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決裂したアサド・ブラヒミ会談の重要性

2012/12/31 04:42
バアス党筋から面白い情報が回ってきたので、紹介する。一部“はったり”という感じがする情報が含まれている気もするが、事実と確認できる情報と付合している話も含まれており、頭ごなしに否定できない気がしている。

少なくとも、対米交渉、ブラヒミとの会談に臨むシリア政府の姿勢について、公式に報道されているスタンスと、以下の情報に書かれている内容は一致しているので、シリア政府の思考回路を知る一助にはなる。

また、米欧の主要メディアが、「ロシアがスタンスを変えた」という捏造情報を執拗に流す背景も、外交の裏舞台でこのような交渉をしているのであれば、理解できる。

ほかにも、体制内部にいる人たちの間では、「苦しいからと言って屈服するようでは、日本になる(=敗戦国の辱めを受ける)ぞ。苦しいときこそ、踏ん張り時だ。本当の戦いは、今から始まる。スターリニングラードの戦いだ」という、士気を鼓舞するメッセージが回覧されたりしている。

アレッポが、スターリニングラードに例えられている。妙なところで、悪い意味で、日本が引用されている。



決裂したアサド・ブラヒミ会談の重要性は、ジュネーブ合意を変更せよ、アサドは退陣せよという米国陣営の要求を、シリアという小さな国が拒否し、逆にシリアが米国に要求を突きつけた点にある。

国際政治のレベルでは、ソ連崩壊以降、長らく米国の言いなりになってきたロシアが復活し、米国に遠慮せず、独自の利益を主張し始めた。米欧の凋落と、中露の台頭が示された。

ロシアは、対シリア軍事介入阻止を決意した。ラブロフ外相は、米欧に対し、シリア軍は強く、NATOは軍事介入の準備ができていないと指摘した。仮に介入するならば、シリア軍は、彼らを打ち負かすことができると伝えた。

ロシアがシリア軍にてこ入れ
最新の防空システム、イスカンダル・ミサイルヨーロッパの大半が射程に入る中距離ミサイルを供与した。

(↑3番目は初めて見る情報で、これが本当なら、知らぬ間に軍事バランスが大きく変わっていたことになる。イスラエルが騒いでいないので、はったりという感じもしなくはないが。)

ロシア艦隊は、地中海で、武器と戦闘員のトルコへの流入を阻止し始めた

ロシアが提示する条件
プーチン大統領は、欧州指導者に対し、次のように伝えた。シリア危機は地域全体に影響を及ぼすため、ロシアの利益に反する。従って、シリア危機が解決するまで、欧州と戦略的な協定に調印することはできない。

ロシアは、EUの金融危機救済のため、4000億ドルの投資を約束している。中国は、8000億ドルの約束をしている。ロシアは、トルコに対し、貿易額を1000億ドルまで拡大すると約束している。しかし、これらは全て、ロシアの要求が受け入れられた場合に限られる

(注:平たく言えば、1兆2000億円が欲しかったら、EUはロシアの言うことを聞け、ということか?)

米欧は今、経済危機に直面している。ホワイトハウスでは、新年早々、職員への給与支払いが困難になる。欧州も、債務問題にあえいでいる。

シリア軍指導部は、最終決戦に備えている。12万の兵力とあらゆる兵器を動員し、3月までにテロリストを一掃する予定である。

シリアが提示する条件
シリアは、殺人犯とは交渉しない。(注:過去と現在のムスリム同胞団を排除。)
シリアは、離反者とは交渉しない。(注:リヤード・ヒジャーブ、マナーフ・タラースなどを排除。)
正規軍と武装集団を対等の要素として扱った議論は、相手にしない。

ロシアは現在、シリアが提示した条件について、米国と交渉している。ロシアが条件を提示し、米国がそれに従うことが求められている

シリア、イラク、イランの姿勢は堅固で、外国介入を許さない。

中国が提示する条件
ロシアが提示する条件に加え、
中国は、東アフリカと南アジアで利権を獲得する。

米国が提示する条件
ロシアがヨーロッパの安保に関与することは、許されない。
イスラエルの安保は、米国の安保の一部である。
湾岸アラブの体制を、力で変革しない。

解決の方向性
大シリアが復活する。総選挙が行われる。アサド大統領が再選される。

イランとエジプトの、地域政治における地位に変化なし。

トルコは、シリアへの内政干渉を禁止され、以前のトルコに戻る。

湾岸アラブ諸国は、シリアと同じ方法で、議会を作る。
湾岸アラブ諸国は、テロリスト派遣と、シリア内政への干渉が禁じられる。
(注:バハレーンで選挙するという意味なのか、GCC諸国全てで選挙するという意味なのか?現状の力関係で、ここまで話が進むのかどうか、怪しく思わないわけではない。)

イランは、平和的な原子力開発をする権利を認められる。
中東におけるイスラエルの核優位は、中和される。

(シリアと湾岸アラブの両方の?)選挙に、国際監視団が配置される。
どこで発生したテロについても、平等に取り締まる。テロ支援した国は、責任追及される。

プーチン・オバマ会談では、以上の線に沿って合意が成立しており、安保理決議となって、全関係国を拘束する。
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シリア:アサド・ブラヒミ特使が会談 調停は失敗

2012/12/28 04:05
(注:情報を追加した上、12月30日04時に編集し直した。)
ブラヒミ国連特使がシリア訪問、アサド大統領と会談 12月24日
まずはSANAの記事。(ブラヒミ提案の具体的な中身は書かれておらず、シリア側の条件が綴られている。)
http://www.sana-syria.com/eng/21/2012/12/25/458802.htm



ブラヒミは3項目の提案をした。
(1)トルコ、カタール、サウジを含む停戦。しかしJabhah al-Nusrahを含まない。
(2)移行期間中は、権限を一部制限したアサドが残る。手放した権限は、NCSORF以外の反体制派から選ぶ首相が握る。
(3)アサドに、2014年の大統領選に出馬しない確約書提出を求める。

アサド大統領は、ブラヒミ提案の総論各論を完全拒否。アサドは逆に3項目の要求。
(1)外国介入を求める勢力の閣僚入りと対話参加禁止。
(2)ムスリム同胞団の対話参加を永久に禁止。
(3)全ての外国人ゲリラの撤退、彼らに対する武器・資金援助停止。

12月26日付け記事。
http://www.dampress.net/index.php?page=show_det&select_page=6&id=24503

・・・話がここで終わったら、会談が決裂したかのように思える。



(12月29日07時40分追記
シリアのal-Ikhbariyah TVの報道。
(注:常識的には、ブラヒミは、事前にシリア外務省に対し、提案内容を詳細に説明していたはずである。)

アサド・ブラヒミ会談で、アサドは一方的に話しまくり、ブラヒミは言葉を挟むことができなかった。アサドは最後に、「私はシリアの主権、統一、領土保全を重視している」と言って、会談は終了した。15分に満たなかった。

・・・ブラヒミは、大統領権限を全て委譲された暫定政府の樹立を提案したと報じられており、大統領は、(ブラヒミ提案のままでは、外国の影響を受けた人物が政府に入り込むとして、)それを全面拒否したと見られる。
(追記終了)



(12月28日09時40分追記
12月26日、トルコ匿名外交筋の話。アサド残留のブラヒミ提案に、トルコは反対。反体制派を説得することは難しい。もしどこかの国が説得するなら、新しいアイデアがあるのだろう(=トルコ政府が反対派を説得することはない、と間接的に表現している)。ダブリンでの米ロ合意(注:捏造報道)の内容。
http://megalodon.jp/2012-1227-1616-04/todayszaman.com/news-302291-turkey-objects-to-transition-with-assad.html

(注:トルコがジュネーブ合意に反対表明したのは、この日が初めて。)



関係者との協議を終えたブラヒミが12月27日、記者会見。彼が提案した内容の一端をうかがい知ることができる。これを読むと、ジュネーブ合意からブレないことで合意したかのように読める。規模の大きな国際監視団派遣構想について語っている。ここ数日、米英の主要メディアが報じている、ダブリンでの「米ロ合意」について、そのようなものは存在しないと否定した。
Brahimi: Geneva Agreement Includes Enough Ideas to Resolve Crisis in Syria, Not Need to Add Any New Points
Dec 27, 2012
http://www.sana-syria.com/eng/21/2012/12/27/459230.htm

(12月30日00時40分追記
注:ちなみに、ブラヒミは、ベイルート国際空港で離発着し、陸路でシリアに出入国した。ダマスカス国際空港は開いているが、安全を重視したと思われる。

こちらのニュースによると、ブラヒミとの会談終了後すぐ、モスクワに派遣されたシリア外務次官も、ベイルートからモスクワへ向かった。
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/603548/
(追記終了)



(12月30日01時05分追記
12月28日。ロシア外相とシリア外務次官が、ブラヒミ提案について協議。
シリア外務次官の発言。諸外国はテロ支援を止めるべき。解決は、シリア人の手によらなければならない。

ラブロフ外相の発言。ロシアの姿勢に変化はない。

ロシア外務報道官の発言。ジュネーブ合意は差し替え不能
http://www.sana-syria.com/eng/22/2012/12/28/459339.htm
(追記終了)



(12月30日03時45分追記
12月29日、ブラヒミ特使がロシア訪問、ラブロフ外相と会談。
共同記者会見でラブロフ外相の話。辞職することを拒否しているアサド大統領の姿勢を、変えることはできない。国際監視団派遣は支持するが、(1)停戦の実現と(2)全ての関係者が同意すること、の2点が前提条件。ジュネーブ合意に基づき、政治解決を模索しなければならない。ロシアの立場は変化していない。

ブラヒミ特使の話。2つの選択肢しかない。1つは政治解決。もう一つは国際化で、シリア人と地域全体に深刻な結果をもたらす。

(文末で)ロシア専門家の話。ラブロフ・ブラヒミ会談で、新しい方向性は示されなかった。つまり調停は失敗した(=米国陣営が求める条件は、拒絶された)。
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/603806/
(追記終了)



(12月30日04時00分追記
12月29日、国連報道官が、報道各社にメールで説明。
ブラヒミ特使は、アサド大統領が2014年まで権力の座に残るべきだとは、決して言及していない。特使は、(ジュネーブ合意に沿って)可能な限り早く暫定期間が始まるべきであり、可能な限り(暫定)政府が作られるべきであり、危機が2013年に解決されることを希望する、なぜならば、2014年まで待てないからだ、と言い続けている。

特使は、ダマスカスで27日に行われた記者会見で、「我々は、移行期間に全権力を握る政府を形成する必要がある。暫定期間が、国家機関の崩壊をもたらしてはならない」と語っていた。
http://news.xinhuanet.com/english/world/2012-12/29/c_132070025.htm
(追記終了)



(バアス党筋が説明するところの、政府提案の政治対話手順)

(1)何でも議題にできる。
(2)合意した点は文書化する。
(3)合意しなかった点は、選挙の争点にし、国民の信を問う。
(4)選挙後、獲得議席数に応じた憲法改正をする。
(5)大統領選に立候補するための要件「議員3分の2以上の支持」条項は、敷居を下げることを検討してもよい。
(6)新しい憲法に則り、大統領選を実施する。

(12月30日00時25分追記
(バージョンが少し異なる手順)

(1)国連の監視下で選挙を実施する。
(2)過半数を獲得した政党が、組閣する。
(3)議席の多い順に、全体の3分の2までの政党 議会内で3分の2の多数派工作ができた集団が、新憲法を起草する。
(4)議席の3分の1を獲得した政党が、憲法草案に拒否権を持つ。
(5)草案を国民に提示し、国民投票を実施する。
(6)新憲法下で総選挙を実施する。
(7)大統領選を実施する。

(追記終了)



変な記事が出回っている。シリア政府はジュネーブ合意を基本的に受け入れているのに、この記事では拒否したと捏造されている。態度を変えたのは、ロシア・シリアの側ではなく、米国陣営のほう。米英メディアは、何としてでもロシアが態度を変えた話に捏造したいようだ。もう米英の報道はめちゃめちゃ。米英の有名どころの記事がこれだけ徹底的に信用できない事態も珍しい。



国連特別代表とロシア、古いシリア和平案復活求めるが期待薄
2012年 12月 28日 08:55 JST
http://megalodon.jp/2012-1228-0939-43/jp.wsj.com/article/SB10001424127887324484504578206071104052916.html
英語原文
http://megalodon.jp/2012-1228-1001-42/online.wsj.com/article/SB10001424127887324669104578204962413182022.html

 【ベイルート】ロシアと国連は27日、シリア政府と反体制派がともに拒絶したことで実現していない数カ月前に提示されたシリア和平案を復活させることを求めた。 

 同提案による合意成立が、6月時点よりも高まっているとはみられていない。アサド政権は同提案を復活させようとの動きにはコメントせず、また、同政権追放を目指す反体制派で、この交渉に関わる人物は同提案は「筋が通らない」と批判した。

 自由シリア軍の調整役となっているトルコ在住のバッサム・アル・ダダ氏は「反体制派の誰もこれを受け入れられない。もし受け入れれば、シリア国民に拒絶されるだろう」とし、アサド軍は、どのような解決策においても大統領が一定の役割を果たせるようにするために、あまりに多くの人々を殺している、と話した。

 反体制派活動家によると、反アサド運動が2011年3月に始まってからこれまでに4万人以上が殺されたという。

 ロシアが反対したため、当初の案にはアサド大統領や現政権高官を新政権から追放することは明記されなかった。

 この案が最初に提示されてからシリア情勢は大きく変化した。反体制派が勢いを得て、支配地を増やし、同国北部で軍事施設を拡充している。また、首都ダマスカス周辺での支配地も拡大している。こうした状況を背景に、アサド政権の一部が存続するような案を反体制派が受け入れる公算はますます小さくなっている。

 政権側も譲歩の姿勢は見せておらず、反体制派の行動は大半が国を破壊するテロだと非難している。

 国連とアラブ連盟からシリア問題の交渉を任されたブラヒミ特別代表は27日、ダマスカスで、ジュネーブ提案はシリア内戦に終止符を打つ上で「適切な案だ」と述べた。同特別代表は「シリア国民は真の変革を求めている」とし、移行期が「国家あるいは国家機関の崩壊につながってはならない」と語った。また、当初案は修正が可能だとしながらも、具体的には言及しなかった。

 同特別代表はアサド大統領には言及せず、暫定政権は「完全な執行権限」を持つとし、これは「国家の全ての権限を暫定政府に持たせるということ」を意味するとしている。さらに、その後の政権がどのようなものになるか、提案に盛り込まれた選挙は大統領選なのか議会選なのかなどはまだ決まっていないと指摘した。

 一方、モスクワでは、ロシア外務省のアレクサンドル・ルカシェビッチ報道官が同国もジュネーブ提案を復活させようとしていると言明するとともに、アサド大統領の追放には反対であることを再確認した。ロシアは内戦が始まった時から大統領の最強の支持者であり、中国と並んでシリア軍に武器を売却し、反体制派弾圧に関する国連安全保障理事会の非難決議から大統領を守ってきた。

 ブラヒミ特別代表は今週末にロシアを訪問する。シリアのメクダド外務次官は27日、ブラヒミ氏の訪問前の地ならしのために、モスクワでラブロフ・ロシア外相と会談した。メクダド次官は別のロシアの上級外交官とも会う予定だ。

 シリアでは27日も戦闘が続き、反体制派は北部アレッポの警察学校と軍用飛行場を攻撃したほか、北部イドリブの政府軍基地でも同軍と交戦した。

(AP通信)
(追記終了)
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ラブロフ・ロシア外相のインタビュー シリア問題について

2012/12/28 03:52
(注:非常に長いインタビューなので、独断と偏見で短くしてある。外交の舞台裏が暴露されていて、面白い。)

(ロシアは、インドの安保理常任理事国入り支持を明確にしている。インドの参加により、安保理非難にどのような影響があると思うかを聞かれ)

外相:まず、批判はいつも根拠があるわけではないと申し上げたい。最も新しい批判の波は、安保理がシリアについて行動することができないという事実に関連している。批判者は、国連憲章7条に基づき、制裁と、究極的には軍事力公使をしたがっている。

ロシアと中国は、それは惨事になり、急な坂を転げ落ちる始まりになり、私たちが最早負担に耐えることのできないリビア・シナリオを引き起こし、地域も負担できないことを、100%確信している。

従って、安保理が効率的でないと語る者は、国際連合が、国際連盟の反省に基づき、5大国が重要問題について一致する仕組みを作ったことを、思い起こすべきである。

(以下、安保理改革について・・・割愛)

(シリアに対する軍事介入を、現時点ではロシアが阻止しているが、将来国連承認のもとで起こりうるか、と聞かれ)

外相:それはありうる。しかし、私は、シリア危機に介入したがっている者たちが、何らかの正当性なしに実行したくないと考えているとも感じている。我々は、国連憲章の解釈に固執している。これがシリアについて起きていることである。問題を国際化させ、暴力をシリア国境の外に広げたいと考えている者がいる。

他方、一つの司令部の下に統一されていない武装反体制グループのいくつかは、国際人権法に反する、受け入れ不能な手段に走っている。人質を捕り、テロ攻撃を仕掛けている。

安保理の西側パートナーが、シリアのテロは悪いが、全体の文脈の中で、なぜ人々がテロに走るのか考える必要があると言って、テロを非難することを拒否し始めたことには、とてもがっかりさせられる。それは全く受け入れ不能な考え方である。

もしそのような論理を使うならば、西側パートナーが、悪いテロリストと受け入れ可能なテロリストに区別し始めるならb、中東のみならず、世界の他の地域も危険にさらす。

(シリアが化学兵器を保有しているならば、外国が介入して良いという話が時々持ち上がる。シリアが化学兵器を使うと思うか、あるいは、それが介入の口実になるかどうかと聞かれ)

外相:私は、シリアが化学兵器を使用するとは思わない。もし使えば、政治的な自殺行為になる。シリアの化学兵器のニュースを聞くたび、我々は二重、三重に確認する。直接政府に問い合わせ、毎回、いかなる状況下でも決して使わないとの非常に固い確約を受け取る。

我々の情報は、それは米国が持っている情報と相互に関連していると理解しているが、シリア政府は、いろんな場所に分散されていた化学兵器を、守りを完全にするため2ヶ所に集約した。

また、最大の脅威は、反乱者が化学兵器を保有することであるという点で、西側を含む全ての者の意見が一致した。従って、西側の友人が、「もし反乱者が化学兵器を持ったとしても、全責任はシリア政府にある」と語るのは、非常に奇異な論理である。そのように語る人たちは、反乱者に対し、シリア政府と対話せず、武装闘争を続けるようそそのかし、武器・資金・精神的・政治的支援を与えている。

一般的に、「アサドとの交渉はありえない」とする論理は、容易に受け入れることができず、非常に危険である。我々は、シリア政府がしていることを正当化するつもりはない。彼らは多くの過ちを犯した。過度な力を使っている。治安部隊は、大衆のデモ、都市部や村における武装闘争に対応していない。彼らは、外国からの攻撃を想定して訓練を受けている。文明的な手法で法秩序を守るようには訓練されていない。

しかし反体制派も、政府を挑発している。テロ攻撃に走り、人質を捕り、この紛争に宗派主義の側面を取り入れている。これは非常に危険である。シリア社会は、スンニー派、シーア派、アラブ、クルド、その他の民族・宗派で複雑に構成されており、ひとたび混乱が発生すると、地域全体に影響を及ぼす。

話を現状に戻すと、「アサドとの交渉なし」と言い張る人々は、いかなる形であれ彼が去ることが第一の優先順位だと信じているようだが、彼らは、自分たちが代償を支払うことになることを理解しなければならない。シリア人の生命、シリアの民間人の生命が犠牲になる。

我々の第一の優先順位は、誰かの頭ではない。暴力と流血の停止である。もし、彼らがシリアとシリア人を救いたいと考えるならば、我々の中に参加し、前提条件なしで対話すべきである。アサドの運命は、シリア人が決めるべきことで、部外者や一部の反体制派が決めることではない。

(米国と同盟国が、シリアの物事を正そうとしているときに、ロシアが邪魔しているとの非難が、危機当初からある。もし、ロシアが1年前にアサドに退任を説得していたら、シリアの状況は変わっていたと思うか、と聞かれ)

外相:我々は、体制転覆のビジネスをしていない。地域のプレーヤーの何人かが我々に、このように言っている。「なぜあなたは、アサド大統領に去るよう言わないのか。我々が、彼の亡命地を用意する」。それに対する私の返答は簡単である。もし本当にそのようなことを考えているのであれば、彼らがアサド大統領に直接言うべきである。なぜ彼らは、我々を郵便配達人として使うのか?もしアサド大統領が興味を示せば、両者の間で直接協議すればよい。

アサド大統領は、自分はシリアで生まれ、シリアで死ぬと、メディアを通じて何度も表明している。彼の今後を決めるのはシリア人である。

2011年8月、ロシアの提案で、安保理は、全ての者は戦闘を止め、対話を始めなければならないとする声明を発表した。

2011年9月、ロシアと中国が、安保理で決議案を提案した。西側諸国は、反体制派が政府と同様に戦闘中止を求められることに難色を示し、決議は成立しなかった。

2011年12月、アラブ連盟によるシリア監視団が実施された。監視団が、政府軍のみならず、反体制派も残虐行為を行っているという客観的な報告書を提出した途端、アラブ連盟は監視団を解散してしまった。

コーフィー・アナン(前国連特使)提案による国連監視団が、(2012年4月に)実施された。国連監視団が配置された地域で、挑発行為が増大した。その目的は、監視団を続けられなくすることであった。(軍事衝突が激化し、とうとう)監視団は撤退を余儀なくされた。

しかし、私は、アナン提案は、安保理決議2042と2043に裏打ちされたものである、つまり安保理内で合意されたものであることを、強調したい。暴力は停止されなければならない。対話は始まらなければならない。

ジュネーブ合意は、常任理事国5ヶ国、EU、アラブ連盟、トルコ、国連が署名した合意である。そこで、我々が「では、皆で彼らに強いメッセージを送りましょう」と言ったら、署名した西側の友人たちは、「いや、これでは十分でない。国連憲章第7条を発動しなければならない。アサドも去らなければならない」と言って抵抗した。

ブラヒミ特使は、彼の活動の根拠がジュネーブ合意であると、何度も繰り返している。(先日)ロシア・米国が協議したとき、米国代表が「平和的解決」を望んでいると発言したことに、我々は満足している。

ドーハ会議で誕生した、反体制派のNCSORFは、政府転覆というよりも、政府解体を主目的にしている。「政府と対話しない」と表明した。これは、ジュネーブ合意に真っ向から対立する。このNCSORFを、西側、トルコ、湾岸アラブ諸国が支持している。

先日ダブリンで行われた米ロ外相会談で、どのようにしたらジュネーブ合意の原則と完全に対立する行動を取ることができるのか、とクリントン国務長官に問いただしたところ、彼女は、「現段階では、彼らを統一することが重要である。彼らが達成したいことの本質について、我々は正すことができる」と返答した。

それから1ヶ月が経過した。我々はほぼ毎週、彼らの本質を修正するため、米国がどんな努力をしたのが問い合わせ続けているが、返事はない。私は、反体制派に対し、もっと現実的になり、国を破壊しないよう説得している人は一人もいないと理解している。

(トルコのパトリオット配備問題について)

外相:トルコ・シリア国境で国境侵犯事件が発生した。越境砲撃が何度かあった。我々は、直ちにシリア側にこの問題を提起した。我々は、彼らが我々に説明したことが信頼できると考えている。(シリアによる)砲撃は、意図的ではなかった。彼らは、襲撃してきた反体制派を追跡していったら、国境の向こうに逃げた。

我々は直ちに、トルコとシリアに対し、事件が発生するたびにリアルタイムで直接協議できるチャンネルを作るよう提案した。シリア側は応じたが、トルコは、独自のチャンネルがあると返答してきた。その後、パトリオット問題が浮上した。

トルコには、自国の安全保障を考える権利があり、具体的にこの事象については、NATOの仕組みを使う権利がある。我々は、これ(配備)を与えられた環境として受け入れる。他方、一ヶ所に軍事ハードウェアを集積することは、リスク増大につながる。ある専門家は、シリアからの越境砲撃に対応するならば、少し違った配置の仕方をするだろうと語っている。

別の専門家は、この配置は、米国のMD計画の一部である米国のレーダーを守るのに有効であると語り、「イランの脅威」を指摘している。もしそうであるならば、リスクは更に大きい。多目的の配備ならば、さらに加熱させるからだ。

(ということは、シリアよりも、イランが標的か?と聞かれ)

外相:一部の専門家はそのように指摘している。そのように書いてある報道もある。

(以降は米ロ関係について・・・割愛)

Should India get a permanent UN Security Council seat?
インタビューは12月22日実施、24日放送。(言語は英語)
http://rt.com/politics/lavrov-interview-rt-syria-628/
動画
http://www.youtube.com/watch?v=wXP5bhIfagU
アラビア語記事
http://arabic.rt.com/prg/telecast/657902/



(バアス党筋の話)
ラブロフ外相は、フランス外相のお膳立てで、シリア反体制派5組織と会合を持った。

ラブロフ外相は、反体制派各派が、自分の組織内の異論を押さえる能力があるかどうか、選挙実施など民主主義の手順を部下に守らせる保証ができるかどうか、外交的な合意事項を確実に実施すると保証できるかどうかなどについて問いただした。

3時間協議したが、誰も保証できなかった。
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シリア情報大臣が記者会見 12月23日

2012/12/28 03:50
ロシアの立場は堅固で、シリアの主権尊重を含む諸原則に基づいている。ロシアは、誰かが政権を去ることや、選挙については協議していない。ロシアは、対話を通じた政治解決と、純粋にシリア人による民主的で国家的政治プロセスに到達するため、尽くしている。ロシアの立場は変化していない。

対話を拒否し、武装闘争を呼びかける者たちは、実は対話の結果を恐れている。

武器を置き、出頭したシリア人は、法に従い特定の方法(注:恩赦)で処理される。外国人の戦闘員とJabhah al-Nusrah等に所属する者たちは、逮捕された場合、法に基づき処罰される。

シリア・アラブ軍は、対立の一つの側ではない。軍は祖国と人民を代表し、911事件後に制定された国際法に基づき、テロリズムと対決している。近隣諸国は、その国際法に違反してテロ支援をしており、責任を追及されるべきである。

反体制派は、最低限でも、外国の軍事介入を拒絶する愛国心を見せるべきである。そして、アラブ連盟に対し対シリア制裁を解除を要求し、カタール、トルコ、フランス、その他に対し武器支援、テロリスト訓練、シリアへの潜入支援を止めるよう要求すべきである。

国民対話に、外国大使が参加するかもしれないが、対話自体はシリア人の間だけで行われ、採決もシリア人だけで行われる。部外者が提案がある場合は、提案することができる。

残された時間は短くなってきており、対話を拒否する者たちは、軍事行動、政府転覆の夢、大統領退位、首都占領などといったことは忘れ、政治行動に移るべきである。

テロリストとJabhah al-Nusrahが国土の広大な面積を支配しているという情報は、真実ではない。もしその情報が真実ならば、SNCやNCSORFは、支配地に入ることができるはずだ(が、実際には領土支配が怪しいから、イスタンブールやドーハを拠点にしている)。

Yabroud基地襲撃のニュースについて、ここは夏の間だけ使われる場所で、彼らが襲撃したときは空(から)だった。Shab'a基地襲撃について、ここは200平米の小さな軍用地で、彼らはここを2時間攻撃しただけである。現在は軍が支配している。軍に勝ったという報道は、メディア上の幻想である。

テロリストは、送電設備、病院、学校等を破壊する集団であり、これらの行政サービスを提供する集団ではない。テロリストはまた、燃料、農産物、産業設備を盗み、トルコ税関の監督のもとで国境を通過し、トルコ側で売りさばいている。

ファールーク・シャルア副大統領のインタビュー記事について、彼は2300万人いるシリア人の一人であり、彼個人の意見を述べたにすぎない。シリアは組織で動く国家であり、指導部が最終的な発言権を持つ。

al-Yarmoukパレスチナ・キャンプについて、政府軍はキャンプ内に入っていない。テロリストは、地区内の一部勢力に招き入れられた。パレスチナの人民委員会で合意が達せられたあと、彼らはキャンプの外に出た。

シリアはPKKを武装させていない。

シリアは、トルコがテロリストに越境攻撃させている証拠を持っている。

イラクは友好国である。トルコと湾岸アラブ諸国は、イラクに対する内政干渉を止めるべきである。
http://www.sana-syria.com/eng/21/2012/12/23/458695.htm
http://www.sana-syria.com/ara/2/2012/12/23/458692.htm
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シリア政府軍がパン屋を空爆して虐殺というのだが・・・

2012/12/25 15:31
女・子供はどこにいるのかなぁ?死んだ人は、戦闘服を着たゲリラにしか見えません。ピストルを持ったまま死んでいるゲリラもいますよww
http://www.youtube.com/watch?v=aOEt1t6sC5k

あとから路上にパンを散らし、わざわざ血を付けているww
http://www.youtube.com/watch?v=-wO9fGIQdqA#t=09m41s

・・・ということで、どうやら騒ぐことが目的の捏造報道のようです。外国から武器を密輸入して騒ぐ馬鹿どもは、国民の敵ですから、1日も早く片付けてください。

安保理でシリアを議題にする直前に毎回、なぜか虐殺事件が起きるのです。たとえば前の記事(リンク先の末尾)、その2



シリア政府軍空爆、パン店行列の60人超死亡か
2012年12月25日01時08分 読売新聞

 【カイロ=黒岩竹志】英国を拠点とする人権団体「シリア人権監視団」によると、シリア中部ハマ近郊の町ハルファヤで23日、政府軍機が空爆を行った。

 パン店に並んでいた住民らが直撃され、60人以上が死亡した。約50人が重傷で、死者数は増える恐れがあるという。事実なら、政府軍による空爆の死者としてはこれまでで最大規模となる。

 ロイター通信が報じた目撃者の話では、パン店では3日ぶりに小麦粉が入荷し、女性や子どもを含む多くの住民が店先に並んでいた。内戦の続くシリアでは、燃料や、パンの材料となる小麦粉不足が深刻になっているとされる。

 政府側は、「武装したテロリスト集団がハルファヤを攻撃し、政府軍による虐殺にみせかけようとした」と主張し、政府軍による空爆を否定している。
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シリア情勢まとめ(経済) 12月21日まで

2012/12/23 03:59
【経済:官】(政策、統計、国営企業を含む)
経済省1209(注:12月9日の意) 輸出禁止リストを発表。(原文に詳細な表あり)
http://megalodon.jp/2012-1211-1751-39/www.syriandays.com/?page=show_det&select_page=47&id=34060

2012年の経済成長率1210 マイナス20%。その他ごちゃごちゃ
http://megalodon.jp/2012-1211-0343-53/www.reuters.com/article/2012/12/10/us-syria-crisis-economy-idUSBRE8B90LR20121210

経済副大臣1208 の話。2012年1〜9月期のフリーゾーンの貿易額は前年同期比38%減。投資額11%減、投資家数は13%減、外国法人数8.5%減、外国法人による投資額29%減。フリーゾーン公社総裁は、関連縫製をより魅力的にするため改正の準備をしていることを明らかにした。
http://www.sana-syria.com/eng/24/2012/12/08/456232.htm

国営タイヤ会社1209 操業再開に950milシリポン(1シリポン=0.84円)を政府に要求。(注:何十年も前から曰く付きの巨額赤字企業)
http://www.syriandays.com/?page=show_det&select_page=66&id=34062

穀物公団1209 が3穀物の輸入契約に調印。戦略備蓄は十分にある。
http://www.syriandays.com/?page=show_det&select_page=47&id=34054

IIF1211 の報告書。2012年の経済成長率マイナス20%、インフレ率40%、為替レート51%切り下げ(闇)。外貨準備は2013年末までに枯渇するかもしれない。
http://www.dailystar.com.lb/Business/Middle-East/2012/Dec-11/197986-syrian-economy-to-shrink-20-percent-in-2012-iif-says.ashx

Sadcop1210 石油製品貯蔵流通会社(Sadcop)専務が、重油不足について語る。
経済制裁により、支払いができなくなり、内需の35〜40%分が輸入できなくなった。

また、パイプラインへの攻撃が絶えず、国内の重要な重油生産拠点であるバーンヤース精油所が停止している。現在、パイプラインの復旧に努めている。

重油を外国から調達する方法を探っている。

議会で、国民(1世帯あたり)250リットルを配給することが決議されたが、それを実行できる見通しが立たない

石油省は、配給先に優先順位を付けている。まずパン屋、病院、学校、交通機関。内需は50万トンで、うち輸入で20万トンを賄う。石油省が懸命に手配しているが、武装集団がタンクローリーを焼いたり、奪ったりする。

アレッポのSadcop施設は閉鎖されており、燃料手配ができない。政府は2日前、アレッポへの配送方法について協議した。

シリアの消費量は、日量25千m3だが、現在消費が減少しているので、日量15千m3以上は配給しない。

15千m3のうち、4千がホムス精油所で賄われ、不足分は11千。バーンヤース精油所が再稼働すれば、6千が追加供給され、不足分は9千となる。
http://megalodon.jp/2012-1211-2036-04/www.alwatan.sy/dindex.php?idn=130829

化学工業公団1211 は、2013年度の計画として、靴製造公社とダマスカス皮なめし公社の2社を整理することを決めた。両社の製造ラインは、アレッポにあるゴム・プラスチック・革製品製造アラブ会社に引き継ぐ。人員については、一部を引き継ぐが、余剰人員については、新規プロジェクトに回すか、あるいは適切な処置を執る。
http://www.syriandays.com/?page=show_det&select_page=75&id=34093

閣議1211 大アラブ自由貿易協定の適用を、本来の適用対象である「アラブ諸国原産品」と「シリア・フリー・ゾーン」に追加して、「輸入元国がアラブの製品」に拡大することを了承。サウジが、シリア向け輸出を許可しないため、第三国を迂回して輸入できるようにするための措置。
http://megalodon.jp/2012-1222-2313-21/goo.gl/Q95id

経済・外国貿易大臣1211 貿易制度の全面見直しをする委員会を発足させた。国内で不足する物資の輸入手続きを簡素化するとともに、輸入禁止品リストを更新する。
http://www.sana-syria.com/ara/4/2012/12/11/456614.htm

工業地区局長1212 2012年の投資総額は532,621bilシリポン。アレッポで操業停止した工場数700。その他、細かいこと。
http://megalodon.jp/2012-1222-2314-38/www.syriandays.com/?page=show_det&select_page=49&id=34106

