シリア:レバノン巡礼団の人質事件 5月26~29日

前回報告の範囲では、人質はすぐに釈放されることになっていたはずだが、実際には釈放されず、交渉が長引いている。取りあえずテキトーにまとめておいた.。



5月26日付けの記事。
フランスのシオニストBernard Henri Levyベルナール・アンリ・レヴィ(BHL)が、フランスとレバノンの情報部の支援を受け、シリア・ホムス県に潜入していた。BHLのシリア潜入と、アレッポ県で起きたレバノン誘拐事件は、無関係ではない。
(al-Baath Media) http://goo.gl/UkZJt
http://megalodon.jp/2012-0528-0017-59/goo.gl/UkZJt

レバノンのLBC(テレビ)は、レバノン公式筋の話として、(トルコに隠れていると先に報じられた)誘拐犯が、まだシリア領内にいると報じた。誘拐犯は、リビア船の積み荷である重火器の引き渡し、シリア政府に逮捕された自由シリア軍の戦闘員たちの釈放を要求している。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=94d897576c4ccbdcaaebcbd9f6f5aa98&ar=201304652

人質問題について協議するため、レバノン首相がトルコを訪問する。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=ed9b29c1fcfe46f6c71cf683a476f181&ar=735693618
レバノン首相のトルコ訪問が延期された。人質解放交渉を、今しばらく注視する。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=6cbda6749cc5efa7557ee5a7c5996ddd&ar=520224822

レバノンの退役軍人で、戦略家の肩書きで親シリアのコメントをしている評論家Amin Hutaitアミーン・フタイト氏が、Russia Todayに語る。レバノン人巡礼団は、トルコからシリアに入って数キロの地点で誘拐された。トルコ情報部の犯行で、人質はすぐにトルコ領内に連れて行かれた。トルコ外相が、公式ルートで人質釈放をレバノン政府に伝達したのに、土壇場で釈放しないことになった。一連の活動に資金提供をしているカタールと、労力を提供しているトルコ、その他の諸勢力の間で、コーディネートが取れておらず、めちゃくちゃ。・・・などと酷評。
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/586070/
(al-Baath Media) http://goo.gl/zauPv
http://megalodon.jp/2012-0528-0730-43/goo.gl/zauPv

5月27日付け記事。
取りあえずのお手軽まとめ記事。
http://www.dailystar.com.lb/News/Middle-East/2012/May-27/174746-little-known-syrian-opposition-party-denies-kidnapping-lebanese.ashx

見出しは「サアド・アル・ハリーリーが誘拐を命令」(しかし、文章にアル・ハリーリーは登場しない)。シリアの対トルコ国境近くで逮捕された誘拐犯の1人が、自白をした。レバノン国会議員Uqab Saqrが誘拐を計画し、犯行グループにお金を渡し、人質をトルコ領へ連れ去るよう命じた。また犯行の真実を隠すため、人質を殺害することを企てた。トルコ外相は、トルコ領内に誘拐犯と人質はいないと発言。
http://www.presstv.ir/detail/2012/05/27/243372/hariri-behind-syria-pilgrims-abduction/

人質釈放交渉の仲介役をしているシリア解放党事務局長が、レバノンのテレビ局に語った話。人質は、トルコ・シリア国境のトルコ側にいる。恐らく、ヒズボラのナスラッラー師の発言に、誘拐犯が態度を硬化させ、釈放が遅れた。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=5b56ab015085defd685ae436918d4130&ar=851871934

トルコ外務省スポークスマン。レバノン人人質は無事である。トルコ領内にはいない。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=9e80ab23291f48659fe2c60565cfd61a&ar=827824569

Russia Todayが、人質殺害の情報があると報じた。SNC議長は、本件について情報をあまり持っていない、人質釈放を求めると発言。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=a92351bffce56440a2b61fef904202a0&ar=262660194

5月28日付け記事。
レバノン外相は、アラブ連盟事務総長に電話をかけ、人質問題解決のためアラブ連盟が介入してほしいと要請。
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/586188/

