定する。

政府は、預金期間6ヶ月で融資をする案を承認した。SyriaCard保有者には、月収の10倍、最大20万シリポンの個人ローンを設定する。前の記事

4月29日付け記事。
http://www.syriandays.com/?page=show_det&select_page=67&id=31232
http://backupurl.com/kqk3ki

・・・お金を一定期間預けたら、自動的に何倍のお金を融資してもらえるというのは、住宅財形みたいな制度だ。

シリア:外資系銀行とアラブ諸国の取り引きは従来通り

Syria International Islamic BankのCEOの話。

アラブ連盟の対シリア金融制裁は、実際には履行されておらず、シリアの民間部門の(=外資系)銀行はアラブ諸国との業務を継続している。(注:EUと米国の対シリア経済制裁は、国営銀行を対象にしている。)

エジプトでは、中銀がシリアについて何の通達も発しておらず、商取引全体についても、制裁対象者個人についても、何の措置も取られていない。二国間の通商関係を止めた場合、シリアよりもエジプトに損失が大きい。

あるレバノン人エコノミストの話。

レバノンは、アラブ連盟外相会議の諸決議から距離を置いている。連盟の制裁は、重要度の低い品目を対象にしているが、レバシリは重要度の高い品目で結びついているので、履行は難しい。レバノンに本店のある銀行が、シリア国内の支店・現地法人との間で資金のやりとりをすることを全て禁止することは、困難である。制裁対象者は、レバノン国内の銀行に口座を維持していないと思う。シリア中銀は、レバノン中銀に口座を持っていないと思う。

5月1日付け記事。
http://www.syriandays.com/?page=show_det&select_page=67&id=31267
http://backupurl.com/bidp8e

シリア:工業銀行が融資再開

政府から許可を得ていたものの、実施を見合わせていた2億シリポン相当の融資について、不動産を担保にすることで融資を実施する許可が、政府から下りた。

流動性の問題から、シリアの銀行は全ての新規融資を、最近まで凍結していた。(先日、CBS銀行と不動産銀行が、融資再開という記事が流れた。)前の記事その23

規制にひっかかる顧客は、プレミアム金利を支払うしかない。

5月1日付け記事。
http://www.syriandays.com/?page=show_det&select_page=67&id=31260
http://backupurl.com/eofvym

シリア:綿製品の価格上昇、輸入品との競争

20世紀末に年間100万トンにまで達したシリアの綿花生産高は、ここ数年65万~75万トンで推移しているが、再び上昇する機運がある。綿花は、農業から繊維産業まで幅が広く、失業者を吸収することが期待できる。海外市場のみならず、国内市場においても競争が激しいので、品質のより一層の向上が求められる。

ダマスカスのある洋品店の店主によると、シリア製品の品質は優れており、洗濯しても型くずれしにくいが、顧客は、綿比率が10%以下で(←綿製品と呼ぶのか?笑)、低品質であることを承知の上で、低価格のトルコ・中国製品を選ぶ。シリア製の価格は前年度と比較して15~20%上昇したが、ドル高シリポン安の影響で、中国製の価格は30%上昇し、以前より売り上げは落ちた。

別の店主によると、顧客が中国製を選ぶのは、価格だけでなく、特に子供向けの洋服に、有名なキャラクターが描かれているからと説明する。

中国製の服には3種類ある。店では売っておらず、路上で売られているもので、価格帯は50~300シリポン(1シリポン=1.17円)。一般的な店で売られている商品は、400~600シリポン。高級洋品店で売られている品質保証付き商品は、800~1600シリポン。

中国製の女性物パジャマは、以前なら仕入れ値300シリポン、仕入れ値500~800シリポンだった。今は仕入れ値500シリポンで売値800~1000シリポンである。

男の子向けセーターは、以前は仕入れ値300シリポン。今は仕入れ値450シリポンで、売値600~800シリポン。

子供用無地のTシャツは、仕入れ値が300シリポンから450シリポンへ上昇。

繊維業界に詳しいある専門家は、綿の国内価格は30~50%上昇したが、独占の影響が大きいと説明する。

中国製の綿製品は、綿が15%以下しか含まれていない。ドバイ経由でシリアに輸入される。(仕入れ値と売値の話・・・略)