1212 国営企業のテロ被害額19.73bilシリポン。原文に詳細。
http://megalodon.jp/2012-1213-2036-17/www.alwatan.sy/dindex.php?idn=130933

地方行政大臣1210 各県に上がっている、2012年6月15日までの被害補償請求のうち半額650milシリポンの支払いを済ませた。地方行政省関連の被害額は、直接被害48mil、間接被害313mil、合計361mil
http://megalodon.jp/2012-1222-2315-32/www.alwatan.sy/dindex.php?idn=130820

中銀1212 投資法1991年第10号に基づく投資者は、関税を外貨で支払わなくて良い、とする運用改正。
http://megalodon.jp/2012-1222-2316-18/www.syriandays.com/?page=show_det&select_page=67&id=34104

投資庁1211 シリアから投資を引き上げるため申請された、工場設備の再輸出許可を多数処理。主な対象分野は、紡績産業、ポリエチレン・ポリプロピレン製パイプ製造、輸送用容器(箱物)製造、食品製造。
http://megalodon.jp/2012-1222-2317-06/goo.gl/S3Iw9

農業省1211 植物生産局統計の紹介。砂糖大根の作付け面積は、計画の33%。(記事の本筋の話は、農産物別に作付け面積を紹介している。)
http://www.sana-syria.com/ara/4/2012/12/11/456589.htm

輸出開発促進機構1209 総裁の話。2011年に経済制裁が科された時、東方(アジア)への転向が叫ばれたが、2011年の統計を見ると、輸出相手国はイラク、ドイツ、フランス、オランダの順である。まずは既存の関係を大切にすることが重要。アジア、アフリカ、ラテンアメリカ市場への対応は、時間がかかる。
http://megalodon.jp/2012-1222-2318-06/goo.gl/eTnfK

労働総同盟1210 必要最低限の栄養素の量と、現在の市場価格を示した上で、標準的な5人家族の1ヶ月の食費を14,250シリポンと算出。その他の経費も含めると、最低賃金として28,500シリポンが適切と主張。現行の最低賃金9,765シリポン、平均給与11,000〜12,000では全く足りないので、政府は経済政策を再検討すべきであるとした。
http://megalodon.jp/2012-1211-1511-52/www.alwatan.sy/dindex.php?idn=130831

1212 Hamaセメント製造公社の2012年純利益は、計画の94%。この工場から全国に供給している。
http://megalodon.jp/2012-1222-2319-59/goo.gl/aTrXQ

1213 首相が、ダマスカス証券取引所(DSE)の新しい理事会メンバーを選出。(人名)
http://megalodon.jp/2012-1222-2318-56/www.syriandays.com/?page=show_det&select_page=78&id=34117

Tartous1213 港湾総局長の話。15日の入港は15隻。2012年1〜11月期に入港した船の総数は1,271隻。
http://www.sana-syria.com/eng/24/2012/12/13/457134.htm

首相1213 がイドリブ県選出議員団と面会。生活支援、立て直しについて。
http://www.syriandays.com/?page=show_det&select_page=66&id=34116

工業都市局長1213 工業都市への2012年度総投資額は、対前年比5%増。交通が寸断されているため、新規投資はほぼゼロで、建設中の工場3800は全て工事中断状態生産水準は25〜30%。アレッポのal-Shaikh Najjaar工業都市は、860ある工場のうち、稼働しているのは200(稼働率23%)のみ。ホムスのHasyaa'は操業率が一番高いが、通勤に難がある。ダマスカスの'Adraaは稼働率75%、デールはゼロ(完全停止)。
http://megalodon.jp/2012-1222-2320-45/goo.gl/nAUyt

首相1217 がアレッポ支援対策を議会に説明。基礎物資の供給を約束。支援物資の購入に30milシリポン、アレッポ県単独に臨時予算140milを15日以内に拠出する。その後、2013年度予算で年前半に1bilの支援予算があてがわれる。アレッポ郊外の製粉所はテロで破壊された。パンを飛行機で運ぶ努力をしている。
http://www.sana-syria.com/eng/21/2012/12/17/457838.htm

1218 2013年度予算が議会を通過。1,383bilシリポン、対前年比4%増。原油輸出70万バレルに依存する体質だが、現在の生産量は22.5万バレルで、石油製品は輸入の割合が増えた。インフレが加速し、購買力が落ちる。
http://www.sana-syria.com/eng/24/2012/12/18/457949.htm

1217 CBS銀行(明記されていないが、恐らく2012年度の年間)利益は8bilシリポン。預金総額300bil、工業融資296bil。キャッシュカードの不正読み取りに注意喚起。
http://www.sana-syria.com/eng/24/2012/12/17/457724.htm

CBS銀行1218 Homsホムスに支店1つを新設。窓口でドル売り(顧客の買い)は受け付け全面停止しているが、ユーロ売りは受け付けている。
http://megalodon.jp/2012-1222-2322-14/www.syriandays.com/?page=show_det&select_page=67&id=34158

Hasakah1216 ハサケ農業局植物生産局長の話。小麦の灌漑作付け面積は計画の41%、非灌漑は37%。大麦の灌漑作付け面積は計画の57%、非灌漑は35%。燃料、肥料が不足しており、また生産に必要な物資が値上がりしていることが問題。
http://www.sana-syria.com/ara/351/2012/12/16/457574.htm

Sadcop社長1214 首相がSadcop社長を解任し、後任を任命。燃料不足問題の責任を取らせた。
http://www.syriandays.com/?page=show_det&select_page=46&id=34120

Tartous港1216 本日、11隻が入港。木材、鉄鋼、とうもろこし、小麦、大豆、肥料を降ろした。4隻が入港待ち。鉄鋼、小麦、肥料、砂糖を積んでいる。2012年1〜11月期の港湾会社収入は2,135bilシリポン。総船舶交通量(と訳すのか?)(Total shipping traffice)は6,709milトン。
http://www.sana-syria.com/ara/4/2012/12/16/457519.htm

サービス担当副首相1218 ダマスカス地下鉄建設計画は、調査は完了したが、プロジェクトは凍結。ダマスカス県と郊外県で、代替となる交通機関の整備を検討へ。長距離鉄道は運行停止だが、ダマスカスとSarghaayaa, Qatanaa, Daraaを結ぶ3路線の活用。ダマスカス空港への鉄道乗り入れ計画検討。郊外と首都を結ぶバスの時刻表調整など。
http://www.sana-syria.com/eng/24/2012/12/18/457961.htm
(続き)首都機能に直接関係ない政府機関を郊外に移転させることで、中心部の混雑を緩和し、地方開発を促進する。バスを大量に購入する。
http://megalodon.jp/2012-1219-1718-50/www.alwatan.sy/dindex.php?idn=131139

経済省1216 基礎物資・戦略物資について生産・輸出計画を検討。羊、オリーブ油の輸出、鶏肉、鶏卵、衣料品。その他。
http://www.sana-syria.com/ara/4/2012/12/16/457584.htm

経済大臣1217 ラタキア港に大量の米が到着。

経済担当副首相1218 タンクローリーの輸送単価40%値上げを承認。危機における輸送の重要性に鑑み。
http://megalodon.jp/2012-1222-2325-01/www.syriandays.com/?page=show_det&select_page=46&id=34163

厚生大臣1218 医薬品90milシリポン相当が、アレッポ空港に到着。
http://www.sana-syria.com/eng/36/2012/12/18/457943.htm

国際競争力比較1217 前年度より26位順位を下げ、144位。
http://megalodon.jp/2012-1218-2335-04/www.alwatan.sy/dindex.php?idn=131094

財務相1216 が関税の修正を提案。(長文)
http://megalodon.jp/2012-1217-1734-45/www.alwatan.sy/dindex.php?idn=131036

社会問題労働省1215 労働法改正を検討する委員会を設置。社会保険制度も含め、再調整する。
http://megalodon.jp/2012-1216-2129-04/www.alwatan.sy/dindex.php?idn=130982

中銀総裁1215 内務省爆破事件に巻き込まれていない。噂は、シリポン売りを加速させようとする企み。数日中に為替対策を協議する会議を開くので、speculatorは気をつけるように。
http://megalodon.jp/2012-1216-2044-15/www.alwatan.sy/dindex.php?idn=130987

不動産エコノミスト1216 による建物被害の推計。全壊390千戸、半壊325千戸、穴が開いた程度の被害520千戸復旧にかかる費用は、建物に限定すれば15bilシリポン。インフラ復旧も含めれば45bilから60bilだが、インフレが進んでいるので60bilとみるのがよい。その計算根拠。
http://megalodon.jp/2012-1217-1727-48/www.alwatan.sy/dindex.php?idn=131039

1215 2013年度予算1383bilシリポン(対前年比4%増)のうち、補助金は512bil(37%)。内訳は、燃料147bil、食糧支援基金に15bil。
http://megalodon.jp/2012-1222-2327-33/www.syriandays.com/?page=show_det&select_page=67&id=34122

08 Aleppo1217 重油について、バーンヤース精油所は、(パイプライン破壊で原油輸送が停止したため)10月16日以降、操業停止している。同精油所で、石油製品の内需の35%を生産していたので、自給率は50%から25%に下落した。

3日前に調印した契約に基づき、今月末までに205千トンが港に到着する。リットルあたり原価63シリポンだが、補助金を付けて25で売る。

バーンヤースにアレッポ向けタンクローリーが50両確保してある。道路が危ない中、19両を出発させたが、1両も届かなかった。現在、内需の75%を輸入に依存している。

小麦の戦略備蓄は250万トンある。アレッポの小麦消費量は毎日1200トンだが、県内にある製粉工場27ヶ所のうち、稼働しているのは4ヶ所だけ(テロ活動で破壊された)。ラタキアから35〜40千袋を運んでいる。今日のパンの値段は1袋250シリポン。停電は48時間以内に復旧する。アレッポ訪問した首相が明かした。
http://megalodon.jp/2012-1219-0222-27/www.alwatan.sy/dindex.php?idn=131121
(注:日本の新聞では、政府の北部支配を誇示ため、首相がアレッポを訪問などと報じられたが、電気・通信・水・食糧の供給が途絶え、とんでもない状態になっているアレッポ住民が怒って、首相を呼びつけたというのが真相。)

運輸省1219 自動車罰金の支払い猶予を2013年6月30日まで6ヶ月間延長。
http://www.sana-syria.com/ara/4/2012/12/20/458132.htm

閣議1219 電子決済公団設立、臨時職員の雇用延長、公務員に対する有給付与を了承。
http://www.sana-syria.com/ara/2/2012/12/20/458113.htm

工業大臣1220 を、アラブ皮革産業連合会会長が訪問。
http://www.syriandays.com/?page=show_det&select_page=66&id=34187

首相1220 がデール県出身議員団と会談。基礎物資の確保について。
http://www.syriandays.com/?page=show_det&select_page=66&id=34183

対外経済省1220 イスラエル関係企業としてLumenis社を指定、取引禁止。
http://www.syriandays.com/?page=show_det&select_page=47&id=34180

化学工業公団1220 尿素肥料とリン肥料の生産工場を増強へ。ロシア、イラン、中国のいずれかから、新しい設備を導入する。
http://megalodon.jp/2012-1222-2330-10/goo.gl/44FUd

1217 穀物公社が、黒海産小麦10万トンを輸入。レバノンの会社を通じ、国際入札した。価格は1トンあたり287ユーロ。(注:グレードがわからないが、国際価格より25%ほど安い。)
http://megalodon.jp/2012-1222-2330-58/goo.gl/B7IZD



【経済:民間】
民間銀行14行1209 3Qの赤字1.2bilシリポン。年累積額は3.49bilシリポン=約42milドル。
http://megalodon.jp/2012-1211-0011-28/www.alwatan.sy/dindex.php?idn=130777

基礎食料品1206 の国際価格(いずれもキロ当たり)。小麦87シリポン、トウモロコシ25、米50、大豆47、砂糖45。(これに流通経費、保険、業者のマージンを加えたものが、シリア国内価格になる。)
http://megalodon.jp/2012-1222-2335-42/goo.gl/LIn1i

銀行1211 2012年1〜9月期における資産の増減。民間銀行25.7bilシリポン増、国営銀行14.3bil減、イスラム銀行40bil増。その背景についてごちゃごちゃ書いてある。
http://megalodon.jp/2012-1213-0552-22/www.alwatan.sy/dindex.php?idn=130889

保険会社1212 2012年の保険会社の純利益は、対前年比36.76%増。
http://www.sana-syria.com/ara/4/2012/12/12/456896.htm

1217 ダマスカス商業会議所が、政府に対し、民間部門による石油製品(燃料)輸入を許可するよう求めた。
http://megalodon.jp/2012-1218-2332-15/www.alwatan.sy/dindex.php?idn=131097

じゃがいも生産1219 秋収穫量200千トンの予定が、実際には50千トンだけ。不足分150千トンのうち100千トンが、まもなくイランから届く。イランとの間のバーター貿易が、まもなく始まる。
http://megalodon.jp/2012-1222-2341-15/goo.gl/WdRnp

富豪50人1216 にシリア人3人がリストアップ。
http://megalodon.jp/2012-1222-2341-59/goo.gl/QUrSq



【DSE株価指数】(最安値更新中)
12月10日 784.95
12月11日 783.27
12月12日 781.62

12月17日 777.69
12月18日 777.5
12月19日 772

【外国為替:シリポン対ドル・レート】(闇、公定の順)
12月8日 89、74.25
12月9日 88、74.25
12月10日 88、74.25
12月11日 89、74.20
12月12日 89、74.15
12月13日 90、74.10
12月14日 (金曜)
12月15日 91.5、74.05
12月16日 92、74.05
12月17日 92、74.10
12月18日 95、74.10
12月19日 96、75.10
12月20日 97、76.81
12月21日 (金曜)
12月22日 102

(過去のシリポン最安値は、2012年3月7日の100だった。)



【アレッポの生活】
Aleppo1209 ガソリン価格が170シリポンから225に跳ね上がり、街の混雑が減った。小麦粉が入手できないため、パン屋は閉まっている。

1210 全市停電、無線通信ほぼ切断。固定電話は地区により切断。多くのパン屋は閉まっている。ある場合でも300シリポン。Bustan Pashaでは交戦継続。

1210 無いもの:電気、ガス、ガソリン、灯油、水。ミルクを作れずに死んだ赤ちゃん3人。

Aleppo1211 アレッポに待望のパンが到着。(注:もちろん、一部に配布することしかできない。)

1211 al-Sukkari地区。パンが買えない時は、手作りで乗り切る。
http://www.youtube.com/watch?v=7uqYwvqhoRE

Aleppo1211 ガスボンベ5000シリポン、パン200、灯油・重油200、ガソリン160。

1211 場所不明。自ら頭に負傷している若い女性(ひょっとしてまだ10代?)が、乳飲み子を抱え、呆然としている。悲しい映像。
http://www.youtube.com/watch?v=Z8JknxUpnew

Aleppo1212 空港道路を確保したあと、ラタキア、タルトゥースからパン6万5千袋を空輸。アレッポ向け重油・灯油の量は確保してあり、道路の安全が確保され次第、輸送する予定になっている。

Aleppo1213 ガソリン200シリポン、灯油・重油250(量が出回るようになった)、ガスボンベ5000。al-'Arqoub工業地区に過去2日間、経営者が出入りし、操業再開の準備をしている。

Aleppo1213 多くのパン屋が再開。市外からのパンも次々に入荷。

Aleppo1215 ラタキアからパン4千袋が届く。

Aleppo1215 軍が無料のパンを配布しているが、そうでない地区ではパンが250シリポン、もしくは小麦粉が入手できずパン屋閉鎖が続いている。

Aleppo1215 ガスボンベ6000シリポン。停電で町全体が真っ暗になるので、日が暮れる16時半以降は犯罪を恐れ、人々が外出を控えた。通電した。
http://soschristiansinsyria.wordpress.com/2012/12/15/news-from-alepo/

1217 電気事情。Tishreenダムからアレッポへの送電線が、交戦の結果、al-Shaikh Najjaarから歩兵学校の間でひどく破壊されている。1日の消費電力1000MWのうち、10分の1しか供給されない。修理は18日から始まり、戦闘状況次第だが、早ければ2日以内に完了する。ガス火力の修理は完了し、現在メンテ作業に移行した。

Aleppo1217 段階的に電気が復旧し始めた。

Aleppo1217 パン屋の60%が操業再開。小麦粉が到着した。

1220 al-'Azeeziyyah周辺。ネット利用を求めて、カフェが大繁盛。物価は高いが、商店街の動きはよい。ガソリンが200シリポンなので、交通量は少なめ。露店は増えている。

Aleppo1220 48時間連続で停電

Aleppo1220 イエズス会の難民支援機関(JRS)とシリア赤新月社が共同で、避難民支援をしている。支援物資受付、毎日6000人分の食事提供など。
http://goo.gl/twYfS

1222 Saif al-Daulah, al-Idhaa'ah, al-'Arqoubの住民に帰宅許可が出た。政府の被害調査委員会が来週、被害の程度を査定する。他地区にも順次作業を広げていく。
自宅に戻る住民たち。シリア国営テレビのニュース映像。
http://www.youtube.com/watch?v=NMTIdgUMvF4



【その他の町の生活】
Homs1209 停電が1日15時間。発電所は、半分の燃料で稼働させている。
http://www.syriandays.com/?page=show_det&select_page=46&id=34058

1211 ダマスカス郊外県への灯油・重油供給の割り当ては、2011年に155milリットルだったのに対し、今年は26mil(16.8%)のみ。品薄であるはず。今日の販売価格は70シリポンだが、明日は80になる。
http://megalodon.jp/2012-1213-0552-45/www.alwatan.sy/dindex.php?idn=130883

Suwaida1216 養鶏農家100軒が廃業。エサ代、燃料代が上がり、コストが見合わない。(注:戦争をしていると、農業国が農業国でなくなってしまうのである。)
http://megalodon.jp/2012-1217-1734-32/www.alwatan.sy/dindex.php?idn=131030

09 大雨1218 ラタキア県郊外で138mm、バーンヤースで112mm、ハマー県郊外で95mm。
http://www.sana-syria.com/ara/2/2012/12/19/457864.htm



【社会、教育、医療】
Daraa1212 教育省とUNICEFが協力して、子供向け趣味の教室(音楽など)を再開。
http://www.sana-syria.com/ara/355/2012/12/12/456881.htm

Daraa考古学局長1218 遺跡10ヶ所で盗掘、破壊の被害100県以上を記録し、警察に被害届を出した。
http://www.sana-syria.com/eng/21/2012/12/18/457908.htm

教育省1216 ゴランにおける教育問題についてUNESCOと協力を進める。イスラエルの占領政策を非難。
http://www.sana-syria.com/eng/21/2012/12/16/457604.htm

1219 小学校で流行っているゲリラ戦ごっこの映像。02:55から。先生が嘆いているが、打つ手がない。06:53からは、子供が言うことを聞かなくなったと嘆く母親。真面目な顔をして語る男女は、心理学の先生。
http://www.youtube.com/watch?v=GhoC7vfY_YM

高等教育省1220 経済制裁に邪魔され、海外派遣留学生が奨学金にアクセスできない。シリア学生連盟が役所に解決を申し入れたが、返事はない。
http://www.syriandays.com/?page=show_det&select_page=66&id=34179

Aleppo1217 突発的な砲撃・交戦を恐れ子供を通学させない親がいたり、他の町や外国にに避難したりする家族があるものの、Suriyaan al-Qadeemにあるシリア正教系学校の登校率は95%。
http://new.alepposuryoye.com/topic/3516
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シリア情勢まとめ(外交:周辺国、その2) 12月21日まで

2012/12/23 03:57
【サウジ】
1217 サウジ職業軍人が、シリアで武装集団を監督していることを示す文書が発覚。
http://www.sana-syria.com/eng/337/2012/12/17/457823.htm
(アラビア語、詳細)
http://www.sana-syria.com/ara/336/2012/12/18/457809.htm

【トルコ】
1210 野党CHP議員が暴露し、Yurt紙が報道。トルコ航空機に乗った様々な国籍のアル・カーイダ戦士200人が12月7日、空港の公式記録に残らない形でアンタクヤ空港に到着し、シリアに密入国した。

Sol Haber紙の記事。今年8月、リビア船Intisar号がイスケンデルン港に入港し、積み荷の武器弾薬がシリア武装集団に引き渡された事件に関する返答要求書を、内務大臣に提出した。その船には、リビア人戦士24人が同乗していたという。
http://www.sana-syria.com/eng/22/2012/12/10/456631.htm

1211 Hakkari県で、石油密売人がイランとの間に設置した小さなパイプラインを、警察が破壊。
http://megalodon.jp/2012-1212-0419-31/www.todayszaman.com/news-300817-turkish-police-destroy-smugglers-oil-pipeline-with-iran.html

1211 パトリオットは、国境から10km以上離れた場所に配備する。アンカラ外交筋の話。
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/602194/

1211 国会が、アレヴィー派はイスラムの一部であり、従ってモスクのみが宗教施設である。Cemeviは礼拝所ではないとの声明を発表。
http://megalodon.jp/2012-1212-0419-33/www.todayszaman.com/news-300809-cemevi-not-place-of-worship-for-muslims-turkish-parliament-says.html
アレヴィー派は反発。「礼拝所は議会に決めてもらうものではない」。
http://megalodon.jp/2012-1212-0419-35/www.todayszaman.com/news-300886-the-decision-of-where-to-worship-not-up-to-parliament-alevis-say.html

1212 オザル大統領は毒殺との鑑定。
http://megalodon.jp/2012-1214-0431-13/todayszaman.com/news-300905-atk-finalizes-report-on-ozals-death-confirms-poison.html
http://megalodon.jp/2012-1214-0431-39/todayszaman.com/news-300970-atk-autopsy-report-on-ozal-fails-to-persuade-politicians-observers.html
1220 オザル大統領の死因は、きちんと調査されなかった。元側近が証言。
http://megalodon.jp/2012-1221-0414-14/www.todayszaman.com/news-301738-mystery-why-ozal-assassination-not-being-investigated-says-former-aide.html

1212 トルコのイスラム過激グループが、若者を洗脳して国内キャンプに送り、訓練した上で、シリアに送り込んでいる。Yurt紙。
http://www.sana-syria.com/ara/3/2012/12/12/456958.htm

1212 避難民数137,756人。副首相の話。
http://news.xinhuanet.com/english/world/2012-12/13/c_132037119.htm

1213 イスタンブールで、宗教色の強いエルドアン政権に反対するデモに数千人が参加。
http://www.sana-syria.com/ara/3/2012/12/13/457102.htm

1214 トルコ東部・南東部の売春宿に、イラン情報部(VEVAK)が世界中から女を連れてきており、トルコ政府高官、軍高官が引っかかっている。その後、脅迫され、国家機密をイランに流している。
http://megalodon.jp/2012-1215-1420-41/www.todayszaman.com/newsDetail_getNewsById.action?newsId=301166

1214 石油開発でトルコ・北イラク(KRG)との関係が、対立関係から戦略関係に転換する。石油収入を確保したことで、KRGの政府歳入は、発足当初の80倍に増えた。1人当たり所得は300ドルから4000〜5000ドルに上昇。原油輸出が本格化すれば、これら数字は数年後に3倍になる。イラン、イラクは反発。米国国務省報道官は、バグダードが反対する状態での石油開発に反対を表明。
http://megalodon.jp/2012-1215-1420-37/todayszaman.com/columnistDetail_getNewsById.action?newsId=301149&columnistId=122

1215 シリアのトルコマンを支援する会議を、トルコ外務省主催、首相府協賛でイスタンブールで開いた。シリアの枠組みで活動したい勢力がいる(ので、簡単にトルコの支配下に入りそうにないという意味か?)。
http://megalodon.jp/2012-1218-1605-05/todayszaman.com/columnistDetail_getNewsById.action?newsId=301421

1217 シリアHasakah県Ra's al-'Ainで、アラブ・クルド対立をあおっているのはトルコ政府。ギャングと武器を、国境の向こう側に送り込んでいる。トルコ側の町住民と避難民から聴取したトルコ野党が、政府を非難。
http://megalodon.jp/2012-1218-1608-44/todayszaman.com/newsDetail_getNewsById.action?newsId=301393&columnistId=0

1217 ドイツ兵が到着。パトリオット設置へ。
http://todayszaman.com/newsDetail_getNewsById.action?newsId=301446&columnistId=0

1217 プーチンとの会談で提示した解決案。(1)アサド大統領は2013年1〜3月に退陣する。(←この部分が嘘)(2)NCSORFが移行期間を担当する。Radikal紙の報道。
http://www.dailystar.com.lb/News/Middle-East/2012/Dec-17/198793-turkey-proposes-to-russia-new-syria-plan.ashx

1218 パトリオット配備で外国兵6000人が駐留。米国パトリオットはAdanaに、オランダのはGaziantepに、ドイツのはKahramanmarasに配備される。それぞれ2基ずつ、計6基。
http://megalodon.jp/2012-1219-1450-24/todayszaman.com/newsDetail_getNewsById.action;jsessionid=4D546435622CE00011279291CD6DC28F?newsId=301558&columnistId=0

1218 外相の話。パトリオット配備に対するイランからの非難について、真剣に受け止めない。脅威は、暴力を続けるシリア体制である。イランが、シリア政府に対し、暴力を止めるよう公に要請すべき時である。
http://megalodon.jp/2012-1219-1449-59/todayszaman.com/newsDetail_getNewsById.action;jsessionid=4D546435622CE00011279291CD6DC28F?newsId=301487&columnistId=0

1218 左派系テロ組織DHKP/Cは、ギリシア情報部から訓練を受けていた。
http://megalodon.jp/2012-1219-1451-07/www.todayszaman.com/newsDetail_getNewsById.action?newsId=301501

1219 トルコは世界最大のジャーナリスト刑務所である。中国、エリトリア、イラン、シリアよりひどい。国境なき記者団(RSF)が発表。
http://www.dailystar.com.lb/News/Middle-East/2012/Dec-19/199125-turkey-is-worlds-biggest-prison-for-journalists-watchdog.ashx

1220 軍参謀は2009年まで、反AKP活動をしていた。捜査の中間報告。
http://megalodon.jp/2012-1221-0414-19/www.todayszaman.com/news-301723-general-staff-carried-on-anti-govt-campaign-until-2009-report-says.html

1221 アンカラ大学の反AKPデモに参加した学生12人が逮捕された。
http://www.sana-syria.com/ara/3/2012/12/21/458455.htm

【モロッコ】(シリアの友人会議)
US1210 クリントンが、「シリアの友人会議」への出席を、体調不良を理由に送らせた。
http://www.dailystar.com.lb/News/Middle-East/2012/Dec-10/197876-clinton-postpones-morocco-trip-due-to-ill-health.ashx

US1211 「シリアの友人会議」で、NCSORFを「シリア人の唯一の代表」として承認する予定。クリントンは病気で欠席。国務次官補が代理出席。
http://www.dailystar.com.lb/News/Middle-East/2012/Dec-11/198028-us-to-declare-syrian-jihadists-a-terrorist-group.ashx

1212 サウジがNCSORFに100milドルを拠出表明。外相が「シリアの友人会議」で。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=9a7af0275c897d845bca26abd05d461d&ar=747498711

1212 マラケシュで「シリアの友人会議」を開催。130人の大臣・政府高官が出席。NCSORFを「シリア人の正当な代表で、シリア反体制派を統括する団体として承認。
http://www.dailystar.com.lb/News/Middle-East/2012/Dec-12/198194-world-powers-recognize-syrias-new-opposition-coalition-draft.ashx

1212 NCSORF議長が「シリアの友人会議」で語る。
ヌスラ戦線について「体制と戦っているグループをテロ組織と認定する決定は、再考される必要がある。宗教的動機に基づいてアサド転覆をすることは恥ではない。人々を解放し、抑圧を除去することができない宗教は、真の宗教ではない。軍事行動がイスラム色であることは、一般的に前向きである。神の道に向かう聖戦は、人権にとり根源的な動機付けであった」。

議長はまた、アラウィー派に対し不服従運動をするよう呼びかけ。

イランに対しては駐在専門家の「引き上げを要求。

米国政府の代表として参加した国務次官補は、NCSORFが過激派(注:ヌスラを名指ししない)に対し断固とした姿勢を取るよう求めた。前日、SNC副議長で同胞団系Farouq Tayfourは、ヌスラ戦線は頼りになる勢力であると見られている、と語った。
http://www.dailystar.com.lb/News/Middle-East/2012/Dec-12/198230-syria-opposition-urges-us-to-review-al-nusra-blacklisting.ashx

1212 カタール首相兼外相が「シリアの友人会議」にて語る。アサド大統領は勇気を持って退陣し、シリア国民に政府を作らせるべき。
http://www.dailystar.com.lb/News/Middle-East/2012/Dec-12/198245-qatar-urges-assad-to-take-brave-decision-to-step-down.ashx

1212 シリアの友人会議。モロッコ外務大臣は「シリアの友人会議が、NCSORFをシリア人の唯一正当な代表として承認した」と発表。モロッコ紙の記事。
http://megalodon.jp/2012-1213-0548-33/goo.gl/xmI74
1212 シリアの友人会議。新華社が入手した声明案によると、「シリア人正当な代表」(注:唯一、ではない)。参加国は114ヶ国とNGO 15団体。
http://news.xinhuanet.com/english/world/2012-12/12/c_132036841.htm

1212 シリアの友人会議でNCSORFを承認したのは114ヶ国。トルコ紙の見出し。
http://todayszaman.com/news-301008-114-countries-back-new-syrian-coalition.html

1212 「シリアの友人会議」議長総括(全文)と日本政府代表の演説(全文)(注:「唯一」承認ではなさそう。)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/syria/friends_kaigo/2012_12/gaiyo.html

1213 マラケシュ「シリアの友人会議」で、NCSORFが「シリア国民の正当な代表」と承認された、と報じられた件につき、オーストリア外務省が声明発表。「すべての参加国が採用した決定ではない。議長国による声明だ」。
http://www.ac.auone-net.jp/~alsham/2012_12/13.html

【チュニジア】
1218 シリアで逮捕されたチュニジア人テロリストの母親が、ゲリラ送り込みのネットワークの存在を語る。チュニジア紙。

1219 シリアで捕まったチュニジア人テロリストが自白。チュニジアでシャイフが若者を集め、トルコ経由でシリアに送り込むルートがある。リビア人とチュニジア人ばかりが詰まっている。シリア国内で死ぬと、身元をわからなくするため、死体を焼かれる。破壊を繰り返し一般人の生活を苦しめてばかりしていて、ちっとも聖戦ではない。
http://www.youtube.com/watch?v=F4xmAgiHebc

1221 シリア反体制派が、チュニジアTV 2局の番組を、シリア政府系TV局のNileSat周波数にかぶせて放映(ジャミング)している。
http://www.sana-syria.com/ara/3/2012/12/21/458454.htm

【イエメン】
1216 アデン港で、トルコからの違法な武器運搬船を拿捕。

【アルジェリア】
1220 アラブ監視団員だった、アルジェリア人Anwar Maalikアンワル・マーリク氏がDam Pressに手記。アラブ監視団を内側から壊し、問題を国際化させるようにと、50万ドルを渡された。
http://www.dampress.net/?page=show_det&category_id=7&id=24413

【カタール】
1220 駐カタールのNCSORF大使が、サウジ紙al-Watanに語った。
カタールが、シリア政府と高官の資産900milドルを凍結。NCSORFが暫定政府を樹立し、諸外国から承認を受け、シリア領内の解放地に活動拠点を設けたら、凍結資金がNCSORFに引き渡される。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=71f3824748f4672c9bb680e5fd3f560c&ar=876473564
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シリア情勢まとめ(外交:周辺諸国、その1) 12月21日まで

2012/12/23 03:57
【イラン】
1209 イラン外相がシリア大使と会談。敵は、自らの行いの過ちに気付いた。二国間関係強化について。
http://www.sana-syria.com/eng/22/2012/12/09/456381.htm

1209 シリア反体制派(主に国内組)がテヘランで第2回会合(テヘラン会議)
http://www.sana-syria.com/eng/21/2012/12/10/456315.htm

1215 イラン副大統領顧問がシリアを訪問し、首相と会談。主な議題は経済、通商、電力、石油。シリア側はサービス担当副首相、財務相、官房長官が、イラン側は大使が同席した。
http://www.sana-syria.com/eng/24/2012/12/15/457440.htm

1215 軍参謀総長の話。米国と西側が、シリアでテロをしている。パトリオットのトルコ配備は、世界戦争を引き起こすかもしれない。軍総司令官高等顧問の話。シリアの安定を乱している主体は、米国である。その他。
http://www.sana-syria.com/eng/22/2012/12/15/457375.htm

1216 Velayati大統領顧問の話。アル・カーイダをシリアに送り込んだのは西側。
http://www.sana-syria.com/eng/22/2012/12/16/457555.htm

1216 イランから救急車20台を受け取り。
http://www.sana-syria.com/eng/36/2012/12/16/457548.htm

1216 イランが、シリア危機解決の6項目の計画を提示。
http://japanese.irib.ir/news/latest-news/item/33932-%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%80%81%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%8D%B1%E6%A9%9F%E8%A7%A3%E6%B1%BA%E3%81%AE6%E9%A0%85%E7%9B%AE%E3%81%AE%E8%A8%88%E7%94%BB%E3%82%92%E6%8F%90%E7%A4%BA

1216 シリア訪問中のイラン副大統領顧問と、シリア官房長官が会談。議題は、イランからシリアへの農業製品、発電所、医療機器の輸出メカニズム。貿易金融をする合弁銀行設立。合同開発プロジェクトの仕上げ。自由貿易協定の活性化(締結?)。イランが速やかに医薬品、医療物資を提供する。シリアはオリーブ油、柑橘類、衣類、生地などを輸出する。イランは、シリアの輸出に対し、全ての規制を撤廃し、信用供与する。
http://www.sana-syria.com/eng/24/2012/12/16/457632.htm

1216 外相が、トルコのパトリオット配備は挑発的と語る。
http://www.sana-syria.com/eng/22/2012/12/16/457648.htm

1217 外相の話。イランとIAEAの協議は建設的なものだった。
http://japanese.irib.ir/news/latest-news/item/33944-%E3%80%8C%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%81%A8iaea%E3%81%AE%E5%8D%94%E8%AD%B0%E3%81%AF%E5%BB%BA%E8%A8%AD%E7%9A%84%E3%81%AA%E3%82%82%E3%81%AE%E3%81%A0%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%80%8D

