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zoom RSS シリア情勢まとめ(外交) 1月13日まで

<<   作成日時 : 2013/01/15 06:00   >>

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国際社会
【ロシア】
ロシアはシリアの化学兵器管理に、直接関与している。Ha'aretz紙1月10日。
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/604596/

トルコ外務次官が1月8日、ロシアを訪問し、Bogdanov外務次官と協議。Anatolia通信は先週、トルコがロシアに新しい提案をすると報じた。同じ人物が来週、米国を訪問する予定。
http://megalodon.jp/2013-0111-0514-12/www.todayszaman.com/news-303565-top-turkish-diplomat-set-for-syria-talks-in-moscow-washington.html
同じ人物が来週、米国を訪問する予定。
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/604499/
ロシア・トルコ外務次官が1月10日、流血を止めるため、ジュネーブ合意の早期適用で合意。
http://news.xinhuanet.com/english/world/2013-01/10/c_132094408.htm

ロシア国防省が1月11日、1月末にシリア沖で実施する軍事演習について声明。1
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/604697/
声明。2
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/604685/
1月11日、シリアへ大型戦車揚陸艦をさらに1隻派遣
http://japanese.ruvr.ru/2013_01_11/100692296/

米ロ・ブラヒミ会談について

ブラヒミが1月9日、BBCに語った。人々が言っていることは、40年の家族支配は長すぎるということだと思う。従って、変化は本当のものでなければならない。私は、アサド大統領が国民の気持ちに抵抗するのではなく、率先して応えることができると思う。アサドは、明らかに暫定政府のメンバーではない。アサド提案は、過去に失敗した提案の繰り返しで、(現行?)より宗派主義的である。・・・など。
http://www.dailystar.com.lb/News/Middle-East/2013/Jan-10/201607-brahimi-hints-its-time-for-assad-to-go.ashx
ブラヒミは1月9日、口が滑ったと釈明。
http://www.aljazeera.com/news/middleeast/2013/01/20131922372247765.html

シリア外務省は1月10日、ブラヒミ発言について声明発表。任務を逸脱した発言はおかしい。(外国人が)シリア国民の名で物事を語ることはできない。(記事前半)
http://www.sana-syria.com/eng/21/2013/01/10/461212.htm
元駐サウジ・ロシア大使が1月10日、ブラヒミを批判。暫定期間中のアサドの役割について、ブラヒミ発言は、安保理重要メンバーであるロシア、中国その他の意向を反映していない。結論を急がず、本来の調停任務に専念すべき。
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/604633/

1月11日、ジュネーブで米ロ・ブラヒミ会談。会談後のブラヒミの話。軍事解決はないことで合意。
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/604722/
進展はなかった。
http://www.dailystar.com.lb/News/Middle-East/2013/Jan-11/201873-brahimi-all-sides-stress-for-political-not-military-solution-to-syria-crisis.ashx
1月12日、米ロ・ブラヒミ会談後に、ロシア外務省が声明発表。ジュネーブ合意遵守、外圧なしでシリア人が決める、国際法遵守が原則。ブラヒミの活動を支持。全てのコミュニティーが、シリア国内と、立法において平等が保証されなければならない
(↑突然ロシアが新しい条件を持ち出した。平等の定義が問題になる。宗派主義的な議席割り当て数という意味なのか、少数派が拒否権を持つという意味なのか、何なのか。)
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/604779/
国連事務総長の1月12日発言。米ロ・ブラヒミ会談で進展があったと聞き、嬉しい。(←具体的なことは不明。)
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/604771/
ロシア外相の1月13日の話。アサド退陣という前提条件は、達成不能。
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/604903/

(バアス党筋の話)
米国が対シリア戦で設定している条件は、(1)世界大戦は不可、(2)アフガン化、ソマリア化(=混沌とした状態)は不可(=アサドだけ排除し、統治機構を残しつつ、すみやかに新体制に移行する)、(3)アル・カーイダ跋扈は不可。

シリア叩きは世界大戦につながるから、軍事解決はない。

政治解決については、アサド大統領の同意が必須だ(=米国は、非現実的なアサド退陣要求を取り下げなければならない)。

アサド提案では、軍事介入を叫び、外国政府とつながった反体制派を切り捨てているので、政府と反体制派海外組との対話は、現実的でない。アサド提案は、もっと広範な対話を想定している。前の記事