シリアは綿花の主要生産国ではあるが、国内工場で全てを製品化できないので、輸入せざるを得ない。国際価格の高騰が、販売価格に反映される。

輸入綿糸、特に20/1と30/1の価格は、年初から150~180%上昇した。

ある顧客は、中国製の綿パジャマにはポリエステルが混じっていることを知っているが、シリア製が1000~1500シリポンであるのに対し、中国製は700シリポンなので、中国製を買うと語った。

ある主婦は、「綿製品は40~50%値上がりしている。中国製の値上がりは20%程度に収まっている。自分はシリア製が好きだが、子供たちは中国製のデザインを気に入っている」と語った。

4月26日付け記事。国内紙Tishreenティシュリーンからの転載。
(http://aliqtisadi.com/) http://goo.gl/FKFCg
http://backupurl.com/y4t3le

・・・品質というより、価格競争力の話をしている気がする。

シリア:展示会公社は5億シリポンの減益 2011年

展示会(見本市)公社総裁の話。2011年の利益は、5億シリポン減少した(闇レートの2011年終値1シリポン=1.23円)。前の記事

シリア国内の展示会については、ダマスカスで会場の賃料を75%値引きするなどしている。

展示会の開催を希望する企業には、全ての料金を無料にし、海外企業の参加を促している。Motex(シリアで毎年開催しているアパレル・繊維業界の国際展示会)委員会にも、このことを伝えた。

海外展示会への参加については、カイロとパリへの参加ができなくなった。新たな海外市場開拓のため、イラン、イラクで開く予定。ロシアについても、過去にいくつかトラブルがあった(ので避けていた)が、開く方向で計画している。

3月22日付け記事。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=0f025d7628794bbc3e00d0cee38985a0&ar=372146262

・・・パリ展示会から締め出されたのはわかるが、カイロ展示会からも締め出されたようだ。エジプトの地味な制裁かも。

3月25日付け記事。今年のMotexは、アンマンで開くことに決めた。ダマスカスでは、参加企業が集まらない。前の記事
http://www.aksalser.com/?page=view_news&id=7973f56f4170b32ea183622d6040109b&ar=700023714

・・・残念でした。

シリア・イラン自動車国際会社(Syveco)が92%の減益 2011年度

シリア・イラン自動車国際会社The Syrian-Iranian Vehicles International Co. Syvecoその2)の2011年度利益は13.5百万シリポンで、前年度171百万シリポンから92%の減益となった。(要因は何も書かれていない。)

収入総額は1.759bilシリポン、前年は2.116bilシリポン。

Syvecoは、投資10号法に基づき、ホムス北のHasyaa'ハスヤーァに設立された、観光用自動車(観光バス)組み立てを行う会社で、非上場。資本金は1.288bilシリポンで、イランのSaiba社が87.44%を、シリアのHamshouハムシュー社が12.56%を所有。

4月26日付け記事。
(http://aliqtisadi.com/) http://goo.gl/6FsmV
http://backupurl.com/wl7l5x

シリア:2011年の失業者数と失業率(県別)

中央統計局の労働力調査2011年。前の記事

全国

2010年失業率 8.6%
2011年の失業率 14.9%(失業者数866千人)

県別(失業率の高い順)

ハサケ県 19.6%(170.13千人)
アレッポ県 10.7%(92.9千人)
ホムス県 9.7%(数は不明)
ラタキア県 8%(69.7千人)
ダマスカス郊外県 (率は不明)(69.7千人)
デールッズール県 (数字記載なしで順位だけ)
ダマスカス県 (数字記載なしで順位だけ)
イドリブ県 (数字記載なしで順位だけ)
タルトゥース県 5.7%(49.6千人)
ハマー県 5.5%(47.5千人)
ラッカ県 5.3%(45.6千人)
ダルアー県 3.4%(29.8千人)
スワイダー県 3%(25.9千人)
クナイトラ県 0.4%(3.6千人)

http://www.syriandays.com/?page=show_det&select_page=66&id=31230
http://backupurl.com/xp8z46

・・・明記された失業者数を足すと604.43千人になるので、数字記載のない県の合計は866-604.43=261.57千人。

オバマ米国大統領が、対イラン・シリア制裁強化の大統領令

イランとシリアが制裁回避のため、銀行以外の手段(ノンバンク)での送金を増やしているため、オバマ大統領は、両国の制裁回避活動に協力した人物・組織を、米国の金融市場から締め出すことを決め、財務省に必要な権限を与えた。
http://news.nationalpost.com/2012/05/01/obama-tightens-sanctions-for-syria-and-iran-by-targetting-foreign-firms/
http://backupurl.com/elxsxt
原文
http://www.whitehouse.gov/the-press-office/2012/05/01/executive-order-prohibiting-certain-transactions-and-suspending-entry-un