1217 無人偵察機Scan Eagleの生産ラインを完成させた。
http://megalodon.jp/2012-1218-1625-50/en.trend.az/regions/iran/2099813.html

1218 イラン外務省報道官。西側と米国は、シリア人に代わって、シリアの運命と将来を決めたがっている。
http://www.sana-syria.com/eng/22/2012/12/18/457941.htm

1219 アサド大統領は、もし暴力が止むならば、予定を切り上げて選挙をしてもよいと考えている。国会議長外交顧問Sheikhoeslam(元駐シリア大使)の話。(注:別に新しい提案ではない。)
http://www.dailystar.com.lb/News/Middle-East/2012/Dec-20/199199-assad-open-to-early-polls-if-violence-ends.ashx

1220 副大統領顧問とシリア大使が会談。通商交渉の続き。
http://www.syriandays.com/?page=show_det&select_page=57&id=34186

【イラク】
1208 イラク政府は米国に対し、ロシアで修理されたシリアの軍用ヘリコプター4機の上空通過を拒否したと連絡。
http://megalodon.jp/2012-1209-1801-31/www.ukprogressive.co.uk/iraq-blocks-syrias-request-to-fetch-combat-helicopters-from-russia/article21053.html

1212 イラク外相がシリアal-Watan紙に語る。(注:記事は長いが、特に新しいことは語っていないように思う。)
http://megalodon.jp/2012-1213-2030-12/www.alwatan.sy/dindex.php?idn=130937

1212 米国国務次官補がイラクを訪問し、首相とシリア情勢について協議。

1213 トルコとイラク北部が油田開発で近く合意へ。クルド地区の経済的自立が実現する。イラク中央政府は猛反発。
http://megalodon.jp/2012-1214-2149-42/www.upi.com/Business_News/Energy-Resources/2012/12/13/Turkey-Iraq-Kurds-near-explosive-oil-deal/UPI-63981355423555/

1213 財務大臣(スンニー派)の話。シリアでまもなく変化が起きる。個人的に、それは数週間だと思う。アンマンで開かれていたIMF会議で語ったもの。
http://english.ahram.org.eg/NewsContent/2/8/60443/World/Region/Iraqi-minister-says-Assad-regime-to-fall-within-we.aspx

1217 Talabani大統領が、心臓発作で入院。(その後、ドイツに搬送された。)
http://megalodon.jp/2012-1220-0032-51/www.reuters.com/article/2012/12/18/us-iraq-president-idUSBRE8BH09U20121218

1218 シリア燃料会社専務の話。古いイラク・パイプラインを復活させる合意が、イラク側と成立した。原油をバーンヤース精油所に届けることができるようになる。(注:以前からそのような話が何度も繰り返されているが、全く実現していない。そもそも、現下の状況では、パイプラインの安全が確保できない。)
http://megalodon.jp/2012-1222-2202-26/www.syriandays.com/?page=show_det&select_page=46&id=34149

1220 Haitham Mannaa'がイラクを訪問し、首相と会談。首相は、暴力に深い懸念を表明し、反体制派が、シリア人の意志を実現する政治解決を見つけるよう呼びかけた。
http://www.sana-syria.com/eng/22/2012/12/20/458353.htm

1220 イラク系投資家4人が、Daraaで、食肉、牛乳生産、酪農品生産、ジャム製造、トマトペースト製造する投資プロジェクトを、シリア投資庁が承認。工事期間36ヶ月、雇用120人の見込み。資本金120milシリポン(1シリポン=0.84円)。
http://megalodon.jp/2012-1222-2206-14/goo.gl/4krwb

【エジプト】
1215 EgyptAirが、ダマスカス便、アレッポ便を終了し、路線を閉じた。12月13日のフライトをもって、全てのエジプト人をベイルートに救出し終えた。ダマスカス事務所のエジプト人スタッフは帰国。アレッポ事務所は予約受付のみ。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=784a061d21533e4c4c11f3954aad0a79&ar=863072009

1216 過去数ヶ月で4000人のエジプト人家族を、シリアから引き上げた。エジプト外務省発表。
http://www.dailystar.com.lb/News/Middle-East/2012/Dec-16/198713-egypt-evacuates-4000-people-from-syria.ashx

1217 イランからシリアへの重油を積んだタンカーの通航を、エジプト当局がスエズ運河で阻止した。バアス党地域指導部メンバーが、クナイトラ県で開かれた、基礎物資不足に対する説明会議で明らかにした。(同じ話を、シリア共和国ムフティーが講演会で紹介した。)
http://megalodon.jp/2012-1219-0156-39/www.alwatan.sy/dindex.php?idn=131088

1217 2012年1〜10月期、アラブの国別対内投資(エジプトへの投資)で、シリアがダントツのトップ。365社、資本金総額651milエジポン(105.2milドル)。2位以下はサウジ130社、リビア122社、ヨルダン65社、レバノン62社など。
http://megalodon.jp/2012-1222-2148-08/goo.gl/VplE6

【イスラエル】
1209 Fajr5ミサイルのせいでテルアビブの不動産価格が暴落。地下防空壕のない物件は売れないので、大家は追加投資を迫られている。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=6a8a12f13d192eca8d23bcb5b5665b6f&ar=77570593

1209 IDFの特殊部隊が、シリア国内で化学兵器の行方を追っている。Sunday Times紙の報道。
http://megalodon.jp/2012-1210-0634-42/www.jpost.com/MiddleEast/Article.aspx?id=295202
1209 Sunday Timesの記事。イスラエルの特殊部隊が、シリア国内で、シリアが保有するWMDを監視している。イスラエル筋は次のように語った。「我々は、化学・生物兵器の基地があることを知っている。先週、これらの武器が新しい保管庫に移送されたとの情報を得た。兵器使用を準備している可能性があり、我々はその場所を知らなければならない」。
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/602036/
(新華社の記事)
http://news.xinhuanet.com/english/world/2012-12/10/c_124069560.htm

1212 イスラエルがEritreaに軍事基地を設置し、紅海におけるイランとその他の敵対国の活動を監視する。Stratforの情報。Sunday Timesは今月初め、イスラエルがアゼルバイジャンに軍事的存在を維持していると様々なメディアが報じていると報じた。使われていない空軍基地を買い取ったという情報もある。
http://news.xinhuanet.com/english/world/2012-12/12/c_132037103.htm

1217 イスラエルのChannel 2が、イドリブ県北に密入国して取材。末尾で、現地ゲリラが、シャロン好きと言っている。
http://www.youtube.com/watch?v=6xxPL0C57mg
http://www.sana-syria.com/ara/3/2012/12/18/457848.htm

1220 シリアのシナリオ4つと、イスラエルの展望。シリアが滅んだら、イスラエルは喜ぶなどと書かれている。ハアレツ紙の記事。
http://www.sana-syria.com/ara/3/2012/12/20/458139.htm

1219 DebkaFileが、ロシアの対シリアIskanderミサイル供与を報道。
http://www.debka.com/article/22625/Assad%E2%80%99s-deadly-agenda-First-chemicals-next-Iskander-9K720

(注:イスカンデルについて、私は前の記事で12月6日付けの記事を引用して紹介したが、情報自体は5日に入手していた。hibikanの情報は、Debkafileより2週間も早い!hibikanの過去の偉業:フランスより早いイランより早い

1221 レバシリのドゥルーズについて、分離独立させることを、イスラエルのペレス大統領とヨルダン国王が真剣に話し合っている。そうなった場合のジュンブラートの立ち位置は悩ましい。レバノンal-Diyarの記事。

【ヨルダン】
06 Jordan1220 シリアのJihadistが、ヨルダンにある西側権益とイスラエルを攻撃する話をしているのを、ヨルダンが盗聴した。イスラエルHa'aretz紙が報道。
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/603011/

06 Jordan1220 首相の話。シリアのパレスチ人の問題を、ヨルダンを犠牲にして解決することは許さない。(ヤルムーク・キャンプの混乱を受けた発言)

【レバノン】
1208 Future所属議員Saqrが、問題の録音を、2倍の価格で報道機関から買い取ろうとしている。カネはハリーリーが出す。al-Akhbar紙報道。
http://www.sana-syria.com/eng/22/2012/12/08/456173.htm

1210 ベイルート駐在西側高官の話。ガザとレバノンでは、もはや対立激化は見られなくなる。シリアでも、反体制派が統一したことを受け、危機が終わりに近づいているかもしれない。

イランと米国が、ヨーロッパの首都で秘密交渉が伝えられており、次のイラン大統領選を注視している。米イラン協議は、暴力紛争の時代が終わったことを、全当事者に再確認するだろうと見ている。

シリア情勢の急激な展開に強い影響を受けるのは、ヒズボラである。ヒズボラの対応としては3つ考えられる。

(1)イスラエルに新たな戦争を仕掛ける。しかしこれは、自殺行為に等しい。
(2)国内の別グループに戦争を仕掛ける。これは、国内の支持低下をもたらし、対立後にヒズボラの影響力が弱まる。
(3)国内の政治勢力、特にMarch 14と新たな対話を始める。
http://www.dailystar.com.lb/News/Politics/2012/Dec-10/197858-regional-changes-will-eventually-reduce-violence.ashx

1211 サマーハ元情報相事件について、軍検事が、シリア高官3人の事情聴取を求める。Ali Mamlouk, Adnan(姓は不明), Buthainah Sha'baan。外務省を通じ、シリア政府に伝達される予定。
http://www.dailystar.com.lb/News/Politics/2012/Dec-11/198008-tribunal-calls-for-interrogation-of-syrian-officials-in-samaha-case.ashx

1211 FinlandがUNIFIL部隊を増員。176人→350人。
http://news.xinhuanet.com/english/world/2012-12/11/c_132032024.htm

1211 アラウィー派の代表的政治家Rif'at 'Eedが記者会見。Bab al-Tabbaanahの戦闘に、FSAのメンバーと武器が流入している。国民対話委員会と石油委員会に、アラウィー派の代表の参加が認められるべき
http://www.dailystar.com.lb/News/Politics/2012/Dec-11/198084-fsa-involved-in-north-lebanon-battle-eid.ashx

1211 シリア政府が、レバノン国内治安部隊Interpol事務所に、al-Hariri元首相、Saqr議員および在レバノンFSA報道官Louay Miqdadの逮捕状を送付。レバノン内相が深夜、明らかにした。
http://www.dailystar.com.lb/News/Politics/2012/Dec-12/198170-damascus-issues-warrants-for-hariri-saqr-fsa-official.ashx

1211 ベイルートにおける家具付き賃貸物件の空室率80%。地方ではほぼ空っぽ。年末年始の予約もほとんど入っていない。ベイルートの5ツ星、4ツ星ホテルでも、客室占有率は30%以下。地域の政治情勢が改善しない場合、アラブ投資家がレバノンのホテルを売却するとの懸念も現れている。
http://www.dailystar.com.lb/Business/Lebanon/2012/Dec-11/197981-beirut-witnesses-low-demand-for-furnished-apartments.ashx

1211 レバノン系銀行シリア法人の利益が69%減少。2012年3Q。http://www.dailystar.com.lb/Business/Lebanon/2012/Dec-11/197990-lebanese-banking-affiliates-profits-in-syria-plunge-by-more-than-69-percent.ashx

1212 Junblatがドイツ訪問。連邦議会Social block会長、元経済協力開発相、国家安全保障顧問らと会談。
http://www.dailystar.com.lb/News/Politics/2012/Dec-12/198160-jumblatt-german-officials-discuss-lebanon-region.ashx

1212 Petrolebが、外国の石油・ガス産業で働くレバノン人を求人。
http://www.dailystar.com.lb/Business/Lebanon/2012/Dec-12/198155-petroleb-seeks-to-hire-lebanese-oil-professionals.ashx

1212 シリア・ホムス県Tallkalakhで死亡したテロリストの遺体返還問題について、シリア大使は、身元確認ができないうちは返還できないと語った。レバノン総合情報部長官が週末、シリアを訪問する予定。
http://www.dailystar.com.lb/News/Politics/2012/Dec-12/198227-syria-still-verifying-identity-of-lebanese-fighters-ali.ashx

1214 シリア政府がSaqrをInterpolに国際指名手配した件につき、al-Mustaqbal紙は、Interpolが逮捕状を無効として却下したと報じた。当のSaqrは、(シリア)体制の国内的・国際的信用が失墜していることを示すもの、とする声明を発表。司法筋によると、レバノン政府はシリアの逮捕状を無視することになりそう、と語る。シリア大使館は、17日にSaqrに対する訴訟を起こす。証拠は、報じられた録音のみ。
http://www.dailystar.com.lb/News/Politics/2012/Dec-15/198596-saqr-interpols-rebuff-of-syrian-warrants-a-blow-to-assad-allies.ashx

1214 首相の発言。シリア政府が発行したSaqr、al-Hariri逮捕状は、政治的で、価値がなく、法的に無効である。法務大臣と協議後に語った。
http://www.dailystar.com.lb/News/Politics/2012/Dec-15/198644-mikati-syria-arrest-warrant-against-hariri-political.ashx

1215 UNHCRが支援している避難民156,000人。ホムス、アレッポ、ダマスカスから毎日1500人が流入。
http://www.dailystar.com.lb/News/Local-News/2012/Dec-15/198602-un-helping-over-156000-syrian-refugees-as-cold-weather-takes-toll.ashx

1215 トルコ社から発電船2隻をチャーター。1隻目は4ヶ月以内に、2隻目は6ヶ月以内に到着する予定。契約は2012年7月、360milドル、3年間、出力合計270MW(=3時間分の発電量)。電力省は、他の計画も含め、2015年までに停電をゼロにしたいと考えている。
http://www.dailystar.com.lb/Business/Lebanon/2012/Dec-15/198592-lebanon-to-receive-electricity-barges-within-four-months.ashx

1215 政府がSaqr逮捕状却下について、レバノン・バアス党が、政府に対し、シリア・レバノン同胞協力協調条約の治安条項を守るよう要求。

1215 米軍が、レバノンに通信施設設置許可を申請。al-Safir紙。
http://megalodon.jp/2012-1219-1626-56/www.assafir.com/article.aspx?EditionId=2336&ChannelId=56130&ArticleId=1435

1217 マロン派総主教のバチカン枢機卿就任を祝して、シリア宗教界代表団が表敬訪問。シリア大使も出席。
http://www.sana-syria.com/eng/22/2012/12/17/457739.htm

1217 レバノン・イスラエルの海洋権益(ガス田)の線引き案を、米国が両国に提示。両国はまだ返答していない。Ha'aretz紙。

1217 法相の話。Saqr逮捕状をシリアから受け取っていない。電子メールだけ。シリア大使館は18日に告訴する。
http://www.dailystar.com.lb/News/Politics/2012/Dec-17/198836-warrants-against-saqr-hariri-informally-received-minister.ashx

1218 2013年1月8日〜2月18日、観光促進の値下げキャンペーン。飛行機、ホテル、買い物が50%引き。
http://www.dailystar.com.lb/Business/Lebanon/2012/Dec-18/199004-50-days-of-discounts-to-revive-lebanon-tourism-abboud.ashx

1218 Bank Audiがトルコ支店を現在の7店から、2013年25店、2018年までに100店に拡大する計画。
http://www.dailystar.com.lb/Business/Lebanon/2012/Dec-19/199047-bank-audi-capitalizing-on-turkish-market.ashx

1218 サウジ慈善団体IIROSAが、ビカーア県al-Marj町に、シリア人避難民救援センターを開所。順次ほかの町にも広げていく。
http://www.dailystar.com.lb/News/Local-News/2012/Dec-18/199000-saudi-based-charity-opens-center-for-syria-displaced.ashx

1218 シリアからの避難民が15〜16日に1200人、17日1400人、帰国者が約400人、よって過去3日間の純増2200人。80%がパレスチナ人。(Yarmoukキャンプ交戦を受けて)
http://www.dailystar.com.lb/News/Politics/2012/Dec-18/198959-2200-refugees-arrive-in-lebanon-after-yarmouk-violence.ashx

1218 米軍の通信施設建設問題について、レバノン議会通信委員会委員長が、法に基づいていないと批判。イスラエルが(レバノン領を)占領し続け、数々の盗聴事件を起こし、違法な領空侵犯を続けているときに、イスラエルと通じている米国の通信施設を受け入れることはけしからんという主張。
http://www.sana-syria.com/ara/3/2012/12/19/458010.htm

1219 Saqr訴訟を扱う弁護士は、現在al-Kataa'ibと縁が切れている。党が発表。
http://www.dailystar.com.lb/News/Politics/2012/Dec-19/199093-syrian-appointed-lawyer-not-kataeb-member-party.ashx

1219 シリア内相がAUB大学病院に入院飛行機で入国。先週の爆破事件で受けたやけどと破片による怪我で、軽傷。手術の必要なし。執務室の天井が崩れた。レバノン治安筋と医療筋が明らかにした。
http://www.dailystar.com.lb/News/Local-News/2012/Dec-20/199212-syrian-interior-minister-at-aubmc.ashx
1220 シリア内相は重傷。肩に第1、第2段階のやけどがあり、爆弾の破片による傷が背中と足にある。現在集中治療室におり、様態は安定している。21日に一般病棟に移る。
http://www.dailystar.com.lb/News/Local-News/2012/Dec-20/199291-syrias-shaar-in-stable-condition-at-lebanon-hospital.ashx
1220 シリア内相の様態。空港に到着したときは、車椅子だったが、会話は普通にしていた。病院では、破片除去と形成外科の手術を受けた。
http://www.dailystar.com.lb/News/Politics/2012/Dec-21/199355-syrian-minister-stable-at-beirut-hospital.ashx

1220 海洋権益の分割。米国案は、レバノン案とイスラエル案の中間線を示しているようだ。
http://www.dailystar.com.lb/News/Local-News/2012/Dec-20/199184-us-plan-may-break-maritime-border-deadlock.ashx

1220 外相が語る。レバノンでは受け入れ余地が限られるため、シリア・パレスチナ人は、レバノン入国を考えるべきでない。シリア国内の別の町に避難するよう呼びかけ。現在の避難民数は16万人。レバノン当局は、国境管理に集中すべき

AUB大学病院に入院中のシリア内相について、野党の1人が、治療後に逮捕し、ICCに引き渡すべきと発言した件について、「シリア高官を裁判にかけると、シリア危機への不関与政策に牴触するので、彼らを戦争犯罪者とみなすことは許されない」と語った。
http://news.xinhuanet.com/english/world/2012-12/21/c_124125772.htm

1220 北レバノン県ムフティー暗殺未遂について、狙われた人物がヒズボラを非難。Samaha事件との関連を指摘。
http://www.dailystar.com.lb/News/Politics/2012/Dec-20/199302-hezbollah-mp-dismisses-allegations-as-absurd.ashx

1221 ビカーア県で、私設の避難民キャンプを設置し始めた。(注:政府は難民キャンプの設置を許可しない。)
http://www.dailystar.com.lb/News/Local-News/2012/Dec-21/199350-bekaa-town-opens-its-own-refugee-camp.ashx
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シリア情勢まとめ(外交:国際社会、主に非友好国) 12月21日まで

2012/12/23 03:55
【国連】
UNSC1209 CongoのM23ゲリラについて、ビデオを検討。フランス代表はギャング・犯罪者以外の何者でもないと発言したと伝えられている。しかし、Jabhah al-Nusrahについて、同じ発言はしない。何より、皆でビデオを見て議論したりしない。
http://www.innercitypress.com/goma1bank120912.html

UNESCO1210 事務総長が、シリア人ジャーナリスト45人暗殺事件を非難。
http://www.sana-syria.com/eng/22/2012/12/10/456593.htm

UNHCR1211 避難民総数509,559人。登録済み425,160人。11月には毎日3,200人のペースで増加。ヨルダンでは過去2日、夜間に1千人が国境を越えてきた(大雨の日)。レバノン154,387人、ヨルダン142,664人、トルコ136,319人、イラク65,449人、北アフリカ11,740人。UNHCRに頼らない避難者はヨルダン10万人、トルコとエジプトに7万人ずつ、レバノンに数万人と推定。これら総数は70万人を超える。登録者のうち、キャンプ収容は40%だけ。
http://megalodon.jp/2012-1212-0407-45/in.reuters.com/article/2012/12/11/syria-crisis-refugees-idINDEE8BA06H20121211

UNGA1214 シリア代表が演説。シリア危機は、テロリストへの資金援助と、武装テロリストを匿うことで解決しない。
http://www.sana-syria.com/eng/22/2012/12/14/457201.htm

UNHCR1213 年末までに避難民数は70万人に達する。
http://news.xinhuanet.com/english/world/2012-12/13/c_132037187.htm

UN1215 シリアに4千人から1万人規模のPKO派遣を検討している。そのような資源がないため、既存の11万5千人の中からやりくりすることになろう。外交筋がRIA Novostiに語った情報。
http://en.rian.ru/world/20121215/178173384.html

UN1217 ブラヒミ特使が来週、新しい提案を持ってシリアを訪問する。外交筋の話。
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/602776/
UN1220 ブラヒミ特使が、ロシアに対し、アサド大統領と会談する意向を伝えた。ロシア外交筋がRussia Todayに明らかにした。
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/603065/
UN1220 レバノンal-Safir紙の記事。ブラヒミ特使は、提案をアサド大統領に直接速やかに伝達できないのであれば、特使を辞任する、とBogdanovロシア外務次官に伝えた、とヨーロッパ外交筋が語った。前回訪問時は4日待たされた。先日の米ロ・ブラヒミ3者会談でロシアが譲歩したため、アサドはロシアを信用していない。
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/603028/

UN1219 2013年前半のシリア関連の避難民対策に1.5bilドルの支援を要請。
http://news.xinhuanet.com/english/world/2012-12/19/c_132051520.htm

UNHRC1220 人権理が報告書。世界中からゲリラが集まってきている。宗派戦争の様相を呈してきた。ヒズボラが戦闘に参加している。・・・など。
http://www.dailystar.com.lb/News/Middle-East/2012/Dec-20/199228-un-warns-about-sectarian-fighting-in-syria.ashx

UN1221 虐殺防止顧問が、アラウィー派粛正に深い懸念を表明する報道声明を発表したが、記者会見の質疑応答で、何か対策を取るよう安保理向けに勧告は出さないと返答。
http://www.innercitypress.com/syria1dieng122112.html

UNGA1221 シリアの人権状況を非難する決議を採択。サウジ、カタール提出。(国連サイト)広範な組織的人権侵害を強く非難する。賛成135、反対12、棄権36。
http://www.un.org/News/Press/docs/2012/ga11331.doc.htm

UNSC1221 制裁違反でシリアに武器輸出したイラン2社を、制裁リストに掲載。2011年のトルコ経由の武器輸出事件に関与したYas AirとSAD Import Export Company。
http://www.dailystar.com.lb/News/Middle-East/2012/Dec-21/199366-un-sanctions-two-iran-firms-over-syria-arms-supplies.ashx



【米国】
US1209 NYT紙の報道。米国がアル・カーイダに直接武器供与し始めた。政府軍と戦うには、アル・カーイダが有効との認識。英Sunday Times紙の記事。米国が、リビアから購入した武器を、シリアに送り始めた。SA7 Strela 2などが含まれる。また、国務省の外交官とCIAが、武装集団司令官らと接触している。
http://www.sana-syria.com/eng/22/2012/12/09/456426.htm
US1209 Sunday Timesの記事。米国は、アサド大統領転覆計画を進めるため、シリア反体制派に武器引き渡し作戦を、初めて実行に移した。米国は、リビアからカダフィー時代の武器を買い取り、カタール・トルコ経由とは別に、直接的な武器供与を始めた。様々なロケット、ミサイル、対空砲、SA7、Strela-2を含む。米国外交官とCIA要員は、武装グループの指導者たちと、直接対話のチャンネルを設けた。政府軍に対する軍事作戦について、アドバイスを提供し、ゲリラ指導者間の間で特別な信頼関係を構築し、将来の合同作戦実施に向けた準備をすることが、その目的である。(注:NATOの施設を使い、武器支援と軍事的アドバイスは以前から与えており、別に目新しくない。直接供与を認めた点が、この記事の新しいところ。)
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/602028/

US 財務省がJabhah al-Nusrah指導者2人と、シリア政府系民兵組織2つと指導者2人を、制裁リストに掲載。al-Shabbihahも。(家の外でうっかり「シャッビーハ」と言ったら通報されるのか(笑)。)
http://www.treasury.gov/press-center/press-releases/Pages/tg1797.aspx

US1211 Edward Djerejian元駐シリア大使が、カンヌで開かれたWorld Policy Conferenceで基調演説。シリアの体制は堅固で、簡単に倒れそうにない。シリア軍は強く、もし戦うならば、よく考え、損失を覚悟しなければならない。Turkish Daily NewsのMehmet Ali Birandが報告。
http://megalodon.jp/2012-1212-0548-30/www.hurriyetdailynews.com/it-looks-as-if-al-assads-fall-will-take-a-while.aspx?pageID=449&nID=36550&NewsCatID=405

US1211 Jabhah al-Nusrahをテロ組織リストに掲載。
http://megalodon.jp/2012-1212-0425-37/www.guardian.co.uk/world/2012/dec/11/us-blacklists-syria-al-nusra-front-terrorist
US1211 Jabhah al-Nusrahをテロ組織リストに掲載。タウヒード旅団のメンバーは反発している。「彼らはテロリストではない。彼らは我々のために懸命に働いている。我々とともに闘っている。シリアを助けている。それに比べ、米国人は何もしてこなかった。今度は、誰でもヒゲを生やしている人をテロリストと呼んでいる」。
http://megalodon.jp/2012-1222-2122-18/www.guardian.co.uk/world/2012/dec/11/syrian-opposition-plans-humanitarian-aid
US1211 国務省がJabhah al-Nusrahをテロ組織リストに掲載。
http://www.state.gov/r/pa/prs/ps/2012/12/201759.htm
本件につき、SNCが声明発表。Jabhah al-Nusrahは我々と共に戦っている。テロ組織はアサド政権だ。米国の決定に反発するデモ発生。
http://megalodon.jp/2012-1213-0553-45/www.alwatanvoice.com/arabic/news/2012/12/11/342117.html

US1211 がNCSORFを「シリア人の正当な代表」として承認。オバマ大統領がTV番組で明らかにした。(注:唯一の、ではない。)
http://www.voanews.com/content/obama-us-now-recognizes-new-syrian-opposition-coalition/1563134.html

US1211 国務省報道官が、リビア武器のシリアへの移送に米国が何らかの便宜供与を図ったのかとの質問に「いいえ」と返答。Sunday Timesの記事は「誤報」。
http://www.state.gov/r/pa/prs/dpb/2012/12/201751.htm#SYRIA

US1212 国防長官が、シリアの化学兵器に関する主張を撤回。
http://japanese.irib.ir/news/latest-news/item/33818-%E7%B1%B3%E3%80%81%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%81%AE%E5%8C%96%E5%AD%A6%E5%85%B5%E5%99%A8%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%99%E3%82%8B%E4%B8%BB%E5%BC%B5%E3%82%92%E6%92%A4%E5%9B%9E
http://www.dailystar.com.lb/News/Middle-East/2012/Dec-12/198164-panetta-no-increase-in-syria-chemical-weapons-threat.ashx

US1212 不安定なシリアがあと1〜2年続いたら、アル・カーイダが伸長する可能性を、米国は非常に恐れている。過激イスラム派よりアサドのほうがマシという認識で共通している。米国は、可能な限り速やかに、シリアの「秩序再建をする必要に迫られている。ワシントンDCで開かれた会議の内容をトルコ紙コラムニストが報告。
http://megalodon.jp/2012-1215-1420-12/todayszaman.com/columnistDetail_getNewsById.action?newsId=301152&columnistId=108

US1213 シリアに人道支援14milドル。
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/602382/

US1214 トルコにパトリオット2基と兵士400人を配備する命令書に、国防長官が署名。
http://rt.com/news/us-patriot-batteries-turkey-035/

US1214 対イラン制裁を拡大。
http://www.state.gov/r/pa/prs/ps/2012/12/202023.htm
http://www.treasury.gov/press-center/press-releases/Pages/tg1804.aspx

US1214 副報道官代理の発言。ロシアはもっと建設的な役割を果たし、またアサド大統領に対する支持を止めるよう要請する。
http://en.rian.ru/world/20121215/178171503.html

US1216 オバマが新国務長官にJohn Kerryを指名。
http://topnews-nasserkandil.com/topnews/share.php?sms_id=34252

US1217が、Samaha元レバノン情報相をテロリスト指定。
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/602797/

US1218 Washington D. C.地方裁判所が、1991年トルコで発生した米国人聖書考古学者誘拐事件について、犯行グループPKKとシリアの関係を認定した。
http://megalodon.jp/2012-1219-1450-01/todayszaman.com/newsDetail_getNewsById.action;jsessionid=4D546435622CE00011279291CD6DC28F?newsId=301500&columnistId=0

US1218 イスラエルの入植地拡大発表について、米国国務省報道官が「挑発行為を繰り返している」と批判。
http://megalodon.jp/2012-1219-1451-01/www.todayszaman.com/newsDetail_getNewsById.action?newsId=301555

US1218 カタールにある米国系大学が、シリア、イラン、スーダンの学生を追放。本校が海外分校に指示した。
http://www.sana-syria.com/ara/3/2012/12/18/457800.htm

US1219 UK米英首脳がテレビ会議。シリア、アフガニスタン、イラン問題などを協議。
http://news.xinhuanet.com/english/world/2012-12/19/c_132050208.htm

US1220 化学兵器がヒズボラに渡る可能性を警告するDavid Ignatiusの論説。
http://www.dailystar.com.lb/Opinion/Columnist/2012/Dec-20/199202-is-syria-giving-hezbollah-chemical-weapons.ashx

【NATO】
NATO1213 がロシアに、シリアに軍事介入を計画していないことを保証し、ロシアはそれに満足した。「事態の進展にかかわらず、NATOは対シリア軍事作戦を始めない。リビア・シナリオを、シリアで再現しない」。

NATO軍事委員会委員長とロシア参謀総長が会談したあと、ロシア国防省国際軍事協力局長が、以上を明らかにした上で、この保証が、クリントンや他のNATO高官の発言と明確に異なると指摘。ロシア参謀総長は、シリア情勢が悪化して(おり、対外的脅威は減じて)いるのに、NATOはトルコに防空システムを配備した。我々は、シリア紛争解決は、両当事者によってのみ可能で、第三者の関与や、軍事介入ではないと固く信ずる、と語った。
http://news.xinhuanet.com/english/world/2012-12/13/c_132039292.htm

NATO1213 ラスムッセンの話。シリアの体制は崩壊に近づいている。スカッド・ミサイルのような無差別兵器の使用を非難。
http://www.bbc.co.uk/news/world-middle-east-20719538

NATO1214 過去数日間、シリア政府軍が反体制派に向けて発射したScudミサイル数発が、国境にかなり近い場所(シリア領内)に着弾したから。NATO司令官がブログで明らかにした。
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/602556/

NATO1221 事務総長の発言。スカッド・タイプのミサイル発射を探知した。反体制派によると、Ma'arrah al-Na'maanを狙ったが、標的を外した。
http://rt.com/news/syria-nato-scud-missiles-552/

【OPCW(化学兵器禁止機関)】
OPCW1211 もし周辺国から要請があれば、査察官30〜40人を国境に派遣する。
http://www.dailystar.com.lb/News/Middle-East/2012/Dec-11/198005-world-chemical-weapons-agency-ready-on-syria.ashx

関連ページ
http://www.opcw.org/special-sections/the-opcw-and-syria/

【EU】
EU1211 外相会議で、NCSORFを「シリア国民の代表」として承認(注:唯一、ではない)。対シリア武器禁輸措置の解除問題については、ギリシアが強く反対している。
http://www.dailystar.com.lb/News/Middle-East/2012/Dec-10/197973-eu-edges-closer-to-syrian-opposition.ashx

【フランス】
France1211 国防大臣の話。シリアに軍事介入する準備はできていない。
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/602243/

France1212 反体制派に武器支援する準備はできていない。イスラム系がどのような役割を果たしているのか検討している。シリアの友人会議における外相発言。
http://www.dailystar.com.lb/News/Middle-East/2012/Dec-12/198200-france-not-ready-to-arm-syrian-opposition-fabius.ashx

France1216 国民戦線のLe Pen党首が、TVでシリア擁護の発言。
http://www.sana-syria.com/eng/22/2012/12/16/457649.htm

France1217 外務省が、モロッコ・チュニジアのイスラム系政治家、シリアのムスリム同胞団、ハマース、レバノンの代表と、スイスのNGOに隠れて、秘密交渉をしている。投票箱を通じて権力を掌握するよう説得している。また、ハマースにイスラエル承認を迫っている。Le FigaroのMarbrunotの取材。
http://www.sana-syria.com/ara/3/2012/12/18/457861.htm

France1220 オランド大統領がアルジェリア訪問。植民地時代の残虐行為を認めたが、謝罪せず。フランス外交官は、事実を認めておきながら謝罪しない理由について、「謝罪するには、問題が深刻すぎる」と、わけのわからない説明をした。(←これ、日韓関係に使える。)
http://megalodon.jp/2012-1221-0505-14/www.latimes.com/news/world/worldnow/la-fg-wn-france-algeria-francois-hollande-colonialism-20121220,0,1547980.story

【イギリス】
UK1209 ダマスカス市民の政府支持は強い。Telegraph紙がやっと報じた。
http://megalodon.jp/2012-1210-0620-09/www.telegraph.co.uk/news/worldnews/middleeast/syria/9731659/Syria-crisis-a-beseiged-Damascus-remains-loyal-to-Assad.html

UK1210 もし実際に開戦すれば、アパッチ・ヘリでハリー王子(ダイアナ妃の不倫相手の子)が参戦する。
http://rt.com/news/prince-harry-sent-syria-721/

UK1211 軍が、武装勢力支援計画を策定。maritime and air powerを提供する。(小型ボートでもプレゼントするのか?)
http://megalodon.jp/2012-1212-0425-50/www.guardian.co.uk/world/2012/dec/11/british-forces-support-syria-rebels

UK1211 首相は何かしたいと考えているが、国防省内に反対意見が根強く、名案が出てこない。シリアがトルコ戦闘機を撃墜した事件がトラウマになっている。イギリス海軍には現在、空母が存在しない。
http://megalodon.jp/2012-1212-0429-27/www.guardian.co.uk/uk/2012/dec/11/syria-british-military-opposes-role