ロシアは、排除される反体制派海外組が、(ブラヒミなり第三国の外交官を通じて)シリア政府と間接対話する参加方法があると提案し、米国とブラヒミが興味を示した。
(注:シリアの政治対話に、外交官はオブザーバーとして参加し、発言することができるが、採決に参加することはできない)。

暴力停止とは、諸外国がテロ支援を止めることである。シリア政府には関係ないこと。前の記事(リンク先の冒頭の下線部)

国民対話→選挙→組閣→新憲法制定は、スケジュールを逆算して決まった既定路線。3月末までにテロ撲滅したら、国連(停戦?)監視団、独立の選挙監視団、国民対話への外国オブザーバー参加などが予定されている。
(バアス党筋おわり)

(米ロ・ブラヒミ会談の話題おわり)

1月11日。シリア反体制派が、ロシア人、ウクライナ人、ベラルーシ人を雇い、ロシア人傭兵がシリア政府軍を助けているとする捏造動画を、トルコとヨルダンで撮影し、(ネットにアップ?)しようとしている、とロシア軍事・外交筋が批判。
http://english.ruvr.ru/2013_01_11/Provocation-against-Russia-being-prepared-in-Syria/

(注:シリアに、カタールのガス・パイプラインが通り、EUが、ロシア産ガスとカタール産ガスを天秤にかけて価格交渉するようになったら、ロシアは大変な収入減に見舞われるので、必死。親分であるロシアのため、シリアが体を張って踏ん張っている。とにかく何をしてでも動きをブロックすれば、それがシリアにとっての勝利。ブロックしすぎて、国土が随分荒廃してしまったが、それは子分の宿命というもの。)



【国連】
WFP 1月8日の発表。食糧支援を必要とする人250万人、飢餓100万人。治安が悪く、スタッフをHoms, Aleppo, Tartousから引き上げており、支援を必要とする人に届けることができない。
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/604422/

1月6日、UNHCR登録の避難民数。トルコ150,906人、レバノン135,361人、ヨルダン128,628人、イラク69,048人、エジプト13,192人、北アフリカ5,059人、合計597,240人。
http://data.unhcr.org/syrianrefugees/regional.php
1月10日、UNHCR登録避難民数612,134人。12月11日509,550人と比較して、102,584人増えた。Jordan 176,600, Lebanon 200,000, Turkey 153,000, Iraq 69,000, Egypt 13,000, North Africa 5,000以上。ヨルダン政府は28万人としている。
http://www.dailystar.com.lb/News/Middle-East/2013/Jan-11/201841-syrian-refugee-numbers-soar-by-100000-un.ashx

UNHRC 1月9日。OHCHRが回答:3社の中からBenetechを選んだ。公開入札ではない。・・・回答を得られたことは結構だが、事前の説明と異なる。前の記事
http://www.innercitypress.com/ohchr5benetech010913.html

【米国】
1月11日、米国の2012年対シリア人道支援の総額は210milドル。
http://en.rian.ru/world/20130111/178703769/US_Provided_Syria_Humanitarian_Aid.html

国防長官の1月12日発言。もしアサド体制が平和的移行に合意するならば、ペンタゴンは(化学兵器を管理する?撤去する?)部隊を派遣することができる。シリアに地上軍を派遣することはない。
http://www.dailystar.com.lb/News/Middle-East/2013/Jan-12/201894-us-willing-to-help-damascus-secure-wmd.ashx

【フランス】
パリで1月10日、PKKの女性活動家3人が暗殺された。PKKの共同設立者を含む。
http://rt.com/news/kurdish-women-killed-paris-683/
トルコ首相の1月11日発言。PKKの幹部3人暗殺事件は、内部の粛正かもしれない。トルコとの和平交渉を快く思っていないグループが、内部にいる。
http://megalodon.jp/2013-0112-0241-03/www.todayszaman.com/news-303715-erdogan-evidence-suggests-paris-killings-could-be-inside-job.html
クルド人活動家暗殺事件に関するまとめ記事。The Guardian 1月11日付け。
http://megalodon.jp/2013-0115-0127-02/www.guardian.co.uk/world/2013/jan/10/kurdish-activists-assassination-peace-talks
1月12日。暗殺事件について、PKKが早期真相究明を要求。トルコは、フランス大統領と暗殺されたPKK幹部との定期会合について説明を求める。
http://rt.com/news/kurdish-turkey-protest-hollande-861/



