ビザなし渡航のおかげで騒乱を起こし放題 シリア反体制派

記事自体はシリアの話だが、日本にも参考になる。

シリア反体制活動家で、現在米国在住のラドワーン・ズィヤーデの発言。

「シリアで(外国が主導する)反乱が始まったとき、隣国トルコのイスタンブールが安全な避難場所になった。シリア人はトルコへ入国するのにビザを必要としないので、自由に出入りすることができる。もちろん、将来反乱が発生するとわかっていたら、シリア政府は2009年にビザ免除協定を結ばなかった」。

・・・きっと、気が緩んで本音を漏らしてしまったのだろうが、とても示唆に富む発言だ。シリアとトルコは過去何十年と対立関係にあったが、2009年に経済的利益を治安維持より優先させて、ビザ免除協定を締結した結果、今の事態に巻き込まれた(罠にはまった)。

(民間の感情ではなく)政府が「国家の政策」として反日を掲げているような国の国民に、ビザなし渡航を安易に認めると危険であるという、非常によい事例だ。

(注:トルコはここ数年、シリアと関係改善していたが、シリアとイスラエルのどちらを選ぶかといったら、トルコは確実にイスラエルを選ぶので、その意味で、トルコ政府は反シリア政策を破棄していなかった。従って、相手国政府の建前ではなく、本質を見抜くことが重要。)

(注:問題が発生してからビザ免除協定を一方的に破棄すると、国家間で報復合戦に発展し、最後は国力が弱いほうが負ける。相手の条件を良くする交渉は簡単だが、悪くする外交交渉は難しい。一度やってみて、問題が発生したら後で修正すればいいという考えは、危ない。)



Syrian National Council member: We are electing our leadership in İstanbul
http://www.todayszaman.com/news-260061-syrian-national-council-member-we-are-electing-our-leadership-in-istanbul.html
16 October 2011, Sunday / YONCA POYRAZ DOĞAN, İSTANBUL

. . . said Radwan Ziadeh who heads the foreign relations office of the SNC. . .

When the uprising started in Syria, İstanbul became the safe heaven. Since Syrians do not need a visa to come to Turkey, they could freely travel here. Of course, the Syrian regime would not have made the visa-free regime agreement with Turkey [signed in 2009] if it knew that there would be an uprising.

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