UK1216 Sunday Times紙が、アサドは最後には追い詰められ、精鋭部隊を率いてラタキアの山にこもる、との情報部のシナリオを紹介。

UK1219 下院外交委員会委員長が、外相に対し、現在以上の対シリア介入する場合の法的根拠を明らかにするよう、書簡で要求。
http://megalodon.jp/2012-1220-2048-47/www.guardian.co.uk/politics/2012/dec/19/mps-william-hague-syria-military-option

UK1220 ロシアの対シリア外交は、西側より賢い。イギリス人専門家。
http://english.ruvr.ru/2012_12_20/The-hard-to-swallow-truth-Russian-stance-on-Syria-is-politically-wiser-than-Western/

【ドイツ】
Germany1210 シリア大使館員4人を国外追放
http://english.ruvr.ru/2012_12_10/Germany-expels-4-Syrian-embassy-staff/

Germany1213 パトリオットはKahramanmarasカフラマンマラシュ県(シリア国境から70〜100km)に配備する。
http://megalodon.jp/2012-1214-0425-00/todayszaman.com/news-301025-german-patriots-to-be-deployed-in-turkish-non-border-province.html
Germany1214 連邦議会が、トルコへのパトリオット配備を承認。システム2基と兵士最大400人まで。任務は2013年初めに始まる。採決は賛成461対反対86、棄権8。派遣される要員には、AWACS関連も含む。ドイツのミサイルは、シリア領空を侵犯しない。
http://www.defensenews.com/article/20121214/DEFREG01/312140007/Germany-Deploy-Patriot-Turkey-New-Equipment-Afghanistan?odyssey=tab%7Ctopnews%7Ctext%7CFRONTPAGE

Germany1221 国防大臣が、反体制派がまもなく、体制に対する軍事的勝利を達成するとの兆しがあると、Bild紙に語った。また、軍事介入は、全く議論になっていないとも語った。
http://www.dailystar.com.lb/News/Middle-East/2012/Dec-21/199433-german-minister-syrian-rebel-victory-likely-soon.ashx

【オランダ】
Netherlands1219 トルコに派遣されるパトリオット部隊360人は、適切な訓練を受けていない。軍労組委員長が暴露(笑)。予算削減のあおりを受け、2011年に空軍と陸軍を合体したばかりで、実射訓練を受けていない。派遣されるのは360人。ドイツは400人で、うち170人がパトリオット専門官。米国も400人。
http://megalodon.jp/2012-1220-1837-22/todayszaman.com/newsDetail_getNewsById.action?newsId=301593&columnistId=0

【スペイン】
Spain1213 元空軍兵士が、トルコでゲリラを訓練している。第1回渡航は自腹だったが、2回目は海外組から手当が出た。教え子は1人も死んでいない。al-Fauj46陥落のときに活躍した。
http://www.dailystar.com.lb/News/Middle-East/2012/Dec-13/198329-spanish-ex-air-force-officer-trains-syria-rebels.ashx

【スウェーデン】
Sweden1212 首相の発言。スウェーデンは、NCSORFをシリア人の正当な代表として承認する準備はできていない。
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/602326/

【ギリシア】
Greece1212 シリア大使と外交官2人を国外追放。シリア大使館は領事機能のみを残す
http://www.dailystar.com.lb/News/Middle-East/2012/Dec-12/198254-greece-expels-syrian-ambassador-2-other-diplomats.ashx

【ハンガリー】
Hungary1215 外務省が、NCSORFを「シリア人の唯一正当な代表」として承認。同日、在ダマスカスの大使館を閉鎖(既に5日付けで活動停止していた)。19日、在ブダペストのシリア大使館員に対し、年末までの国外出国を要求。(注:ハンガリーは、今でも気持ち的にはシリアの友好国だと思うが、EUに命令されたのだろう。)
http://news.xinhuanet.com/english/world/2012-12/19/c_124114501.htm

【ルーマニア】
Romania1209 駐シリア大使が、レバノンに退避。
http://www.dailystar.com.lb/News/Middle-East/2012/Dec-09/197798-romanias-ambassador-leaves-syria-over-security-concerns.ashx

【ブルガリア】
Bulgaria1217 国防大臣が、米軍の常駐を希望。新しい基地を建設し、駐留兵士数を現在の倍にする。
http://rt.com/news/bulgaria-nato-us-troops-257/
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シリア情勢まとめ(外交:国際社会、主に友好国) 12月21日まで

2012/12/23 03:53
【ロシア】
1209 ジュネーブで12月9〜10日に、シリア問題について米ロ外務次官会議。ブラヒミも出席。集中討議する。
ロシアは、ジュネーブ合意が前提で、最終通告または前提条件なしならば、このような協議に応じる。ロシアのスタンスについて歪曲して伝えようとする、清潔でない試みがある。全勢力が武器を置き、対話のテーブルに着く必要がある。ロシアは、シリア大統領の運命について、いかなる参加者とも協議しない。ロシアは誰にも固執しない。最大の危険は、化学兵器がアル・カーイダの手に渡ること。
http://www.sana-syria.com/eng/22/2012/12/09/456323.htm

1209 ロシア安保会議書記の話。我々は、シリアに化学兵器があることを知っている。シリア政府は我々に対し、化学兵器の拡散を許さないと確約した。
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/602021/

1209 ラブロフ外相の話。(クリントンが、ロシアはソ連を復活させようとしていると非難したことについて、)安保理の拒否権は、国際法で認められたもので、その仕組みを作ったのは米国である。シリア国民は一党支配に飽きており、改革は遅すぎた。アサドは多くの過ちを犯した。犯罪は、こちらと、もう一方の側から来ている。
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/602032/

1209 米ロ外務次官会談について、ロシア外相の話。Brainstorming sessionだった。ロシアは、アサド政権崩壊が不可避だと考えていない。アサドの将来については、何も話さなかった。
http://megalodon.jp/2012-1210-2257-19/www.guardian.co.uk/world/2012/dec/09/russia-us-geneva-talks-syria

1210 ラブロフ外相が記者会見で語る。
我々は3日前ダブリンで、クリント国務長官と会談した。ブラヒミ国連・アラブ連盟得した同席した。ブラヒミ特使から、外務次官レベルでbrainstormingをする特別会議を開くよう提案があった。

我々は、アサドの将来など条件追加、最終通告、前提条件なしの、ジュネーブ合意に基づくブレインストーミングという意味であれば、会議に臨む用意があると伝えた。

その会議は12月9日、ジュネーブで開かれ、10日にも開かれたが、残念なことに、一度(会議を開くと?)合意したら、米国高官が、ロシアは態度を変えたと話し始めた。

そのようなことはない。我々は態度を変えておらず、ジュネーブ合意に基づき協議することに合意しただけである。

我々は、流血を可能な限り早期に止めるため、あらゆることをするつもりである。
http://www.mid.ru/BDOMP/brp_4.nsf/sps/96C747C7970D553444257AD100392CD6

1210 Bogdanov名で外務省声明を発表。シリアへの外国干渉は受け入れ不能。
http://www.sana-syria.com/eng/22/2012/12/10/456524.htm
1210 米ロ外務次官会議後、ブラヒミが記者会見。
http://www.sana-syria.com/eng/22/2012/12/10/456427.htm
1211 Bogdanov外務次官が、シリア大使と会談。
http://www.sana-syria.com/eng/22/2012/12/11/456755.htm
1211 Bogdanov外務次官が中国大使と会談。
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/602228/

1211 ロシア国連代表の話。シリア武装勢力は、リビアから入手した対空砲を使っている。リビアからの武器流出を防ぐ決議を検討する必要がある。
http://www.sana-syria.com/eng/22/2012/12/11/456746.htm

1212 Bogdanov外務次官が、カタール大使と会談。
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/602340/

1212 外相の話。米国のNCSORF承認は、ジュネーブ合意違反である。
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/602285/

(ボグダノフ外務次官の問題発言事件)
1213 Bogdanov外務次官の話。我々は現実に直面しなければならない。トレンドは、シリア政府が徐々に支配を失っており、領土を次々に失っている。悲しいことだが、シリア反体制派の勝利を排除することができない。しかし、反体制派が勝利するには、受け入れられないコストが伴う。我々には受け入れられないが、当人たちが、それでもやると息巻いているときに、我々ができることはない。
http://en.rian.ru/russia/20121213/178136571.html
http://megalodon.jp/2012-1215-1419-14/www.bbc.co.uk/news/world-middle-east-20710561
Russia Todayの記者が、会議場の外から興奮気味に報告。
http://www.youtube.com/watch?v=H03kStyYSmo
1213 Bogdanov外務次官の話。我々は現実に直面しなければならない。トレンドは、シリア政府が徐々に支配を失っており、領土を次々に失っている。悲しいことだが、シリア反体制派の勝利を排除することができない。反体制派は、国土の60%を支配していると語っている。しかし、彼らは残り40%を支配する必要がある。60%を支配するのに2年間の内戦を要したならば、あと1年から1年半かかるだろう。
http://news.xinhuanet.com/english/world/2012-12/14/c_132039491.htm
1213 Bogdanov外務次官の話。最大の危機は、シリアの一部が、過激派とアル・カーイダが強い立場にある反体制派の支配下に落ち続けていることである。これは大変深刻な結果をもたらしうる。米国のパートナーを含む皆がそれを恐れている。ゲリラは既に、対空砲を含む武器庫を獲得している。同じことが化学兵器貯蔵庫についても起こりうる。アレッポ(の東郊外al-Safeerahアル・サフィーラ)で、化学物質製造工場が奪われた。それはテロ目的で使用可能である。
http://en.rian.ru/russia/20121213/178130290.html

1214 外務省報道官が、ボグダノフ発言を否定。過去数日、声明を発表したり、インタビューに答えたことはない。
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/602483/
1214 外務次官の話。ロシアは、対シリア姿勢を変えていない。情勢は非常に複雑化している。政府軍は、ますます高性能の武器を備えた反体制派と向き合っている。テロは宗派主義の傾向を強めている。国際社会の反体制派に対する政治的、モラル的、物的支援が、彼らの活動を助長している。
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/602490/

1215 BogdanovがRussia Todayに釈明。
ロシアで開かれた会合で、多くの参加者が議論したアイデアの意味が誤解された。話題は、シリアの地上の情勢の展開についてだった。参加者質問が、ロシア外務省があらゆる可能性を検討している点に集中し、その中に、ロシア人の国外救出が含まれていた。私はそれに答えた。シリア反体制派は、国土の60%を支配していると語っており、トルコも同じ数字を語っている、という質問があり、私は、我々は情報を真剣に取り扱わなければならない、推測を排除しなければならないと答えた。ロシアの立場は、これまでに何度も表明しており、プーチン大統領も言及した。
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/602585/
(ところどころ表現が変えてあるが、英語になっている。)
http://www.sana-syria.com/eng/22/2012/12/15/457398.htm

(バアス党筋がロシア外務省に確認した、とされる情報。12月13日付け)
(1)米国は、ジュネーブ合意を適用する枠組みについてロシアと交渉を始めることにし、新しい国務長官任命を待たずに、William Burnsを交渉担当者に任命した。

(2)米ロは、ダマスカス戦とアレッポ戦の結果、勢力図に大きな変化が発生せず、(外からゲリラを送り込む?)軍事的解決が、シリアで決定的な勝利を達成しないとの認識で一致した。

(3)ロシアは、米国のライス国連代表が扇動の発生源だとみなしており、彼女が新国務長官にならないほうがよいと伝えた。

(4)米ロは、アル・カーイダが武装勢力の70%を構成しているとの認識で一致した。

(5)米国がNCSORFを承認した件については、反体制派を後方支援するためのメディア発表であり、いかなる法的な意味も持たない、と米国はロシアに説明した。

(6)米ロは、最終的な政治合意に参加する反体制派の範囲について、相違がある。NCSORFの参加に米国が固執していることが、問題を複雑化させている、とロシアは考えている。

(7)2週間以内に、イランに関する重要な会議が開かれる。

(8)ボグダノフ外務次官発言については、反体制派による支配地域拡大の本当の情報をロシアが語ることは問題がないのであって、ロシアの立場が変化したわけではない。

(9)米国と全ての西側は、反体制派を武装しないとコミットしている。

(10)トルコは態度を変える準備があるが、湾岸アラブは負けたくないと考えている。

(11)湾岸アラブの問題である。
(バアス党筋おわり)

1216 駐レバノン大使が、Bogdanov発言はメディア・ゲームだ、と語った。
http://www.sana-syria.com/eng/22/2012/12/16/457513.htm
(ボグダノフ問題おわり)

1213 ロシア、中国、イランが、平和的解決を強調。(それぞれ別の外交の場で語ったものを、一つに記事に仕立ててある。)
http://www.sana-syria.com/eng/22/2012/12/13/457058.htm

1213 Gatilov外務次官、シリア情勢は悪い方向へ向かっている。(シリア問題解決の基本線については、特に発言の修正なし。)
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/602434/

1214 ロシア、中国、イラン、シリアの駐レバノン大使が、イラン大使宅で会談。イラン大使館が声明を発表。
政治的解決が必要である。武装集団への資金・部金提供を止める必要がある。シリア人の間で対話をし、透明な議会選挙、大統領選挙を予定通り行うよう呼びかけ。武装テロ集団は、過去2年間を経て目的を達成することができなかった。シリア政府・軍・国民によるテロ対決を賞賛。
http://www.dailystar.com.lb/News/Politics/2012/Dec-15/198597-syria-russia-china-iran-envoys-urge-political-solution-to-syrian-crisis.ashx
http://www.sana-syria.com/eng/22/2012/12/15/457330.htm
1215 駐レバノン・ロシア大使が、イラン大使館発表の声明は、共同声明ではないと語った。レバノン外相との会談後。
http://www.dailystar.com.lb/News/Politics/2012/Dec-15/198627-zasypkin-distances-himself-from-iran-embassy-statement.ashx

1214 米ロが、アサド家を退陣させることで合意(←注:この部分が嘘)。来週ブラヒミがシリアを訪問したときに、そう伝える。その後、ロシアとコネのある人物が首班を務め、両勢力から人材を出す暫定政府を設立する。Le Figaroの記事。
http://megalodon.jp/2012-1218-0402-22/www.lefigaro.fr/international/2012/12/13/01003-20121213ARTFIG00834-syrie-moscou-et-washington-s-accordent-sur-un-mediateur.php

1217 Gatilovの話。PKO派遣には、監視すべき停戦合意と安保理決議が必要だが、どちらもない。
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/602769/

1217 ロシアの武器輸出が過去最高に。
http://megalodon.jp/2012-1222-2053-51/sankei.jp.msn.com/world/news/121217/erp12121719380005-n1.htm

1218 Bogdanovがモロッコ大使と会談。
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/602882/

1218 バルチック艦隊の軍艦3隻が、シリアに向かって出航。現在派遣されている黒海艦隊と交替する。以前から予定されていた行動。NATO筋は、ダマスカスが陥落したときにロシア人を救出することが目的とコメント。
http://rt.com/news/russian-warships-syria-evacuation-280/

1218 ロシア政府は、ムスリム同胞団に対する非合法措置を緩和する。ムルシー大統領を2013年1Q末に公式招待したが、非合法のままでは都合が悪い。
http://www.dailystar.com.lb/News/Middle-East/2012/Dec-18/199023-russia-may-ease-muslim-brotherhood-ban-to-boost-egypt-ties.ashx

1218 ロシア空挺部隊長の話。命令が出されたら、シリアでロシア人救出の任務を実行する。先に国防省筋は、シリア沖に派遣されるバルチック艦隊が、必要があれば救出作戦を行うと語っていた。
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/602881/

1216 ロシア・アラブビジネス協会会長の話。
ボグダノフ報道は、捏造報道の一環。ロシアの外交方針は変わっていない。武装勢力の主体がJabhah al-Nusrahであることを、反体制派も米国政府も承知している。米国はその上で、テロ指定した。

自分はNCSORFメンバーとテレビで討論したが、彼らは米国によるテロ指定を非常に怒っていた。国際会議に招待できないと。

世界中からテロリストがシリアに集まっており、状況は深刻である。米国は、シリアを混乱させたあとに達成したい目標をもっていない。
http://english.ruvr.ru/2012_12_16/Syria-tension-grows/

1219 Bogdanovが、駐モスクワ・シリア大使の要請で会談。ジュネーブ合意に基づく、危機の速やかな政治解決支持を伝達。
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/602984/

1219 プーチン大統領が、旧ソ連諸国とのブロック形成を模索している。「自国の基準を他国に押しつけようとする西側諸国の試みは、最も深刻な状況を引き起こしかねない。北アフリカと中東で、劇的な状況が発生した」。まずベラルーシ、アルメニアの大統領と個別に会談した。カザフ大統領とも会談予定。
http://www.dailystar.com.lb/News/International/2012/Dec-19/199120-russia-negotiates-union-with-ex-soviet-states.ashx

1219 マイナス41度の外にお湯を撒くと、雪になる。びっくり映像。
http://www.youtube.com/watch?v=oS8jHfbcme8

1219 外務省・非常事態省・国防省が、ロシア人脱出計画を策定。
派遣駐在員、出稼ぎ労働者、婚姻等による滞在の3種に分ける。すぐ救出できるのは3万人。領事部に登録されているのは9千人。領事部に出国希望を表明したのは、ダマスカスで402人、アレッポで615人。タルトゥース、ラタキアまでバスで集め、船でキプロスへ送る。紅海、地中海、黒海にあるロシア客船を動員する。本土から旅客機を飛ばす。
http://arabic.rt.com/news_all_news/analytics/69177/
もう少し詳細に書かれた記事。
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/602908/

1219 トルコのNTV Channelは、ロシアがシリアに派遣したバルチック艦隊が、核弾頭搭載可能なサタン・ミサイル(ICBM)を運んでいると報道。
http://www.dampress.net/?page=show_det&category_id=7&id=24384

1220 プーチン大統領が記者会見。
我々は、アサド体制のことは心配していないが、シリアの将来のことを心配している。アサド家は過去40年間統治してきた。改革が必須であることは、疑いない。反体制派が政権を握り、現在の政権側が反体制派になり、殺戮が繰り返されることを望まない。関心があることは、もちろん、地域におけるロシア連邦の立場である。
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/603031/
1220 プーチン大統領が記者会見で語る。軍事的勝利から生まれる合意が、適切で効果的だとは思わない。全てはシリア人に依る。
http://english.ruvr.ru/2012_12_20/Syria-won-t-benefit-from-military-coup-Putin/
1220 プーチン大統領の記者会見について、新華社の分析。
http://news.xinhuanet.com/english/world/2012-12/21/c_124125780.htm
1220 ロシア大統領が記者会見。様々な問題について答える。(新華社のリンク集)
http://news.xinhuanet.com/english/photo/2012-12/20/c_132053832.htm

1220 外相の話。ロシアは、NCSORFを承認しないが、彼らと共に働く用意はある。
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/603046/

1220 北海艦隊、バルチック艦隊、黒海艦隊の合同演習を、12月末にシリア沖で実施する。
http://www.sana-syria.com/eng/22/2012/12/20/458185.htm

1221 プーチン大統領が、別の記者会見でシリアのことを語る。内容は前日と同じ。
http://www.dailystar.com.lb/News/International/2012/Dec-21/199418-eu-welcomes-putin-with-syria-back-in-focus.ashx
1221 ロシアEUサミット。記事の前半は、会談後のプーチン、欧州評議会議長の記者会見。

記事の後半は別件で、元・在ダマスカス・ロシア文化センター長の話。シリアの悲劇の背後には、西側の大国がいる。偽の革命を装う方法が失敗したので、テロリストを投入する方法に変えた。

シリア連帯ロシア委員会副議長の話。和平の調停者を装っているトルコの姿勢は、誠に忌まわしい。トルコは、地域の指導国になる貴重な機会を偽装した。
http://www.sana-syria.com/eng/22/2012/12/21/458453.htm

1221 外相がRussia Todayに語る。我々は、西側と体制変革のビジネスをしていない。アサド亡命の提案を、ロシアに話させるのはおかしい。自分で直接話せばいい。・・・など暴露。24日(月)に放送する。
http://rt.com/news/lavrov-interview-syria-iran-528/
1221 外相のRussia Todayインタ(一部)。シリアの化学兵器拡散懸念を指摘する国々が、ゲリラに武器・資金を供与して対立をあおっているのは、おかしなこと。
http://www.sana-syria.com/eng/22/2012/12/21/458405.htm

1221 外相の話。いかなる状況においても、シリアは化学兵器を使わないとの約束を、ロシアは得ている。
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/603086/

【ウクライナ】
Ukraine1210 女性記者誘拐犯から要求。12月13日までに身代金が支払われなければ、スパイとして処刑する。甥の話。13日が最終期限だとは思わない。
http://english.ruvr.ru/2012_12_10/Syrian-rebels-threaten-Ukrainian-journalist-with-death/

Ukraine1211 外務省報道官が、ウクライナ人女性記者の誘拐事件について、シリア政府に対し、速やかな釈放を実現するよう要請。
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/602212/
Ukraine1212 女性記者誘拐犯は、身代金として5千万ドルを要求している。12月13日までに支払われない場合、彼女を処刑するとしている。
Ukraine1213 女性記者誘拐犯のビデオ・メッセージが、ウクライナTVで流される。身代金は5千万ドル。ロシア、ウクライナ大使館、その国出身の人に対する攻撃を示唆。「ロシア人、ウクライナ人、イラン人を1人たりとも生きたままシリアを出国させるな」。
http://en.rian.ru/russia/20121213/178127010.html

【中国】
China1213 2013年に中国から変圧設備を輸入。金額4.5milユーロ。
http://www.syriandays.com/?page=show_det&select_page=46&id=34115
China1219 から変電設備4.5millユーロ相当を購入する契約に調印。2013年初頭に納入。ほかのケーブル、部品等も、ロシア、中国、イランから調達できる。
http://www.syriandays.com/?page=show_det&select_page=46&id=34169

China1214 外務報道官が、問題解決の原則論を繰り返す。
http://www.sana-syria.com/eng/22/2012/12/14/457240.htm

China1218 外務省報道官。シリア危機の唯一の解決は、政治的解決である。全ての関係者に対し、ジュネーブ合意を遵守するよう要諦。。
http://www.sana-syria.com/eng/22/2012/12/18/457937.htm

【ブラジル】
Brazil1214 大統領の発言。シリア問題でロシアの姿勢を支持する。
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/602526/

【ベネズエラ】
1217 シリア石油大臣の話。ベネズエラ、ブラジル、イランから重油供給を受ける契約に調印した。ロシアとも合意できる見込み。(注:イランからの輸送は、早速エジプトによって阻止された。)
http://www.syriandays.com/?page=show_det&select_page=46&id=34151

【キューバ】
Cuba1208 シリア厚生大臣がキューバを訪問し、外国貿易投資第1副大臣と会談。キューバの医療技術のシリアへの移転について協議。現地医療施設多数を視察。
http://www.sana-syria.com/eng/36/2012/12/08/456236.htm

【インド】
India1209 が、外国のタクフィール系TV局24局を禁止。

India1213 外相の話。シリア反体制派(NCSORF)に対する広範な承認の出現が、インドの内政不干渉の原則に適合するかどうか、慎重に検討している。
http://news.xinhuanet.com/english/world/2012-12/13/c_132039158.htm

India1218 インド大使が帰任祝賀パーティーで演説。シリアは、人間の生活に何の価値もない過激派の動きに直面している。
http://www.sana-syria.com/eng/21/2012/12/18/458005.htm

India1220 米国は、2011年4月、ダルアーにおけるJihadistsが起こした事件以来、アル・カーイダの存在に気付いている。知らないふりをしているだけ。インド人記者(?研究者)の記事。
http://www.sana-syria.com/eng/22/2012/12/20/458223.htm

【エクアドル】
Ecuador1211 大統領の話。アサド大統領が亡命を希望すれば、検討する。しかし、先日シリア外務次官が来訪したときにアサド亡命について話し合われたとする、イスラエル・ハアレツ紙の報道は、否定した。ブラジル紙の質問に答えたもの。
http://rt.com/news/ecuador-assad-asylum-correa-775/

【マレーシア】
Malaysia1212 マハティール元首相の話。状況がさらに複雑化し、政治システムに対する抗議が激化したときは、軍が国民を守るべきである。対立の背景は、一つはシリア社会の多様性と軍の強さ、もう一つは体制打倒を図る外国諸国が健闘していること。解決は、平和的な対話。
http://www.sana-syria.com/eng/22/2012/12/12/456929.htm

【パキスタン】
Pakistan1213 が大使館職員を全員、国外退去させた。
http://www.dailystar.com.lb/News/Middle-East/2012/Dec-13/198355-pakistan-withdraws-embassy-staff-from-syria.ashx
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シリア情勢まとめ(政府) 12月21日まで

2012/12/23 03:50
【体制派】
ギリ正1210 総主教の遺体が、レバノンからシリアに戻り、ダマスカスの教会に埋葬された。
http://www.sana-syria.com/eng/21/2012/12/10/456480.htm
ギリ正1214 総主教の後継者選挙、下馬評。
http://www.dailystar.com.lb/News/Politics/2012/Dec-14/198432-challenge-of-syria-awaits-next-greek-orthodox-patriarch.ashx
ギリ正1217 新しい総主教を選出。John Yaziji、57歳、ラタキア出身。
http://www.dailystar.com.lb/News/Politics/2012/Dec-18/198907-new-greek-orthodox-patriarch-elected.ashx
ギリ正1217 新しい総主教を選出。John Yaziji、57歳、ラタキア出身。「ヨハネ10世」。(公告)
http://www.balamandmonastery.org.lb/index.php/news/257-2012-12-17-13-45-14
ギリ正1218 新しい総主教がダマスカス到着。
http://www.sana-syria.com/eng/21/2012/12/18/458008.htm
ギリ正1220 新総主教が感謝祭のミサ(注:ギリシア正教は旧暦を採用している)。大統領府担当大臣がアサド大統領から祝辞を伝達。共和国ムフティーも参列。
http://www.sana-syria.com/eng/21/2012/12/20/458365.htm

経済担当副首相Qadri Jameel1214 の政党が、ロシア外務省と協議後、記者会見。(長文)
http://www.sana-syria.com/eng/22/2012/12/15/457255.htm

野党SSNPが1218、Russia Todayの番組で語った。パレスチナ問題が中心で、シリア問題は全体の構図の中で解決すべき。シリア国内では、シリア問題解決が第一と主張する声がある。

(注:下線部分は、後述のシャルア副大統領と同じ考え方ではないかと思う。)

シリアの中には、多数派も少数派もいない。我々は政党として、平和的解決を提案する。軍事的解決はない。武器を置き、殺戮を止めなければならない。

西側においてすら、解決のための真の兆候が現れており、我々はそれを成功させるため働かなければならないが、それを失敗させようとする勢力がいる。

我々は、ロシア外務省に提案を提出した。誰も排除することなく、国民対話を氏、広範で真に愛国的な政府を作るという内容である。
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/602873/

共和国ムフティー1218 がアサド図書館で講演会。反体制派に対し、敵性外国に頼るのではなく、帰国して人々を足場にするよう呼びかけ。(注:動画では、エジプトに対し、ガスを止め、子供を凍死させてくれてありがとう、と大声で叫んでいた。)
http://www.sana-syria.com/eng/21/2012/12/18/457990.htm

Druze1219 Shaikh 'Aql(宗派のリーダー)が逝去。
http://www.sana-syria.com/eng/21/2012/12/20/458244.htm

サッカー応援1218 西アジア大会の対バハレーン戦における、シリア側サポーターの様子。ひらめくシリア国旗と応援スローガン(バッシャールの人気)を見よ。試合に勝ち、決勝進出を決めた。
http://www.youtube.com/watch?v=Vgo-nbBo5CA
09 サッカー1220 西アジア大会で、対イラク戦に勝ち、シリアが優勝。アラブ連盟で孤立しているシリアが、優勝カップを獲得した。
http://www.syriandays.com/?page=show_det&select_page=45&id=34188



【政府】
04 外務次官1207 がレバノンal-Manar TVに語る。
シリア攻撃を考えている者は、それが地域全体に及ぼす結果について検討すべきである。

シリアの化学兵器疑惑については、西側報道がドラマティックであると形容し、仮に化学兵器があったとしても、自国民に対して使うことは絶対にないと強調した。むしろ、西側がテロリストに化学兵器を与えて使わせ、政府軍のせいにし、それを軍事介入の口実にするのではないかとの懸念を表明した。

シリアとアラブ地域で起きていることの背後には、イスラエルがいる。米国当局は、イスラエルが占領・入植政策を継続できるよう、シリアを脅迫している。

シリア危機は政治的解決が必要で、もし米国と西側諸国がそれを望むなら、国際法違反のテロ支援を止めるべき。ロシアはトルコに対し、テロ支援停止を要請し、EUと米国に対しては、内政干渉停止を呼びかけた。

シリアの指導者を決めるのは投票箱である。

ロシアは、いかなる軍事介入にも反対している。内政干渉になるため、シリア人に代わって交渉することはできないとしている。

ムスリム同胞団が支配するようになったいくつかの国々は、シリアを孤立化させるべく動いており、テロ支援している。その国民はシリアを支持しており、支配者の真実を暴くであろう。

トルコのパトリオット配備要請は、トルコの対シリア政策が破綻していることを示している。問題は、トルコの同胞団政権にある。トルコは、テロリストに武器を与え、アル・カーイダを呼び集め、国境を開放し、シリアに送り込み、資金を与え、訓練している。これら工作が、地上の(政府とゲリラとの間の)力関係を変更させることに失敗しているにもかわわらず、トルコ政府は作戦が成功しているかの印象を与えようとしている。

レバノンのFuture所属ウカーブ・サクル議員が、テロリストへの武器資金供与を自白した以上、レバノン政府が、シリア不関与政策を標榜し続けることは許されない。レバノン政府は、テロ支援者に対し、断固たる姿勢で責任を問うべきだ。

フランスの姿勢は、うんざりするほどテロに好意的だが、シリアに敵対的だったシラク、サルコジは政界から消え、アサドは残っている。偽善を装っても、フランス国民が、帝国主義を拒否する。

サウジ王室は、シリアの幸福と主権をすっかり無視し、テロを支援している。アラブ諸国政府の政策は、国民の意思を反映していない。

いくつかのアラブ政府は、事件を発生させる道具になっている。ゲリラに資金支援、武器支援をし、メディア・キャンペーンをしても、シリア国民による陰謀対決を止めさせることはできない。
http://www.sana-syria.com/eng/21/2012/12/07/455954.htm

首相1206 がロシア大使と面談。大使はロシア首相からの親書を手渡した。政治経済関係、文化交流について協議。ロシアは、シリアが外国の影響を受けずに、対話で解決することを希望。ロシアは、ジュネーブ合意の重要性を強調。陰謀が国連安保理を通過することを許さない。シリアの関税同盟加入問題。
http://www.sana-syria.com/eng/21/2012/12/06/455971.htm

UNSC1209 シリアが安保理に、化学兵器不使用を再度書簡で確認。
http://www.sana-syria.com/eng/21/2012/12/10/456206.htm
1208 化学兵器の自国民に対する不使用を再確認する文書を、シリア外務省がUNSCに送付。シリア政府は先に、(al-Safeerahにある)民間の塩素製造工場を国連査察団が確認するよう要請したが、武装集団が発砲したため、査察団は工場に入ることができなかった。(その後?)武装集団は工場を占領した。武装集団こそ、化学兵器をシリア国民に対して使用する危険がある。WMDを使用してイラクを占領した米国に、批判する資格はない。
http://www.sana-syria.com/eng/21/2012/12/08/456206.htm

首相1209 が共産党と会談。NPFを活性化させ、国内の愛国勢力が一つの固まりとして行動することの重要性を強調。(注:民主主義と複数政党制の話をしているときに、大政翼賛会であるNPFの活性化を議論するというのは、どういうことなのでしょうか?(苦笑))
http://www.sana-syria.com/eng/21/2012/12/09/456396.htm

首相1209 閣議でアレッポの問題を集中討議。基礎物資不足、教育停滞など。後半は、首相と共産党との会談。
http://www.sana-syria.com/ara/2/2012/12/10/456382.htm

Aleppo1212 東郊外にあった運輸局の仮事務所を、市街地南西端のal-Hamdaaniyyahに設置することを決めた。前の記事

公式筋1210 は、外務報道官マクディシーの去就について、3ヶ月の有給を取得したと説明した。また、ルナ・アッシブル任命は、ネット上の噂に過ぎないと否定した。
http://megalodon.jp/2012-1211-1436-17/www.alwatan.sy/dindex.php?idn=130861

情報大臣1211 がal-Manar TVに語った。
ダマスカス戦における武装勢力勝利の報道は、想像の世界のもの。ダマスカスの生活は平穏。

米国が・西側が化学兵器と声高に叫ぶのは、地上の戦闘で負けているから。シリアは国際的に禁止された兵器を所持していない。

危機当初から、外国スパイが領土内で活動している。

パトリオットは、シリアのみならず、イラン、キプロス、ギリシア、エジプト、その他も狙う。

米国(クリントン)がロシアと会談した理由は、米国の作戦が失敗しているから。ロシアのスタンスは堅固で、矛盾が無く、明確、率直である。

NCSORFはSNCの焼き直し。同じメンバー。

Jabhah al-Nusrahは、異なる名前を持つ複数の武装集団の集合体であるとの詳細な情報を持っている。

米国政府がテロ組織リストに掲載しただけでは、反テロの安保理決議に従ったことにならない。

トルコ政府は、テロと戦う国際的義務を、直接的、明確、露骨に違反している。

シリア危機への不関与政策は、大臣だけでなく、レバノン国全体の政策でなければならない。Future所属議員がテロ支援している。
http://www.sana-syria.com/eng/21/2012/12/11/456649.htm

大統領1211 ダマスカス県と郊外県のイスラム教育説教師らと会談。イスラムの真の価値を広める必要性を強調。女性によるイスラム教育に成果があったと讃えた。(注:ニュースに写真付きで大統領が登場したのは、久しぶり。)
http://www.sana-syria.com/eng/21/2012/12/11/456766.htm

外務次官1213
諸外国によるNCSORF承認は、プロパガンダであり、心理戦である。承認したところで、地上の現実は変わらない。米国によるJabhah al-Nusrahテロ指定は、遅すぎ、小さすぎる措置である。全てのテロを批判すべきだった。Jihad Maqdisiは、無給休暇取得中である。
http://www.sana-syria.com/eng/22/2012/12/13/457180.htm

外務省1213 スカッドミサイル使用のニュースを、事実無根として否定。核なき中東会議を、米国が開催延期したことを非難。
http://www.sana-syria.com/eng/21/2012/12/13/457097.htm