周辺諸国
【GCC】
サウジ情報部がJabhah al-Nusrahを作った。レバノンに後方支部隊がいる。フランスIntelligence Onlineの1月11日付け記事。
http://www.sana-syria.com/ara/191/2013/01/11/461317.htm

UAE Dubai警察庁長官の1月9日発言。GCCがムスリム同胞団を受け入れたのは、認識不足による大きな過ちだった。今では、政府・社会のあちこちに分子が入り込んでしまった。
http://topnews-nasserkandil.com/topnews/share.php?sms_id=36126
同日、Dubai警察庁長官の話。UAEの過激派細胞は、Yemenのアル・カーイダと関係がある。
http://www.dailystar.com.lb/News/Middle-East/2013/Jan-09/201505-uae-militant-cell-linked-to-yemens-al-qaeda-police-chief.ashx
UAEが逮捕した60人以上の同胞団関係者に資金提供していたのは、クウェート人。クウェート首長がclosed meetingで議員たちに明かした、とクウェート紙が1月11日報道。
http://www.dailystar.com.lb/News/Middle-East/2013/Jan-11/201870-kuwaitis-financed-brotherhood-members-held-in-uae-media.ashx
Dubai警察庁長官の1月12日発言。逮捕した同胞団分子は、紙幣偽造をしていた・・・など。

【イラン】
12月28日から1月2日まで海軍軍事演習。
http://www.presstv.ir/detail/2012/12/30/280834/iran-drills-held-to-counter-enemies/

1月6日、シリアとバーター貿易の枠組みで合意。シリア側は貯蔵販売公社。イラン側はSafir Nour社が窓口になる。輸出側が経費負担する。ユーロ建て。文書の言語はアラビア語。
http://megalodon.jp/2013-0107-1611-02/www.alwatan.sy/dindex.php?idn=131721

駐レバノン・イラン大使の1月6日発言。シリアにおける軍事衝突は、膠着状態に達した。イランの6項目提案に注目するよう呼びかけ。
http://news.xinhuanet.com/english/world/2013-01/07/c_132084432.htm

1月9日。イランは、イラク向けに天然ガス輸出を2013年3月までに開始できる予定。パイプライン建設。
http://www.presstv.ir/detail/2013/01/09/282649/iran-plans-iraq-syria-gas-pipeline/

イラン副大統領1月8日の発言。実験用核融合発電施設の建設を開始。
http://goo.gl/DMXN7

1月13日。EU諸国は、寒波を受け、直接・間接にイラン産原油の購入を求めている。そのため数倍の料金を支払う。
http://goo.gl/hI70C
06 Iran0113 制裁があっても石油輸出に問題なし。石油省報道官の話。
http://english.irib.ir/news/economy/item/104988-no-problem-in-selling-oil-iran
(注:これは本日最大のニュース。どうりで最近イランが強気だと思った(笑)。世の中は米国の思い通りに動かないのであった。)

石油大臣の1月13日発言。経済制裁が続くなら、石油産業に必要な機材を国産する。

【イラク】
イラク政府は1月11日、南部の石油開発鉱区を、トルコ企業から取り上げ、クウェート社に与えた。
http://megalodon.jp/2013-0112-0359-18/www.hurriyetdailynews.com/kuwaiti-firm-replaces-turkey-in-iraqi-field.aspx?pageID=238&nID=38825&NewsCatID=348

【レバノン】
1月5日、トルコから、衛星通信できる通信機3台を持ち込もうとしたシリア人を、ベイルート空港で逮捕。
1月8日、トルコから通信機3台を持ち込もうとしたNCSORF所属のシリア人を、当局が釈放。
http://www.dailystar.com.lb/News/Politics/2013/Jan-08/201375-lebanon-releases-member-of-national-syrian-coalition.ashx

1月5日発表。レバノン大統領が1月22〜23日、ロシアを訪問する。ロシア正教総主教の招待だが、プーチン大統領とも会談する。ロシアに武器支援を要請する。
http://www.dailystar.com.lb/News/Politics/2013/Jan-05/201015-soliciting-russian-military-aid-on-sleiman-agenda.ashx