シリア:国連監視団UNSMISの本隊派遣は5月末

国連DPKO局長(フランス人)の話。5月末までに、本隊を派遣する。
http://www.shukumaku.com/Content.php?id=45885
http://backupurl.com/1en9kz

同じ人物が、(DPKOの人選に対し)シリア政府がビザ発給を拒否している、と語った。前の記事
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/584282/

同じ人物が少し前に、無人偵察機の利用に言及したが、この日の記者会見で、シリア政府の同意が必要と語った。(同意は得られないから、意味がない発言。)
http://www.innercitypress.com/dpko4ladsous050112.html
http://backupurl.com/fmqbwe

・・・あと1ヶ月、切った・張ったというニュースが延々と続くのだろうか。

シリア総選挙:選挙運動など

ダマスカスでは何ヶ所かで討論会が開かれる。(バアス党が、とは書かれていないが、開催場所の1ヶ所がバアス党の施設なので、単にバアス党の選挙キャンペーンなのかもしれない。)
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=a9d0571c6bdd874ee9ca10d715bae1c0&h=%CD%E1%C8&ar=238305435

ハマー市では、選挙を感じさせるポスター、写真、張り紙は皆無。しかし、県内の他の町は、そうではない。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=29cc510364e943f72f98d8e1557de76c&ar=17683921

バアス党が、従来通り、NPF諸政党との選挙協力を決めた(「祖国統一リスト」という名称の候補者名簿を発表した)ため、ある新政党(Tadaamun)は出馬を断念した。「バアス党がどことも選挙協力しないか、全ての政党と選挙協力するか、いずれかでなければ、勝てるはずがない」。しかし、そのように考えない別政党もある。
http://www.syriandays.com/?page=show_det&select_page=66&id=31262
http://backupurl.com/xqtp4l

・・・日頃の政治活動をしないでおいて、いきなり選挙で勝とうと思うところに無理がある。

ダルアーで、「祖国統一リスト」の立候補者が暗殺された。
http://www.sana.sy/ara/2/2012/05/01/416215.htm

事故を起こしたバス運転手は中国人移民

会社名、社長さんのお名前、事故を起こした運転手の名前の3つが、変わった名前だったので、日本人かどうか実は疑っていたのだが、運転手が元・中国人の帰化人であることがわかった。



関越道バス事故:逮捕の運転手 バス運行歴は4年
毎日新聞 2012年05月01日 21時30分(最終更新 05月01日 22時57分)

 群馬県警によると、自動車運転過失致死傷容疑で逮捕された河野化山(こうの・かざん)容疑者(43)は元中国籍で93年12月に来日、94年に日本国籍を取得したと供述している。通常の日常会話はできるが、難しい日本語は理解できないといい、取り調べは中国語通訳を通じて行っている。中国残留孤児の家族という情報もある。

 住民基本台帳上の自宅は千葉市中央区の住宅街にある。3階建ての1、2階は中国料理店。だが県警によると、現在の居住実態は不明。近所の女性は「あいさつをしてくれておとなしい人だった」と話す。

 この女性らによると、以前は妻が料理店を切り盛りしていた。だが現在は店を賃貸しているとみられるという。

 同店と取引がある千葉県内の男性によると、河野容疑者は自身の職業を「バスを所有し旅行会社も経営しているオーナー」と説明していた。この男性は事故後初めて「バスの運転手」との報道に接し、驚いたという。

 河野容疑者が勤めるバス運行会社「陸援隊」の針生裕美秀(はりう・ゆみひで)社長によると、バス運行歴は約4年。河野容疑者を知る千葉県内の別のバス会社社長は「陸援隊は普段は近距離の輸送が多かったはずで、バスの稼働率も高いように見えなかった。長距離や夜行バスの運転に慣れていなかったのではないか」と話した。

 河野容疑者は1日午後4時5分、入院していた前橋市の前橋赤十字病院内で逮捕された。フードを深くかぶり、夜間休日出入り口から出て県警のワゴン車に乗った。捜査本部のある高速隊庁舎には同4時55分ごろに到着。両脇を捜査員に挟まれ、うつむいたまま庁舎に入った。