首相1216 我々は反テロ戦争に勝つ決意である。SSNP事務総長、政治局員ら、所属議員との会合で発言。
http://www.sana-syria.com/eng/21/2012/12/16/457539.htm

首相1215 が野党2党と会談。首相は、愛国的な政党が、シリア社会の全ての層と対話する役割の重要性を強調。
http://www.sana-syria.com/eng/21/2012/12/15/457430.htm

1215 情報筋によると、ロシアは、アレッポと各地を結ぶ空路の設置を真剣に検討している。アレッポに通じる道が閉じていることが、市内における基礎物資不足を引き起こしている(注:なぜシリア政府ではなくロシアが主語になっているのか不明)。

Faaris al-Shihaabiアレッポ工業会議所会頭は、民間が万単位のパンを空路で輸入できるのに、政府が無策なのはおかしい、と厳しく批判した。
http://megalodon.jp/2012-1216-2121-34/www.alwatan.sy/dindex.php?idn=130984

議会1218 予算委員会が、アレッポ県からManbij県を分離、ハサケ県からal-Qamishli県を分離、ホムス県からal-Baadiyah県(Tadmurを中心とする砂漠地帯)を分離する推薦を提出。
http://megalodon.jp/2012-1219-1707-33/www.alwatan.sy/dindex.php?idn=131149

外務大臣1217 Damas Yarmoukキャンプについて、UN事務総長に説明する書簡送付。キャンプ内のパレスチナ勢力と、外からもぐりこんがJabhah al-Nusrahとの間の戦闘。政府軍はキャンプ内に入っていない。パレスチナ人に対しては、中立を守るよう求めた。
http://www.sana-syria.com/eng/21/2012/12/17/457789.htm

外務大臣1215 が、シリア訪問中の国連事務次長(人道問題担当)に語る。シリア人困窮の原因は、米国・EUによる制裁。
http://www.sana-syria.com/eng/21/2012/12/15/457366.htm



Farouq al-Shar'シャルア副大統領が1217 レバノン紙にインタビュー。
いかなる暫定政府の首班も自分は受け入れないし、首班を務めたいと思わない。

我々は、シリアの存在を守る立場にいなければならない。我々は、個人または体制の存続をかけた戦いをしていない。

1970年に急ごしらえで整備された国家機構(NPF、議会、地方行政など)が、そのまま続いており、2000年にバッシャール大統領が就任して以降も刷新されることなく、劣化し始めた。それでも、社会が安定している間は、対応できたが、現在の破壊的状況には対応できない。国内外で発生している大量の避難民の存在は、まるで戒厳令が続いているかのようである。

反体制派は、シリア人の唯一正当な代表であると主張することはできない。一方で、長年にわたる経験の蓄積と官僚組織を持つバアス党も、新しいパートナーなしに改革を実現し、前進することはできない。両者の間に信頼が欠如し、破壊が続いている現状は、イスラエルを資するだけである。

2011年7月に国民対話の議長を仰せつかったとき、自分はそれが戦術的な動きではないと確信したから、引き受けた。しかし、体制の中に、対話は必要ないと考え、大統領にそのように耳打ちした者がいる。そのため、国内外の反体制派は、国民対話は茶番であるとみなし、実現しなかった。その後、武力対立が深まった。

我々は、過去に於いて、改革を急ぐべだとする声に、十分注意を払わなかったかもしれない。我々は今日、改革が不可避であることを理解する。もし体制がそれを先導しないならば、彼らが一方的に実現するだろう。

解決はシリア人の手によらなければならないが、歴史的な解決の中で、地域の主要国と安保理理事国を含む。全ての暴力停止と、国民統一政府の結成。それは、人々の生活と正当な要求に関連した、センシティブな文書の決議を伴うべきである。

勝敗が付くと誰かが考え始めた途端、問題は拡大し、深刻化する。

反体制派が全ての勢力を結集しても、体制を倒すことはできず、国全体を混乱と際限のない暴力の連鎖に引き込む。また、私は、軍警察がしていることが、決着を見るとは見ていない。対立する双方が、自分が望むものは全て手にはいると考えるならば、シリア人の正統的な国家の見通しは失われ、地域の運命は、どこへ向かうかわからないトンネルに入る。
http://megalodon.jp/2012-1217-2000-00/english.al-akhbar.com/content/exclusive-interview-syrian-vp-farouk-al-sharaa-proposes-alternative-war
(アラビア語)
http://megalodon.jp/2012-1217-2000-04/www.al-akhbar.com/node/173812
シャルア副大統領1220 の甥2人が逮捕された。反体制派の情報。(注:似たような捏造情報が、以前あった。)
http://www.dailystar.com.lb/News/Middle-East/2012/Dec-20/199245-nephews-of-syria-vice-president-arrested-activists.ashx

(注:以上が、今話題のシャルア副大統領の発言で、全体的には、過去2年間に関する彼なりの物の見方が示されているに過ぎないが、下線部は、解決の方向性を示したものとして注目されている。しかし、それは、米国やトルコなどによる、シリアの国体・内政への干渉を文書化し、固定することにつながるので、現在権力を握っているバアス党の主流派の中で、「敵に良い思いをさせてどうするんだ」と非常に評判が悪い。

私が見るところ、主流派の間では、現時点では動かしていない部隊のほうが多いのであって、それらを今後次々に投入するぞ、戦いはこれからだ、今が踏ん張り時なのに、シャルアは何を腰が引けたことを言っているんだ、という好戦的な意見が強い。

もちろん、バアス党は大きな組織で、内部では多様な意見が渦巻いているから、何かをきっかけに別のグループが出てきて方向性が変わるシナリオはいくらでも考えられるが、少なくとも現時点では、好戦派が主導権を握っている。シャルアは今回のインタビューですっかり嫌われてしまった感じ。もう引退したジジイなのだから、好きに言わせておけ、みたいな(笑)。

別件で、政府が、片方で国民対話と言いつつ、もう片方で治安作戦を強化していった過程に対する失望感は、マナーフ・タラースの告白と共通している。)



(内政続き)
1219議会 国民和解委員会を新設。年末までに県ごとに代表を選出するよう、議長が呼びかけ。
http://www.sana-syria.com/eng/21/2012/12/19/458155.htm

外務省1220 が国連安保理と事務総長に書簡送付。Yarmoukキャンプ襲撃事件についてシリアを非難している者たちすべてが、事件に責任がある。Jabhah al-Nusrah等のゲリラ数百人が、キャンプに乱入した。
http://www.sana-syria.com/eng/21/2012/12/20/458311.htm

議会1220 歯科医師会法案を委員会で審議。トルコマン系議員が、前日のトルコ外相「シリア・トルクメンはトルコ人の一部である」発言を、馬鹿げており、無責任と批判。(注:外交のトルコの項を参照)
http://www.sana-syria.com/eng/21/2012/12/20/458338.htm
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シリア情勢まとめ(治安、軍事) 12月21日まで

2012/12/23 03:45
全国的に、送電設備を狙った事件が多発している。

【アレッポ市内】
1208(12月8日の意) al-Zahraa'地区でゲリラ1000人殺害。ゲリラがアレッポで作戦を始めた先月からのゲリラ側死者合計は、5千人を超えた。
http://megalodon.jp/2012-1211-0010-35/www.alwatan.sy/dindex.php?idn=130806

1210 いくつかの地区で、「Jabhah al-Nusrah出て行けデモ」が発生。ネストリウス派系の反体制組織が、ハサケ県でキリスト教徒を迫害する活動を止めるよう呼びかけた。
http://megalodon.jp/2012-1211-1459-31/www.alwatan.sy/dindex.php?idn=130855

1211 Sab' BahraatをFSAが占領しているとの報道・動画は嘘。軍が旧市街を掃討しており、ウマウィー・モスクは完全に安全。Bustan Pashaの掃討を進めており、al-Hullakでも攻略が始まった。al-Sha'aarとal-Kallaasaahで進軍中。治安部隊が、FSAを空軍情報部の建物に誘い込み、500人以上の全員を逮捕。郊外Kafr HamraとHareetaanで進軍中。Qadi 'Askarで、FSAがパン屋からパンを盗んだところ、2000人以上の抗議デモが発生。最後はFSAが力で鎮圧した。

1211 アレッポ軍事評議会議長al-'Ugaidi(Akidi)がJabhah al-Nusrahの活動を賞賛したことについて、アレッポのキリスト教徒が不安を表明した。(注:シリアの政府系新聞が特定宗派の反応を報道することは、ほとんどないという意味で、非常に珍しい記事。)
http://megalodon.jp/2012-1213-0551-57/www.alwatan.sy/dindex.php?idn=130918

1211 アレッポ大学工学部で、県郊外およびイドリブ県出身者がデモ未遂。検問所で逮捕した。

1213 Bustan Pasha, al-Hullakでは、軍検問所に対する攻撃が過去20日間発生しておらず、まもなく安全宣言。

1214 Qastal Haraami金曜礼拝後のデモ。動員数多い。

1216 al-Sabeel通りで政府軍支持のデモ行進(02:50から)。参加者はさほど多くない(100人未満?)。動画前半は、ダマスカスYarmoukキャンプの戦闘で、ゲリラ3000人を殺害したとする政府側発表。
http://www.youtube.com/watch?v=fIau5OkcKgI
http://www.sana-syria.com/eng/21/2012/12/16/457564.htm

1217 Aghyurにゲリラ側狙撃手が潜んでおり、軍病院裏のMaisaloun地区住民は危険が絶えない。今日も2人死んだ。

1217 al-Raazi病院近くに砲弾3つ着弾。

1217 Bustan al-Qasrで、テロリストが爆弾を自動車に積もうとしていたとき爆発し、40人死亡。その他様子まとめ。他県も。
http://www.sana-syria.com/eng/337/2012/12/18/457716.htm

1219 反体制派の夫が、アサド支持のロシア人妻を銃殺。
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/602955/

1220 Bab al-Nairab 住民が、銃を持ってJabhah al-Nusrahに対して立ち上がる。

1220 空港近くのal-'Azeeziyyah村で、自動車爆弾が爆発し、テロリスト75人以上が死亡。民間人の死者数は不明。

1220 al-Zahraa'空軍情報部に対し、FSAが激しい攻撃。戦車3両、新しい武器を使っている。

1221 Bab al-Hadeedで反FSAデモ。スローガン「FSAは盗賊。我々は政府軍を欲する」。01:28で赤枠の中にチラっと見える赤い布は、たぶんシリア国旗だろう。厚手の服を着ている人もいるが、冬服というほど厚手ではない。02:17で半袖の男が2人写っている。(注:建物が全く壊れていないので、不自然かとも思う。体制側が製作した捏造ビデオか?)
https://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=DAiZl7BwHI4

1221 ゲリラが、空港のSyrianAir旅客機のタイヤに、初の警告射撃。アレッポ空港を使うなというメッセージだ。ゲリラ司令官がロイターに語った。
http://www.dailystar.com.lb/News/Middle-East/2012/Dec-21/199438-rebels-fire-warning-shots-at-airliner-at-aleppo-airport.ashx

1221 郊外で重要な軍事拠点複数が占拠されたため、アレッポに増援部隊派遣決定。



【アレッポ県郊外】
1208 シリア最大・最古のトラクター工場が略奪にあった。

1208 火力発電所の戦いで、Jabhah al-Nusrahのゲリラ1000人を殺害。市内Qaadi 'Askarの反ゲリラ・デモが発砲を受け、1人死亡。その他Damas, Idlibの事件。
http://megalodon.jp/2012-1209-1836-19/www.alwatan.sy/dindex.php?idn=130754

1208 郊外al-Ghassaaniyyah防空基地をFSAが占拠。立派な設備が写っている。
http://www.youtube.com/watch?v=gkI-zISPLW8

1209 西郊外にある第111駐屯地の一部を、ゲリラが占領。イスラム系のグループで、この部隊の司令官はウズベク人。多くのゲリラも外国人。
http://www.dailystar.com.lb/News/Middle-East/2012/Dec-09/197807-syria-rebels-seize-chunk-of-aleppo-base-activists.ashx

1210 北東郊外Manbij パン屋の前でバッシャール支持を叫ぶ群衆。(パンが買えないことに対する抗議)
http://www.youtube.com/watch?v=sa-7i76d-tw&feature=plcp

1211 東郊外al-Safeerahにあるシリア・サウジ化学会社Sysacco(新聞で塩素工場と騒いでいる)の敷地内部を撮影(12分間)。重油が入手できないので、工場は止まっているという。1人残っていた職員が、部外者にしゃべりすぎ。
http://www.youtube.com/watch?v=3wGiln-tmNM

1211 Mingh軍用空港に向け、Kateebah Ghurabaa' al-Shaamが独自開発のロケットを連射する。
http://www.youtube.com/watch?v=4rFSr5XZAiA

1211 歩兵学校をこれから攻撃するイスラム系ゲリラ・グループを前に、トルコ人が演説している。これ問題だろう。良い証拠を手に入れた。
http://www.youtube.com/watch?v=dOYiXyEexLs

1212 歩兵学校、FSA側の様子がわかる映像。
http://www.youtube.com/watch?v=46e3HPfiFYc

1213 政府軍は、al-Safeerah化学工場からゲリラを追い出すため、スカッド・ミサイルを使った。同工場の塩素がアル・カーイダの手に渡ったら、米国は反体制派を攻撃するかもしれない。化学工場にミサイルを使ったら、かえって危ないだろう(笑)。DebkaFileの嘘っぽい情報。
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/602405/
http://megalodon.jp/2012-1214-0421-37/www.debka.com/article/22608/Assad-fires-Scuds-to-stop-Al-Qaeda-arm-seizing-chemical-arms-at-Al-Safira

1213 歩兵学校に通じる道路は、軍が完全制圧。Kafr Hamraaまでの道は半分まで制圧。

1213 アレッポに増援部隊が到着。

1213 特殊部隊、共和国警護隊、バアス旅団を、増援部隊として歩兵学校に派遣。

1214 Handaraatから歩兵学校まで、Maari'出身ゲリラが展開。多数を殺害した。軍はもう少しで学校に到達する。

1214 SANA特派員が夜に報告。歩兵学校はごく一部を占拠されただけ。増援部隊はHandaraatの75%まで掃討を終え、明日には中央刑務所に到達する予定。

1214 アレッポに向かっていたパン50万袋が、途中でFSAに強奪された。

1214 歩兵学校でタウヒード旅団に捕まった捕虜。手で顔を隠してショボーン。
http://www.youtube.com/watch?v=gGsZPYDM_nc

1215 増援部隊が歩兵学校手前まで到着。

1215 歩兵学校を陥落させたあと記念撮影。盛り上がるゲリラたち。
http://www.youtube.com/watch?v=p2lH-YWS1hI

1215 歩兵学校。FSAが建物を占拠し、ゲリラ側の有能な司令官Abu Furaatを中心に記念撮影したが、この数分後に砲弾を浴びて死亡した(とする動画)。机の上のネーム・プレートには、校長の名前(Aadam Qubailiアーダム・クバイリー)がある。
http://www.youtube.com/watch?v=TQeEUhzcS_o

1215 歩兵学校。アサドの顔写真を踏みつけていると、別の男が「ウィスキーが見つかった」と持ってくる。
http://www.youtube.com/watch?v=SGj0h-7kXII
1215 歩兵学校。弾薬庫に火を付け爆破。
http://www.youtube.com/watch?v=Z_eNwRve6ak
1215 歩兵学校からの戦利品をトラックに積んでいる。
http://www.youtube.com/watch?v=Eintt3KPNjA
1215 歩兵学校で、巨大なアサド大統領の写真を破っている。
http://www.youtube.com/watch?v=bPSm159iNv8

1215 歩兵学校と第111駐屯地(防空基地)周辺への空爆で、ゲリラ3500人を殺害。政府側の発表。
http://megalodon.jp/2012-1216-2037-29/www.alwatan.sy/dindex.php?idn=131014

1215 歩兵学校に増援部隊が到着。

1216 陥落した歩兵学校を、アル・ジャジーラのカメラが、49分にわたり歩き回って撮影。
http://www.youtube.com/watch?v=yG9IwHV4fkk

1216 ゲリラによる歩兵学校占領報道は嘘。周辺で戦闘続く。大学生教練所でゲリラ撃退。al-Shaikh Najjaar, 'Anadaan, al-Zurbah, Mingh, al-Safeerahでテクニカル・その他車両を破壊。Handaraatと中央刑務所への道でテロリスト集団を逮捕。
http://www.shukumaku.com/Content.php?id=55144

1216 中央刑務所を奪還。歩兵学校に向かっている。36時間前、ゲリラが歩兵学校の一部建物を占拠したが、まもなく制圧されるだろう。付近の住民の話によると、過去1ヶ月にわたる歩兵学校周辺の戦いで、ゲリラ側に2千人の死者(戦闘の様子詳細)。政府軍が市内al-Hullak,Bustan Pasha, Hayy Ba'eedeen, al-Haidariyyah, Masaakin Hananu, Tareeq al-Bab, al-Sakhour, al-Sha'aar, Bab al-Nairab, al-Marjah, al-Saaliheen, al-Firdousで交戦。
http://megalodon.jp/2012-1217-1723-31/www.alwatan.sy/dindex.php?idn=131058

1216 中央刑務所を奪還。歩兵学校に向かっている。36時間前、ゲリラが歩兵学校の一部建物を占拠したが、まもなく制圧されるだろう。付近の住民の話によると、過去1ヶ月にわたる歩兵学校周辺の戦いで、ゲリラ側に2千人の死者。Damas情報部広報官離反のニュースは嘘。その他
http://megalodon.jp/2012-1217-1648-31/www.alwatan.sy/dindex.php?idn=131068

1216 歩兵学校では、副校長が離反して、空けていた建物を占領されたが、学校全体が陥落したとの報道は嘘である。共和国警護隊の増援部隊は、Bustan Pashaに投入する予定だったが、歩兵学校に差し向けた。市内北西端al-Zahraa'の空軍情報部に対し、激しい攻撃あり。

1216 歩兵学校占領を宣言する動画。参加したいくつかのゲリラ側部隊名を列挙している。
http://www.youtube.com/watch?v=rjcOTyYeMP8

1217 ゲリラが歩兵学校を占拠したとする報道は、大きな誇張。一部は占拠したが、全ては占拠していない。Russia Today特派員の報告。
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/602772/

1217 郊外のどこか。ゲリラのミサイル開発・製造現場
http://www.youtube.com/watch?v=kYPyuAFHfnU

1217 タウヒード旅団が歩兵学校を占拠したが、有能な司令官Abu Furaatが戦死した。大きな痛手。
http://www.dailystar.com.lb/News/Middle-East/2012/Dec-17/198801-tactical-victory-bittersweet-for-syria-rebels.ashx

1217 共和国警護隊が制圧した中央刑務所に、食糧・医療・燃料が届く。ゲリラは、4千人いる受刑者の生活の面倒までは見ていなかった。

1217 共和国警護隊が歩兵学校入り口に到着。

1217 共和国警護隊が歩兵学校の包囲を解いた。目撃者によると、ゲリラ側死者は約2000人。タウヒード旅団の司令官Abu Furaatを殺害。地元住民によると、ゲリラが道路に仕掛けた爆弾を、軍が順次処理しており、軍が完全制圧するのは時間の問題。市内東部戦線は、al-Hullakから入り、南へ進む。

1217 軍総司令部の声明。Handaraat防空基地がゲリラの襲撃を受けたが、撃退した。その他2件。
http://www.sana-syria.com/ara/2/2012/12/18/457844.htm

1217 私のところに送られてきた、郊外にある行政学院で始末されたゲリラ名簿を見ると、ほとんどがイドリブ県Sarmeen出身。

1217 歩兵学校の校長が、賄賂400万ドルを提示され、離反の交渉をしている。・・・とする情報が、反体制派サイトで出回っている。

1218 弾薬庫の内部の映像。ゲリラが撮影。
http://www.youtube.com/watch?v=eL_4JOF-Hnk

1218 夜、歩兵学校が陥落との反体制派発表を、軍筋が渋々認める。一部の建物を占拠されたあと、学生の軍事教練用建物まで撤退して抵抗したが、援軍到着が遅れ、弾薬が切れた。

02 Aleppo1218 Manbij地方評議会(執行部)を結成。なぜか林の中(笑)。
http://www.youtube.com/watch?v=OP6iwMDunCU

1219 Handaraat 防空基地が陥落。ゲリラが記念撮影。Orient Newsの映像。
http://www.youtube.com/watch?v=X-HvvTtkFWA

1219 私のところに送られてきた、歩兵学校で殉死した政府軍兵士の名簿を見ると、ほとんどがタルトゥース、バーンヤース出身者。

1219 歩兵学校の戦いでの政府軍側死者数19人。

1220 歩兵学校の戦闘で、政府軍は50人死亡、150人負傷、学生約30人が行方不明。ゲリラ側は2000人以上死亡。寝返った校長Aadam Qubailiと副校長は逮捕し、中央刑務所に投獄。

1220 歩兵学校を共和国警護隊が奪還。武装集団を全員逮捕。寝返った校長・副校長も逮捕し、中央刑務所に収容。

1221 東郊外al-Safeerah変電所に砲撃。アレッポ市内で停電が発生。



【政府側の情勢判断】
1209 バアス党アレッポ支部書記の話。治安面では明らかに進展があった。これまで入ることができなかった地区に、軍が入っている。党組織は、危機初期にはうまく機能しなかったが、問題が長期化するにつれ、皆の意識が統一され、変わっていった。町の随所で役割を果たしている。軽火器を持って居住地区の警備をする者、志願して軍に入る者もいる。トルコは、アレッポの経済拠点を計画的に狙い、破壊していった。アレッポは研究所を備えた製造拠点であり、安い労働力と合わせ、トルコ経済の脅威となっていた。

(バアス党筋1212の話)
al-Lairamoun, al-Zahraa', Halab al-Jadeedahの弧は軍が押さえ、郊外からテロリストが侵入できないようバリケードを築いた。軍は、北西郊外'Anadaan, Hayyaan, Hareetaanのテロ拠点を正確に攻撃して勢力を弱めたあと、ゲリラはハイウェーに出てこなくなった。市内北部Bustan Pashaでは、大通りは軍が制圧し、ゲリラは裏道に封じ込められた。市内西部戦線においても、Saif al-Daulahから始まり, al-Mashhad, al-Zubdiyyah, al-Idhaa'ah, al-Ansaari, al-Sukkariに至るまで、軍が徹底的にテロリストを排除した。そのため、基礎インフラがかなり痛んだ。武装勢力の多数が市内から撤退し、各地で丸腰の市民がFSA追放デモを行うようになった。武器を持って脅迫することで市民を従わせてきただけのFSAは、自分たちがいかに嫌われているかを目の当たりにし、大いに当惑した。今月末までに、市内の雰囲気はかなり落ち着くとの見通しが見えてきた。

(注:いつも体制側から楽観論が流れ始めると、ゲリラの攻勢が強まるので、安心できない。)

1218 県治安委員会al-Khudour委員長ら責任者が、町長、人民委員会指導層ら大勢と数時間にわたり協議。委員長は、恩赦適用を受けることはまだ有効なので、町長を通じて申し出るよう呼びかけた。

1220 軍筋の話。ゲリラは郊外の軍事的に意味のない場所で騒いでいる。資金提供者のための宣伝行為だろう。代わりに、ハマー県の治安が悪化している。
http://megalodon.jp/2012-1221-1738-31/www.alwatan.sy/dindex.php?idn=131233

(バアス党筋1215の話)
(1)米国はイランに対し、核問題を早期に終結したいと伝えた。その理由は、取引できる余地が最早なく、イスラエルの国内問題が隠せなくなり、イスラエルの安全保障にとっては、エジプトとハマースの問題に集中したほうが良いから。

12月25日に、対イラン外交で新しい方向性が示される。対シリア外交では、1月10日が転換点となる。

(2)政府軍は、冬の戦闘に、これまで投入してこなかった武器と部隊を投入する。ダマスカス郊外、ホムス、デールで、武装集団の問題は12月末から1月半ばの間に終わる。イドリブ、アレッポ郊外では、2月に終わる。

(3)ゲリラに対する高度武器支援はなく、軍事介入もない。西側メディアは、あたかも軍事的進展があったように報ずるが、それはアル・カーイダの成果であり、FSAの成果ではない。新しい方向性は、反テロ戦争である。
(党筋おわり)



他県の情勢
【場所不明・特定せず】
ゲリラ1210 が装甲車両を独自開発。Sham-2と名付けた。鉄板の厚さは2cmで、経費は1万ドル。動画あり。
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/602085/

場所不明1211 ゲリラが、子供に囚人の首を切らせている動画。大きな刀を振り下ろし、捕虜の首を叩き切っている。別の男が、切れて転がった首を遺体の上に乗せて喜ぶ。
http://rt.com/news/syria-weapons-opposition-us-746/
早速、その映像から引用した写真がネットに出回った。
左は「革命の前衛」、右は「バアスの前衛」。
左写真の右上角に子供がおり、刀を振り下ろす。中央が遺体。
前衛とは、教育学の研究成果に基づき、児童の能力開発を
図るプログラムで、バアス党が提供している。
画像

05 HRW1212 シリアがナパーム、テルミット、白リン弾を使っているとの報告書。
http://www.hrw.org/news/2012/12/12/syria-incendiary-weapons-used-populated-areas

Syria1213 シリアが、対ゲリラ攻撃にスカッド・ミサイルを使用したとの情報。米国の匿名筋とNATOが明かした。
http://www.dailystar.com.lb/News/Middle-East/2012/Dec-12/198266-scud-type-missiles-launched-in-syria--nato-official.ashx

1221 FSAギャングが、シリアの公的施設から、パンをはじめ基礎物資を盗んだり、国際援助物資を略奪したりし、トルコ側Gaziantep, Anatoly, Iskenderunで、あるいはアレッポ市内で売却して利益を得ている。トルコSol Haber紙。
http://www.sana-syria.com/eng/337/2012/12/21/458466.htm

【イドリブ県】
Idlib1210 1ヶ月前、Haarimに入る途中で誘拐された体制派記者Saalih al-Akta'の映像がアップされた。前歯が折れており、食事を与えられていない。
http://www.shukumaku.com/Content.php?id=55006
http://www.youtube.com/watch?v=isGc_d7NKeg&feature=plcp

Idlib1212 FSAがシーア派モスクを焼き討ちしている動画
http://www.dailystar.com.lb/News/Middle-East/2012/Dec-14/198504-sunni-syrian-rebels-burn-shiite-mosque-video.ashx
Idlib1214 al-Zarzour村でJabhah al-Nusrahがシーア派のモスクを焼き討ち。
http://www.youtube.com/watch?v=wYxE3ygqIB8

Idlib1218 「アレッポ大学イドリブ県学生旅団」が開発した最新型ミサイル(笑)。
http://www.youtube.com/watch?v=eFtPEgpZFUY

Idlib1218 誘拐されていたNBC取材陣が、運良く(発信器でも付いていたか?)ゲリラに救出された。ずっと目隠しされていた癖に、「犯人は政府系シャッビーハだ、イラン革命防衛隊だ、ヒズボラだ」と勝手なことをほざいている。ただの安っぽいアジテーターではないか。
http://www.guardian.co.uk/world/2012/dec/18/nbc-syria-journalist-kidnapping-escape

Idlib1220 Ma'arrah al-Na'maan 珍しく、国営テレビのニュース映像04:30から。マアッラといっても市街地ではなさそう。住民は困り果てている様子。
http://www.youtube.com/watch?v=UyD_JMewx2M

【ハサケ県】
Hasakah1109 'Amouda, al-Durbasiyyah, al-MaalikiyyahでPYDが、職員が撤退したあとの陸軍・空軍情報部を占拠し、書類を処分している。治安以外の一般公務員は、PYDの指揮下で以前の業務を続けており、給与はダマスカスから支払われている。
http://www.kurdwatch.org/index.php?aid=2706&z=en&cure=245

Hasakah1212 ガスボンベ300個の密輸を阻止。先週も同じ場所で600個押収したばかり。
http://www.sana-syria.com/eng/21/2012/12/12/456858.htm

Hasakah1214 al-Shaddaadiで、国境に沿った65kmで、ゲリラが、油田に設置された変圧器を破壊し、銅(線?)9kgを盗んだ。地域一帯で停電
http://www.shukumaku.com/Content.php?id=55103

Hasakah1217 Derekで、トルコから偽札を持ち込んだ犯罪グループ2つを逮捕。

Hasakah1220 とRaqqahの間のバスを、Jabhah al-Nusrahが止め、キリスト教徒の女性にヒジャーブを強制し、十字架を壊した。(注:・・・みたいな話はあちこちに転がっている。)

【ラタキア県】
Latakia1213 プラスチック爆弾C4を押収
http://www.shukumaku.com/Content.php?id=55048

【タルトゥース県】
Tartous1217 ラタキアの民間製鉄所で働いているイタリア人1人とロシア人2人が、タルトゥースで誘拐された。イタリア外務省の発表。
http://www.dailystar.com.lb/News/Middle-East/2012/Dec-17/198845-italian-two-others-kidnapped-in-syria-italys-foreign-ministry.ashx
1220 ロシア人2人、イタリア人1日誘拐犯が、身代金50milシリポン(526千ドル)(1シリポン=0.84円)を要求。ロシアは、米国・イタリア政府に対し、人質解放への協力を要請。Kommersant紙。
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/602988/
1220 外務省報道官の話。ロシアは、国連安保理に対し、シリアにおける外国人誘拐問題に直ちに対応するよう求めているが、いくつかのメンバーは、具体的な証拠がなければ、曖昧な事例には対応できないと断られる。全てのシリア反体制派にも協力要請。
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/603066/

【ハマー県】
Hama1211 郊外'Aqrabアクラブで、al-Haulahからやってきたテロリストが235人を虐殺、うち88人は女・子供。
http://www.shukumaku.com/Content.php?id=55016
Hama1211 郊外'Aqrabで連続爆破事件、多数死亡。アラウィー派の町。
http://www.vesti.ru/doc.html?id=981344&cid=9
Hama1211 郊外'Aqrab村の爆発で、アラウィーは多数が死亡。ロンドン観測所が発表。正確な人数は不明。政府軍とゲリラのどちらが実行犯は不明。
http://www.dailystar.com.lb/News/Middle-East/2012/Dec-11/198100-bombings-in-syria-alawite-village-leave-125-victims-ngo.ashx
Hama1212 'Aqrabで虐殺事件が発生したとの報道を、軍筋が否定。
http://www.sana-syria.com/eng/21/2012/12/12/456830.htm
Hama1214 'Aqrab 反体制派の発表は嘘。政府がal-Haulahのギャング5人を逮捕しており、その釈放を求めて、al-Haulahの集団が'Aqrabのアラウィー派500人を人質に取った。政府は交渉して、5人を釈放することに合意したが、ギャングは300人しか釈放せず、200人を誘拐した。現時点では「誘拐事件」であって、「虐殺事件」ではない。現在も交渉中。証人によると、犯人グループはシリア方言ではなかった。英Channel 4が取材。
http://megalodon.jp/2012-1216-2315-19/blogs.channel4.com/alex-thomsons-view/happened-syrian-town-aqrab/3426
http://megalodon.jp/2012-1222-1805-34/www.imshiaa.com/vb/showthread.php?p=1937668

Hama1220 FSAがハマー県西部Halfaayaa, Kafranboudah, Hasraayaa, Taiyibah al-Imaam, Kafarzaitaa占領を発表。
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/603000/
Hama1220 ゲリラはMuhardah火力発電所周辺(Halfayyaaを含む)の送電線を切断した。
http://megalodon.jp/2012-1221-1747-55/www.alwatan.sy/dindex.php?idn=131226

【ホムス県】
Homs1210 al-Ghasaaniyyah包囲されている村を、al-Mayaadeen TVがレポート(40分)。
http://www.youtube.com/watch?v=3fqMJ2l9YTI&feature=plcp
Homs1211 西郊外、湖畔の村al-Ghassaaniyyahが、過去3ヶ月FSAに包囲されている。
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/602201/

Homs1211 自宅を追い出された人たちの帰還の第1弾が、来週初めに実施される。被災資産の保証申し立ては1700件。20人の建築技師が査定作業をしている。
http://www.sana-syria.com/eng/21/2012/12/11/456779.htm

Homs1213 Jandar火力発電所に向かっていた通勤バスが銃撃を受け、多数負傷。
http://www.sana-syria.com/eng/337/2012/12/13/457029.htm

Homs1216 子供Saari殺害事件の犯人が自白(19:13から)。事件当時、政府軍の犯行だと発表したアル・ジャジーラの映像などを引用しながら、話を進める。前の記事
http://www.youtube.com/watch?v=7A7xrQ1gWfw

【ダマスカス県・郊外県】
1212 在シリア・パレスチナ抵抗勢力各派は、パレスチナ人が、シリア危機に引き込まれず、シリア内政に干渉しないことの必要性で一致した。
http://www.sana-syria.com/eng/21/2012/12/12/456970.htm
Damas1217 al-Yarmoukパレスチナ・キャンプでヌスラ戦線との衝突(詳細)。
http://megalodon.jp/2012-1219-0218-04/www.alwatan.sy/dindex.php?idn=131124

Damas1221 Darayyaaの戦いで、パイロット7人(シリア離反兵2人、リビア人2人、トルコ人3人)を逮捕。マッザ軍用空港を占拠したあと、そこの装備を使って大統領府を攻撃する計画だった。

Damas1209 アレッポ戦とダマスカス戦の全容。トルコ軍の関与、米国の意図。(長文)
http://megalodon.jp/2012-1209-2202-42/goo.gl/72Hct

Damas1212 連続爆破テロ3件。
(1)内務省前で5人死亡、23人負傷。幹部は無事。(注:内務大臣が重傷でレバノンの病院に入院→レバノンの項を参照。)
(2)al-Mazzah 86地区の学校前でセルビスが爆破、3人死亡、うち1人はRTV報道局の編集主幹兼番組プロデューサー、8人負傷。
(3)Jaramaanaaで1人死亡、4人負傷。
(4)al-Qanawaatにある裁判所裏で爆弾2つが爆発、1人負傷。Aleppo al-Nil通りに砲弾落下、9人死亡。
http://www.sana-syria.com/eng/337/2012/12/12/456823.htm
Damas1212 内務省前の爆破事件で、SSNP所属でアレッポ市選出の議員が死亡。その経歴。
http://www.sana-syria.com/ara/2/2012/12/13/457043.htm
Damas1213 内務省爆破事件について、Jabhah al-Nusrahが犯行声明。
http://www.sana-syria.com/eng/22/2012/12/13/457161.htm