レバノン内相が1月5日、al-Safirに語った。レバノンの辺境地に、シリア反体制派に属する武装テロ集団を訓練するキャンプがある。トルコとヨルダンは、シリア・パレスチナ人が、レバノン経由で入国することを禁じた。(シリア避難民増加が原因で)窃盗・殺人が50〜60%増えた。
http://www.sana-syria.com/ara/3/2013/01/05/460325.htm

マロン派総司教が1月6日、武器は政府軍に限定されるべき、と発言。ヒズボラの件。
http://www.dailystar.com.lb/News/Politics/2013/Jan-06/201106-rai-says-arms-should-be-limited-to-the-state.ashx
マロン派司教会議が1月9日、シリア人とパレスチナ人避難民の急増に懸念表明。
http://www.dailystar.com.lb/News/Politics/2013/Jan-09/201502-maronite-bishops-reiterate-call-for-new-cabinet.ashx

1月7日、米国から兵員輸送車200台、ヘリコプター2機などの引き渡しを受ける。
http://www.dailystar.com.lb/News/Local-News/2013/Jan-07/201181-us-gives-lebanon-200-armored-vehicles.ashx

1月9日。UAEの不動産王Habtoorが、レバノンの5ツ星ホテルとショッピング・モールを売却する意向であることを、経済誌The Arabian Businessに明らかにした。レバノンの政治・経済情勢が悪いため、この先数年間は、直接投資が落ち込む恐れがある。
http://www.dailystar.com.lb/Business/Lebanon/2013/Jan-09/201401-habtoor-considers-selling-assets-in-lebanon.ashx

Cyprus大統領が1月10日、レバノン訪問。EEZの境界線問題について協力することで合意。海底天然ガス田開発。
http://www.dailystar.com.lb/News/Politics/2013/Jan-10/201655-cyprus-lebanon-sign-bilateral-agreements.ashx

1月11日、テロ行為関与の多国籍集団530人を、当局が逮捕。
http://www.youtube.com/watch?v=8EQ5w8sbEk4

シリアから逃げてきたパレスチナ人避難民が約20,500人いる。シリア危機のパレスチナ人死者数885人。Hamasの1月12日発表。
http://www.dailystar.com.lb/News/Local-News/2013/Jan-12/201943-over-20000-palestinians-from-syria-remain-in-lebanon-hamas.ashx

1月12日。ベイルート港が好調。コンテナの年間取扱量は40万〜45万個を想定しているが、2年連続で100万個を超えた。シリア危機の影響で、本来ならばシリアの港で取り扱うべき貨物が、ベイルートに回ってきた。ベイルート港からの輸出も、2012年に27%増加。拡張工事が進められている。
http://www.dailystar.com.lb/Business/Lebanon/2013/Jan-12/201926-beirut-port-expansion-ongoing-as-syria-conflict-redirects-trade.ashx

【トルコ】
1月7日。避難民数152,051人。キャンプは5 in Hatay, 2 in Sanliurfa, 3 in Gaziantep, 1 in Osmaniye, 1 in Kahramanmaras, 1 in Adiyaman, 1 container city in Kilis。
http://news.xinhuanet.com/english/world/2013-01/07/c_132086715.htm

1月8日発表。避難民が、キャンプ代表を選ぶ選挙を1月17日に実施する。
http://megalodon.jp/2013-0115-0205-11/www.todayszaman.com/news-303454-syrian-refugees-in-turkish-camp-to-vote-in-taste-of-democracy.html

1月9日。トルコが、LNG輸入を増やす計画。カタールと長期契約を結ぶ。可能であれば米国からも買う。ガスの対ロシア・イラン依存度を下げる
http://megalodon.jp/2013-0111-0514-09/www.todayszaman.com/news-303537-.html

1月9日。PKKとの和平交渉のロードマップ。
http://megalodon.jp/2013-0111-0513-45/www.todayszaman.com/news-303508-.html

トルコは、アサドが残留する暫定政府を受け入れなければならないかもしれない。ロシアがスタンスを変えないから。元外相でシンクタンク理事長の1月11日の話。
http://megalodon.jp/2013-0112-0228-38/www.todayszaman.com/news-303794-.html