シリアの食料品価格がサウジ並みに

家族5人分の1ヶ月分の食費を、2012年4月と1年前で、シリポン・ベースで比較すると、サウジの物価とほぼ同じ。(米ドルに換算すると200ドル前後だが、シリポン・ベースでは42%値上がりした。)

一方、最低賃金は、シリア(9850シリポン=140ドル)はサウジ(36,000シリポン)の27%。
(http://aliqtisadi.com/) http://goo.gl/kO3jS
http://backupurl.com/btnocy

・・・アサド大統領がやりくりして、周辺諸国より安い生活費を実現していたのに、外国スパイにそそのかされ騒ぎを起こしたために、ガラス細工の経済運営が崩れてしまいました。今頃ありがたみに気付いても、もう遅い。

トルコ国家安保会議:シリアに安保理決議の完全履行を呼びかけ

トルコ政府は、政治と軍のトップが出席する国家安全保障会議(MGK)を開き、シリアとイラク(クルド含む)の問題について協議した。シリアについては、国連安保理決議の完全履行を呼びかけた。

4月30日付記事。
http://www.todayszaman.com/news-279080-.html
http://backupurl.com/j5uwif

・・・政府が、今後も安保理決議の履行を邪魔するため、テロリストを潜入させ続けます、とは発表できないから、このように表現するしかない。

トルコ:南東部の県が、アレヴィー派礼拝所建設に補助金支出

Şanlıurfaサンルウルファ県知事は4月29日、県庁を通じて上げられたアレヴィー派礼拝所の建設費補助申請を、認可した。金額は7万トルコ・リラ(約318万円)。2096m2(45.7m四方)の敷地に、葬儀場、礼拝所、ゲストハウス、キッチン、会議室を建設するのに使われる。

全国で、多くの申請が提出されているが、その大部分は却下されている。アレヴィー派は、宗教問題局に対し、同派に補助がないのはおかしいと申し入れしてきた。

トルコ総人口は約7500万人。アレヴィー派人口は推定600万~1500万人(8~20%)。アレヴィー派指導者の一部は、3000万人(40%)と主張している。
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4月30日。
http://www.todayszaman.com/news-279029-sanliurfa-governor-approves-financial-aid-for-building-of-cemevi.html
http://backupurl.com/swkhed

トルコ:シリアからPKKテロリスト4人が潜入、逮捕

先週末(4月28~29日)、Şanlıurfaサンルウルファ県、対シリア国境のAkçakaleアクチャカレ(ラッカから真北へ60km、トルコ側の町)で、憲兵隊が、シリア北部のキャンプで爆弾の訓練を受けたPKK所属テロリスト4人を逮捕した。

当局は、シリアの政治的混乱に乗じて、PKKがシリア北部で活動を活発化させており、今後、潜入事件が続くのではないかと懸念している。

トルコのある専門家は、PKKだけを理由に、トルコ軍がシリア領内にバファー・ゾーンを設置するのは無理があり、国際社会と協調して行動する必要があると指摘する。

4月30日付け記事。
http://www.todayszaman.com/news-279081-pkk-terrorists-captured-after-entering-turkey-from-syria.html
http://backupurl.com/dex6s8

トルコ:シリア危機で損害を被った会社に納税猶予

トルコ経済省は、野党MHP議員からの質問に対し、シリア危機で影響を受けたトルコ企業に対する救済措置として、貿易関係が正常化するまで、納税を猶予すると返答した。本措置は、該当期間前の滞納分には関係しない。トルコ財務省は、リビアとシリアを「政治的に危険な国」に分類し、企業に支払い猶予を認めている。

経済省のシリア監視局(Syria Watch Unit)に申請したトルコ企業は3月30日現在、136社あり、うち9社は治安問題、127社は貿易関係の問題を抱えている。

シリアに輸出したトルコ企業は、2011年には3269社あったが、2012年1~2月期には538社まで減った。シリアから輸入したトルコ企業は、2011年には644社あったが、2012年1~2月期には108社だった。トルコの対シリア投資累積額は、約10億ドル。

交易でシリア・ルートが使えない問題について、トルコは最近、エジプトとRo-Ro船契約を結び、その第1便が4月28日(土)、エジプトのアレキサンドリア港に到着した。トラック23台で、サウジ向け食品を出荷した。前の記事

4月29日付け記事。
http://www.todayszaman.com/news-278976-govt-defers-tax-payments-for-firms-hit-by-syrian-crisis.html
http://backupurl.com/u99gyb