Damas1213 西郊外Qatanaa 小学校の近くにある軍兵士の住宅を狙った爆弾テロ。16人死亡、23人負傷。郊外県Judaidah al-Fadlでも自動車爆弾、多数が死傷。

Damas1214 ダマスカス戦に関するal-Safirのまとめ記事。
ゲリラは、首都周辺の拠点のいくつかを押さえようとした。政府軍は、ロシアのアドバイスに従い、嘘の離反情報をたくさん流し、重要度の低い拠点からわざと部隊を撤退させ、ゲリラ側をそこに誘い込んだ。体制の崩壊が近いと勘違いしたゲリラは、ダマスカス戦を予定より2日早く始めた。しかし、ゲリラの行動をずっと監視していた政府は、通信を全て遮断し、猛攻撃を仕掛け、ゲリラを一網打尽にした。ゲリラ側の死者は、報道されているよりもずっと多い。

ジュネーブ合意に基づく交渉を優位に進めるため、米国は2013年1月に、もう1回ダマスカス戦を行う。
http://megalodon.jp/2012-1215-2209-09/goo.gl/MmiQ9

(バアス党筋1215の話)
シリアの化学兵器に関する西側のメディア・キャンペーンは、ダマスカス戦で政府軍に有利に働いた。

政府軍が発射した爆弾が爆発し、ゲリラが皮膚に何かを感じると、パニックを起こし、数百人の単位で持ち場を逃げ出す事例が発生した。その噂はトルコにあるゲリラ本拠地で広まり、ゲリラ指導部の無策が露呈し、末端の戦闘員のモラル低下を招いた。
(党筋おわり)

Damas1215 国家治安部ビル爆破のニュースを否定。
http://www.sana-syria.com/eng/21/2012/12/15/457348.htm

Damas1217 Yarmoukキャンプがゲリラに占拠された。
http://www.dailystar.com.lb/News/Middle-East/2012/Dec-18/198918-rebels-capture-damascus-camp.ashx
Damas1217 YarmoukキャンプのPFLP-GC事務所が、ゲリラに占拠された。(注:PFLP-GC事務所を壊して喜んでいるところをみると、同胞団の意向というよりも、イスラエルの意向が強く反映された作戦なのだろう。)
http://www.youtube.com/watch?v=R6hDbbN2h6Y
Damas1220 Yarmoukキャンプ住民が、テロリストの撤退を求めてデモ。
http://www.sana-syria.com/eng/21/2012/12/20/458230.htm

Damas1220 FSAがレバノン国境Rankousを占領下とする動画がアップされた。
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/603076/

Damas1221 高圧電線・設備にテロ攻撃。市内の広域で停電が発生。
http://www.sana-syria.com/ara/2/2012/12/21/458465.htm

FSA1221 Ansaar al-Islamがまもなくダマスカス戦を始めると警告。
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/603084/



【反体制派・海外組の動向】
Jabhah al-Nusrah1214 についてFSA幹部が説明。メンバーの95%は、アフガン、チェチェン、イラクなどで経験のあるシリア人。米国からの指図を拒否。どの町にもおり、特にダマスカスとアレッポで強い。・・・など。

SNC1213 議長の発言。Jabhah al-NusrahはFSAの構成要素とみなしている。CNNに語った。

Haitham al-Maalih1218 全てのロシア人は、シリア革命の正当な標的である。なぜならば、ロシアは拒否権を行使し、シリア国民と対立しているからだ。NCSORFのメンバーで、Russia Todayとのインタビューで語った。
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/602840/
NCSORF1220 ロシア人を標的にすることは、モラルに反する。
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/603014/

NCSORF1216 が、The Free National Gatheringを結成。アサド体制が崩壊したときの受け皿。メンバー7人で、議長(首班)はRiyad Hijab
http://www.dailystar.com.lb/News/Middle-East/2012/Dec-15/198651-syria-opposition-forms-body-to-preserve-state-institutions.ashx

NCSORF1217 最高軍事評議会の機構と人事(詳細)。5戦線とは東部、北部、ホムス、西部と中部、南部。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=ad4a2edc63cb36e65d9910efdb9707b8&h=%CD%E1%C8&ar=561411952
http://megalodon.jp/2012-1222-1842-08/www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=ad4a2edc63cb36e65d9910efdb9707b8&h=%CD%E1%C8&ar=561411952

SNC1214 議長の話。アサドがいるうちは暫定政府を作らない。
http://www.dailystar.com.lb/News/Middle-East/2012/Dec-15/198576-no-interim-government-until-assad-goes-sabra.ashx

離反1216 ダマスカス情報部の広報担当官が離反。
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/602702/
その報道は嘘。
http://megalodon.jp/2012-1217-1648-31/www.alwatan.sy/dindex.php?idn=131068

離反1221 RTVアナAhmad Fakhouriが離反。何度も取り調べを受けたあと、イドリブ経由でトルコへ脱出し、声明を発表。同アナは、7月26日に誘拐されたことになっていた。
http://megalodon.jp/2012-1221-0105-35/all4syria.info/Archive/63005
Ahmad Fakhouri1221 APが国営テレビに確認したところ、Fakhouriは国営ラジオに勤務しているとの回答を得た。国営ラジオにコンタクトしたところ、彼は現在休暇取得中だとの返事を得た。
http://www.dailystar.com.lb/News/Middle-East/2012/Dec-21/199396-syrian-rebels-attack-base-near-military-factories.ashx
(注:最近はこのような感じで、一人また一人と消えていき、先輩格のアナウンサー、レポーターは、シーアかクリスチャンっぽい名前だけになってきている。平行して、若い新人が大量に登場し始めている。失業者を吸収するため、公的部門の雇用を増やしている。)
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公明党は韓国のスパイ政党

2012/12/21 05:13
さっそく公明党が、韓国政府の意向を代弁した。公明党は、「直近の日本人の民意」を何と心得ているんだ。

これは右翼・左翼の問題ではなく、「日本人か韓国人か」の問題。偽日本人の存在が気持ちが悪い。私たち日本人が、韓国政府の意向を聞くチャンネルは、外交ルートだけに制限したい。

早く「日本の国会」から韓国人を一掃しよう。民主党の次は、公明党が標的。参院選をよろしく。



竹島の日に政府式典、公明代表「避けるべき」
読売2012年12月20日

 公明党の山口代表は20日の記者会見で、自民党が2月の「竹島の日」に政府式典を開催するとしていることについて「慎重に考えた方がいい。日韓関係改善を妨げる要因になることは、政府として避けるべきだ」と述べ、反対する考えを示した。

 自民党は衆院選の政権公約を詳細に説明した「J―ファイル」で、2月22日に「政府主催で祝う式典を開催する」と明記した。
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シリア:FSAがアレッポ市民から嫌われている アル・ジャジーラが認める

2012/12/10 16:35
政府を追い出し、一部地区の主となったFSAは、基礎物資に補助金を出さず、国際価格で販売している。物価高に対するアレッポ市民の不満が、FSAに向かっている。

00:28で、反FSA・親ヌスラ戦線デモ。アル・カーイダ系ヌスラのほうが、FSAより腐敗が少ないと認識されている。スローガン「FSAは盗賊。我々はヌスラによる統治を欲する」。

00:50の男「FSAは規制されるべきだ。政府と結託して腐敗行為を行っている分子がいる。誘拐、強盗をなくなさければならない」。

01:14の男「反乱者は、まず市内の腐敗をなくすべきだ。全ての戦いはそのあとだ」。

(ナレーション)FSAは、一部に立場を利用して不正に儲けている人がいることを認めつつ、原因は政府であると指摘した。01:20の男はFSA「反乱者は精一杯やっている。しかし政府が地区を封鎖し、物資を流さないようにしている」。

01:47の男「これが革命なら要らない。自分は体制に反対だ。この体制は抑圧してきた。しかし、今は以前より100倍も抑圧されている。私たちの国が破壊されている」。アル・ジャジーラ12月8日。
http://www.youtube.com/watch?v=WdJgb8qTSsM&feature=plcp

・・・はいはい、これが米欧が支援する民主化勢力FSAの実態。米国の外交的圧力で、シリアの刑務所から釈放された犯罪集団がやることなど、現地取材しなくても想像が付く。

シリア国民は、FSAに平穏な生活を邪魔され、大いに迷惑している。世界中どこでも、騒ぐヤツは国民の敵なんだ。隠し通すことができなくなり、ようやくアル・ジャジーラが認めた。

アレッポ市内と郊外の広域で、反FSAデモが発生したという、12月7日のシリア国営テレビの報道は、事実だった。

どこの国でも、小麦や燃料は、国家として必要な量を計算し、政府の責任で国際市場から買い付ける。それに補助金を付け、値段を下げてから、国民に販売している。ゲリラごときができる仕事ではない。せいぜい、地方の小さな町の需要を満たし、国際価格そのままで売ることまで。

パンの値段は10〜15倍に値上がりしている。これでは、シリアの庶民はたまらない。ここまで状況が悪化すれば、頭の悪い人でも、アサド大統領閣下のありがたみがわかっただろう。

カタールが、日本向けガス販売価格を少し上げ、シリア人向けに補助金を付け、「こっちの水は甘いよ」をすれば、シリア国民は一気にFSAになびくだろう。日本政府がゲリラ支援しているのだから、電気・ガス料金の更なる値上げを受け入れるのが、日本国民の務めだろう(笑)。



(12月10日22時50分追記
12月10日付けトルコ紙記事。FSAの役割は縮小した。Riyad al-As'adとal-Shaikhが最高軍事評議会にポストを得ることができなかった点に関する解説。
http://megalodon.jp/2012-1210-2247-41/todayszaman.com/news-300651-syrian-opposition-puts-house-in-order-ahead-of-key-meeting.html
(追記終了)
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シリア外務報道官の後任にアル・ジャジーラの元キャスター

2012/12/10 06:13
12月9日、先に解任されたジハード・マクディシー外務報道官の後任として、1年半前にアル・ジャジーラに辞表を叩きつけた元キャスターLuna al-Shiblルナ・アッシブルが内定した。
http://megalodon.jp/2012-1210-0608-47/assawsana.com/portal/pages.php?newsid=130564
画像 画像


マクディシー氏は、アサド大統領と良好な関係を保っている。辞めた理由は、ムアッリム外相との対立である。
http://megalodon.jp/2012-1210-1202-16/goo.gl/QwmLr

・・・面白い人事ですね。相手の手の内を知っている人が登用された。

(12月10日12時追記
ルナ・アッシブルは、大統領府メディア責任者として働いていた。
http://www.dampress.net/index.php?page=show_det&select_page=5&id=24215
(追記終了)
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シリア情勢まとめ(経済) 12月7日まで

2012/12/09 01:52
【経済:官】被害者支援のための予算執行の話が多い。
中央
CBS銀行の被害報告、12月3日。ATM全470台のうち、260台破壊、稼働は210台のみ。
http://www.syriandays.com/?page=show_det&select_page=67&id=33993

タルトゥース港の統計、12月3日、2012年1〜10月期に入港した船舶数1194隻、輸入額1.95bilシリポン、取扱貨物量6.262milトン。荷揚げコンテナ数28,317。(1シリポン=0.94円)
http://megalodon.jp/2012-1204-2140-42/goo.gl/Fbse2

12月3日、2012年の運輸省テロ被害総額1.362bilシリポン。鉄道公団606mil、鉄道建設公社65mil、うちヒジャーズ鉄道は2mil、道路橋梁公社は8月末まで5mil、道路交通公団450mil。県別ではアレッポ県21.5mil、ダマスカス県9mil、ハマー県3mil、ダマスカス郊外県0.6mil。アレッポ貨物集積所80mil、イドリブ貨物集積所2mil。SyrianAir 16mil。港湾総局0.061mil。2011年の被害額は2.386bilだった。
http://megalodon.jp/2012-1204-2107-15/thawra.alwehda.gov.sy/_View_news2.asp?FileName=48308474920121203222919

中銀は12月4日、通達1555Aを発表。全ての外貨取扱銀行に対し、輸入業者が決済に必要な外貨を、中銀が決定する銀行用レートで売却(顧客の買い)することを許可。上限なし。(注:前回報告の中で、輸入業者による外貨購入を、CBS銀行に限定したばかり。中銀の政策が混乱している。)
http://www.syriandays.com/?page=show_det&select_page=67&id=34002
http://www.syriandays.com/?page=show_det&select_page=67&id=34021
(注:)EU制裁が始まった当時、外貨準備を保持する目的で、民間の輸入に必要な外貨は、各自が闇市場から自力で調達するとの申し合わせができていた(前の記事)。闇ドルが前日88シリポンに達したことを受け、民間業者が悲鳴を上げたため、方針が転換された。)

CBS銀行は12月5日、バーゼル規制をクリアし、2013年から融資業務を再開する。制裁にもかかわらず、銀行業務は正常である。(注:最後の部分は強がり?)
http://www.syriandays.com/?page=show_det&select_page=67&id=34017
12月6日、CBS銀行の被害総額は、物損・盗難など300milシリポン。(ビジネスチャンス逸失は含まず)
http://www.syriandays.com/?page=show_det&select_page=67&id=34024

経済省は12月6日、輸入業者に科せられている罰金をキャンセルする案を検討中。少しでも輸入業者の負担を減らすことにより、輸入を促進し、物価を下げる目的。しかし中銀は、全品目の罰金免除には反対で、品目を限定することを要求している。
http://www.syriandays.com/?page=show_det&select_page=67&id=34035

首相の12月5日発言、シリア経済は制裁圧力に耐える力を持っている。政府は、小麦・燃料といった基礎物資の確保に全力を尽くす。このあと、イラン大使と会談し、政治情勢について意見交換。また経済各分野における協力関係拡大について協議。
http://www.syriandays.com/?page=show_det&select_page=66&id=34012

電力省の話12月5日。政府機関の電力料金滞納が膨らみ、電力公社の不良債権が深刻な問題になっている。燃料購入ができない状態にまで悪化しているので、財務省に金融支援を依頼している。(逆ざやになる料金体系をもともと採用しているので、)売れば売るほど赤字になる(。というよりも、穴埋めするための財源を、政府が確保できなくなっている)。

2011年から2012年9月30日までの政府機関の滞納額合計は、17.802bilシリポン。内訳は、地方行政省5.6bil、国防省3bil、ワクフ省3bil、工業省576.9mil、教育省508.2mil、経済貿易省152.3mil、運輸省184.4mil、観光省27.459mil、財務省19.742mil、通信省6.251mil、その他。(注:財務省が支払わないのに、他の役所が支払うはずがない。)
http://megalodon.jp/2012-1206-2113-25/www.alwatan.sy/dindex.php?idn=130684

農業省12月5日、東部サイロ局長の話。今期の小麦(硬質・軟質)備蓄量730千トン。11月末の受け入れ2770トン、製粉工場向け出荷は118.5千トン。また、100千トンを燻蒸した。
http://www.syriandays.com/?page=show_det&select_page=66&id=34022

12月6日、飼料公団ラッカ支部。11月始めから本日までに、トウモロコシ30,587トンが入荷。乾燥に必要な重油が入手できないので、現在は入荷を止めている。今年の品質は、良と並みの中間。これまでに農家に代金450milシリポンを支払い。ラッカ県の作付け面積は26千ha、生産高は128千トン。
http://www.sana-syria.com/ara/4/2012/12/06/455963.htm

社会問題労働大臣は12月6日、高等救済委員会に予算120milシリポンを付けた。被害者救済について協議。
http://www.sana-syria.com/eng/21/2012/12/06/455829.htm

対外経済公団は12月6日、飼料用大麦100千トンを2013年に輸入へ。(注:これを低所得者層が食べるのだろうか?後述)
http://www.sana-syria.com/ara/4/2012/12/06/456038.htm

地方行政大臣が12月7日、第2回建設会議にて発言。各県に救済予算650milシリポンを振り込んだ。半分は6月15日時点の推定(不動産?)被害額。残り半分は、非課税扱いの金銭支援。危機発生から2012年10月1日までの9役所(注:どの役所か不明)の被害総額は361bilシリポン、うち48bilは直接被害、313bilは生産停止など間接被害。

別の担当大臣2人から報告。赤新月社を通じ100milシリポンの金融支援を、またNGOを通じ120bilシリポンを拠出。Tartousの病院に16mil、ホムス市の街灯修理に20mil、Damas郊外県、Daraa、Deir、Latakiaの清掃・消防に65mil。今日の会議で決まった補助金総額は、992,908,019シリポンで、第1回会合での決定分742,059,750シリポンと合わせ、総額1,734,967,769シリポン。
http://www.sana-syria.com/ara/2/2012/12/07/455965.htm

地方
アレッポ県知事は12月3日、市内清掃予算として、市執行部に4千万シリポンの追加予算を承認。

12月4日、ダマスカス郊外Sahnaayaaにて、県管理下で、重油を公定価格にて配給するプログラムが始まったが、対象となる4000世帯のうち、475世帯にしか配給されない。
http://megalodon.jp/2012-1205-2026-10/www.alwatan.sy/dindex.php?idn=130637

ダマスカス県は12月5日、レストラン、カフェ開店時に、周辺住民から合意取り付け義務、役所で15%のサービス料徴収、その他、土地利用に関する規則厳格化を決めた。地方行政省に正式承認を求める。2013年度中に施行する。
http://megalodon.jp/2012-1206-2133-33/www.alwatan.sy/dindex.php?idn=130713



【経済:民間】
アレッポ県アレッポ市
(周辺部で戦闘が続いているため、流通に支障を来し、物価高が発生している。電気、水道、通信が頻繁に止まり、散々な生活をしている。)

12月4日、パンの値段200シリポン。

12月5日、停電時間は市内で1日12時間、郊外は20時間。これまでに修理の技術者等6人死亡、30人狙撃で負傷、30人誘拐。修理に必要な資材が盗まれ、不足している。中央に応援を要請している。停電時間削減について県知事を中心に対策会議。

12月6日、パン300シリポン、ガソリン200、重油220、ガスボンベ5000。

12月7日、アレッポ工業会議所会頭Faris al-Shihabiが、個人の貯蓄の半分を崩して、混乱が収束するまでパンとfood basketを無料で配ると発表。
12月7日、Faris al-Shihabi氏が、レバノンからパン1万袋を空輸。12月9日(日)に配布する予定。

12月7日、パン250シリポン、ガソリン灯油200、朝から断水、電話が不通。

1000シリポンで買うことができた物
画像

ダマスカス
12月2日、ダマスカスでは、カネのない避難民は施設に収容しており、路上で乞食はほとんど見かけない。ホテルの稼働率が低いので、料金が半分程度にまで下落しており、定収入のある人ならば、4ツ星・5ツ星ホテルに宿泊した方が、賃貸アパートを借りるより安くなっている。アレッポの金持ちは、ダマスカスのホテルに数日泊まるだけで、長居はせず、アレッポとの間を行き来している。
http://megalodon.jp/2012-1204-2004-34/www.alwatan.sy/dindex.php?idn=130590

12月6日、先週から物不足が深刻で、物価上昇。首都の停電は6 - 12時間。
http://www.dailystar.com.lb/News/Middle-East/2012/Dec-06/197405-shortages-grow-worse-in-damascus.ashx

ハサケ県
12月3日、ハサケではパン不足が深刻で、低所得者層は家畜飼料を食べている。家畜飼料の価格は、補助金入りパンの3分の1。
http://megalodon.jp/2012-1204-2107-28/thawra.alwehda.gov.sy/_View_news2.asp?FileName=48308474920121203223434

12月5日。東部では、重油も足りないが、ガスも足りない。ハサケ、ラッカ、デールッズール各県に敗走するタンクローリー10両が襲撃を受けた。(EUが)シリアに制裁を科したあと、ガスを輸入できたのは2回だけ。あとは、月に4000トンを名称を偽って輸入するのが精一杯。いくつかの県では、ガス田も襲撃されている。国営燃料配給会社筋がal-Watanに語った。(注:ゲリラによるガス田襲撃を、政府寄りメディアが認めたのは、これが初めて?)
http://megalodon.jp/2012-1206-2046-49/www.alwatan.sy/dindex.php?idn=130686

スワイダー県
12月4日。1日12時間も停電。銀行のATMが止まり、給料引き出しができない。電話も不通。液体燃料が届かないので、交通が止まっている。
http://megalodon.jp/2012-1205-2024-24/www.alwatan.sy/dindex.php?idn=130639



【株価指数】
12月3日 788.56
12月4日 787.2
12月5日 785.4

【外国為替】(闇ドル、公定の順)
12月3日 87.50 - 88、71.28(マクディシー報道官解任のニュース)
12月4日 90、71.28
12月5日 91、71.28(ダマスカス空港道路で戦闘、アレッポ・ガス火力発電所攻撃で停電)
12月6日 87、74(金価格から逆算した闇ドルレートは85.50)
12月7日 (金曜)



【教育】
高等教育省12月6日、学生は、どこの国立大学で試験を受けてもよいという通達。
http://www.syriandays.com/?page=show_det&select_page=66&id=34030

学校再建キャンペーン12月7日、ボランティアに協力を求める。
http://www.sana-syria.com/ara/358/2012/12/07/455682.htm
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シリア情勢まとめ(外交) 12月7日まで

2012/12/09 01:44
外交:国際社会
【ロシア】シリアに9K720 Iskanderイスカンデル・ミサイル供与の情報
12月3日、Bogdanovが声明。反体制派がスティンガーを入手するなど、情勢はますます軍事化している。出国したいロシア人がいれば支援する。
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/601488/

12月5日、黒海艦隊の戦車揚陸艦NovocherkasskとSaratovが、シリアのタルトゥース港に入港。ロシア海軍参謀筋がInterfaxに語った。
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/601669/
12月5日、Patriot配備に対抗し、ロシアがシリアにIskanderミサイルを供与する意向があるとの報道。
http://news.xinhuanet.com/english/world/2012-12/05/c_124053366.htm

12月6日、ロシア軍艦2隻は、イスカンデル・ミサイルを引き渡すために、タルトゥースにやってきた。イスカンデルは本来、地対地だが、地対空としても、また戦闘機に搭載しても使える。パトリオットでイスカンデルを迎撃することはできない。防衛目的で開発されたパトリオットより強力である。イスカンデル・ミサイルの引き渡しは、シリアがロシア安保にとりレッドラインであることを示している。
http://www.dampress.net/?page=show_det&category_id=7&id=24183
(注:ということは、システムを動かすロシア兵が、何百人もシリアにやってきたということですね。)

レバノンの戦略家Amin Hateetアミーン・ハティート氏の解説12月7日。
NATOがトルコのパトリオットを配備したので、ロシアは、凍結していた契約を履行して、シリアにイスカンデル・ミサイルを供与し、軍事的均衡を保った。イランは、米国の無人偵察機をさらに1機捕獲し(イランの項参照)、米国を大いに当惑させた。

シリアに対する化学兵器疑惑については、存在の有無を明確にしない形で、自国民に対しては使わないと表明した。それが意味するところは、専門家ならばわかる(注:いざとなったら使う、の意)。

軍事介入をちらつかせるNATO側の発言は、単なる心理戦に過ぎない。軍事介入できないことは、当人たちが一番承知している。米国が、Jabhah al-Nusrahヌスラ戦線をテロ組織のリストに追加したのは、これから交渉に入るに当たり、犯罪に染めた手を洗うためである。
http://megalodon.jp/2012-1207-1810-08/syrianow.sy/index.php?d=34&id=67182

シリア外務次官は12月6日、Iskanderミサイルについて、コメントを拒否。
http://www.chinadaily.com.cn/xinhua/2012-12-06/content_7699310.html

(注:シリア発の報道は、ミサイル供与を過去形で表現しているが、米欧イスラエルは現時点で報道していない模様。シリア側のはったりなのかどうか。)
(ミサイルの件、ここまで)

ロシア国連代表は11月29日、軍事解決はないことをシリア政府に説得していると語った。
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/601142/

ロシア・トルコ首脳会談
12月3日、共同記者会見でプーチンが語った話。シリア問題解決について、ロシアとトルコに新しいアイデアが浮かんだ。しかし内容を明らかにすることは時期尚早。ロシアはシリアの弁護士ではない。シリアに核兵器を製造する能力はない。
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/601516/
12月3日、プーチン大統領のトルコ訪問について、まとめ記事。シリア問題について一致せず。
http://www.dailystar.com.lb/News/Middle-East/2012/Dec-03/197056-putin-says-russia-turkey-fail-to-agree-on-syria.ashx
12月4日、共同記者会見についてトルコ紙の記事。
http://megalodon.jp/2012-1206-0451-22/todayszaman.com/news-300167-putins-visit-to-turkey-may-affect-fate-of-middle-east.html

12月4日、米国、NATOは、シリアに軍事介入しない。米ロ関係は冷戦時代に戻らない。米ロ関係全体に関して、ロシア政治分析者の話。
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/601541/

12月4日、シリア危機と米国、ロシア、中国のスタンス。米ロには紛争継続するメリットがあり、良い警官と悪い警官を演じているよう。中国は現状維持を好んでいる。油価の観点からは、米国のシェール・オイルは、油価が60〜100ドルの間にあることが前提になっている。中国は消費国の立場から、安い方がいい。ロシアの立場は米中の中間で、やや安めの方が都合が良い。カナダ在住ロシア人の分析。
http://english.ruvr.ru/2012_12_04/US-and-Russia-playing-bad-cop-good-cop-game-of-supporting-the-opposing-sides-in-the-Syrian-conflict/

12月4日、ロシア外相の声明。ロシアとNATOは、シリア紛争は軍隊で解決できない点で一致した。ロシアは、トルコの集団的自衛権について干渉しない。対シリア国境へのパトリオット配備に反対しないが、ロシアは、危機が誇張されるべきでないと信ずる。ほか、ロシアNATO関係について。
http://english.ruvr.ru/2012_12_04/Lavrov-Russia-NATO-agree-Syrian-conflict-cannot-be-resolved-by-armed-force/

12月4日、ロシア外相の話。対シリア軍事介入がないことを望む。シリアの化学兵器については見守る。国際法違反は受け入れられない。トルコの集団的自衛権には反対しない。シリアにおける軍事紛争の継続は、モスクワにとり懸念である。
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/601614/

12月4日、米国大使がBogdanov外務次官と会談。面会は米国からの要請
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/601576/

12月4日、ロシアがパトリオット配備に反対するのは、自国システムをトルコに売り込んでいる最中だから。トルコは、防空ミサイルの入札をしている。トルコ紙の記事。
http://megalodon.jp/2012-1206-0451-15/todayszaman.com/news-300200-russia-opposes-patriot-deployment-wants-to-sell-missiles-to-ankara.html

12月5日、トルコとの「新しいアイデア」について、Milliyet紙外交コラムニストの話。トルコとロシアのどちらが譲歩したかという問題ではない。ロシアは、アサドが政権の座に居座ることは不可能だと悟り、反体制派との接触を始めた(注:ロシア外務省は、以前からシリア反体制派と接触してきたので、この部分の描写は正しくない)。アイデアとは、ロシアはアサド政権が交渉のテーブルに着くよう説得し、トルコは反体制派が交渉に応じるよう説得するというもの。
http://megalodon.jp/2012-1207-0616-46/todayszaman.com/columnistDetail_getNewsById.action?newsId=300315
(注:シリア政府は、しばらく前から、前提条件なしで交渉する姿勢を公式表明している。反体制派とトルコ政府は、シリア政府との接触をずっと拒否している。新しい部分は、トルコが反体制派に交渉を促す、という箇所。つまりトルコが譲歩した。)

12月5日、ロシアとトルコは、首脳会談で浮かんだ「新しいアイデア」について協議を始める。ロシア大統領報道官の話。
http://megalodon.jp/2012-1207-0616-53/todayszaman.com/news-300325-russia-says-in-talks-with-turkey-over-new-ideas-on-syria.html

12月7日、ロシアのNATO常駐代表の話。パトリオットの対シリア国境配備は、シリアの国内問題へのNATOの関与を示唆している。何かの事故または挑発で、関与が増大する可能性を否定できない。今日重要なことは、軍事力の誇示ではなく、ジュネーブ合意に基づく政治プロセスを立ち上げる努力を強化することである。
http://www.sana-syria.com/eng/22/2012/12/07/456085.htm

12月6日、ダブリンで米ロ外相会談、ブラヒミ国連特使も参加。エジプト、シリア、北朝鮮問題など協議
http://www.dailystar.com.lb/News/Middle-East/2012/Dec-06/197465-syria-envoy-brahimi-to-meet-clinton-russias-lavrov.ashx
(注:シリア側では、ロシアがシリアにイスカンデル・ミサイル供与したので、米国が慌ててロシアに接触したという捉え方をしているよう。)

12月7日、ダブリン会議後のラブロフ外相の発言。米ロ外相とブラヒミは、ジュネーブ合意が、シリア危機に向けたいかなる動きの基礎であるべきという点で合意した。ブラヒミの発言。センセーショナルな決定は何も下さなかった。我々は、情勢が悪いという点で合意した。この問題をコントロール下に置くための建設的手段をどのように見つけることができるのか、ともに取り組み続けるべきであるという点でも合意した。
http://www.sana-syria.com/eng/22/2012/12/07/455986.htm
SANAは、ところどころ表現を変えてあるので、こちらの記事のほうが正しく伝えていると思う。
http://www.dailystar.com.lb/News/Middle-East/2012/Dec-07/197565-russia-us-to-seek-creative-syria-solution.ashx

12月7日、米ロ外相会談について、クリントンの発言。米国とロシアは、アサド政権と反体制派が、暫定期間について交渉することにコミットしているが、アサドが去ることが移行期間の鍵の部分であると強調した。ブレイクスルーは無かった。
http://www.dailystar.com.lb/News/Middle-East/2012/Dec-07/197626-clinton-us-russia-back-mediation-on-syria.ashx

12月4日、Soyuzneftegas Capitalが、イギリスGulfsands社の株式を買い増し、シェアが6.72%まで上昇。Gulfsands社の投資先の半分がシリア。
http://megalodon.jp/2012-1205-0718-15/www.proactiveinvestors.co.uk/companies/news/51151/russian-investor-ups-stake-in-gulfsands-petroleum-51151.html

12月5日、シリア工業省は、ロシアAvtoVaz社の自動車組み立て工場を、シリアに新規建設する交渉を継続している。ロシア側は、情勢が安定したら技術者を派遣すると回答している。
http://megalodon.jp/2012-1208-1710-08/www.syriandays.com/?page=show_det&select_page=49&id=34010

12月6日、シリア首相がロシア大使と面談。大使は、ロシア首相からの親書を手渡した。政治経済関係、文化交流について協議。ロシアは、シリアが外国の影響を受けずに、対話で解決することを希望。ロシアは、ジュネーブ合意の重要性を強調。陰謀が国連安保理を通過することを許さない。シリアの関税同盟加入問題。
http://www.sana-syria.com/eng/21/2012/12/06/455971.htm

【ウクライナ】
11月29日、シリアで誘拐されているウクライナ人女性記者が、ビデオで登場。ロシアのスパイとして、偽造ビザで入国した。記者として働いているが、実際には、軍でロシア将校とシリア将校との間の通訳をしている等を自白。(動画)
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=n4D3bs7jlGA

12月7日、同記者が、ホムスのFSA系誘拐犯を通じ、レバノンDaily Star紙に書簡を送る。シリア政府とロシア政府に対し、犯人グループの要求を受け入れるよう要請。
http://www.dailystar.com.lb/News/Middle-East/2012/Dec-07/197547-ukrainian-held-by-syrian-rebels-appeals-russia.ashx

【インド】
鉄くずを原料に使う製鉄所稼働の件で、India Apollo社から30人の専門家が、2013年初頭に来訪する。
http://megalodon.jp/2012-1208-1710-08/www.syriandays.com/?page=show_det&select_page=49&id=34010

【国連】
12月3日、非基幹職員の国外脱出を決定。ダマスカス要員100人のうち4分の1が出国する。アレッポ市からも一部が脱出するかもしれない。情勢悪化を受け。
http://rt.com/news/syria-un-staff-damascus-170/

12月5日、クロアチアは、できるだけ長くUNDOFに残る(撤退しない)。(末尾の3行)
http://www.innercitypress.com/icty1storm120512.html

12月5日、国連職員のシリア退却は、化学兵器のニュースというよりも、UNDOFのオーストリア兵、クロアチア兵が狙撃された事件が影響している。DPKO局長は、装甲車と政治顧問派遣で態勢を強化すると発言したが、政治顧問が何の役に立つのか不明。

現局長(フランス人)は非常に評判が悪い。前任者(フランス人)とは対照的。彼は、一時帰国したパリで従来の姿勢を変え、「シリア情勢は、不安定の積み木が崩れ始めた。DMZに、シリア反体制派に属する武装集団がいる、彼らはサラフィーのように見える、訓練を受けた集団だ」と発言した。
http://www.innercitypress.com/ladsous1paris120512.html

【NATO】
NATO外相会議は12月4日、トルコへのパトリオット配備を決定。
http://megalodon.jp/2012-1205-0528-35/www.todayszaman.com/news-300108-.html

ドイツ閣議は12月6日、トルコへのパトリオット部隊派遣を承認。12月12〜14日に議会から承認を受け、正式決定される見込み。兵士400人が対シリア国境地帯に配置される。
http://megalodon.jp/2012-1207-0616-05/www.todayszaman.com/news-300331-.html

オランダ政府は12月7日、トルコにパトリオット2基、兵士最大360人を派遣することを決めた。
http://www.dailystar.com.lb/News/Middle-East/2012/Dec-07/197629-dutch-cabinet-agrees-to-nato-request-to-send-2-patriot-missiles-to-turkey.ashx

【米国】
12月3日付け記事。USAIDの支援内容。
(1)食糧・人道支援。キャンプ内で使えるクレジット・カード配布。
(2)活動家によるメディア戦略支援。予算は付けているが、あまり知られていない。シリア人自身がやっているメディア活動のほうが有名。
(3)指導者養成講座。イスタンブールに活動家を集めて実施中。卒業者は革命評議会を結成し、解放地区で民生を担当している。しかし、コース終了後の資金援助はしないので、効果が上がるかわからない。政治にはカネがかかるが、資金潤沢なのは、湾岸に支援されているイスラム系武装組織。
http://www.npr.org/2012/12/03/166414622/u-s-steps-up-aid-but-no-arms-to-syrian-exiles

米国上院は12月5日、国防長官に対し、シリア情勢を評価し、軍事的選択肢を示すよう求めるよう決議。報告内容は、パトリオット配備、飛行禁止空域設置、空軍基地に対する空爆の可能性。
http://rt.com/news/us-senate-military-syria-305/