人質は、シリア政府が逮捕している反政府活動家の釈放を要求。人質にヒズボラのメンバーが含まれるとの情報を、ヒズボラが否定。まとめ記事。
http://www.dailystar.com.lb/News/Politics/2012/May-28/174833-syrian-rebels-make-demands-for-hostages-release.ashx

ロンドン紙al-Quds al-Arabiからの転載。誘拐は、トルコ国境からシリア領に2km入った地点で発生した。シリア治安部隊と衝突が発生し、治安隊員1人が死亡、数人が負傷した。地域一帯には部隊が配置され、誘拐犯は、軍の検問所を恐れている。クルドのPKKも、人手を出して警戒に当たっている。人質は、密入国ルートを通じて直ちにトルコ領へ連れ去られ、シリア領にはいない。しかしトルコ外務省は、彼らはトルコ領にいないと発表している。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=6fa859f51cface5022a4b3dc0f2ccba8&ar=130276631

レバノン国会議長Barriバッリーが、レバノン紙に語った内容。人質は全員健康である。折衝が続いている。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=0af2ca3f00c18ea9bcd43cbc2c8a9b5e&ar=200871675

前日Russia Todayが伝えた「人質殺害」の報道は、嘘。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=384dfe9bc6962a35bcd272f2e4c79218&h=%CD%E1%C8&ar=903505073

5月29日付け記事。
人質釈放交渉は、2日前から止まっている。トルコ(にいるシリア?)反体制派筋によると、誘拐犯は、人質をアレッポ県から、イドリブ県Khurbah al-Jauzフルバトゥッジョーズ村(ジスルッシュグールから西方向か北方向かわからないが、トルコ国境手前の村)へ移動させたいと考えている。アル・ハウレ虐殺事件が、交渉に影響している。

ロンドン紙al-Sharq al-Awsatの情報筋は、誘拐犯は、シリア・トルコ国境地帯で活動する武装過激集団であり、自由シリア軍とは無関係であると語った。
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/586274/

サアド・アル・ハリーリーは、サウジから要請を受け、誘拐犯との接触を停止した。ナスラッラー発言と、シリアの軍事行動が、釈放の阻害要因であると説明されている。人質は無事である。

駐レバノン・イラン大使は、同じ日に誘拐されたイラン人トラック運転手3人の釈放について、トルコを含む地域の全ての関係者と接触をしていると語る。

レバノンの民間人権団体事務局長は、レバノン人人質はトルコ領内にいると語る。

ヒズボラ諮問評議員は、誘拐事件は、改革・自由なのか?釈放交渉に、なぜサウジとトルコが関与するのか。わからないことだらけだ、と語る。

レバノン首相は、陸路の巡礼を当面禁止と発表。

FSAのアル・アスアド、ムスリム同胞団、トルコ情報部の間を取り持っている人物が昨日、レバノンのal-Jadidアル・ジャディードTV語ったところによると、全人質は、誘拐された翌日以降トルコ領内にいる。まずアアザーズの西3kmにある村に連れて行かれ、そこから国境を越えてトルコ・キリス市の国境近くにあるトルコ情報部の事務所へ搬送された。人質は誘拐犯の管理下にある。ヒズボラと誘拐犯の間の交渉は現在、白熱しており、トルコ情報部は驚いている。
http://www.shukumaku.com/Content.php?id=47220
http://backupurl.com/lft2hb

誘拐犯と人質の仲介をしているシリア解放党によると、誘拐犯は、ヒズボラに対し、アル・ハウレ虐殺事件に関してシリア政府非難の声明を発表するよう求めている。声明を出すまで交渉は中断される、と語った。ヒズボラは事件を非難したが、シリア政府は非難しなかった
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=49605ba7198db94d0b0c026c3fab1956&h=%CD%E1%C8&ar=690150128



・・・最後の記事のような内容を要求してみたところで、シリアもヒズボラも基本姿勢を変えないから、誘拐犯は、疲れるだけで利益のないことをしているなぁという印象。

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