1月12日。イドリブ県北Haarimの住民によると、トルコ政府は、対シリア国境を一時的に閉鎖。トルコが応援していたタウヒード旅団が一時期の影響力を失い、Jabhah al-NusrahがBab al-Hawaa検問所で、「シリア・イスラム国」のハンコを押している。国境の南側に、ターリバーンのような地域ができ、世俗トルコを背信として攻撃し始めることを恐れているのではないか。シリアal-Watan紙。
http://megalodon.jp/2013-0114-0206-38/www.alwatan.sy/dindex.php?idn=131947
(注:もしこの情報が事実であれば、トルコが、シリア政府からの国境封鎖要求に応えた動きとして、興味深い。ゲリラ掃討の動きが加速されることにつながる。外交交渉がどんどん動いている。前の記事

1月13日付けAsharq al-Awsat紙。トルコ国内にいるシリア避難民と、シリア国内のゲリラ支配地区を統括する施政官(Wali)を任命。Gaziantepに駐在。(注:取りあえず援助物資を配布するだけと発言しているようだが、言動によっては立派な内政干渉に発展しうる。)
http://megalodon.jp/2013-0114-0151-42/www.aawsat.com/details.asp?section=1&issueno=12465&article=712811
http://megalodon.jp/2013-0114-0151-34/www.aawsat.com/details.asp?section=4&article=712849&issueno=12465

シリア危機のトルコ経済への影響。1月13日付けToday's Zaman記事。
生産能力を(トルコによって)破壊されたシリアは、今や基礎物資に至るまで、トルコのハタイとガジアンテプから輸入しなければならない。両県のいくつかの工場は、反体制派が支配するシリア国内の地域向けだけのために生産している。

(注:シリアの政治解説者も、アレッポ県で壊す対象の工場が無くなったと語っている。)

ハタイに避難してきているシリア人富裕層が、トルコの銀行に預けている金額は、15億ドルを超える。

ハタイ商工会議所(BİRSİAD)会頭は、次のように語る。運輸業と観光業が問題に直面しているものの、トルコ人とシリア人の距離が、今ほど近づいたことはなかった。危機が終われば、シリアの復興事業は、トルコの建設業にとり大変有望である。シリア人富裕層は、全預金をハタイに持ち込んでいる。

アンタクヤのバザールの有力商人の一人も、そのような意見に同調する。時折ハタイでデモをして叫んでいる商店主を気にする必要はない。彼らのビジネスはうまくいっている。政治的、思想的理由でデモをしているだけだ。

地主と不動産業も、避難民流入のおかげで潤っている。国境沿いReyhanlıレイハイルでは、家賃が1000トルコ・リラ(5万円)以上になった。しかも、シリア人富裕層は、1年分を前払いする。

シリアの良質の労働者が、国境沿いの県に流入した。中には、医師やエンジニアまで含まれる。国境沿いのトルコ人は、アラビア語を理解するため、言語の問題はない。トルコ企業にとり、シリア人労働者は、重要な代替労働力供給源になった。

シリア反体制派は、医療サプライの全てをハタイ県から入手している。ある医療サプライ会社は、シリア危機が始まってから、売上が30%増えた。外科用サプライからベビーフード、ドリンク剤に至るまで、何でも売れる。

従って、シリア危機が国境沿いの県の経済に悪影響を与えているとするプロパガンダに反し、実際には好影響を与えている。しかし、ハタイ県民は、事情はどうであれ、危機が終わることを望んでおり、平和に交流したいと語る。

悪影響を受けている分野は、輸出業者、運送業者、トラック運転手である。レバノン、ヨルダン、サウジ、UAE、イエメン向けに、陸路で輸出することは、最早できない。ハタイの輸出業者は、中東以外の市場を探しているという。その被害額は、2億ドルに達した。

Cilvegözüジルヴェギョズュ(バーブル・ハワーのトルコ側)検問所を通過した車両数は、2011年7月には1万5千台だったのに、2012年7月には3023台に激減した。2012年8月にはわずか30台だった。

2011年7月にハタイ県を訪れた観光客数(大半はシリア人)は28万人だったが、2012年7月には5万5千人だった。

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I got a big shock...あんなに美しい、アンタルヤを横切り流れる川を想い泣きそうです。皆様! 全く姿を隠し操る利益集団に気付いて! 真の支配者達。次の目標は東アジアだから。つまり、Chinaの台頭、そして日本と起こる予定された対決。結末は、Chinese Communists control all over the Asia! これが妄想と想う人はいきられないでしょう。現実回避は自殺行為だから。
ショックショック
2013/01/17 20:16

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