トルコ人映画監督が政府の対シリア陰謀を暴く 避難民はカネ目当て

アンタクヤ出身のトルコ人映画監督Semir Aslanyürekセミル・アスランユレクが、トルコ紙Sol Postalに語った。

【SANAのコピペ記事↓】
シリアで問題が発生する前に、ジスルッシュグールその他からの避難民が数千人も(シリア・)トルコ国境に押し寄せていた事実は、避難民問題が事前に準備されていたことを証明している。

キャンプには政府職員しか出入りできない。避難民たちは、トルコ政府が約束を果たさないので不満である。避難民たちは何を欲しているのか知らず、トルコ政府が支払うと約束した報酬を支払って欲しいと言う(笑)。

自分の目で、20台以上の救急車が避難民キャンプに入るのを目撃した。それらの車には武器が積まれていたと証言する人もいる。

【トルコ語の原文】
多くの避難民と交わしたが、皆同じ反応をした。私が「何が欲しいのか」と聞くと、皆黙りこくってしまう。私の友人は、「何が欲しいのか」ではなく、「いくら欲しいのか」と質問しなければ駄目だと教えてくれた」

シリア人避難民たちにとり、トルコ行きは単にゴールドラッシュだったが、その約束が満たされていないという不満がある。

約束が果たされなかったので、多く(1万5千人くらい)が帰国したが、シリアの女性弁護士(単に法学部卒業生という意味かもしれない)1人は、帰国を許されなかった。

シリアでデモが始まったので、自分もシリア入りして観察したが、デモは小規模だった。黒いニカーブをかぶった女性の集団が「自由が欲しい」と叫んでいたので、「どのような自由が欲しいのか」とインタビューしたら、「黒マントを外したい」と返答した。サウジと違い、シリアでは女性に対する規制が存在しないので、私にはさっぱり意味がわからなかった。(政府ではなく旦那に向かって叫べ、ということですね(笑)。)

トルコ政府は、アフガン難民を4万人もハタイ県に受け入れた。空港近くに、1家族あたり数百m2の土地、建物を政府が用意し、誰がどの2階建てを割り当てられるという会話をしている。前の記事

(ハタイはもともとアレヴィー教徒の人口比率が高い、トルコでも特異な土地柄であり、過疎のハタイ県がスンニー派でイスラム原理主義の)アフガン難民を4万人も受け入れれば、社会政治上のインパクトが大きい。(アレヴィー派である?)自分は、将来シリアへ逃げなければならなくなるかもしれない。

(注:シリア政府は1970~80年代、ホムスや、スンニー派が強いレバノンのトリポリにアラウィー派を政策的に移民させたが、トルコ政府はハタイで同じことをしていると指摘している。ちなみに、ハタイ県には、アサド大統領支持者が多い。)

もちろん、避難民の中には、トルコ政府の約束(カネ)を期待した人、トルコ移民を夢見た人などがいるが、一番大きな要因は、武装集団による脅迫である。事件発生当初、フェースブックとアル・ジャジーラTVは、シリア兵が屋上から無差別に狙撃したと煽り立てたが、これがまず大嘘である。トルコの好戦的なムスリム同胞団が、スナイパー(狙撃手)となり、人々を追いやった。

一言で言うならば、全ては事前に準備されたシナリオ通りに進められたということだ。配役と報酬の話があり、新作映画がリリースされた。販売促進のためのカットや、(ラタキア市南部の時に使われた)艦船の映像(リンク先を「軍艦」で検索)(その23)、(定期的に)ムスリム同胞団が発信するメッセージなどが周到に準備され、順序よく発信された。

しかし、ここで番狂わせが生じた。(米欧中東研究者による予想よりシリア社会の結束が強く、シリアが崩壊しなかったため、宗派対立をあおる目的の)宣伝の出費が予算を超過してしまった(笑)。ハリウッド映画ですら、本編撮影の予算が宣伝費より大きい。

Yayladağıヤイダライ・キャンプでは、例外なく毎日、救急車が20回も出入りしている。私自身がこれを目撃している。救急車は、(国境沿いにある)キャンプとアンタクヤ市を往復している。キャンプ内で喧嘩があり、負傷者が出ているのではない。キャンプ内には200人を超える妊婦がおり、病院で中絶させているのだという噂がもっぱらだ。前の記事

非常に憂慮すべき情報が流れている。多くの人々が、救急車が武器を運搬していると証言している。誰が何の目的で武器を搬入させているのか。もっと悪い噂もある。ハタイで内戦が発生し、社会の一部(アレヴィー派?)が出国を余儀なくされるかもしれない。

私たちには知る権利がある。真相が究明されなければならない。



・・・ということで、これは最近で一番のニュースですね。

エルドアン首相が、キャンプをメディアに開放すると言いながら、開放せず、そのまま音沙汰がなくなっている背景が、よくわかった。難民を真実を語らせ、シリアを困らせてやると息巻いていたが、難民が自由にしゃべったら困るのは、トルコのほうだった。前の記事(リンク先を「camp to the media」で検索)

ハタイとアフガン難民の話も、ハタイにアフガン難民は合わないので、気になって記録を取っておいたのだが、ここでつながった。いやいや面白い。

この映画監督は、いつ暗殺されるのでしょうか。

シリアがアラウィー派を受け入れ、トルコがムスリム同胞団を受け入れるという外交交渉をしてもいいかもしれないが、50万人単位の住民交換は難しいから、普通はできない。



Turkish Director: Presence of Large Numbers of Syrian Refugees in Turkey before Events in Syria Prove Pre-Planned Conspiracy
http://www.sana.sy/eng/337/2011/10/24/377643.htm
Oct 24, 2011 Read original in Turkish (cache)

ANKARA, (SANA) – Turkish Director, Semir Aslanyurek, stressed on Monday that the fact that thousands of people from Jisr al-Shughour and other towns took refuge in the Turkish borders before events outbreak in Syria proves that the refugees' issue has already been prepared.

In an interview with Sol Postal website, Aslanyurek said that he has documented information that prove the Turkish authorities allow only Turkish officials to visit the Syrian refugee camps, while the refugees are not satisfied because of the Turkish unfulfilled promises.

He noted that the refugees do not know what they want, and if they were asked about that, they would answer they only want their wages which the Turkish Government promised to pay.

The director described those people's endeavor to reach the Turkish camps as "rushing for gold", adding that those people did not find there anything they have dreamt of, which is why they decided to come back home; however the Turkish authorities did not allow them to come back.

He stressed that some refugees were forced to go to the Turkish camps by armed terrorist groups, pointing out that what happened is "a scenario written in advance".

Aslanyurek added that he saw in his own eyes more than 20 ambulance vehicles entering the refugee camps in one day, noting the vehicles cannot be used to succor patients or wounded refugees because of a fight.

He stressed that some people said that the vehicles were carrying weapons into the camps.

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