米国政府は12月5日、10月9日のダマスカス爆破事件や、政府軍に対する攻撃などを繰り返しているJabhah al-Nusrahを、テロ組織に指定することを決めた。しかし、米国政府は、個々の爆破事件について非難することを拒否している。UPIの報道。
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/601718/

12月6日付け記事。カタールがリビアに提供した武器がイスラム過激派に渡っている点に、米国政府が懸念を抱いている。NYT記事の転載。
http://rt.com/news/us-qatar-arms-islamists-406/

12月6日、空母アイゼンハワーをシリア沖に派遣。
http://www.examiner.com/article/u-s-aircraft-carrier-arrives-off-coast-of-syria-for-u-s-intervention-war

12月6日付け記事。新しい対イラン制裁を準備中。輸入代金のイラン送金を禁ずる。その国との貿易決済にしか使えない。また、イラン向け貴金属の輸出も禁ずる。
http://megalodon.jp/2012-1208-0406-12/www.reuters.com/article/2012/12/07/us-usa-iran-sanctions-idUSBRE8B601620121207

【EU】
12月7日付け記事。12月10日にブリュッセルで開かれる外相会議の一部に、NCSORF議長が同席する。
http://www.dailystar.com.lb/News/Middle-East/2012/Dec-07/197612-syrian-opposition-leader-to-join-eu-foreign-ministers-meeting.ashx

【フランス】
12月1日付け記事。フランスとカタールの間で戦略的提携関係ができあがり、米国撤退後の空白を埋めようとしている。しかし、最近のガザ停戦で存在感を示すことができなかったように、失敗している。EUについては、統一外交政策に中東が含まれなかった。
http://www.atimes.com/atimes/Middle_East/NL01Ak03.html

フランスで12月7日、アラブの春の舞台裏に関する本が、フランスで出版された。米国、湾岸アラブ、ヨーロッパの合作。対象国の国内不満分子をうまく動かし、物事を自分たちに有利な方向へ運ぶ。標語は「彼らにシャリーアを、我々に石油を」。21世紀における中国との競争に勝つため、米国は何としても石油の支配を確実にしたい。
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/601901/

12月7日付け記事。フランス政府が、反体制派に人道支援として拠出した資金が、イスラム過激派を含むゲリラに渡り、シリア国内における武器調達に使われている。外交筋が確認した。フランス政府の代理人を通じ、トルコ国境からカネを渡した。そのカネで、タウヒード旅団は7月以来初めて、Jabhah al-Nusrahに頼らずに武器を買った。また、Le Figaro紙は今週、フランスの軍事顧問がシリアに密入国し、武装集団と会談したと報じた。
http://megalodon.jp/2012-1208-0850-53/www.guardian.co.uk/world/2012/dec/07/france-funding-syrian-rebels

【ハンガリー】
ハンガリー政府は12月5日、在シリア大使館を急遽閉鎖。外交官を引き上げ。
http://www.dailystar.com.lb/News/Middle-East/2012/Dec-05/197328-hungary-closes-embassy-in-damascus.ashx

【チェコ】
12月7日、チェコの元外交官で元UNGA議長の話。ジハーディスト、アル・カーイダの存在を無視してはいけない。彼らはいかなる民主主義の話題にも関心がない。西側諸国は、2001年のWTC攻撃に関わったグループを、今支援している。
http://www.sana-syria.com/eng/22/2012/12/07/456056.htm



外交:周辺諸国
【エジプト】
エジプトで混乱続く。ムスリム同胞団出身のモルシ大統領に対し、大衆が「イルハル」(出て行け)と叫ぶ。
http://rt.com/news/egypt-morsi-decree-protest-538/
http://rt.com/news/egypt-morsi-judges-meeting-629/
http://rt.com/news/egypt-unrest-morsi-power-670/
http://rt.com/news/cairo-protest-morsi-tahrir-762/
http://rt.com/news/egypt-appeal-court-suspend-803/
http://rt.com/news/egypt-morsi-no-revolution-847/
http://rt.com/news/egypt-consitution-assembly-sharia-896/
http://rt.com/news/egypt-approves-constitution-941/
http://rt.com/news/egypt-morsi-protest-rally-033/
http://rt.com/news/egypt-morsi-signs-constitution-058/
http://rt.com/news/egypt-constitutional-assembly-ruling-delayed-080/
http://rt.com/news/egypt-supreme-council-referendum-157/
http://rt.com/news/cairo-egypt-protest-teargas-269/
http://rt.com/news/clashes-egypt-palace-morsi-345/
http://rt.com/news/morsi-egypt-speech-riots-474/
http://rt.com/news/clashes-morsi-rally-cairo-544/
http://rt.com/news/egypt-protesters-announce-independence-572/
http://rt.com/news/morsi-powers-police-issue-593/
・・・など。

シリアでは、「カタール+同胞団のごり押し路線」が目指す方向性に、アラブの一般大衆が気付き、反旗を翻した。カタールの影響力に陰りが見え始めたのではないか、と半ば期待して観察している。混乱に乗じて、タハリールのデモで、バッシャールの大きな写真を掲げようと動いている人もいるようだ。

【イラン】
12月4日、Larijaniが、シリア、レバノン、トルコ歴訪の成果について記者会見。イランは、民主主義を実践していない国が、シリアに民主主義の旗を揚げることを受け入れない。シリアは更に民主化しなければならないが、暴力と軍事介入はいけない。
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/601538/

12月4日、革命防衛隊が、領空侵犯していた米国のUAVを捕獲。搭載されているほとんどの技術は陳腐だが、合成開口レーダー(SAR)だけは米国の最高技術であり、非常に大きな収穫
http://www.presstv.ir/detail/2012/12/04/276163/iran-to-implement-us-drone-technology/

12月6日付け記事。イランは10月20日以降、船舶識別信号をごまかし、シリアに貨物を運んでいる。タンザニア船籍のイラン所有船・シリア所有船を使い、イラン・シリア・リビアの間を行き来した。信号を操作できるのは、同一船籍内だけで、その目的でタンザニア船籍が利用されている。しかし、ごまかせるのは2種類ある信号のうち1つだけなので、調べればバレる(笑)。米欧政府が調査し、多くの不審船を、船舶登録から抹消させた。
http://www.dailystar.com.lb/News/Middle-East/2012/Dec-06/197480-iran-shipping-signals-conceal-syria-ship-movements.ashx

12月6日、在外イラン反体制派グループが、NCSORFのような承認を求め、フランス、EUに働きかけ。
http://www.dailystar.com.lb/News/Middle-East/2012/Dec-06/197407-iranian-dissident-group-seeks-recognition.ashx

【ヨルダン】
12月4日、首相の話。シリア避難民25万人。大きな負担である。
http://www.dailystar.com.lb/News/Middle-East/2012/Dec-04/197105-over-250000-syrian-refugees-a-burden-for-jordan.ashx

国王は12月5日、対シリア軍事行動にいかなる形でも参加しないと表明
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/601662/

当局は12月6日、シリアへ越境しようとしたサラフィー6人を逮捕。
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/601795/

12月7日、シリアからの流れ弾でヨルダン兵が負傷。ヨルダンが報復射撃。ヨルダン領に、砲弾と銃弾が飛来した。情報相は、シリア人同士の撃ち合いとであると説明した。
http://www.dailystar.com.lb/News/Middle-East/2012/Dec-07/197640-jordan-fires-back-after-syria-bullet-hits-soldier.ashx

【レバノン】
12月4日、シリア人避難民支援について、関係省庁が対応策を策定。首相は、国際社会に対し、178milドルを要請することを決めた。UNHCR登録者・登録希望者数は133,895人。北レバノン県に約53千人、ビカーア県41千人、ベイルート県と南レバノン県に8千人。60%が女子供。2013年には20万人にまで増えると予想している。
http://www.dailystar.com.lb/News/Local-News/2012/Dec-04/197098-mikati-seeks-$178-mln-for-syrian-refugees.ashx

軍判事は12月6日、サマーハ元情報相(容疑者)の取調完了。取り調べ対象を拡大するかもしれない。
http://www.dailystar.com.lb/News/Politics/2012/Dec-06/197481-lebanese-judge-ends-probe-into-samaha-case.ashx

12月5日、ベイルートでガス国際会議。開発には最低でも8年かかるので、過渡期の需要を満たすため、浮上型LNG輸入基地を建設すべき。ロシアは欧州市場を明け渡すと言っていない。競争は激しい。などの意見が出た。
http://www.dailystar.com.lb/Business/Lebanon/2012/Dec-05/197209-experts-call-for-lng-terminals-in-lebanon.ashx
(続き)
http://www.dailystar.com.lb/Business/Lebanon/2012/Dec-04/197084-lebanon-oil-gas-prospects-onshore-high.ashx

12月7日、メリルリンチ幹部がレバノン経済について語る。2013年後半に上向く。
http://www.dailystar.com.lb/Business/Lebanon/2012/Dec-07/197533-lebanons-economy-to-pick-up-steam-in-late-2013.ashx

12月7日、米国がレバノンに軍艦を引き渡し。29.8milドル。

【トルコ】
12月3日、避難民総数は132,920人。Hatayに12,687人、Gaziantepに23,838人、Kilisに13,746人、Sanliurfaに52,015人、Kahramanrmarasに15,549人、Osmaniyeに7,914人、Adiyamann6,517人、病院に654人、うち病人552人、付き添い102人。
http://www.todayszaman.com/news-300055-afad-number-of-syrian-refugees-in-turkey-reaches-132920.html
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シリア情勢まとめ(治安、内政) 12月8日まで

2012/12/09 01:38
【アレッポ県】
12月4日夜、Pullman Shahbaホテル(アレッポ大学の敷地の北辺から、道路を挟んで向かいにある)付属レストランから外に出たところ、自動車からいちなり乱射。元アレッポ市技術部長、判事、在アレッポ・モロッコ領事の3人が死亡。青年1人が重傷。

12月7日、モロッコ国王が、アレッポ領事殺害事件を非難。

12月4日、アレッポ・ガス火力発電所に通じるアレッポ・ラッカ街道上で戦闘。
12月5日、火力発電所の燃料タンクを、ゲリラが砲撃。1050MW/dの電力が失われ、アレッポの広域で停電。
12月6日。政府が停電理由を説明。ゲリラは、発電所敷地内に入っていない。停電の理由は、武装集団がガス供給を止めたため。

12月6日、朝方は市内の70%で停電。昼過ぎ、空港と周辺に電気が戻る。
12月7日、他県から電力を融通しているが、アレッポへの電力供給が750MWから100MWに減少。停電は1日4時間(注:政府発表では停電時間は短いが、実際にはかなり長い)。発電所修理に1ヶ月要する。(今年も寒いクリスマスを過ごすことになりそう。)

12月6日、旧市街の内側とBab al-Nairab(南東方向の外側)で交戦。

12月7日、市街地の南部戦線、東部戦線の広い地域で、住民が「FSA出て行けデモ」を実施。スローガンは「FSAは盗賊。我々は政府軍を欲する」。FSAはデモ隊に発砲。また女子供を誘拐し、人間の盾にしている。シリア国営テレビ、現地時間21時13分のニュース。(注:それらしき動画は、現時点では上がっていないと思う。)
12月7日、北郊外Maari'マーリアと北東郊外Manbijマンビジュで「FSA出て行けデモ」の情報あり。不足するパンを、解放地区の主であるFSAに要求するデモが発生しているとする情報もある。(注:単なる政権側のプロパガンダかもしれない。)



「城塞アレッポ」(シリア国営テレビ)
Rafeeq Lutfラフィーク・ルトゥフ(ジャーナリスト)によるアレッポ取材。
11月11日放送分。(1時間22分)
http://www.youtube.com/watch?v=-2Y65o7Y1YA
12月3日放送分。(1時間20分)
http://www.youtube.com/watch?v=7isGyRLISec
12月10日放送分(1時間30分)
http://www.youtube.com/watch?v=n2SsTc6AUxY
YouTube検索用URL
http://goo.gl/01LdG

武装集団は、誘拐、拷問、殺人、強盗をしている。外国人が多い。アレッポの個人宅や会社・工場に押し入り、家財道具一式、機材など全て持ち去り、トルコ側で売り、総額何十億ドルというあぶく銭を手にした。政府は小麦を配給しているが、これら盗賊が盗んで、トルコに持って行ってしまう。犯罪集団である。アル・カーイダだ。(・・・という感じで、最初は若干の映像を見せたりしているのだが、その後は、体制派シリア人によくあるパターンで、一方的にまくし立てて終わる。苦笑)

(注:この2週間ほど、SANAの事件報道は、「政府軍はアン・ヌスラ戦線=アル・カーイダと戦っている」という構図で描写している。FSAという単語を見かける頻度は、めっきり減った。何が起きても、悪いのはアル・カーイダみたいな。苦笑)



【他県】
ハサケ県
12月3日、シリア空軍がRa's al-'Ainを空爆。それに合わせ、トルコ空軍機がDiyarbakirからスクランブル発進。

12月5日、武装集団が油田総局を襲撃し、トラック、消防車、掘削機、国境警備隊所有のテクニカルなど重機を盗んだ。国境警備隊と銃撃戦になり、軍も介入し、犯人の多くを殺したが、重機は持ち去られた。

ダマスカス
12月4日、al-Waafideenキャンプの学校に砲弾。教師1人と生徒28人が死亡。

12月6日、al-Mazzah 86で自動車爆弾。1人死亡、25人以上負傷。

12月6日、シリア赤新月社裏で自動車爆弾。犯人が死亡、物損。その他。

ホムス
12月7日、市街地西al-Inshaa'aatで自動車爆発、15人負傷。



反体制派の動き
【国内の解放地区】
12月4日、西郊外で自由革命司法機構を設立
http://www.youtube.com/watch?v=wvRZkB_Eqek

12月5日、北東郊外トルコ国境すぐ手前Jaraablusにて、革命委員会が自治をしている様子。
http://www.youtube.com/watch?v=xe23Z0rt3cg

12月6日、北東郊外Manbij 革命評議会の委員を選挙している風景。
http://www.youtube.com/watch?v=WKZwjAShI2Y

【反体制派海外組】
SNCは12月4日、アレッポのパン不足対策として、13万ドルの拠出を決定。解放区向け。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=3b6798581932674612342b3c1183d497&ar=440909347

サウジ外相が12月4日、記者会見。NCSORF結成は、反体制派を一つの標語の下に統一することに向けた、重要で前向きな一歩と見る。さらなる前進を見ることを希望する。シリア問題を取り扱う国際社会の立場と見解の統一に向け、同様のステップを見ることを希望する。シリア情勢は、不幸なことに悪化しており、シリアの国土と人々を保持するため、政治権力の移行を急ぐことが求められる。(注:記者会見したのは、手術後久しぶり?)
http://www.dailystar.com.lb/News/Middle-East/2012/Dec-04/197170-saudi-fm-says-world-must-unite-views-on-syria.ashx
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/601570/
http://www.dailystar.com.lb/News/Politics/2012/Dec-05/197247-hariri-pledges-support-for-syria-rebels.ashx

NCSORFが12月6日、駐英代表としてWalid Saffourワリード・サッフールを任命。イギリス政府は来週、反体制派ゲリラへの非殺傷製装備を提供するかどうか検討する。
http://www.dailystar.com.lb/News/Middle-East/2012/Dec-06/197488-britain-eyes-arms-embargo-changes-to-help-syria-rebels.ashx

NCSORFは12月8日、組織の構成を定めた綱領を発表。人事の党派別、民族別割り当て数。各ポストの権限など。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=02cd83421e5060b8944800554d507cb3&ar=126461451

12月6日、Riyaad al-As'adの子がトルコで誘拐されたとの情報。
http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=c87c9e8786d74c83da327e1374e23d62&ar=197479944

ゲリラ組織は12月5日、新しい統合司令部の設立を目指し、トルコのアンタルヤで秘密会合を開いている。匿名筋によると、4戦線を作る。構想はだいたいできあがっているが、人事を決めると、出て行くグループが現れるのが悩み。トルコ、湾岸アラブ、西側のアドバイザーが同席している(注:ということで、単にスパイ組織を作っているのであった)。米欧は、イスラム過激派を抑え込み、武器の流れを管理したいと考えているが、Jabhah al-Nusrahはこの会議を欠席しているので、コントロールできない状態に変わりはない。
http://megalodon.jp/2012-1207-0617-00/todayszaman.com/news-300329-syrias-opposition-forces-in-new-effort-to-unite-ranks.html
ゲリラ組織は12月7日、統合司令部30人を選出。その名前。3分の1が同胞団とその同調者。サラフィー、イスラム主義者が多い。アレッポからはタウヒード旅団の'Abd al-Qaadir al-Saalih司令官が選ばれた。Riyaad al-As'adとal-Shaikhは選ばれていない
http://www.dailystar.com.lb/News/Middle-East/2012/Dec-07/197633-syrian-rebels-elect-unified-command.ashx
12月8日。FSA統合司令部が人事を決定。最高軍事評議会は30人で構成され、参謀長はSaleem Idreesサリーム・イドリース。'Abd al-Qaadir al-Saalihが副参謀長。メンバーの3分の2が同様団とその同調者。シリア全体を5つの戦線に分け、それぞれ司令官、軍事顧問、民生顧問を置く。(イドリブのJabal al-Zaawiyahと県北、アレッポの人名。アレッポは司令官'Abd al-Qaadir al-Saalihと軍事顧問'Abd al-Jabbaar al-'Ugaidi)。al-Shaikhは排除され、Riyad al-As'adは象徴的な地位。Jabhah al-Nusrahや他のイスラム系過激派は、最初から招待状を出さず、排除。
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/601985/
http://megalodon.jp/2012-1209-0546-39/www.newsday.com/news/world/syrian-rebels-create-new-unified-military-command-1.4308389



【体制派】
12月4日、キリスト教徒または教会施設の被害をまとめた記事。丁寧にリンクが貼っており、便利。
http://www.aina.org/news/20121204101212.htm

ギリシア正教アンチオキア管区総主教12月4日、脳の発作で入院。
ギリシア正教総主教12月5日、ベイルートの病院で逝去。(総主教座の公告)
http://www.balamandmonastery.org.lb/index.php/news/256-announcement-from-the-greek-orthodox-patriarchate-of-antioch-all-the-east

11月25日、バルザニの仲介で、クルドPYDとKNRが、イラクのアルビルで、第2次協力協定に調印した。
http://www.kurdwatch.org/index.php?aid=2705&z=en&cure=245
調印したものの、PYDが独自の軍事組織の解体に応じない。この協定は、クルドが合同の軍事組織を作ることを唱っており、合同軍を作る前提として、PYDが武装解除することが想定されていた。協定は、始まりから頓挫した。
http://www.kurdwatch.org/index.php?aid=2704&z=en&cure=245
(注:バルザニが横からちょっかいを出してみたが、案の定、すぐ失敗したという話。)



【中央政府】
(1)情報大臣の発言いくつか

11月18日。フランスのNCSORF承認は、同国の関与を再度証明した。そのような行動に出たところで、政治的な価値を追加しない。ドーハ会議は、対話拒否、ジュネーブ合意拒否、アナン・プラン拒否、軍備要求しており、シリアに対する宣戦布告であった。反体制派海外組は、自由で独立した意志を失っている。主権・内政に関して、米仏カタールと話さない。テロ支援を止めるべき。
http://sana.sy/eng/21/2012/11/18/453006.htm

情報大臣は11月25日、SANA幹部と会合。主権侵害をしないという条件で、反体制派を報じてよい。政府と、アル・カーイダ+ムスリム同胞団の戦い。
http://sana.sy/eng/21/2012/11/25/454204.htm
(注:このあと、海外組のうち、軍事侵攻に明確に反対を表明しているハイサム・マンナーアが、政府系メディアに頻繁に登場するようになった。)

11月26日、先にDeirで暗殺された記者の追悼式典にて演説。傭兵は、圧倒的多数の愛国的シリア人を前に、何の存在でもない。西側・アラブが攻撃を激化させる理由は、シリア・モデルがスローガンで倒れなかったから。対決は今、地理的な広さ、使われる武器の種類の観点から、最も複雑で困難な局面にある。NCSORFは、対話を拒絶し、武器支援を呼びかけており、ギャングである。シリア政府、政党、社会勢力は、対話する政治計画を持っている。NCSORFは、全てのシリア人を不信心者とみなすアル・カーイダと、戦略関係を形成している。湾岸の資金、カタールまたはフランスからの支持は拒否する。議論の対象にならない。
http://sana.sy/eng/21/2012/11/26/454364.htm
http://sana.sy/ara/2/2012/11/26/454358.htm

12月4日。シリアに敵対的なメディアが、陰謀の筋書きを用意し、情報を捏造し拡散している。メディアが陰謀の主体になっている。国会での答弁。

12月6日。2013年に新しい衛星テレビとウェブサイトを始める計画。議会予算委員会にて答弁。
http://www.syriandays.com/?page=show_det&select_page=53&id=34026
(情報大臣の発言終わり)

はい、その新しいウェブサイト。ドイツが、http://sana.sy/のパケットをルータで破棄してしまう(注:アノニマスによる攻撃ではない)ので、新しいサーバーを立ち上げた。SANAのミラーサイトで、全てのニュースはこちらで読むことができる。普通は、サイトの内容を問題視して、回線業者がルーターで通信を遮断することはない(だからウィルス感染サーバーやエロ・サイトが氾濫している)ので、ドイツ政府が取っている措置は、発表していない対シリア制裁なのだろう。
http://www.sana-syria.com/

SANAとは経営が別だが、主な英語ニュースのコピーは、こちらでも読むことが可能。
http://www.syriatimes.sy/
(注:衛星テレビは、今年だけでも沢山立ち上げたのだが、ロシアの衛星から回線を借りて、もう一つ局を開設するのだそう。似たような局を沢山作るより、コピー配信したほうが安上がりなのだが、わざわざ新しい局を作る背景には、雇用促進を狙っているのかもしれない。シリア政府は、よほど潤沢な隠し資産を持っているのか、そうでなければ、ロシアか裏で金融支援しているのかもしれない。)

(2)ジハード・マクディシー外務報道官の解任騒ぎ

シリア筋は12月3日、al-Manarに対し、Jihad Maqdisiが解任されたと語った。理由は、政府の公式見解から外れる発言をしたため(注:定かではないが、化学兵器に関する返答でヘマをしたという噂あり)。ロンドン観測所は、彼が国籍を持つロンドンへ向かったと語った。AFPは、家族が住むベイルートへまず脱出し、そこからロンドンへ向かったと報じた。
http://www.almanar.com.lb/adetails.php?fromval=1&cid=21&frid=21&eid=363751
http://megalodon.jp/2012-1204-0500-27/www.almanar.com.lb/adetails.php?fromval=1&cid=21&frid=21&eid=363751
12月4日、消息筋によると、マクディシーは先週レバノンに滞在していたとき、10月1日(木)にシリア大使館を訪問した。彼自身のFacebookを最後に更新したのは10月23日(火)。Russia Todayの取材。記事前半は、ダマスカス周辺の戦闘について。
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/601579/
12月4日、弟が発言。離反ではない。彼(弟)と報道官のFacebookが乗っ取られ、嘘情報が掲載された。
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/601602/
12月4日、イギリスには入国していない。これから米国に向かう、あるいは、既に入国しているという情報がある。
http://megalodon.jp/2012-1206-0738-32/www.guardian.co.uk/world/2012/dec/04/syria-foreign-ministry-us

(3)その他
法務省は12月6日、メディア・教育を通じ、遵法文化を広めることを目的とする委員会を発足させた。教育省、高等教育省、法務省、情報省、ダマスカス大学法学部、法曹界から参加。
http://megalodon.jp/2012-1208-1658-17/www.syriandays.com/?page=show_det&select_page=75&id=34029
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サリンを製造しているのはトルコが支援するシリア反体制派だろ

2012/12/06 15:27
シリアが化学兵器を使用するかも!やけに騒がしいが、こちらの動画を見ると、サリンを作っているのは、米国・トルコに支援された反体制派みたいですよ。
http://www.youtube.com/watch?v=ByrabSxooCs

動画前半では、トルコの大手化学会社Tekkimテッキム製の原料を示し、真ん中から動物実験し、ウサギが苦しみながら死んでいく様子が撮影され、末尾で「見ろ、1分も経たないで死んだ。やったー」と喜んでいる。

英語で丁寧な説明文がある。これは偽旗作戦であると。

シリア側から流れ弾がトルコに飛んでいってしまう、そもそもの理由は、トルコ政府がゲリラをシリア領に送り込んでいるからだ。仕掛けている本人が、被害者を指さして「あいつが悪い」と叫んでいる。

国境ぎりぎりに小さな砲弾が数発落ちただけでは、トルコにパトリオットを配備するに相応しい理由にならないから、サリン、サリンと叫んでいるのだろう。(注:パトリオットは、すぐそこの目視できる距離から発射される砲弾・小型ミサイルを撃ち落とす兵器ではない。)



シリア軍がサリン製造を準備か、米政府「重大な結果を招く」と警告
2012.12.04 Tue posted at 12:00 JST
http://www.cnn.co.jp/world/35025230.html
http://megalodon.jp/2012-1206-1516-56/www.cnn.co.jp/world/35025230.html

シリア軍がサリン製造の準備に着手か
オバマ大統領「重大な結果を招く」と警告 シリア化学兵器使用に対し

(CNN) シリアのアサド政権が反体制派に対してサリンなどの化学兵器を使用する準備を始めたと伝えられたことを受け、オバマ米大統領は首都ワシントンの大学で3日に行った講演でアサド大統領に対し、「化学兵器の使用は一切容認しない。もしもこうした兵器を使用するという悲劇的な過ちを犯せば、重大な結果を招き、(アサド政権が)その責任を負うことになる」と警告した。

米当局者は、シリア軍が猛毒のサリンガス製造に使われる化学物質の合成を始め、反体制派や民間人への攻撃に使用される恐れがあると語った。米国は先週末にかけて、複数の筋からこの情報を入手したという。サリンは砲弾に装てんされて使用される公算が最も大きいとしている。

クリントン米国務長官も同日、「アサド政権が自国民に対して化学兵器を使用したことが確認された場合の対応について、詳細を語るつもりはない」「しかしそのような事態が発生した場合、我々は確実に行動を起こす」と言明した。

カーニー大統領報道官は同日、「政権が通常の手段では反体制派を制圧できなくなり、化学兵器の使用に踏み切る可能性があるとの懸念が強まっている」と語った。

これに対してシリアの国営テレビ局は外務省や軍関係者の話として、どのような事態になったとしても、国民に対して化学兵器を使用することはないと繰り返し強調している。

一方、国連は同日、不要不急の職員全員をシリアから直ちに出国させると発表した。国連の停戦監視団は、8月の時点でシリアから出国している。



シリア、サリン使用準備完了か 大統領承認待ちと米報道
2012/12/06 12:58 【共同通信】
http://megalodon.jp/2012-1206-1556-11/www.47news.jp/CN/201212/CN2012120601001337.html

 【ワシントン共同】米NBCテレビは5日、複数の米政府当局者の話として、シリア軍が猛毒のサリンの原料となる化学物質を爆弾に搭載して使用準備を完了し、アサド大統領の最終承認を待っている状態だと報じた。

 米政府はアサド政権に対し、化学兵器の使用は「一線を越える」(オバマ大統領)と繰り返し警告している。

 NBCは、化学兵器は上空から投下して使用される可能性があるが、戦闘爆撃機にはまだ搭載されていないとしている。米当局者はアサド氏が承認した場合、使用を食い止めるのは難しいとの見方を示した。

 シリア政府は今週に入って、化学兵器の担当部隊に使用準備命令を出したという。



モスクワの多くの専門家は、国連職員のシリア退避は、敵対行為を直ちに始めるとの最終通告であると見ている。パトリオットは射程が100マイル以上あり、シリアに飛行禁止空域を設定することを意図している。シリアが反体制派に化学兵器を使用したとする嘘情報が、開戦の口実にされる可能性がある。12月4日、ロシア軍事雑誌編集者の話。
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/601592/



11月29日。政府軍制圧後のアレッポ市街地北西端al-Lairamounの現場。01:42で、ゲリラの持ち物にガスマスクまで出てきた。化学兵器を使っているのはゲリラ側だろ(笑)。シリア国営テレビのニュース映像。
http://www.youtube.com/watch?v=FhcdAeY5_mI

前の記事の後半にも、同様の記事と写真がある。
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シリア情勢まとめ(経済) 12月2日まで

2012/12/04 04:11
【経済:官】
12月1日、ハマー県における公的な被害補償、現時点における総額296milシリポンのうち、148milについて1月初旬に支払う。(1シリポン=0.94円)
http://megalodon.jp/2012-1202-1601-18/thawra.alwehda.gov.sy/_View_news2.asp?FileName=12616865120121201224815

国内経済省は12月1日、ガソリン公定価格を10%値上げし、1リットル55シリポンにすると発表。この値上げ分で、1ヶ月につき12.5bilシリポンの歳入増が見込め、冬の12〜1月で25bilシリポンの増収となる。周辺諸国への密輸出防止効果も狙う。ガソリン輸出が停止しているため、国内で在庫がだぶついている。
http://megalodon.jp/2012-1202-2157-43/www.alwatan.sy/dindex.php?idn=130474

ダマスカス県は12月2日、被災地域の再開発の手順・ファイナンスについて、3方式を検討中。
http://www.syriandays.com/?page=show_det&select_page=66&id=33981

社会問題労働大臣は12月2日、被災者支援NGOに50万〜100万シリポンの補助金を支給すると発表。12月中に、あと2回追加支給する。
http://www.syriandays.com/?page=show_det&select_page=66&id=33978

電力大臣が12月2日、節電キャンペーン。1軒につき電灯1つを1日5時間消せば、国全体で1日2.5milシリポンの節約ができる。(注:長時間の停電を電灯1つで暮らしている底辺に対し、消せってか?)
http://www.syriandays.com/?page=show_det&select_page=46&id=33985



【経済:民間】
アレッポ県議会は11月26日、特別会を開催。複数の議員が、アレッポ県の各分野の緊急課題に対処するため、専門の閣議を開催するよう要請。県プロジェクトの計画達成率は15%
http://megalodon.jp/2012-1203-2358-56/goo.gl/UF5Kl

アレッポ市内の物価12月1日。パンの値段150シリポン、ガスボンベ4000、ガソリン100〜110。キリスト教徒地区から駅にかけて1日10時間停電。

アレッポ市内の物価12月3日、パンの値段は店により60〜150シリポン(安い所は政府の配給所扱い、高いのは民間。実際には、この倍支払わないと買えない、という苦情も上がっている)。ガスボンベ4000、ガソリン100〜110。3時間おきに停電している。

12月1日、スワイダー県で家畜飼料が不足している。ダマスカスから飼料を輸送するシステムが機能していない。酪農家は家畜を売り、エサを確保しようとするので、エサ代がさらに高騰するし、農家の生産性は低下する。家畜をヨルダンに密輸出する農家もある。
http://megalodon.jp/2012-1202-2207-32/www.alwatan.sy/dindex.php?idn=130473

ダマスカス商工会議所は12月3日、会員に対し、燃料を重油から軽油に切り替えるよう呼びかけ。国内の需給バランス的にはそれでいいが、生産地から消費地へ輸送ができないので、結局燃料不足は解消しない。
http://megalodon.jp/2012-1203-2355-51/goo.gl/huOJ2

11月29日、輸出業者連盟会長の話。繊維産業が受けた打撃は大きい。工場が紛争地帯にあり、労働者がそこに住んでいる。
スペイン、イタリア、フランス、GCC、アルジェリア、エジプト向け輸出は、過去に結んだ契約の履行分で、これは終了した。ここ数ヶ月、新規の契約はない。レバノン、ヨルダン向け輸出は、数量が少ないので、店頭在庫からの発送となり、工場から出荷しない。特に契約を結ばず、日々処理している。

シリア繊維産業は、国内産綿花を、綿花、綿糸としてではなく、繊維製品に加工した上で輸出し、利潤を上げてきた。フリーゾーンにある工場の操業は止まっている。

2011年には、輸出の60%、労働力の65%が繊維産業だった。2012年、輸出に占める繊維の割合は10%程度まで低下。綿花の国内生産が減少し、内需すら賄うことができない
http://megalodon.jp/2012-1203-2356-50/goo.gl/7IJbg



【株価指数】(最安値更新中)
11月21日796.88
11月26日796.08
11月27日794.16
11月28日792(出来高が9万株と、久々の大商い。)
12月3日788.56

【外国為替】
シリポンの対ドル・レート(闇、公定の順)
11月26日83.00、70.89
11月27日84.00、70.89
11月28日86.00、71.28
11月29日86.00、71.28
11月30日(金曜)
12月1日86.00、71.28
12月2日87.50、71.28
12月3日88.00、71.28

(注:金価格から逆算した12月3日の闇ドル・レートは85.6なので、市場がドルをパニック買いしている。)
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シリア情勢まとめ(外交) 12月2日まで

2012/12/04 04:09
国際社会
【国連】
11月30日、ブラヒミが国連安保理に報告。(被害が日に日に拡大しており、おぞましい状態であると、当たり前の描写をしたあと、)戦闘停止には、大きなPKFが必要。(注:シリア政府とNCSORFは、PKO、PKFを迷惑だと捉えている。米国はやりたくて仕方がない。ロシアは検討していると伝えられている。)
http://news.xinhuanet.com/english/world/2012-12/01/c_132011703.htm

【ロシア】
11月29日、トルコにパトリオットが配備されても、ロシアは報復措置を取らない。欧米との関係悪化につながるから。ロシア専門家の話。
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/601141/
12月2日、ロシアがイランにS-300防空システムを売却してはいけないとする法的拘束はないが、地域安定のため売却を控えている。NATOはトルコにパトリオットを配備しようとしている。カタール、サウジ、リビア等がシリアに武器を投入している。ロシアは傍観することはできない。バランスを取ろうとするだろう。ロシア専門家の話。
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/601417/

11月30日、ロシア大統領府長官の話。ロシアは、地域の安定に脅威となる武器を供給していない。ゲリラが使った対空砲は、リビアから流れてきたものかもしれない。シリアの状況は、混乱の様相を呈している。より大きな安保上の脅威を前に、ゴランの平和維持活動はどうなるのか、という疑問がある。
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/601216/

11月30日、ロシアの外交政策担当大統領顧問の話。トルコが押収した貨物の所有権は、ロシアではなくシリアにあり、解決は複雑である。ガザとシリアの紛争は、トップ改題の議題になりそうである。貨物返還問題も、議題に上るかもしれない。(注:トルコ側の報道は、貨物問題は議題にならないとしている。)
http://megalodon.jp/2012-1202-0417-56/todayszaman.com/news-299858-confiscated-cargo-belongs-to-syria-not-russia.html

12月2日、ロシア大統領補佐官の話。シリア問題で積極政策に転換。Putinのトルコ訪問時に議題として取り上げる。
http://japanese.ruvr.ru/2012_12_02/96593146/

シリア外務次官が中南米の反米左派諸国を歴訪したあと、ロシアを訪問
ニカラグア
11月25日、シリア外務次官がニカラグア大統領と謁見。アサド大統領からの親書を手渡す。相手方は、支援を惜しまないと発言。
http://sana.sy/eng/21/2012/11/25/454096.htm
11月26日、シリア外務次官がエクアドル訪問、大統領と謁見。アサド大統領からの親書を手渡す。
http://sana.sy/eng/21/2012/11/26/454262.htm
11月27日、シリア外務次官がベネズエラを訪問、外務次官と会談。
http://sana.sy/ara/3/2012/11/27/454556.htm
12月2日。ベネズエラと合弁でオリーブ油製造工場を設立することで合意。資本金800milシリポン。契約期間は、生産開始から25年間。生産能力は年産14千トン、うち半分を南米に輸出、残りは国内市場。役員は双方から3人ずつ出し、計6人。
http://megalodon.jp/2012-1204-0408-45/goo.gl/UIqow
(注:ほかにキューバなども訪問したとか。)
12月1日、シリア外務次官がロシア訪問。ロシア外務省の声明。Gatilov外務次官は、死者増加、対立激化に懸念表明。アル・カーイダの活動が増加。即時停戦が必要。今後も政府・反政府勢力と調整を続ける。シリア外務次官は帰国後、ロシアとの関係を強化でき、大きな成果があったと語る。
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/601302/
(注:ロシアがシリアを見放しつつあるかのように描写する欧米の記事もあるが、そうではなさそうなのである。)

【EU】
EUは11月28日、対シリア武器禁輸を、12ヶ月延長ではなく3ヶ月延長で合意。その後、防護服などをゲリラに供与する見込み。3ヶ月に区切ったことで、アサド大統領へのメッセージとなる。イギリス外務省報道官の話。
http://megalodon.jp/2012-1129-0616-16/www.reuters.com/article/2012/11/28/syria-crisis-arms-idUSL5E8MSEGW20121128

【米国】
1124 ライス元国務長官がWP紙に寄稿。シリアが崩れるとアラブ世界が崩れ、イランが勝つ。米国大統領選は終わったのだから、行動しなければならない。
http://www.washingtonpost.com/opinions/condoleezza-rice-syria-is-central-to-holding-together-the-middle-east/2012/11/23/200e583e-2ebf-11e2-89d4-040c9330702a_story.html
http://arabic.rt.com/news_all_news/analytics/69154/

米国上院は11月28日、イランとの金取引禁止法案を検討中。直接的にはトルコ・UAEに対する制裁法案で、エネルギー代金の決済ができなくなる。
http://megalodon.jp/2012-1129-0541-49/www.todayszaman.com/news-299567-.html
11月29日、トルコは、イラン産天然ガスから乗り換えることは不可能。世界エネルギー・カウンシル・トルコ国内委員会理事の話。
http://megalodon.jp/2012-1130-0414-51/www.todayszaman.com/news-299697-.html

11月28日付け記事。米国政府は、シリア紛争が転換期に到達したと期待し、さらなる介入をするかどうか検討している。元DIA職員の話。「もしこのまま終結したら、我々は影響力を失ってしまう」。NYT紙。(注:非常に正直な気持ちの吐露(笑))
http://www.nytimes.com/2012/11/29/world/us-is-weighing-stronger-action-in-syrian-conflict.html?pagewanted=1&_r=0&ref=world

11月30日、Robert Fordシリア大使の話。米国政府は、近くNCSORF承認する準備をしている。武器支援は当面しない。解放区における緊急で短期的な必要性を扱う小さな委員会を設置するよう、反体制派に指示している。そのような活動が、将来の暫定政府の核になる
http://megalodon.jp/2012-1201-0525-28/todayszaman.com/news-299737-us-close-to-shift-on-syrian-opposition.html

クリントン国務長官が11月30日、反体制派をさらに支援すると発言。反体制派承認準備の報道を否定。武器支援も否定。
http://thecable.foreignpolicy.com/posts/2012/11/29/clinton_we_will_do_more_to_help_the_syrian_opposition

05 US12月1日、上院が、国防省がロシアRosobonexport社から調達することを禁ずる法案を可決。同社のシリア向け武器輸出が、その理由。米国は、アフガンで使用するヘリコプターの一部を、ロシア社から調達している。同法案が効力を発するには、下院の可決と大統領の署名が必要。
http://rt.com/news/us-ban-russian-arms-039/

12月2日付け記事。DIAが、増員する計画。またDefense Clandestine Service (DSC)を新設。
http://www.washingtonpost.com/world/national-security/dia-to-send-hundreds-more-spies-overseas/2012/12/01/97463e4e-399b-11e2-b01f-5f55b193f58f_story.html

【日本】
11月30日、日本が議長を務める「シリアの友人会議」に、カザフ、コソボ、インドネシア、バングラデシュが初めて参加。参加国数は60ヶ国以上。
http://megalodon.jp/2012-1130-2221-43/www.skynews.com.au/world/article.aspx?id=821907
11月30日、「シリアの友人会議」最終声明。
http://megalodon.jp/2012-1130-2223-11/www.panorientnews.com/en/news.php?k=1934

(注:長い声明文で、第1〜8項は、シリアが人権弾圧をしていてけしからん、みたいな話がだらだら。制裁は第9項以降。日々の米欧の新聞で使われている表現よりも、言葉選びが慎重で、新聞の表現そのままでは、参加国がとても受け入れられないことが示されている。露骨な内政干渉・侵略に対して、不快に思っている国は、非常に多いのだろう。EUの制裁措置は非常に包括的なのに、友人会議の制裁は、最低限(第10項)、政府高官の資産凍結、シリア中銀(CBS)、シリア商業銀行(CBS)、シリア国際イスラム銀行(SIIB)の資産凍結のみ。その他の制裁措置は、各国ごとの努力目標みたいな扱い。)

横断幕に堂々と「反政府勢力支援」と書いてある。はい、国際法違反。
外国が、日本の反政府勢力を支援しても、これでは文句が言えない。
せめて「民主化勢力支援」とか「平和構築」にしてもらいたいのだが。
国際会議なのに、英語でなく日本語で書いてある。外務省は大丈夫?
画像



【避難民】
UNHCR報道官11月30日の話。登録避難民の総数465千人、うちヨルダン138千人、レバノン133千人、トルコ123.7千人、イラク60.3千人、北アフリカ9.7千人。非登録者の総数は数十万人で、うちエジプト150千人、ヨルダン100千人、トルコ60 - 70千人、レバノンに数万人。シリア赤新月からの数字として、ホムスに避難民250千人。シリア全体でホームレス250万人。
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/601221/
(続き)ホムス市と周辺で、暖房のない場所に収容されている避難民が25万人いる。
http://www.dailystar.com.lb/News/Middle-East/2012/Nov-30/196690-un-teams-find-desperate-conditions-in-syrias-homs.ashx



周辺諸国
【パレスチナ】
11月30日、ガザ停戦後の、地域の政治連携関係に関するRussia Todayの分析。イラン・シリア・ヒズボラによるミサイル供与が、今回の早期停戦に寄与した点は、アサドを健全に描写しかねないので、シリア反体制派の間でタブーになっている。

パレスチナ人は、6年間封鎖された中で、ミサイルの性能を向上させ、テルアビブを脅かした。イスラエルに与えた衝撃に、カタール・サウジ・同胞団側は当惑している。湾岸アラブ・同胞団はガザを支援せず、むしろ封鎖する側に回っているからだ。

対立の構図は、米国陣営が言うようなスンニー対シーアではなく、政治的スタンスの対立である。スンニー派のパレスチナ人、キリスト教徒の最大政治ブロック、シーア派のヒズボラで構成されているレバノンの抵抗勢力が、その良い例である。

ハマースはシリアと対立しつつも、未だに抵抗ブロックの一員。NATOに加盟しつつ対立しているギリシア・トルコ関係のようなものだ。
http://rt.com/news/gaza-israel-syria-hamas-892/

12月1日付け。ミサイルと停戦成立の意義について、パレスチナ人の評論。(注:似たような内容)
http://www.atimes.com/atimes/Middle_East/NL01Ak01.html

【イラン】
ラリジャニが、シリア・レバノン・トルコ歴訪
11月23日、Larijaniがシリア訪問。
http://sana.sy/eng/21/2012/11/24/453878.htm
1124 Larijaniがレバノン訪問。ヒズボラ・ナスラッラー師と会談。
http://sana.sy/ara/3/2012/11/24/454012.htm
1124 Larijaniがトルコ訪問、首相と会談。
http://www.todayszaman.com/news-299187-.html
11月25日、Larijaniがトルコから帰国。トルコへのパトリオット配備は、地域に悪い結果をもたらし、問題を悪化させる。
http://sana.sy/eng/22/2012/11/25/454131.htm

11月26日、駐シリアのイラン大使補佐が。シリア農業大臣と会談。農業協力について協議。シリアの輸出希望は、柑橘類、オリーブ油、トマト・ペースト、レンズ豆、クミン。イランの輸入希望は、Awasi種の羊肉。シリアの輸入希望は、じゃがいも、肥料、冷凍鶏肉、大麦。大臣は、獣医学分野の協力拡大、特に口蹄疫ワクチン国産化のための技術供与を希望。
http://www.syriandays.com/?page=show_det&select_page=57&id=33936
11月29日、IranAirが、シリア便の本数を12月から倍増させる。乗客数が増えているのと、支援物資の運送に使う。
http://megalodon.jp/2012-1203-2132-41/goo.gl/JZEpq
(注:イランがシリアを見放しつつあると描写する米欧の記事が散見されるが、全く逆なのである。)

12月2日、イランがイラク上空経由でシリアに兵器供給。NYT記事の転載。
http://www.dailystar.com.lb/News/Middle-East/2012/Dec-02/196891-iraq-major-weapons-route-to-syria-report.ashx
12月1日、イラク首相の発言。イラクは、シリア行きのイラン航空機全てを検査することはできない。
http://www.dailystar.com.lb/News/Middle-East/2012/Dec-01/196881-iraq-says-it-cant-search-all-syria-bound-planes.ashx

【ヨルダン】
11月30日付け記事。ヨルダンは、従来の中立政策からシフトした。「南のトルコ」として振る舞うことが求められている。北部国境地帯が軍事地帯に宣言され、行動が規制されたため、当局と密輸団との間でいざこざが発生している。政府もFSAと会合を持ち、ヨルダンからの武器密輸について協議した。イスラエルはヨルダンに対し、西岸のヨルダン返還を提案してきた。ヨルダン南部の代表が国王と昼食会を開いたときの内容として、レバノンのヒズボラ系al-Manar TVが報道。
http://megalodon.jp/2012-1202-2137-52/www.almanar.com.lb/adetails.php?fromval=1&cid=51&frid=51&eid=361016

【レバノン】
11月26日、国営石油開発会社Petroleb CEOの話。ノルウェー方式で、複数の外国社にコンソーシアムを組ませる。石油収入は基金に貯める。初期投資は数億ドル単位。商業規模の発見があれば、すぐに投資額は数十億ドル単位に増える。イスラエルとの経済的排他水域EEZ交渉は、国連でまもなく決着する。
http://www.dailystar.com.lb/Business/International/2012/Nov-27/196215-lebanons-gas-wealth-likely-exceeds-israels---interview.ashx

11月28日、Daily Starが西側高官の話として紹介。アラブ諸国は武器支援を継続。西側諸国はNCSORFを承認。米欧は、反体制派の間で過激派が増長しない確約を待っている。重火器供与はその後。国連でNCSORFを承認すれば、政府は隅に追いやられる。アサドと家族が亡命する余地はなく、アラウィー派の安全を保証することもできない。レバノンの安定には、シリアへの全てのレバノンの介入停止と、暴力実行者を司直に委ねるシステム(ハリーリー暗殺犯捜査のような)が必要。レバノン内務省によると、地域情勢を受け、総選挙は最低でも1年延期
http://www.dailystar.com.lb/News/Politics/2012/Nov-28/196358-window-for-assads-safe-exit-closing.ashx

11月28日、レバノン軍団党(LF)の議員が最近ガザを訪問し、ハマースの歓迎を受けた。ほかに同行したのはFuture議員とビカーア(ベカー)県選出議員。ハマース指導者は、ジャアジャアによろしくと伝言依頼。(注:ハマースは、サブラ・シャティーラ虐殺事件の犯人を、ようこそと歓迎するんですねぇ。)
http://www.dailystar.com.lb/News/Local-News/2012/Nov-29/196482-lfs-zahra-received-great-gaza-welcoming.ashx

11月30日、主に南部で栽培されている柑橘類が、シリア経由の輸出が止まっているため、国内市場で価格が半値に暴落。
http://www.dailystar.com.lb/Culture/Lifestyle/2012/Nov-30/196597-despite-soured-market-citrus-remains-a-staple.ashx

12月1日、al-Hariri元首相とFuture所属のSaqr議員が、レバノン・トルコに張り巡らせたネットワークを使い、ゲリラに武器供給をしている。訓練もする。Lutfallah 2事件にも関与。al-Akhbar紙が会話の録音を入手して報道。(原文に音声ファイルあり。)
http://english.al-akhbar.com/content/hariri-and-sakr-caught-red-handed
http://megalodon.jp/2012-1204-0012-14/english.al-akhbar.com/content/hariri-and-sakr-caught-red-handed

12月1日、レバノン外相の演説。シリアに関するいかなるアラブ・トルコ協調行動も、相互理解、主権尊重の原則に基づかなければならない。トルコ経済フォーラムでの演説。
http://megalodon.jp/2012-1202-2203-45/www.alwatan.sy/dindex.php?idn=130505

【リビア】(シリアと無関係)
11月29日、NATOの対リビア戦争の背景。リビアの天然ガス開発で、フランスTotal社が独占契約を結んだが、カタールが話を聞きつけ、フランスと交渉して一部参加することにした。カダフィーが怒り、契約停止。

カタールが、「カダフィーとは話し合いできないから、体制を転覆しよう」とフランスに持ちかけ、フランスが話に乗った。安保理決議から戦争まで手際よく進んだのは周知の通り。

それで、フランスはリビア暫定評議会をいち早く承認し、評議会はフランスに、リビアの石油生産の35%のシェアを認める契約を結んだ。カダフィー時代よりシェアが増えた。カタールは3%の権利を獲得した。フランスのテレビで明らかにされた。

【カタール】
11月29日、アラブの春を讃えつつ、「カタール首長はプレーステーションで遊んでいる」と揶揄した詩人が、カタールで終身刑を言い渡される。対外活動と国内のあまりの落差に、国際的な非難が高まっている。
http://www.dailystar.com.lb/News/Middle-East/2012/Nov-29/196563-lawyer-qatari-poet-gets-life-for-insulting-emir.ashx

【サウジ】
11月24日、ムフティーがファトワ。「デモは非イスラム的で、良くない行動である」。
http://sana.sy/ara/3/2012/11/24/454077.htm

11月28日、サウジ国王がウィーンに開設した、宗教間対話を促進するセンター長に、イスラエルの保守派ラビを任命。
http://megalodon.jp/2012-1129-0649-49/www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4312561,00.html

【トルコ】
11月28日、シリアAddounia TVが、イスカンダルーン(現ハタイ県)を「占領地」として番組で取り上げた。シリア側では、この話題を長いこと取り上げないことになっていたので、かなり久しぶり。
http://www.youtube.com/watch?v=TCW_WaNit20&feature=plcp

11月28日。トルコ政府は、これまで避難民対策に280milドル支出した。
http://news.xinhuanet.com/english/world/2012-11/26/c_132000457.htm

11月28日付け。パトリオット配備は、イスラエルを保護し、北イラクに対しても抑止となる。ロシア・イランとの関係は緊張する。トルコ外交の立ち位置を、明確に米国の下に位置づける、戦略的に重要な転換で、政府はこのたび決定したが、政府部内で十分な議論をしたように見えない。トルコの交渉相手は米国側の誰なのか、それともNATO経由の対米関係なのか不明である。トルコ外交を形成するのに、ヨーロッパの大国を見ることも必要である。コラムニスト。
http://megalodon.jp/2012-1129-0542-16/todayszaman.com/columnistDetail_getNewsById.action?newsId=299505

11月28日、対シリア国境の地雷除去。政府は計画通りと言うが、請負会社は数年遅れそうと言う。除去後は、電子的なフェンスに切り替えるが、設置に数年要する。
http://www.dailystar.com.lb/News/Middle-East/2012/Nov-28/196397-syrian-war-clouds-turkish-plan-to-clear-land-mines.ashx

11月29日、トルコ首相の話。ロシアが鍵を握っている。ロシアの姿勢が非常に重要である。米国については、1月に新しい閣僚が発表されたあと、状況は変わるかも知れない。シリア反体制派は、何とか武器を入手しているようだ。戦いを続けることができる。アサドは地上で力がなく、空爆に頼っている。安保理決議なしで飛行禁止空域を設定しない。
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/601089/
11月29日、トルコ大統領の話。シリアから脅威が来ると思っていない。パトリオット配備は、純粋に防衛的性格である。
http://arabic.rt.com/news_all_news/news/601194/
11月30日、NATOの陸軍総司令部がイズミールで稼働開始。財政難によるリストラで、2ヶ所が1ヶ所に統合され、新しい場所に建設された。
http://megalodon.jp/2012-1201-0525-17/www.todayszaman.com/news-299808-new-nato-land-forces-command-activated-in-izmir.html
11月30日、ロシア大統領のトルコ訪問を前に、トルコ政府筋の話。ロシアのような大国を相手に、買収することはできない。Win-win関係を作らなければならない(と言いつつ、ロシアに譲歩を迫る書きぶりに仕上がっている)。ロシア国営InterRao社は、米国AEIの子会社AEI Energyの買収を狙っている。AEIは、イスタンブールに出力478MWの発電所を持っている。
http://www.dailystar.com.lb/News/Middle-East/2012/Nov-30/196683-turkey-to-press-putin-on-negotiating-end-to-assads-rule.ashx
12月2日、NATOパトリオットは、ドイツとオランダが提供する予定。
http://megalodon.jp/2012-1203-0444-36/www.todayszaman.com/news-299986-report-patriots-to-be-provided-to-turkey-by-germany-holland.html

トルコ政府は11月30日、合法的に入国し、キャンプの外で生活しているシリア人に対し、1年間の居住ビザ発給を決めた。労働許可は別の手続き。避難民数17万人のうち11万がキャンプ居住。経費5億ドル。
http://megalodon.jp/2012-1201-0525-20/www.todayszaman.com/news-299812-turkey-offers-syrians-fleeing-war-1-year-residence-permit.html

12月2日、オザル暗殺容疑者として、大統領府職員2人が浮上。
http://megalodon.jp/2012-1203-0444-33/www.todayszaman.com/news-299988-two-presidential-employees-suspected-in-ozals-death.html
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シリア:反体制派海外組NCSORF議長は反ユダヤの過激派

2012/12/03 09:08
西側メディアで穏健派として紹介されたNCSORF(ドーハ会議)議長Shaikh Ahmad Mu'aadh al-Khateebシャイフ・アフマド・ムアーッズ・アル・ハティーブの本性は、過激派である。

大学で国際関係論と地球物理学を学んだ。Royal Dutch/Shellを始めとする外資との合弁al-Furatアル・フラート石油会社(FOC)に1985年から91年まで勤務した。Royal Dutch/Shellとの契約はその後も続いた。

1992年に、ダマスカスのウマイヤド・モスクの栄誉ある説教師の職務を父から引き継いだ。彼は、ユダヤや異教徒に対する憎悪を掻き立てる演説を繰り返したため、直ちに解任され、シリア全土で説教を禁止された。当時、シリアは米国の第1次イラク戦争に協力していた。アル・ハティーブは、連携していたビン・ラーディンと同じ宗教的動機に基づき、アラブの領土に米軍が存在することに反対した。(注:シリアでは、宗派対立・民族対立を煽る言動は、法律で禁止されている。)

その後、アル・ハティーブは、ダマスカスにあるオランダ研究所で、宗教を教えた。オランダ、イギリス、米国などに何度も旅行をし、最終的にカタールに落ち着いた。2003〜04年にシリアが石油の開発利権を外資に開放したとき、彼はShellのロビイストとして入国した。

2012年初頭、彼は再び帰国し、ダマスカス北東郊外のドゥーマーで反政府活動に従事して逮捕された。恩赦を適用され、7月に出国し、カイロに住んだ。

彼はスーフィーの家系であるが、ムスリム同胞団の一員である。同胞団がよく使う手法で、多宗派共存の社会を説いたと思えば、シャリーア復活に言及したりする。彼は著作の中で、ユダヤ人を「神の敵」と、シーア派を死刑判決と同じ意味を持つ「拒絶主義の異端」と表現している。彼を抜擢し、ドーハ会議をまとめたのは、米国のシリア大使Robert Ford。
http://www.voltairenet.org/article176707.html
同じ内容を説明している報道番組。
http://www.youtube.com/watch?v=OwmZ6g_Um8s
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シリア:ダマスカス戦は政府軍の圧勝、アレッポでも成果あり

2012/12/03 08:19
【ダマスカス戦の詳細】(11月29日〜12月1日)
11月29日、シリアとのインターネットが不通に(アレッポでは現地時間14時以降)。電話など他の通信手段も切断。米欧の報道は、シリア政府が切断したと報道。シリア情報相は、武装集団が通信施設を破壊したと発表。

ダマスカス国際空港は短時間閉鎖されただけで、通常運航した。

敵の目標は、国際空港、al-Mazzah、al-Sayyidah Zainabの両軍用空港。サイイダ・ザイナブには軍用ヘリの大きな格納庫がある。

敵の作戦司令部は3ヶ所、トルコ、レバノンのレバノン山(Jabal Lubnan)県Faqraa町、ヨルダン・シリア国境。

各県からゲリラ4〜5千人が集められた。政府軍は、ゲリラを効果的に攻撃し、大打撃を与えた。速報では、ゲリラ側死者2千人以上。また、多くが投降。ダマスカス郊外の町Hujairah Bait Saham, al-Ghusoulah, Harasta, Duma, al-Shaifouniyyahでも軍が勝った。

アル・マッザ軍用空港近くのDarayyaaでは、まだ戦闘が続いているが、数日中に終わる見込み。東郊外は浄化し完全制圧した。

西郊外、その他の郊外も集中攻撃し、敵の体制転覆の夢を粉砕した。ゲリラの戦略的敗北の影響は、NCSORF(ドーハ会議)が亡命政府発表を遅らせるという形で、早速表面化した。
http://www.dampress.net/?page=show_det&category_id=6&id=24079&lang=ar

(政府系の人たちは、ゲリラが通信施設を破壊したという公式発表をオウム返しするが、そのような中、あるバアス党員は、次のように返答。)
全ての通信が止まったことで、ゲリラが使っている軍事衛星経由の無線通信が浮かび上がり、政府軍の作戦を容易にした。(注:暗に、通信を切断したのはシリア政府と認めているような気がする。)

12月1日、al-ManarとSama TVはダマスカス空港内から中継しているのに、外国報道は空港閉鎖と報じていた。「各地でゲリラが大躍進」との報道多し。しかし実際は・・・(笑)。

12月1日、RTV(国営テレビ), Addounia TV, Sham FMのネット放送は、現地時間17時過ぎに日本でも受信可能になった。外電各社は、同23時過ぎにインターネット復旧のニュースを流した。SANAサイトはその後もずっと不通だが、これは、政府系サイトへの攻撃を発表したハッカー集団アノニマスの仕業かもしれない。あともう一つ↓。

12月1日、米社が、SANAのサーバー・ホスティング契約を破棄。
http://megalodon.jp/2012-1202-1557-10/thawra.alwehda.gov.sy/_View_news2.asp?FileName=12617942520121202002928
(注:ウェブ・サーバーはシリア国内にあると思う。DNSサーバーの一部を米国に置いているが、在米DNSサーバーを閉鎖しただけでは、アクセスを遮断することはできない。我が家からは東京→米国→イギリス ドイツまで通じるが、その先のイギリス→ ドイツ→シリアが止まっている。イギリス ドイツが嫌がらせしている。)



【アレッポ県】
11月22日
北の嵐旅団が、県北の石油掘削機をトレーラーに載せ、Bab al-Salaamah検問所からトルコ→カタールへ盗み出しているとする映像。Sham FMがアップした動画。
http://www.youtube.com/watch?v=EEVQPqdrDME

11月24日
Shaikh Najjaarフリー・ゾーンが再開し始めた(注:本当か?)。道路も安全。

11月25日
市街地北西端al-Lairamounロータリーを軍が制圧。Sama TVのニュース映像。00:50から。
http://www.youtube.com/watch?v=rifKX5peKaU&feature=plcp

11月27日
al-Lairamounの主たる部分を軍が占領。北東Jandoul、al-Kindi病院まで確保。西は郊外Khan al-'AsalからKafarnaahaaまで押さえ、Daarah al-'Izzah手前まで。アレッポの北方向と西方向で、市内と郊外を分断した。ゲリラの補給路が寸断されたことになる。ゲリラは撤退を余儀なくされた。

武装集団は、地方の村や小さな軍施設で成果を発表しているが、そのような行動に出たところで、軍優位の力関係に何の影響もないのである。FSAは、市内ではかつての影響力を失い、外国人から成るJabhah al-Nusrahの発言権が増した。
http://megalodon.jp/2012-1128-1343-27/www.alwatan.sy/dindex.php?idn=130400

市内東部al-'Arqoub。政府軍による完全制圧が発表されて2ヶ月以上経過し、ようやくこの工業地区への立ち入りが許可された。入ることができたのは、身分証明書と工場の登記を軍に提示できる人のみで、自由通行が認められたわけではない。全部壊れているのに、「全部大丈夫です。何の問題もありません。軍のおかげです」と答えている経営者たちが、痛々しく感じられる。シリア国営テレビのニュース映像。
http://www.youtube.com/watch?v=vo8wLUwremc

11月27日。空軍ヘリが歩兵学校に投下した食糧が、間違ってゲリラ側に落ちた。パンと、パック入りホンムス。
http://www.youtube.com/watch?v=Prr9bbqL5fw

11月28日
Daarah 'Izzah ゲリラが対空砲で撃墜したMiGのパイロット。負傷し、ほとんど死んでいる。
http://www.youtube.com/watch?v=8t_WM_iucpo
撃墜されたMiGの残骸。
http://www.youtube.com/watch?v=1dEmo95wy34

市内の野戦病院で働く、イギリス国籍のインド系医師を、空軍情報部が逮捕。(注:イドリブ県サラーキブで働いていたが、アレッポに向かう途中で逮捕、という話もある。)

11月29日
国防大臣が、アレッポ治安委員会議長を解任し、共和国警護隊の准将Brig. Muhammad Khudourを任命。アレッポ戦で大きな成果を収めた功績を評価して抜擢。アレッポに危機管理司令部を発足させた。複数の著名な軍高官が任命され、アレッポ平定を命じられた。共和国警護隊から追加部隊が到着。最初の攻略対象はBustan Pasha。今後、昼夜を問わず拡大軍事行動を実施するが、市民は恐がらないように。
(注:要するに、アレッポを共和国警護隊の直轄とした。)

政府軍制圧後のal-Lairamounの現場。01:42で、ゲリラの持ち物にガスマスクまで出てきた。化学兵器を使っているのはゲリラ側だろ(笑)。シリア国営テレビのニュース映像。
http://www.youtube.com/watch?v=FhcdAeY5_mI

11月30日
政府軍の攻撃が激しいため、アレッポのFSA部隊の多くが、トルコ領内に引き上げた、とのアラブ報道あり。

11月31日
Manbij(北東郊外)Tishreenダム周辺を空爆しゲリラ多数を殺した映像。空爆でやられた死体があちこちに散らばっている。ゲリラ側が撮影。政府軍はちゃんと仕事をしている。
http://www.youtube.com/watch?v=yVMmw-6MkQw

12月1日
トルコ国境近くのFSA司令部を空爆

空軍と共和国防衛隊がKafr Hamra, Hareetaan, Hayyaan(いずれも北西郊外)を攻略中。

歩兵学校は大丈夫。TishreenダムからFSAは撤退したが、(非常用の小型?あるいは予備の大型タービン?)発電機を盗んだ。

12月2日
早朝の報告。過去72時間で、市街地北西端Bani Zaid、北端Bustan Pasha、東端Tareeq al-Babにおいて、ゲリラの弾薬庫、集結地33ヶ所以上を攻撃。

四角い旧市街の東al-Miyassarアル・ミヤッサル地区で、反FSAデモ。スローガン「盗賊が革命家になった」(al-Shabbeehah saarou thouwaarアッシャッビーハ・サールー・スーワール)。
http://www.youtube.com/watch?v=Z2GL5-6bpAM

共和国警護隊が頑張っているので、2013年1月半ばまでに静かな生活を取り戻すことができそうだ、という楽観的な見通しまで流されている。

(注:通信が遮断されていた間のダマスカスとアレッポにおける情勢は、米欧の新聞報道とかなり異なる(真逆な)のであった。)



【全体的な情勢認識】(バアス党筋)
これまで反体制派が押さえていたダルアー県のダルアー市­、Busraa al-Hareerブスラル・ハリール(ダルアーから北東へ31.4km、スワイダーから西北西へ25.3km)、Daa'ilダーイル(ダルアーから北へ14.7km、やや東寄り)まで、今では面積の80〜90%は政府軍が押さえている。(注:随分ヨルダン側に追い出した成果。)

(注:デール市では、このところゲリラ勢力の伸長が伝えられていたが、12月2日付け国営テレビが、正常化した市民生活と学校の様子を報じたので、騒ぎは概ね収まったと思われる。)

ハマー県、タルトゥース県、ラタキア県は政府軍が押さえている。ホムス県も基本的には政府軍が押さえている。国土の東西南北の主要地域かつ大部分は、政府が掌握している。

政府軍が押さえていない地区は、
ホムス県郊外のal-Qusair、al-Rastan、市内北部al-Khalidiyyah。
ラタキア県北の対トルコ国境から10km。
イドリブ県北の国境から10km。
アレッポ県北の国境から5km。
ダマスカス郊外県、アレッポ市内の4分の1と郊外、イドリブ県郊外、デール県が不安定。

ハサケ県については、アラブ部族とクルド部族の間で、シリア政府の保護を受けるという合意がある。

シリア・イラク・イランの連邦が、クルド人に国家を与え、トルコのクルド人にも同様の支援をするかもしれない。



【イドリブ県】
12月2日。国境検問所があるBab al-Hawaaバーブル・ハワー近くで、政府軍とゲリラが交戦。砲弾がトルコ側Reyhanliレイハンルに着弾。
http://www.dailystar.com.lb/News/Middle-East/2012/Dec-02/196897-syrian-shells-land-in-turkey-border-town-report.ashx

【ハサケ県】
11月8日
Ra's al-'Ain避難民からの手紙をFIDES通信が紹介。
夜2時に爆音、銃声、トルコ空軍ヘリでたたき起こされた。物も持たず、パジャマのままで家から追い出された。FSAは逮捕者リストを持っており、その中にはキリスト教徒指導者の名前があった。スンニー派の隣人が懇願しなかったら、私たちは殺されていた。被害者はキリスト教徒に限定されないが、直ちに自宅から追い出されたのはキリスト教徒だった。アラウィー派の教師は、アラウィー派ということで市民の目の前で殺された。7万人以上が、主にハサケ市に避難した。
http://www.fides.org/aree/news/newsdet.php?idnews=32775&lan=eng

11月23日
金曜日デモのとき、al-AntariyyahでYekitiが非武装ながら、軍事パレードのようなことをした。
http://www.kurdwatch.org/index.php?aid=2701&z=en&cure=245
11月30日
'Aamoudaで11月初め、YekitiがTahseen Mamo旅団を結成した。
http://www.kurdwatch.org/index.php?aid=2703&z=en&cure=245

11月28日
ハサケ市内でクルド系が「バルザーニーの子孫旅団」を結成。
http://www.youtube.com/watch?v=Aey0G47lJyY
(注:イラクのバルザーニーが、トルコにそそのかされ、ちょっかいを出してきた。)

12月1日
ハサケ県では、PYDが、政府軍と協力しながら、油田地帯をしっかり守っている。他のクルド勢力には、そのような力はない。
http://megalodon.jp/2012-1202-0537-55/www.rudaw.net/english/kurds/5491.html

【デールッズール県】
11月30日
政府軍が、al-Mayaadeen近くのウマル油田から撤退。4日にal-Ward油田を、27日にはConoco社が操業するガス田をゲリラ側が制圧。ロンドン人権団体が発表。
http://www.dailystar.com.lb/News/Middle-East/2012/Nov-30/196704-rebels-take-another-oil-field-syria-activist.ashx

(12月4日23時50分追記
こちらの情報によると、「撤退していた軍が戦車、装甲車を増援し、同油田に再展開した、と発表した。 反体制武装勢力は、同油田から「数キロ」の距離に展開しているが、「地雷を恐れて」進軍できなかった」とのこと。

どの国でも、油田・ガス田は軍事施設扱いで、ゲリラに攻められたくらいで簡単に陥落しないはずなので、油田占領のニュースが立て続けに流されているのはおかしいとずっと思っていた。こういう話であれば、納得できる。
(追記終了)

【ダルアー県】
11月29日
FSAが、対ヨルダン国境の第41検問所を占領。00:57から。
http://www.youtube.com/watch?v=-O9SPUyiBlM&feature=plcp



【番外編】
国営テレビは11月26日13時40分、内務省の採用広告を兼ねた、職場紹介の映像を10分間流した。こんな職場があり、先輩はこんな仕事をしています、みたいな内容。民間経済が壊滅状態なので、客観的に見ても、若者は公務員を目指すしかない。

11月30日。国連総会でパレスチナをオブザーバー国に格上げすることが決まったニュースを伝えたあと、イスラエルに数々の抵抗を続けてきた歴史を振り返る映像を数分流したが、その末尾がPFLP-GCで締めくくられていた。00:32:00から。最近PFLP-GCの出番が多い。
http://www.youtube.com/watch?v=6JJty0H_VJU&feature=plcp
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